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2018年7月16日 (月)

上原浩治を“勝利の方程式”に入れて大丈夫なのか!?

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短いオールスター期間が終わり、
16日から公式戦が再開。前半戦を2位とはいうものの4041敗1引き分けと負け越しで終えたジャイアンツ。しかし前半戦の終盤にはテイラー・ヤングマン、クリストファー・メルセデスといったこれまでファームで投げていた外国人投手の台頭などもあって四連勝で締めくくった。その一方でクローザーを務めたアレキサンダー・カミネロが登録抹消。7月に入って四試合に登板して内三試合に失点した澤村拓一が前半戦最終戦に当たる11日にベンチ入りを外れる事態と、不安要素が大きい。


カミネロの穴はスコット・マシソンをクローザーに据えることで格好が付きそうだが、そのマシソンがクローザーに専念するために“勝利の方程式”に高橋由伸監督は上原浩治を組み入れるという。敗戦処理。は上原が気になる。上原を“勝利の方程式”に入れて大丈夫なのか!?


上原は公式戦再開となった16日の対タイガース戦で2対1とリードした七回裏に登板して1イニングを三者凡退に抑えたが、まだ手放しでは喜べない?



敗戦処理。が上原浩治をあまり信頼していないことは過去のエントリー
58日付上原浩治をジャイアンツで“監督付き特別補佐”にしてはどうか?や、411日付上原浩治「便利屋でやります。どこでもやります」 を参照されたい。


ジャイアンツとしては6ゲーム差も離されているとはいえ、まだ首位カープから首位の座を奪うことを諦めていないだろうし、それが叶わぬとしても一つでも上の順位でシーズンを終えたいと考えるだろう。そのためには今日から始まる61試合を前半戦以上にハイペースで勝つようにしなければならないだろうし、そのためには“勝利の方程式”にも前半戦以上のフル回転が求められる。


そうなった場合に、そのフル回転に43歳の上原浩治がついて行けるかという疑問が敗戦処理。にはある。


その最大の根拠は433か月になる上原に、連投が出来るのかという点。
(“連投”の定義を二試合連続登板では無く、二日間連続登板とします。以下同じ。)


上原は前半戦最後の九連戦の最中の78日の対カープ戦と翌9日の対スワローズ戦に約一ヶ月ぶりに二連投したが、二連投目のスワローズ戦で8試合ぶりに失点した。何日か間隔を空ければ1イニングを無失点に抑えられる能力があるが、二日続けて登板すると二日目には球威が落ちるということではないか?


オールスターの前までの82試合の内、23試合に登板したが、最長でも二連投でその二連投も上述の78日、9日の他に67日、8日と開幕直後の331日、41日の三回しか無い。上原に「二軍に落とした方が…」と書いた時期よりは上原の調子が上がっていると敗戦処理。も期待しているが、年齢的なこともあり、澤村拓一スコット・マシソンのように連投や、必要に応じてイニングまたぎという訳にいかないのでは無いか。因みに今季の上原はイニングまたぎをしていない。また、登板は全てイニングの頭からでイニングの途中での降板も無い。


昨今のリリーフ投手の登板過多を避ける考え方からすれば、三連投や四連投以上、さらにはイニングまたぎを避けるというのは理想ではあるが、現実が追いつかないこともある。ジャイアンツはオールスター前の最後を四連勝で締めくくったが、その四日間、全ての試合で最終回のマウンドにマシソンが上がっている。マシソンがオールスターゲームのメンバーに選ばれておらず、翌日からゆっくり休めるから無理をさせたとも考えられるが、クローザーに四連投など本来は避けるべきだろう。

オールスター期間に休むといえば、本来最も必要としていたのは上原かもしれない。四日間しか無いとはいえ、試合が無く調整に専念出来る。休養に充てることも出来る貴重な四日間だ。


上原はセ・リーグの中継ぎ投手部門にファン投票で選出された。第二戦で登板してオールスターゲームにおける最年長登板記録を塗り替えたが、多くの投票を得たのは“オールスターゲームで上原を見たい”と、せっせと投票したファンが多かったからだが、ジャイアンツが中継ぎ投手として上原をノミネートしたことも大きく寄与したのでは無いか?準備の都合上、4月中には各ポジションへのノミネートを決めているというが、ジャイアンツの中継ぎ投手として最も活躍したのは澤村かマシソンである。ノミネートが上原でなかったら、果たして上原がファン投票トップになったかという疑問がある。もちろん、ファンは自分が見たいという選手に投票すれば良いのだから上原が中継ぎ部門でファン投票選出されたことに異議を唱える気は無い。


無い物ねだりになってしまうかもしれないが、ジャイアンツがハイペースで勝ち上がるためにはアレキサンダー・カミネロと澤村の復活が不可欠だろう。
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マシソンはセットアッパーとして
2016年には1登板あたりの平均投球イニングが1.14イニングで、2017年が1.16と、50試合以上に登板した投手の中で二年連続で最大値をマークした。これはマシソンが他のリリーバーよりイニングまたぎを多く強いられていることを意味する。そのマシソンの登板過多を避けるには(登板が最終回限定になる)クローザーに固定するのも一案だと思うし、何だったらカミネロをマシソンの前に投げてもらうのも良いだろう。だが上原にセットアッパー マシソンの代わりが務まるだろうか?少なくとも上原に“勝利の方程式”を担わせるのは無理がある。仮に上原が“勝利の方程式”の一角を担えたとしても、登板間隔を空けての連続ホールドであっては意味が無い。


敗戦処理。はむしろ谷岡竜平を“勝利の方程式”に組み入れられないかと思っている。
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谷岡は昨年に続いて開幕一軍入りを果たしたものの開幕から三カード目には二軍落ちしてしまったが、522日に一軍に返り咲いてからは徐々にではあるが重要な場面での登板が増えている。再登録後の防御率は4.91、交流戦後に限定すると8.22と芳しくなく、まだすぐにとは言えないが、このクラスの投手が勝ちパターンで継ぎ込めるようにならないとジャイアンツの後半戦は苦しいだろう。


もちろん前エントリー源田壮亮は長嶋茂雄を超えたが宮西尚生は山口鉄也を超えていない!?で取り上げた山口鉄也が帰ってくると、左右のバリエーションが加わり継投に厚みが出る。これも期待したい。


また、カミネロを再昇格させると、アレックス・ゲレーロが二軍に落ちたままでもテイラー・ヤングマンクリストファー・メルセデスのどちらかを一軍から外さなければならないが、一回や二回の成功で、昨年は一年間クローザーに固定され、数回の失敗で登録抹消になったカミネロより上と個人的には確定できない。


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前半戦の最後に、ヤングマンが先発した次の日にメルセデスが登録されたのでヤングマンを抹消してメルセデスと入れ替えるのかと思ったらヤングマンでは無く中継ぎのサムエル・アダメスが抹消になった。メルセデスも一軍登録のままでこの両投手が
17日、18日の対タイガース戦に先発すると見られているようだ。個人的にはタイガース戦の次が対カープ三連戦なので菅野智之とこの両外国人をぶつけて欲しいと勝手に思っているのだがそうはしないようで菅野、山口俊、今村信貴で臨むようだ。


東京ドームでなくマツダスタジアムなのでヤングマンが投げても『YOUNG MAN(Y
.M.C.A.).』は流れないし、サッカーで日産スタジアムがトヨタカップで使用する際には横浜国際総合競技場になるように、メルセデスはマツダスタジアムではクリストファーという登録名にされるので無理してここでぶつけなくても良いという考えなのかもしれない。


メルセデスの登録名に関してはジョークだが、ビギナーズラックという言葉もある。先発投手陣が少しでも長く投げることがリリーフ陣の負荷を削減するのは確かだが、現状それが出来るのは菅野くらいで、後はせいぜい山口俊が負けてもイニングイーターになってくれるくらい。理想と現実のギャップに悩みながら、多少無理が利くリリーフ陣、“勝利の方程式”を構築するしかないというのが敗戦処理。の考えだ。その中で上原が存在意義を見出すかどうか、残念ながら敗戦処理。には疑問である。

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コメント

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

勝利の方程式、なかなかできませんね。
他のチームの勝ちパターンのリリーフは、少なくともストライクは入るので、
変化球でストライクの入らないカミネロの2軍落ちはやむなしと思います。

2人の外国人の先発投手が他球団に慣れられるまでに、2軍で変化球の
コントロールを磨いてきて欲しいです。

上原は、危なっかしいですが、なんか抑えそうな雰囲気があります。
特に、相手の主力打者に(ホームランを狙ってブンブン振ってくる外人とか)

逆に、小柄な若手で、こつんこつんと当ててきて、ファールで逃げて、四球を狙うタイプの方が嫌かと思います。

上原には、大きな期待はしませんが、ちょっとだけ期待してみようと思います。

一番心配なのは、マシソンです。

シーズン序盤は、菅野と山口が完投し(たとえ負けても)、負ける試合には、谷岡など、負けパターンの投手が投げて、マシソンのイニング数が少なくてほっとしていました。

しかしながら、ここのところ、何が変わったのか、急に勝ち始めて、
マシソンの当番も増えて来ました。

本来なら当番しなくてもよいところでも当番しているので、疲れが大いに気になるところです。

というのも、17日の試合で、2アウト簡単にとり、ショートゴロでゲームセットというところで、吉川大がエラーをした(記録はHだが)あとから、マシソンの投球が急におかしくなった気がします。

気が緩んだのか、ストレートも140km/h 前半とか。

18日の試合でも谷岡で終われば、出番はなかったのですが、案の定谷岡がぼこぼこに打たれて、やむなく、マシソンを2アウトから出したのですが、ストレートが 130km/h 台でした。

幸い、福留の強烈なファーストゴロを岡本のファインプレイでゲームセット
しましたが、あぶなかったと思います。

広島の2戦は、先発山口、菅野でしょうから、せめてその2試合はマシソンの出番のないことを希望します。(ベンチから外してもよいくらいです)

上原と澤村(これも変化球でストライクが入らない)の2人でなんとか、最初の2試合はしのいで欲しいと思います。

もっとも、負けていれば、上記の二人の出番もないわけですが。

坂本の離脱と同じくらい、マシソンの離脱はチームにとって痛手だと思っています。

P.S 上原の話題からマシソンに逸れてしまいもうしわけありません

のんき様、コメントをありがとうございます。

> 上原には、大きな期待はしませんが、ちょっとだけ期待してみようと思います。

その気持ちわかります。

幸いタイガース戦に連投で抑えましたが、二日間続けて投げたのがまだ四回目と少ないです。

ベンチも年齢を考え、無理な連投をさせない方針なのかもしれませんが。

> しかしながら、ここのところ、何が変わったのか、急に勝ち始めて、
マシソンの当番も増えて来ました。

急に勝ち始めてもらわないと勝率が上がらないので、ましそんの登板ペースが上がるのは仕方ないのですが、オールスター期間を挟んだとはいえ、7連勝の間、全ての試合にマシソンが登板しています。これはさすがに異常値ですね。

今日(20日)は逆転サヨナラ負けを喫してしまいましたが、延長十回に勝ち越したので当然マシソンの出番。

のんきさんのコメントにもありました通り、5対0でリードした試合くらいはマシソンを温存させたいですね。

そういう時に誰を投げさせるかですね。

個人的に期待している谷岡は残念ながらまだ力不足ですね。もっと場数を踏ませたいところですが、それどころではないというのが実状。

そうなると、結局無理が利きそうな澤村やカミネロにもっとしっかりしてもらわなければならないということになってしまいます。

中継ぎを厚くしようと、野上や吉川光夫に不慣れなリリーフをやらせようとしていますが、一朝一夕に中継ぎが務まるのかどうか…。

なんかネガティブになってすみません。

最後になりましたが、のんきさんのコメントへの返信の場ではありますが、上原投手の日本球界初となるトリプル100達成おえmでとうございます。

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