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2018年3月31日 (土)

【打撃開眼!?】決勝打の小林誠司、二日間で4打数4安打。3月度月間MVP当確か!?-開幕戦黒星のジャイアンツが大逆転勝利。

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まだ公式戦が始まって二日目だが、今日(31)も負けると下手をしたら次に菅野智之が投げる試合まで勝てない最悪の事態すら予感させた今日のジャイアンツ。しかも開幕戦の菅野に続き、田口麗斗までタイガース打線の餌食になって序盤からビハインドを許した。


だが、そんなジャイアンツのピンチを救ったのが「六番・一塁」でスターティングメンバーを勝ち取った岡本和真と不動の八番打者、小林誠司。開幕戦で2打数2安打だった小林はこの試合も2打数2安打。七回には決勝打となるタイムリーを放ち、一時は4点ビハインドだった試合をひっくり返し、ジャイアンツの今季初勝利に大きく貢献した。


3月度の打率は1.000。月間MVPの最有力候補の一人となった…!?


(写真:始球式を務めた菜々緒にどさくさに紛れて握手をする小林誠司)



まぁ言うまでもないが、3月は単月での月間MVPは制定されていない。3月と4月の成績を合算して3・4月度の月間MVPを制定する。ただ、月間MVPのスポンサーは小林誠司がジャイアンツ入団前に所属していた日本生命。ご祝儀で特別賞を奮発してくれないだろうか<>



本当なら昨夜の開幕戦を生観戦したかったが、ここ十何年も定着している、3月下旬の金曜日には敗戦処理。は仕事を休めない。“開幕戦”はセレモニーも含めて開幕戦。他の試合なら仕事を終えてからでも参上したいが、開幕戦は試合開始前のセレモニーから観たいもの。WBC開催の影響で公式戦開幕が4月にずれこんだ2009年を最後に公式戦開幕戦の生観戦を実現していない。その代わりに、開幕カードの土日いずれかを生観戦するようにしている。東日本大震災の影響で公式戦開幕がずれこんだ2011年以降、2012年からは土日に当たる開幕カードの二戦目か三戦目を生観戦出来ている。ファイターズに関しても開幕カードが関東開催になる場合は同様。


昼の12時台に東京ドームに着くと、22番ゲート前のステージでは賑々しくイベントが行われ、日本テレビの後藤晴菜アナウンサーがジャイアンツファンにマイクを向けて取材していた。
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所ジョージが司会の『所さんの目がテン!』に出演しているが、昨夜はまさかのエース菅野KOで目がテンになったのではないか!?


スタンドに入ると、後藤アナよりももっと美人の登場にスタンドが沸いた。414日スタートのMissデビル』という日本テレビ系列のドラマに主演する菜々緒が始球式を務めた。
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投球は右バッターボックス辺りでバウンドし、“ノーパン始球式”にはならなかった<>。それでも昨夜の開幕戦で始球式を務めたマラソン選手よりはマシな球道だった。冒頭の写真の通り、捕手の小林は記念のボールを菜々緒に渡す際にどさくさに紛れてしっかり握手をしてもらっていた。
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明らかに小林の方から握手を求めている。役得だ。しかし人気美人女優の御利益があったのか、小林は苦手な打撃でジャイアンツに今季初白星をもたらした。



試合はジャイアンツが田口麗斗、タイガースが藤浪晋太郎の先発。田口は初回、三番の糸井嘉男にライトスタンドに運ばれていきなり先制点を献上。
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抜いたようなボールに泳がされたようなスイングに見えたがライトの長野久義が見上げるしか無い打球だった。タイガースは昨夜が福留孝介の先制弾で、この日は糸井。開幕ダッシュをしたいチームにベテランの号砲は勢いが付く。


話は飛ぶがタイガースにはもう一人のベテランがいる。鳥谷敬だ。連続試合出場記録は開幕戦の出場で1896試合を数え、既に金本知憲監督の記録を超えて上にはあの鉄人・衣笠祥雄がいるだけ。だが今日の試合、鳥谷はスタメンから外れた。
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相手が左投手の田口というのもあるのだろうか。6月に37歳になるベテラン。連続出場記録継続と、負荷の集中を避ける意味で、今季は時折スタメンを外しながら連続試合出場記録を継続させる意向なのだろうか?


個人的には37歳になるベテランに対して、三塁守備より動きが多く負荷の大きい二塁手にコンバートするのは反対だ。連続出場記録を止めさせるためのコンバートでないかとすら思えた。昨夜の開幕戦でもジャイアンツの田中俊太の初打席初安打となった一、二塁間のゴロの処理を見ると、二塁の守備はきついように思える。だがタイガースとしては二年目の和製大砲候補、大山悠輔をひとつのポジションに固定して育てたいというのがあるのだろう。また、鳥谷がどのポジションを守るにしても一人でフル出場は厳しいと考えたのではないか?ならば併用する選手がいるポジションということで上本博紀のいる二塁守備に敢えて挑戦させているのではないか?


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田口はこの1点だけで立ち直れればよかったのだが、二回表にも下位打線の連打で二死一、三塁のピンチを招くなどぴりっとしない。三回表には一死から上本博紀に中越二塁打を浴びると、糸井には警戒しすぎたのか四球で一、二塁とピンチを拡げ、新外国人選手の四番、ウィリン・ロサリオに三遊間を破られて2点目。
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もっとブルンブルン振り回すタイプかと想像していたが、意外にもボールをよく見る印象。スイングもコンパクト。ただ、穴もありそうだが…。


ここで斎藤雅樹投手総合コーチがマウンドに行ってアドバイスをするが福留にも一、二塁間を破られて3点目。
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なおも続く一死一、二塁から田口は牽制球で二塁走者のロサリオを刺して二死とするが、直後の投球を大山にセンターのフェンス直撃の二塁打を打たれ、ついに4点目。
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この大山のタイムリーといい、初回の糸井の本塁打といい、田口は自らの牽制で走者を刺した直後の投球を痛打されている。ここは改善の余地もあろう。
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「田口よ、お前もか…」そんな感じでジャイアンツファンからため息が…。


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一方、藤浪も序盤から援護点をもらいながらピリッとしない。初回も二回も走者を三塁に進められながら何とか無失点に凌いでいたが、三回裏も吉川尚輝の内野安打から坂本勇人の四球、内野ゴロが進塁打となっての二死二、三塁から岡本和真がセンター前に弾き返し、2点を返す。
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0対4から2対4とし、敗戦処理。も陣取る一塁側内野席がようやく息を吹き返したように明るくなってきた。



2対4のまま試合は中盤に。藤浪は五回を投げきったが、六回表に一死二塁という場面で打順が回ってきてもそのまま打席に立った。昨年なら盤石なリリーフ陣に後を託す形で代打を送って追加点を狙う場面と思われるが金本監督は藤浪にそのまま打席に立たせ、続投を決断した。藤浪が四球を選び、一番の俊介が右飛に倒れて既に3安打の上本を迎えたところでジャイアンツベンチは田口を諦めて谷岡竜平にスイッチした。
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谷岡が上本を三ゴロに打ち取り、タイガースは追加点のチャンスを逃した。



藤浪の続投の異図は推測では金本監督の期待だろう、と思う。快勝した開幕戦では先発のランディ・メッセンジャーが7イニングを投げ、マルコス・マテオラファエル・ドリスが1イニングずつ投げた。六回からの継投でも役者は揃っている。だが、藤浪に五回まで投げて勝利投手の権利を得たら後はよろしくという投手になって欲しくないのだろう。“とりあえず1つ勝たせよう”とは考えなかったのだろう。


だが、ジャイアンツにとっては藤浪続投が好都合となった。六回裏の先頭、岡本和真がレフト前に運ぶと、長野に四球。ここでジャイアンツは開幕から3打数3安打の小林に送りバントの構えをさせ、ネクストバッターズサークルには前日の開幕戦でプロ入り初打席初安打を放った田中俊が待機していた。小林にはストライクが来たら送りバントをさせる作戦だったと思うが藤浪がストライクを取れずに四球で無死満塁となると、ジャイアンツは待機していた田中俊を下げて阿部慎之助を代打に送った。阿部がグラウンドに姿を現しただけでスタンドから地鳴りのような大歓声が起きた。



タイガースもここで藤浪を諦めて、昨年66試合に登板したサウスポーの岩崎優にスイッチ。阿部はよく見極めて押し出しで3対4と1点差に。
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阿部が四球を選んだとき、何か雄叫びのようなことをしたようにスタンドからうかがえた。



野球に“たら”や“れば”は禁句と承知の上でいうが、もしも小林の打席で藤浪の制球が定まって送りバントで一死二、三塁となっていたら田中俊がそのまま代打だったのだろうか?おそらく代打が阿部で無く田中俊でも左打者だからタイガースは岩崎にスイッチしていただろう。そうなった場合にジャイアンツは代打の代打を出すとしたら誰を?スタメン発表後に紹介されたジャイアンツのベンチ入りメンバーは以下の通り。
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右打ちの野手は中井大介山本泰寛、今季からスイッチヒッターをやめて右打ち一本に専念する吉川大幾しかいない。おそらく出るとしたら中井だったろうが、左対右となる岩崎対中井と、左対左ながら岩崎対阿部。どちらが期待感があるかというと…。


ジャイアンツは1点を返して3対4としてなお無死満塁。一番の陽岱鋼に回って一気に逆転のチャンスだったが岩崎は陽と吉川尚を連続三振に仕留め二死満塁に。開幕から無安打の坂本勇人を迎えるが坂本勇がセンター前に弾き返し、4対4の同点に!
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なおも二死満塁で四番のアレックス・ゲレーロ。ジャイアンツベンチはこのタイミングで二塁走者となった阿部に代走、山本泰寛を送った。


押し出しの四球を選んで阿部が一塁に歩いた時点で敗戦処理。の近くの席のファンからも「阿部に代走送らないの?」という声が聞こえてきたが、そのまま塁に残り、同点になってから代走が送られた。推測だが、阿部が一塁に出た時点ではまだジャイアンツは1点ビハインド。阿部は逆転の走者の後ろの走者なので一か八かという場面にはなりにくい。もしもこの回に追いつけなかった場合、阿部を一塁に残して岡本を三塁に、ケーシー・マギーを二塁にという布陣も考えていたのではないか?そして同点になったのでリスクの高い“二塁手マギー”をさせる必要も無いと考えて阿部に代走を送ったのではないか。


この場面では二死満塁からゲレーロが三球三振で同点止まりだったがスタンドの空気が変わり、マウンドには澤村拓一
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三番からのクリーンアップの打順だったが糸井とロサリオを力でねじ伏せて連続奪三振。福留も二塁ゴロに打ち取って復活ぶりアピールした。


こうなると追うものの強みか、ホームアドバンテージか。タイガースは三番手に昨年67試合に登板し、セ・リーグの最優秀中継ぎ投手に輝いた桑原謙太朗を送るが、七回裏、先頭のマギーが左中間に二塁打。ジャイアンツは勝負を賭け、代走に吉川大。岡本が四球を選んで無死一、二塁。ジャイアンツベンチは長野に送りバントを命じて小林に託す策に出るも、長野は送りバントをファウルにした後、一邪飛。走者を進められなかったが、小林がセンター前に弾き返してジャイアンツはついに5対4と勝ち越す。
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開幕から二試合、16イニングを経過して初めてジャイアンツがリードを奪った!
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そして1点を勝ち越して七回の攻撃を終えるとオーロラビジョンに“Welcome backnの文字が大きく映し出され、背番号11がマウンドへ。阿部登場とはまた一段と違うどよめきの中、上原浩治がマウンドへ。
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この躍動感溢れるピッチングフォーム。スコアボードに出るスピードガンの球速がさほどではなかったので変化球主体だったのかもしれないがテンポ良く三人で抑えた。


一塁ベンチから上原がマウンドに歩いていく時の盛り上がりぶりは
例えて言えば横浜スタジアムで山崎康晃が登板するとき並みか。ジャイアンツファンがイメージしている上原と今現在の上原にはたぶんギャップがあるだろうが、少なくとも東京ドームでの登板では二、三割の上乗せが期待出来そうだ。


なお、二死から三人目の打者、八番の梅野隆太郎の場面で金本監督が代打を起用したが鳥谷では無く高山俊だった。そしてネクストに鳥谷が待機。
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しかし高山が上原の前に二ゴロに倒れたため鳥谷の出番はお預けに。そしてその裏、代打の高山の後に投手の藤川球児が入り、九回表の先頭打者になる九番には二人目の捕手となる坂本誠志郎を入れた。鳥谷に代わって二塁に入っていた上本は既に退いて植田海が入っている。タイガースは九回表に逆転しても九回裏を守らなければならない。鳥谷をいつ、どこで起用するつもりなのか気になった。



その藤川からジャイアンツは八回裏に岡本がとどめの3ランを左中間スタンドの中段まで運び、8対4とした。
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ジャイアンツ球場でも見たことが無いような特大な一発だった。もうジャイアンツ球場には戻ってくるなよ…。


ジャイアンツは最終回をアルキメデス・カミネロに託して逃げ切った。
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鳥谷は九回表に先頭打者の代打で登場。連続試合出場記録を1897に伸ばした。



ジャイアンツとしては菅野に続いて田口までKOされて連敗スタートということにでもなったら下手をしたら菅野が次に投げる試合まで連敗が止まらないのではないかという悪い予感までしたが、小林と岡本の活躍もあって4点差を逆転して今季初勝利となった。


ジャイアンツが開幕戦をエース菅野で落とすまさかの黒星なら、タイガースも昨年2位躍進の礎になった継投策が遅れたあげく勝てた試合を落とした。開幕からの二日間で順当な勝ち方をしているチームもあるが、ジャイアンツとタイガースに関しては負け方の悪い二日間となった。やはり野球というものは(小林の活躍も含めて)何が起きるかわからない、筋書き通りには行かないものだ。


ただ、ジャイアンツも喜んでばかりではいられない。02敗になりそうなところを11敗に出来たことは大きいが、菅野、田口という二枚看板がいとも簡単に序盤で攻略されたのだ。この事実は重く受け止めなければなるまい。それに、打ち勝ったと言っても岡本と小林が打っただけじゃないかというツッコミも。


程、2012年からジャイアンツの公式戦開幕カードのいずれかを生観戦していると書いたが、2012年から開幕カード生観戦7連勝と縁起も良い。ジャイアンツの公式戦生観戦も昨年10月のこのカード以来。その時には席が三塁側でタイガースファンが多かったが、今日は幸いにも一塁側。ほとんどがジャイアンツファンで、若干のお行儀の悪いファンに時折イライラさせられたが気分良くジャイアンツの今季初勝利を堪能できた。
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コメント

遅くなりましたが観戦おつかれさまでした。

開幕早々ですが、菅野と田口の調子が悪いのは気になります。
岡本は当たってますが、まだまだ1軍での実績がない打者ですから1シーズン通して成績が残せるかは難しいと思いますし、今日(3日)には陽が死球で離脱、打撃陣も心配な面があります。
反面、野手には吉川尚輝、大城とフレッシュなメンバーもいますし、投手陣も先発陣のやりくりの他、上原や澤村が疲れた時にどういった若手選手を中継ぎに起用していくのか?
ベテランから若手までチーム構成はバランスが取れてきた印象がありますので、高橋監督の手腕が大きく試されるシーズンと感じています。

長緯様、コメントをありがとうございます。

> 開幕早々ですが、菅野と田口の調子が悪いのは気になります。

加えて、マシソンが気になっています。今日、今季初登板を果たしましたが、九回表に追加点を取れていなかったらカミネロだったでしょう。

> 今日(3日)には陽が死球で離脱、打撃陣も心配な面があります。

陽岱鋼は心配ですね。骨折ということなので長引くでしょう。

代役は格からすれば橋本到なのでしょうが故障ですかね、二軍の試合にも出ていません。石川慎吾が妥当な人選だと思いますが、青山か和田、あるいは育成の松原を支配下登録して即一軍という荒技も考えられます。

本当なら不動の一番打者、陽の代わりですから外野手を二人補充したいくらいですが、既にジャイアンツは上限いっぱいの28人を登録していますから、明日から吉川光夫、大竹と登録するのに野手を減らすことも考えていたでしょうから頭の痛いところでしょうね。

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