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2018年3月17日 (土)

イースタン・リーグ開幕、ジャイアンツ球場は両軍若手投手の好投で見応えある投手戦に!

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ウエスタン・リーグに続き、イースタン・リーグが今日
17日に開幕。敗戦処理。は昨年のイースタン・リーグを制したジャイアンツの開幕戦を観てきた。ライオンズ相手の開幕戦は両軍の若手投手の好投で見応えのある引き締まった投手戦になった。


(写真:ライオンズの開幕投手として先発し、ジャイアンツ相手に7回を無失点と好投した多和田真三郎。)



三週続けて土曜日の生観戦となった。既にジャイアンツ、ファイターズそれぞれの一軍オープン戦を生観戦したが、ファームの方は今年初。ファイターズは昨年で6年連続のBクラスで開幕は今年もビジター。今年もジャイアンツ球場での開幕戦生観戦を選んだ。いつもの感覚で10時半頃に球場に着くと、いつもの一塁側ベンチ上は五列目くらいまで埋まっていた。さすがは開幕戦。通路前の上段に陣取るしかなかった。


ジャイアンツ球場は休日だと試合開始の三時間前に開場する。これだとジャイアンツの打撃練習の一部を観ることが出来、ファンには好評のようだ。そしてビジターのチームの打撃練習に切り替わる頃にスタンドの外にある“GⅡスクエア”でイベントなどを行うことが多い。イベントに興味の無い敗戦処理。はグッズ売り場で毎年恒例のこれを購入。
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ジャイアンツの打撃練習が終了し、続いてライオンズが、と思ったら準備にジャイアンツの選手だけでなく大量のちびっ子ファンがグラウンドへ。
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別に稲村亜美がいる訳ではないが、ちびっ子達が走りまくってボールの片付けなどを手伝っていた。しかし選手達と触れ合える訳でもなく、ファン心理を利用してお客様に雑用をさせている様にも見える
<苦笑>


やがて打撃練習も終わり、守備練習に。ジャイアンツではシートノックを昨年まで現役だった片岡治大二軍内野守備走塁コーチが務めた。
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昨年までの前任者、小坂誠前コーチがノックの名人だっただけに比較されると大変だろうが、仕上げの先発捕手へのフライノックまでを無難にこなしていた。片岡コーチは試合中には一塁コーチを務めた。


この後、開幕戦らしいセレモニーが次々行われた。駒澤女子大学コーラス部による国歌合唱では三塁ベンチ前に整列したライオンズの選手の何人かは合唱が始まっても脱帽をせず、他の選手に催促されて慌てて脱帽する選手がいて驚いたが、外野のグラウンドでキャッチボールをしているライオンズの先発投手、多和田真三郎がキャッチボールを中断しなかったのにも驚いた。言われてみれば、室内にブルペンがある球場では先発投手はこのタイミングで整列していない。そういうものなのだろうか?因みにジャイアンツのライト側のブルペンを覗いたらジャイアンツ先発の大江竜聖は中断しているように見えた。


また、両軍を代表してジャイアンツの川相昌弘二軍監督が開幕の挨拶をした。
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今書いたように両軍の“開幕投手”はジャイアンツが大江でライオンズが多和田。


二年目の大江はイースタン教育リーグでも二週続けて土曜日に先発していたので予想通りの“開幕投手”。
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二松学舎大附属高校から高校卒ルーキーとして入団した昨年はシーズン中盤からイースタンで投げ始め、12試合で43敗、防御率2.30という成績を残した左投手。今読んでいる小関順二氏の2018年版 プロ野球問題だらけの12球団』では小関氏は同じ高校卒二年目の投手でも高田萌生の方をやたらに褒めちぎっていた。高校卒で入団した田口麗斗が三年目に一軍で二桁勝利を達成したのでそれに続く意味で今年が重要とのことだが敗戦処理。はどちらかというと大江推し。ただしその理由は大江の方を多く観ているからというだけ<笑>。


因みに敗戦処理。は今年で三年連続してジャイアンツのイースタン・リーグ開幕戦を生観戦している。一昨年の先発が平良拳太郎で昨年の先発が高木勇人。ともにシーズン後にジャイアンツのFA補強に伴う人的補償でチームを去っている…。


大江は勢いの良い真っ直ぐで攻めていく、気っ風の良い投げっぷりであったが二回表の先頭打者、ライオンズ五番の愛斗に左中間にソロ本塁打を浴びた。
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今日は日テレG+で生中継されていたので結果を知っている人も多いだろう。大江はこの一発による
1失点だけで7イニングを投げきる見事な好投だった。ただこの一打に象徴されるように初球が甘かったりボールが先行したりでカウントを悪くするケースがままあった。それでも持ち直してカウントを整えるリカバリーぶりはなかなかのものだったが、投球数の浪費に繋がるので今後の課題となるであろう。


大江も見ていて気持ちよかったが、大江以上に完璧だったのがライオンズの“開幕投手”多和田。それもそのはず昨年は一軍で16試合に登板して55敗、防御率3.44。富士大学から2015年のドラフトで1位に指名されてプロ三年間で通算12勝の投手。序盤には独特な大きなカーブを多投してジャイアンツ打線に的を絞らせず、途中からストレート中心に力で押さえ込む感じ。三番にDHで亀井善行、四番に捕手で宇佐見真吾、五番に一塁で脇谷亮太といずれも一軍のオープン戦に出ていても不思議でないメンバーでクリーンアップを組んだが多和田の前にこの三人で安打を打ったのは七回の脇谷だけ。その脇谷がチームで初めて三塁に進んだ走者で多和田の前に七回、三安打だけの無得点だった。


敗戦処理。はジャイアンツのファンであり、ファームは勝敗をかけて戦う一方で育成という側面があることも理解しているが、今日は教育リーグでなくイースタン公式戦。当然、贔屓チームであるジャイアンツを応援しながら観戦しているのだが、大江と多和田の投手戦が続くにつれてこのまま0対1で終わっても良いというような錯覚に陥った。本当に観ていて気持ちが良い投手戦だった。


そして大江に続いて八回からマウンドに上がったのが上述の高田。
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余談だがライオンズの先発投手の読み方は“たわた”でジャイアンツの二番手高田は“たかた”でともに濁らない。そういえば高田は昨年の三軍の春季キャンプで後藤孝志コーチに「ジャパネット」と呼ばれていた。


そらくはライバル意識が強いであろう同期生を先発と二番手で続けて投げさせるとは川相監督もさすがだ。今日の日テレG+の中継を録画したものを見ながら書いているが試合後の放送席に川相監督を迎えてのインタビューで「今シーズンは大江と高田を中心にローテーションを回したい」と言っていた。


高田も大江に負けじと力投。八回表のライオンズは一番から始まる好打順だったが一軍経験豊富な木村文紀永江恭平から連続三振を奪うなど8球で三者凡退に仕留めた。


ライオンズの多和田も七回で降板。八回からは昨年のドラフト会議で1位指名、明治大学から入団の左投手齊藤大将
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おっと失礼、昨年でなくて一昨年のドラフト1位指名の投手の写真を載せてしまった。ドラ1リレーではあったが、2015年のドラフトで1位指名だった多和田に続き、2017年のドラフトで1位の齊藤大というリレー。間に2016年のドラフト1位をはさみたいところだが、そうはいかない。


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三塁側のブルペンから右手にグラブをはめた選手が出てきたので一瞬榎田大樹かと思ったが、ドラ1ルーキーの齊藤大だった。


齊藤大はジャイアンツ二年目の大江や高田とは違って大学卒のルーキーなので早く結果を出したいところだろう。だが一死から松原聖弥増田大輝に連続安打を浴びていきなり一死一、二塁のピンチ。しかも打席には一軍経験豊富な亀井。ジャイアンツファンがこの試合で最も盛り上がった場面だったが亀井は平凡な二ゴロ、4-6-3と渡る併殺打でジャイアンツはこの試合最大のチャンスを逃した。逆にいきなりの大ピンチを切り抜けた齊藤大は続投した九回裏には宇佐見と脇谷から連続三振を奪うなど落ち着いたマウンドさばきで三者凡退。イースタン公式戦初登板で初セーブを挙げた。

17日・ジャイアンツ球場】
L 010 000 000 =1
G 000 000 000 =0
L)○多和田、S齊藤大-岡田
G)●大江、高田、宮國-宇佐見
本塁打)愛斗1号ソロ(大江・二回)

午後1時に始まった試合が320分頃に終わった。試合の終盤に場内アナウンスで発表される入場者数のアナウンスが無かったなと思ったら試合終了後に発表していたが場内の喧騒で下二桁しか聞き取れなかった。だが試合後にネット裏上段の通路辺りを歩いていたらスタッフが偉い人(たぶん石井一夫球団社長)に「今日は1,826人でした」と報告していたから1,826人だったのだろう。偉い人が「え-2000人いってないの!?」と驚いていたが、敗戦処理。も同じ感想だった。


先程も触れたが、「三番・DH」で出場した亀井は八回の併殺打を始め、左飛、一ゴロ、二ゴロと4打数0安打。格の違いを見せるどころか調整の遅れを露呈した。四番の宇佐見も同様で二ゴロ、四球の後、第三打席と第四打席は連続で空振り三振。昨年は打力でアピールした宇佐見だったが、少なくとも今日の試合を見る限りでは相手投手の好投ぶりを差し引いても調整不足という感じだった。


それより気になったのは宇佐見の新背番号。
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昨年
1119日付拙blog岡本和真が来季から村田修一の「背番号25」を背負うことに。でもそれよりも… で書いたように捕手が「背番号27」を付けるということはV9時代の森昌彦(後の森祇晶)から連なる系譜を辿らざるを得ない。ジャイアンツより他球団に多いが大矢明彦、伊東勤、古田敦也、谷繁元信などの「背番号27」は森の系譜による部分が少なくないと思う。だがジャイアンツでは森以降、捕手で「背番号27」を付けたのは現在ファイターズにいる市川友也と昨年までの實松一成だけだった。實松を戦力外にしたことで空いたから宇佐見にということになったのだろうけど、個人的には小林誠司に「背番号27」を継がせたかった。


ただ途中にも書いたが、本来ジャイアンツの勝利を応援するはずの敗戦処理。が勝敗よりも大江と多和田の投手戦を堪能したいという感覚になる不思議な試合だった。しかしそんななかでも、多和田相手の七回裏に、先頭の脇谷が右前安打で出た後のジャイアンツの攻撃には残念さが残った。


脇谷の次の石川慎吾は前の打席で三遊間の最深部に内野安打を放っていた。その後のスイッチヒッター、ホルヘ・マルティネスは対照的に二打席連続で空振りばかりの三振。結果的にマルティネスに代打、柿澤貴裕を送ったが、石川に送りバントを命じたのは残念。
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石川で勝負を賭けて、その後でマルティネスに代打柿澤で良かったように思えた。


そもそもマルティネスという育成選手にジャイアンツが何を期待しているのか今ひとつ不明。
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昨年は三軍でショートを守っているのをよく見たが、腰高で安定感に欠ける。運動能力が高いとか、潜在能力が高いとか、首脳陣に期待させる何かを持っているのだろうけど、残念ながら少なくとも敗戦処理。は試合でそれを見たことがない。


また代打に出て投ゴロに倒れた柿澤は次の回から三塁を守ったが、柿澤は今季から外野手登録になった選手。打力を活かして出場機会を増やすためとのことだが、コンバートさせた選手に開幕戦で元の場所を守らせるのは如何なものか?敗戦処理。が接した報道では内野も外野も守れる選手にするというより外野手転向と聞いていたのでそうだとしたら残念だ。


試合後、“GⅡスクエア”では宇佐見と、育成選手の高山竜太朗両捕手がサイン会を行っていた。
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手前のマイクを握っている男性が司会者なのだろうが、やれ「サインは一枚一枚違う貴重なもの」、「社会人でいえば名刺の交換」、「もらった方も大切に」等とひっきりなしに喋り続けている。サインを待つ列に並んでいる人達はうんざりしていたのではないか。そうでも言わないとマナーを守らない人が多いと言うことなのだろうか?確かに鎌ケ谷を見ていると…。


試合が終わり、ミーティングも終えてファンサービスに努める、捕手でフル出場した宇佐見も大変だろうが、憧れのプロ野球選手に順番でもうすぐサインをもらえると思っているファンに気持ちよくサインを受け取ってもらいたいと球団の方も考えないのだろうか?ファンサービスの方法にどれが正解かを問うのは難しいが、今日のような“開幕戦”という特別な日以外でもジャイアンツ球場に多くのお客さんに来てもらうにはどうすれば良いのか、球団もいろいろと考えてもらいたい。


負けたのに悔しさがほとんどない、不思議なジャイアンツ球場での生観戦だった。

 

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