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2018年5月25日 (金)

野球界は日本大学アメリカンフットボール部の問題を笑えない…!?

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日本大学アメリカンフットボール部の選手が関西学院大学との定期戦で相手選手へのルールを明らかに逸脱した“殺人タックル”とまで言われる過剰で危険なタックルで負傷させた問題が連日大々的に報じられている。


監督やコーチがあのような危険なプレーの指示をするものなのか、選手の拡大解釈によるものだったのか?また、日本大学側の事後の対応に首をかしげざるを得ない点が多く、なかなか収束の兆しも見えない。



アメリカンフットボールのことはほとんどわからない敗戦処理。だが、野球ファンとして日大アメリカンフットボール部の対応のお粗末さを笑う気にはなれない…。



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一方の選手が重傷を負っているのだから、笑えないのは当然だが、ここで言いたいのは日本大学アメリカンフットボール部のお粗末さを他スポーツのファンとして上から目線で指摘できないということ。


プロ野球では以前ほどではないが、ぶつけても仕方ないという感覚での死球が存在すると言われているし、若手打者はそれを乗り越えて一人前という感覚もあるという。また、やられたらやり返すとばかりに、味方の主力選手がぶつけられたら、相手捕手にぶつけ返すとか。


グラウンドで乱闘が起きたらブルペンにいようがベンチの裏で素振りをしていようが全員参加…等といった暗黙の決まり事が存在し、ファンにそのことが浸透していること自体、コントロールミス以外の死球が存在することを前提にしていると考えざるを得ない。


また、アマチュア球界において特に大学、高校では選手は先輩や監督、コーチには絶対服従、さすがに日大アメリカンフットボール部の様な極端な事例は無いと信じたいが、選手は自分の頭で考えて判断し、それによって先輩や監督、コーチの指示に疑問を挟むことは憚られる関係がまだ一部には存在するという。


もちろんプロ野球ファンとして、日大アメリカンフットボール部の件を見て野球界はあそこまで酷くないと言い切れる人がほとんどだと思う。だが、事後における日大側の対応の拙さにばかり気を取られると見過ごしがちになりかねないが、あのような危険な行為が起きてしまうということをプロ野球界は本当に対岸の火事として他人事のように傍観できるのだろうか。


確かにコリジョンルールの導入で本塁ベース上での捕手による過剰なブロックや、加速の付いた体当たりはほとんどなくなったし、二塁ベース上でも主に併殺防止での過剰なスライディングも封じられた。
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選手同士も侍ジャパンなどで昨日の敵は今日の友となることもあってお互いがお互いを一目置くようになり、相手を潰すという発想そのものがなくなってきたように思える。


※ 
その意味ではファイターズファンとしてはマリーンズ戦で清水優心が時代錯誤なブロックを試みたり、オズワルド・アルシアが二盗を試みてベースカバーに入った相手野手に殺人スライディングをかましたりしているのが甚だ不愉快だ(ついでに言えば監督によるリクエストの成功率の低さも…)が…。


ただ、そうは言ってもコントロールに明らかに難のある投手をチーム事情で起用しなければならないチームもある。故意でないにしても一つ間違えば凶器となるボールを使う競技だ。最近の選手に悪意はなくても、かつてそういうことがまかり通っていた時代に現役だった選手がコーチや監督としてベンチからそうとも解釈できる指示をするかもしれない。その時に忖度する選手がいたら…。


かつて大相撲の八百長疑惑が表面化した際に、力士間の申し合わせが携帯電話によってなされていたことを鑑み、NPBでは当時の加藤良三コミッショナーが、選手、コーチ、監督はグラウンドではスタンドにお客さんが入ってからは対戦チームの選手、コーチ、監督と会話することを禁じる通達を出した。これはそもそも公認野球規則で定められていることなのだが、角界での不祥事を他山の石としての迅速な対応だと少なくとも敗戦処理。は感じたが、実際にはほとんど守られなかった。おそらくは当事者(選手達)に「そこまでしなくても…」という思いが強かったのだろう。


だが、こういう時こそ、野球界はきちんとやっていますよ。危険なプレーが起きないような体制を整えていますよということを客観的にアピールすべきであろう。
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ましてや、ジャイアンツの選手による野球賭博事件からまだ二年半しか経っていない…。


プロ野球界はまだ良い方かもしれない。高校球界はどうだろうか?危険なプレー云々はともかくとして、ブラック部活と揶揄されることもある胡散臭さを一掃出来ると断言出来るだろうか?指導は近代的、理論的に根拠のあるものだろうか?そしてそうでない疑義が生じた時に選手が異議を申し立て出来る関係にあるか?高校野球もだいぶ変わったと信じたいが、「アメリカンフットボールとは違います」ときっぱりと言えるだろうか…。

※ 
冒頭の写真の選定に関しては深く考えないで下さい。

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