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2018年3月 3日 (土)

オープン戦らしくルーキー四人が同時にラインアップに!-でもルーキーを使えばミスが出るもの。

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ジャイアンツが東京ドームに帰ってきた。3日、ジャイアンツが今季初めて本拠地東京ドームでのオープン戦をスワローズ相手に行った。


ほぼベストオーダーでスターティングメンバーを組んだジャイアンツだが、オープン戦らしくレギュラークラスも中盤で退き始め、試合途中には上の様なオーダーになった。ジャイアンツでは投手を含む十人のうち四人をルーキーが占めるという珍しいオーダーになった。


だが、ルーキーが使われる以上、観ている方も覚悟しておかなければならないことが…。



昨年のジャイアンツはセ・リーグでクライマックスシリーズが始まってから初めてBクラスに転落し、クライマックスシリーズ進出を逃した。敗戦処理。にとってはもう一つの贔屓球団もBクラスに低迷したため、何とも寂しく例年より長いオフシーズンを迎えた。だから少しでも早く野球シーズン到来を実感したくて、ジャイアンツが最初に東京ドームで試合を行うこの日のチケットが発売されるや否や、即購入した。


その甲斐あってか、オープン戦でシーズンシートなどの対象外ということもあってほぼ一塁ベンチ上の前から四列目をゲット。
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近い!インフルエンザ渦で春季キャンプを繰り上げて切り上げたくらいだから、伝染されてはたまらないと思い、マスクを着用して生観戦した。


スワローズのシートノック。一塁手に注目した。青木宣親の入団がキャンプイン直前に決まり、外野のポジションからレギュラークラスがあぶれ、一塁に回る選手が出ると予測できるからだ。拙blog26日付青木宣親、スワローズ復帰で通算打率歴代1位確実!にちょっと待った!? では外野守備に難のあるウラディミール・バレンティンを一塁に回す案を提示したが、その後スワローズファンの知人に聞いた話ではバレンティンにはとても一塁守備が務まらないらしい。


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最初に一塁でノックを受けていたのは畠山和洋大松尚逸。ま、本職の二人だ。その後、先にノックを終える外野守備から回ってきたのは鵜久森淳志坂口智隆だった。
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スターティングメンバーが発表された。シーズン中では交流戦の主催試合くらいでしか使用しないDH制ではあるが、両軍ともほぼベストメンバー。
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さすが昨年のセ・リーグ4位と6位の対戦。侍ジャパンに招集されているのがジャイアンツでは田口麗斗小林誠司のみ。スワローズからはゼロ。だからこのオーダーになる。余談だが近年、この時期にこのカードが東京ドームで組まれることが多いように感じる。両チームともこのカードの後にまた東京を離れて遠征に出るが、長い春季キャンプの後に一度自宅に戻れる機会を確保するメリットがあるのだろうと推測している。


ところでジャイアンツからは他に井端弘和内野守備走塁コーチが侍ジャパンで内野守備走塁コーチを務めているため、小関竜也打撃コーチが三塁コーチを務めた。
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走者がきちんと三塁ベースに触塁するか確認していた。


なお今日の試合はリクエスト対象試合だった。
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ジャイアンツではテイラー・ヤングマンがいれば『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』をリクエストしたかもしれないが、皆野球に集中していて、十八番の曲を入れる選手はいなかった。


試合は菅野智之デービッド・ブキャナンがさすがに安定した投球。
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ブキャナンが阿部慎之助に一発を浴びたものの菅野は4イニング、ブキャナンは3イニングを無難にまとめた。


敗戦処理。の目を引いたのはスワローズの二番手、寺島成輝
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2016年に行われたドラフトでの1位指名投手。履正社高校からの入団。昨年は春季キャンプでの故障が尾を引いた一年といった感じだがシーズン終盤に一軍初登板を果たした。今日は海の向こうで大谷翔平5者連続奪三振を記録したとニュースで聞いたが、寺島もジャイアンツ打線から5者連続奪三振を記録。前の打席で豪快にライトスタンドにたたき込んだ阿部もきりきり舞い。


一方、ジャイアンツの二番手は今季、先発ローテーション入りに挑戦している中川皓太
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五回からの登板で最初の2イニングは青木の投手強襲安打1本に抑えたが、3イニング目がいただけなかった。

10とリードで迎えた七回表に先頭の坂口に四球。終盤に来て先頭打者に四球を与えるとろくなことにならないものだが、続く雄平に一、二塁間を破られて無死一、二塁。中村悠平の送りバントで一死二、三塁。


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ここでここまでオープン戦でスタメンに抜擢されていながら安打が出ていない三年目の正遊撃手候補、廣岡大志が叩きつけた打球がワンバウンドで高く弾む三塁内野安打で同点とした。
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かつての池山隆寛の若い頃を彷彿とさせる背番号36のフルスイング。相手の選手ではあるが魅入ってしまう選手だ。


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そして続くジャイアンツから相川亮二の人的補償で移籍した奥村展征に三遊間を破られ、スワローズに12と逆転されてしまった。


逆転したスワローズは七回裏に、今季の抑え投手候補と言われる新外国人のマット・カラシティーが登板。
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見たとおりのパワーピッチャーという感じ。先月25日のファイターズとのオープン戦で投げているのをテレビで見たがとにかく力で押さえ込む印象。ただ今日の試合ではジャイアンツ打線がうまく捉えていた。


この日一軍に合流したドラフト3位ルーキーの大城卓三がDH阿部の代打として登場してレフト前に運ぶと、続く「七番・一塁」スタメンの岡本和真がライト頭上を超える二塁打で無死二、三塁。
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この一打逆転のチャンスに田中貴也の代打、辻東倫が一、二塁間を破って3対2と再びリードした。
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辻ももう六年目。昨年は願望オーダーで「二番・二塁」に抜擢したお気に入りの若手のひとりだが、故障や伸び悩みで今ひとつなシーズンだった。今年の願望オーダーでは敢えて外したが期待していることに変わりない。ただ吉川尚輝岡本和真がポジション獲りと注目を集めるなか、正念場のシーズンになると思う。


シーズン中なら逆転した後の八回はスコット・マシソンの出番なのだろうが今日は宮國椋丞が登板。
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宮國の適性に関してはファンの間でも意見が分かれるようだが個人的にはセットアッパーとして期待している。ただ上原浩治の獲得が噂され、アピールしなければならないところ。しかし先頭の途中から三番に入っている荒木貴裕にいきなり死球。バントで送られた一死二塁から、こちらもルーキーの塩見泰隆にレフトの頭上を越される同点二塁打。
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この塩見は、まだ青木の復帰が決まる前の時点で書いた今季のスワローズの願望オーダーではスタメンに入っている要マークの選手だ。一方宮國としては
前の回の中川と同様に、先頭の打者を四死球で出したあげく…。


この後、内野安打と盗塁があって二死二、三塁から中村を遊ゴロに打ち取ったと思ったら北村拓己が一塁に高投する悪送球。再びスワローズに3対5と勝ち越される。
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冒頭の写真はこの前の攻撃、七回裏の途中でのものだが、ジャイアンツの出場中の十人の選手の内、四人がルーキーだった。

若林晃弘 JX-ENEOSからドラフト6位入団
北村拓己 亜細亜大学からドラフト4位入団
大城卓三 NTT西日本からドラフト3位入団
田中俊太 日立製作所からドラフト5位入団

オープン戦とは言え、ジャイアンツの一軍の試合でルーキーが同時に四人出ているというのは珍しいのではないか。だがルーキーを起用していればこういうミスもつきものだろう。セットアッパーとしてアピールしたい宮國には気の毒なミスが出たが、ルーキーや若手はこういう経験を重ねながら上達していくものなのである。補強補強でポジションを埋めるジャイアンツの編成に慣れっこになっているジャイアンツファンのなかには彼らのミスを我慢できない人もいるかもしれないが、ミスをするなら今のうちなのだ。ただ、繰り返さないことだ。


寺内崇幸もいる。山本泰寛もいる。宇佐見真吾もいる。ルーキーがこのまま一軍に残れるほど甘い世界ではないが、勉強して欲しい。


3対5と再び逆転され、昨年の公式戦のジャイアンツならこのまま終わってしまいそうだが八回裏、スワローズの四番手、近藤一樹に粘りを見せる。一死からタイムリーエラーの北村が四球を選ぶと、前の打席で安打を放ってそのままDHに入っている大城がレフトオーバーの二塁打。
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昨秋のドラフト会議でジャイアンツは育成選手を含めれば捕手を四人指名して話題になっていたがこの試合に帯同した捕手は大城だけ。阿部に代わり途中からDHに入り、二度の打席でいずれも逆方向に安打を放ってセンスの良さを感じた。昨年ブレークした宇佐見のデビュー時を彷彿とさせる。今朝(3日)の日刊スポーツに高橋由伸監督のコメントが出ていた。

いい力をしているね。守れたら面白い」

今日は小林誠司が不在で田中貴と河野元貴がマスクをかぶった。明日は守れるかも試されるかもしれない。スタメンで出た田中貴も廣岡の捕邪飛を落球していたし…。
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それより気になったのは七回表に廣岡の内野安打で同点に追いつかれてなお一死一、三塁という場面でベンチからの守備体系の指示を野手に伝えるのにやたら時間を食っていたのが気になった。慎重さを要する場面とはいえ間延びを感じた。


試合に戻ろう。一
死二、三塁となって岡本は三遊間のゴロで北村を還して4対5。二死二塁から辻が左翼線に運ぶ二塁打。ついに5対5の同点に追いついた。
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も途中出場ながら右に左に二安打で、連続タイムリー。ジャイアンツはこのオフに北篤、堂上剛裕という二人の左の代打要員と契約せず引退となった。ベテランの亀井善行、脇谷亮太がいるものの辻としてはバットで生き残りたいところだ。いずれにしろ正念場の一年と見ている。


5対5の九回。宮國が続投して先頭の奥村に安打を打たれて二死一、二塁のピンチ生招くが何とか無失点に切り抜けた。仕方ないとは言えピンチになると間合いが長い。


回裏、スワローズは石山泰稚がマウンドへ。先頭の、途中出場の立岡宗一郎が四球。これまた途中出場の長野久義が進塁打を意識したかのような二塁ゴロで一死二塁としてこれまた八回からマスクをかぶっている河野がセンターオーバーのサヨナラ二塁打。
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オープン戦だからだろうか、公式戦でのサヨナラゲームで見られるような手荒い祝福はなかった。だがジャイアンツにとっては対外試合6試合目でようやくの初白星らしい。
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きなり3時間25分のロングゲームだった。これが試合終了時の両チームのメンバー。今日はファームのイースタン教育リーグでもこの両チームが対戦しているが、最後は両チームともにイースタン・リーグみたいな顔ぶれに。余談だがDHを解除したスワローズの九人の推定年俸を合計してもジャイアンツの二番打者一人より少ない。


公式戦開幕まであと四週間しかない。まだ四週間もある。どう考えるかにもよるが…。まだオープン戦を一試合観ただけで、決めつけることは出来ないが、ジャイアンツとしてはスワローズのおそらく勝ちパターンでの起用が想定される三人のリリーフ投手から得点できたのは収穫だろう。カラシティー、近藤、石山。シーズンに入ればこの順番ではないだろうが、この段階とはいえ簡単に抑えられるよりは攻略できた方が良い。ほぼベストオーダーと思われるスタメンのレギュラークラスが退いてからの5得点というのもこの時期のオープン戦ならではの明るい話題といえよう。


スワローズでは寺島の活きの良さ。さらに相川の引退後、ようやく一軍の戦力になれそうなスタートを見せている奥村もめだった。そして廣岡も楽しみだ。


「四番・左翼」で出場した青木はさすがの三打数二安打。
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昨年の3月、WBCでの侍ジャパンの初戦、対キューバ戦を生観戦した敗戦処理。は仕事を終えて東京ドームに駆けつけたが試合開始には間に合わず、一回裏の侍ジャパンの攻撃中に東京ドームの回転扉を通った。聞こえてきたのは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のテーマ。「あぁ、青木だ。青木が打席に入っている」あれから約一年、本当に青木はNPBに、スワローズに帰ってきた。


今日はバレンティンがDHに回ったのでレフトを守っていたが、守備の負荷を考えれば公式戦でもセンターを守るのを避けてレフトに回したいが、一塁を守れないらしいバレンティンがレフトにいる。贅沢な悩みかもしれないが…。


だ、敗戦処理。は阿部の本塁打のシャッターチャンスを逃すなど開幕までまだ調整が必要だ。今季初観戦としては充分に満喫できた。ジャイアンツが勝ったからというだけでなく、久々の東京ドームでの生観戦。これでプロ野球生観戦45年目に到達した。楽しい3時間25分だった。


今年は出来るだけ長く一喜一憂したいがどうだろうか。

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