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2018年3月10日 (土)

清宮幸太郎いまだに安打が出ず。オープン戦15打席、11打数0安打。

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ファイターズは10日、二年ぶりにファームの本拠地、鎌ヶ谷市のファイターズスタジアムで一軍のオープン戦を行った。土日開催に関しては2013年以来5年ぶりだ。



話題のドラフト1位ルーキー清宮幸太郎は「六番・一塁」でスタメン出場。ベイスターズの先発サウスポー、石田健大らと対戦し、4打数0安打に終わり、オープン戦初安打はまたもお預けとなった。


(写真:この日の最終打席、第四打席も三嶋一輝の前に三振に倒れる清宮幸太郎。)



ファイターズがファイターズスタジアムで土日に一軍のオープン戦を組むのは2013年以来5年ぶり。前回はバファローズドラゴンズと対戦し、当時ルーキーだった大谷翔平がオープン戦0安打のまま打者として出場し、ドラゴンズ戦で山内壮馬から初安打となる初本塁打を放った。
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清宮幸太郎も大谷先輩にあやかって初安打、出来れば初本塁打をと敗戦処理。も期待したが、上に書いた通り4打数0安打、石田健大三嶋一輝からは三振に倒れ、オープン戦での通算成績は4四死球こそあるものの15打席0安打だ。



今日の鎌ヶ谷はいつものファームではなく一軍戦。相手は近年、チケットが取りにくくなっているベイスターズ。そして清宮の話題性とチケットが売れる要素が揃っている。元々一軍戦を開催するにはキャパシティが小さすぎることもあり、早々とsold out!外野芝生席の外の外周を立ち見エリアとして追加発売したという。


敗戦処理。も行きも帰りも西船橋駅、ファイターズタウン間のバスは立ちっぱなし。指定席券を購入しておいたので長蛇の列が一区切りする頃を見計らって入場したが、客足はファームのイベント試合よりはるかに速かった。
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これなら東京ドーム辺りで主催試合をやってくれた方がありがたかったが、ファイターズは近年オープン戦では東京ドームで主催試合を行わなくなった。ファイターズは公式戦では東京ドームで年間7試合行う(2015年までは8試合)が、東京ドーム主催試合に土日開催が1カード組まれるようになった年から、オープン戦での東京ドーム主催試合を行わなくなった。その代わりという訳ではないだろうがジャイアンツ主催でビジターとして東京ドームでオープン戦を行うケースが見られる。


そういう意味では今日(10)と明日のファイターズスタジアムでのベイスターズとの一軍オープン戦は貴重な試合になるが、さらに花を添えてくれたのがB☆Bの参加。既に発表されている通り、B☆Bは今季からチームの試合には帯同せず、主に北海道地区での地域貢献活動を主体とする。
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鎌ヶ谷のファンへの最後の挨拶ということで、後任のプレップとともに来鎌してくれたのかもしれない。入場時に普通にB☆Bとハイタッチしてしまったが、よく考えたら最後になるかもしれないのだ。そう考えると感慨深いものがあった。



試合開始が近づいてきた。両チームの監督への花束贈呈ではこういう節目の試合には欠かせない<!?>清水聖士鎌ヶ谷市長が、地元支援団体の代表者とともに登場。栗山英樹監督に花束を渡していた。
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今年また市長選が行われるらしい。やる気満々な様だ。


始球式にはフェンシングの溝口令菜選手が登板。
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2020年東京五輪の有力な代表候補の一人らしく、なおかつ鎌ヶ谷市出身。初めてプロ野球の試合を観たのがお父さんに連れられてのファイターズスタジアムだったという。


先発はファイターズが新外国人のブライアン・ロドリゲス。ベイスターズが石田。稲葉篤紀が付けていた「背番号41」の新外国人がマウンドに上がるとスタンドからどよめきが起きた。やはりファイターズファンには稲葉が付けていて、引退後空き番になっていた「背番号41」には特別な番号という思いを持つ人が多いのだろう。


ロドリゲスの前回34日の登板を観ていない敗戦処理。にとっては初めて見る投手。ファイターズはブランドン・レアード以外の外国人選手が全員入れ替わったが、野手はレアードの他には今日「三番・左翼」で出場している左打者のオズワルド・アルシア。投手はこのロドリゲスの他に増井浩俊に代わるクローザー候補としてのマイケル・トンキンと先発型のニック・マルティネスが加わり、現時点で5人体制。公式戦開幕時には少なくとも誰かひとりが一軍から外れる。


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ロドリゲスは立ち上がりからゴロの山を築いていった。アウトも安打を打たれるにもすべてゴロという状態が続いた。ただ二回、三回と走者を出すと途端にストライクとボールがハッキリする傾向が見られた。


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ベイスターズの先発石田は変幻自在という印象。上位打線に並べた左打者は大きなカーブを交えた投球に翻弄されている感じで二回裏の清宮幸太郎の第一打席の空振り三振を含めきりきり舞いという感じだった。
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だが、清宮の後ろを打つ横尾俊建が豪快にセンター後方に先制本塁打。三回にファイターズが先制。
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豪快なスイングから放物線を描く打球を観た敗戦処理。の近くのベイスターズファンが「何だ今のは…」と呆れていた。



逆にロドリゲスはいつか捕まるだろうと見ていたが、四回表一死からベイスターズの新外国人、ネフタリ・ソトに初めて外野まで運ばれる左前安打を打たれると、第一打席で一、二塁間を破っている、ルーキーで「七番・右翼」に入っている神里和毅が今度は左翼線に運び二、三塁。
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糸満高校から中央大、日本生命を経てドラフト2位で入団したルーキー。初めて見たがセンスの高さを感じる。梶谷隆幸あたりもうかうかしていられない感じだ。


ここで戸柱恭孝が豪快にライトにすくい上げて逆転3ラン。
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この回も走者を置くと不安という敗戦処理。のイメージが悪い方に的中してしまった。さっきまでゴロに打ち取っていたのが信じられないような打たれっぷり。結局ロドリゲスは五回まで投げて92球。この本塁打の3失点だけとはいえ弱点が露呈した感じだ。



13とされたファイターズも四回裏に反撃。近藤健介の安打と、アルシアの二ゴロが倉本寿彦の失策を誘って一、二塁とし、一死後にレアードが豪快にすくい上げてレフトオーバーの逆転3ラン。
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第1打席の空振り三つでの三振を見るととても打てそうな感じは無かったがこの打席はそれを活かしたようだ。等と感慨に浸っていたら寿司ポーズを撮り逃してしまった。
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ファイターズは続く五回にもベイスターズの守備のミスにつけ込み追加点を奪うのに成功。



一死から中島卓也の投ゴロを石田がタイミングを合わせ損ねたのか取り損なうエラーで出塁。中島は続く西川遥輝の打席で二盗。戸柱の送球が逸れてバックアップの倉本も捕れずに外野に抜ける間に三塁へ進んだ。
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西川が前進守備の一、二塁間を破ってまず1点。その西川がすかさず二盗。そして近藤が左中間に2ラン本塁打!

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初回と二回にほぼ完璧に抑えられた石田から、ミスにつけ込んで足で攪乱して一発でとどめを刺す。オープン戦とは言え、昨年はほとんど見ることが出来なかった攻撃展開に溜飲が下がった。



7対3とリードを拡げたファイターズは六回表。ファイターズはNTT東日本からドラフト2位で入団したルーキーの西村天裕が登板。
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ぐいぐい攻める感じで小気味よい投球。昨年のセ・リーグ首位打者、宮﨑敏郎を三ゴロ、ソトを空振り三振、神里を左飛と1イニングを三人で片付けた。1イニングでマウンドを降りるのがもったいない。もうちょっと長く観たいと思わせる投球だった。


対照的に残念だったのが七回表に登板した三番手の公文克彦
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一死後に倉本に中前に運ばれて一死一塁。桑原将志の遊ゴロで中島からの送球を横尾が捕り損ねる痛恨の失策でオールセーフ。併殺は無理なタイミングだったがひとつは確実にアウトを取りたい場面。一死一、二塁とピンチを拡げた。大和が二遊間を破って満塁とすると、筒香嘉智に代わって途中から三番に入っている佐野恵太が渋く三遊間を破って2点を返され7対5。
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佐野はルーキーイヤーだった昨年、もう一人の同期生とともに将来の大砲候補として注目を集め、実際に開幕一軍に理を果たしたもののすぐに二軍落ち。期待に応えられなかった。もう一人の細川成也が逆に尻上がりに調子を上げてクライマックスシリーズや日本シリーズにも抜擢された。今季は相当奮起するのではないか、個人的に警戒している。


続くホセ・ロペスに代わって途中出場の中川大志も中前に運んで再び一死満塁。ここで宮﨑の代打として左対左になる乙坂智を敢えて起用。中犠飛で1点差とすると、ソトが右前に運んでついに7対7の同点に持ち込んだ。
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横尾の失策は痛かったとはいえ、味方のミスをカバーどころかさらにピンチを続けてしまう今日の公文には昨年の、移籍で得たチャンスを何が何でも掴むぞという感じの公文ではなかったように感じた。



なお、この裏の七回裏に二死二塁という場面で谷口雄也がベイスターズベンチからの申告敬遠で歩かされた。
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正直に言って何が起きたのかすぐにはわからなかった。昨年一年間を右膝前十字靱帯再建手術で棒に振り、ファンにとっても本当に久々の打席だったのだが打席に入ったと思ったら三塁ベンチ方向にUターン。申告敬遠を受けてバッティンググローブなどを外すためにベンチ前に戻ったのだった。それから一塁方向に小走りで向かうと場内アナウンスで申告敬遠である旨が説明された。谷口の久々の打席を楽しみにしていたファイターズファンからブーイングが出ていたが、冷静に考えて谷口を歩かせて大田泰示と勝負するというのが妥当なのか?結果としては大田を抑えて事なきを得たが。


ファイターズは同点の八回表にクローザー候補として獲得した新外国人投手、マイケル・トンキンを投入。昨年までクローザーを務めていた増井浩俊の「背番号19」をそのまま受け継いだ。
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このトンキンが加わったにもかかわらず鍵谷陽平白村明弘に新クローザー候補という声が挙がるのはどういうことなのか?八番から始まる打順だったとはいえ三者凡退に抑えた。


三者凡退に抑えたのは何よりだったが欲を言えば走者を置いた場面での投球を見たかった。正直、ネット裏から観ていて今日は“凄み”のようなものを感じなかった。だから他の投手の名前がクローザー候補として挙げられるのだろうか…。


九回表には田中豊樹が登板し、捕手もこの回から三人目の鶴岡慎也に代わった。
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この田中豊が先頭の大和に左前に運ばれる。無死一塁となって佐野の打席でワンバウンドの投球を鶴岡が弾く間に大和は二塁へ。田中豊はさらにワンバウンドの投球で鶴岡が弾いて連続暴投で無死三塁に。低目にボールを集めようという意図はわかるが、鶴岡が後方に逸らさないのがやっとという投球を何回も続けた。
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一死満塁にまでピンチを拡げるがソトと神里を何とか打ち取って無失点で切り抜けた。



九回裏は国吉佑樹が登板。先頭の鶴岡がよく選んで四球。オープン戦なので延長戦無しなのであれば、最後の捕手だとはいえ鶴岡に代走を使いたいところだが代走無し。出場予定の野手を使い切ってしまったのだろうか?試合前のシートノックで姿を観た選手では田中賢介が未出場だったが…。


中島が送って一死二塁。途中出場の杉谷拳士の代打、矢野謙次が四球で一死一、二塁として途中出場の松本剛が振り抜いた打球は前進守備の左翼手、佐野の頭上を超えたと思ったがそのままスタンドに突き刺さった。
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昨年、入団六年目にして初めて一軍で規定打席に達した松本も今季は新外国人のアルシアが外野手であるなど、同じ状況の大田ともどもポジションが安泰で無い。“侍ジャパン”の招集されたことは名誉だがそのことがポジションを得ることのプラスには直接繋がるとは限らない。途中出場であっても結果を出すしかない。良いアピールになったと思う。


 近年、ファイターズで新しい、若い選手がポジションを掴むというのは、それまでそのポジションを守っていた選手が移籍などでポジションが空いたところにはまるケースが多かったように思う。そんななか、松本にしろ、大田にしろ、清宮やアルシアの加入などで再びポジション争いに曝されるというのは選手の成長、レベルアップのためには本当は良いことなのだろう。


10日・ファイターズスタジアム】
B 000 300 400 =7
F 001 330 003×=10
)石田、進藤、笠井、三嶋、●国吉-戸柱
F)ロドリゲス、西村、公文、トンキン、○田中豊-清水、黒羽根、鶴岡
本塁打)横尾2号ソロ(石田・3回)、戸柱1号3ラン(ロドリゲス・4回)、レアード2号3ラン(石田・4回)、近藤1号2ラン(石田・5回)、松本1号3ラン=サヨナラ(國吉・9回)

入場者数3,878人。
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ファイターズでは5人の外国人選手の中でマルティネスを除く4人が出場した。開幕で脱落するとしたら投手の誰かだろう。今日の試合を観るまでの段階では敗戦処理。は三人の新外国人投手の推定年俸を目安にしていた。


トンキン 1億2000万円
マルティネス 2億円
ロドリゲス 5000万円

アメリカでの実績もさることながら年俸の額は球団の期待の表れだろうと勝手に推測すると残念ながら今日観たロドリゲスが5人目の外国人選手という評価なのだろう。そういう先入観も実はあり、今日の内容を考えると…。ただ同じ外国人5人体制でもジャイアンツよりは理にかなっていると思う。マルティネスとロドリゲスを交互に使うという起用法も出来るからだ。ヤングマンを先発ローテーションに組み込むと、勝利の方程式の一角を担うスコット・マシソンアルキメデス・カミネロの一方を抹消しなければならないジャイアンツよりは編成的に理にかなっていると思える。


清宮は4打数0安打。石田に対し、空振り三振と一塁ゴロ。進藤拓也から一塁ゴロ。そして冒頭の写真にあるように三嶋一輝から三振。特に石田に対しては“大人と子供”くらいの差を感じた。これで15打席、11打数0安打だ。
あくまで素人目での感覚だが、他の打席でも相手投手の間合いで立たされていて気がつけば相手有利のカウントに追い込まれている感じがする。本人は「内容は悪くない」と言ったそうだが余裕がなく追い込まれている様に感じる。

十年前に新人だった中田翔のルーキーイヤーは今くらいの時期に二軍落ちし、そのまま一年目は一軍に上がってくることはなかった。



余談だが一軍の関東遠征の時期に合わせて計画された、その年に放送されることが決まっていたドラマROOKIES主演の佐藤隆太との対談は鎌ケ谷に持ち越され、佐藤隆太が鎌ケ谷で始球式を務めるおまけが付いた。
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戦処理。が次に鎌ケ谷に行くのは早ければイースタンでの本拠地開幕カードとなる21日のジャイアンツ戦になるが、その時に清宮が出場なんてことにならないように明日にでも打って欲しいところだ。


の日の清宮にも試合後に待っていた人がいた。中畑清がテレビ東京SPORTSウォッチャー』の取材で清宮と試合後のグラウンドで対談した。
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清宮
への取材が終わると、呼ばれてもいないのに「中畑さん、お待たせしました。」とグラウンドに姿を現したのが緒方耕一野手総合コーチ。
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身振り手振りで清宮の打撃を解説しながら中畑の取材に応じていたが、放送では全てカットされていた。この後、中畑が野球日本代表の監督を務めたアテネ五輪のメンバーのひとりでもある、金子誠内野守備コーチが中畑に挨拶していた。


畑は収録を終えるとスタンドに居残ったファンとかけ合いを始め、投げ入れたボールにサインをするサービスまでしてくれた。
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中畑清はいつでもどこでも中畑清だ。観ていて嬉しくなった。何か持って行けば良かった。敗戦処理。が中畑清にサインをもらってからもう四十年近く経つ…。



気が付けば午後5時に迫っており、ようやくスタンドを出ようとしたら、イースタン教育リーグでロッテ浦和球場に行っていたファームの選手を乗せたバスが帰ってきた。
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先週のジャイアンツに続き、今年の観戦始めにサヨナラ勝ちというのは率直に言って嬉しい。もちろんオープン戦だから勝敗が最優先ではないという一面もあるのだろう。書いた通り課題も見つかった試合だったが堪能させていただいた。

 

最後になったが、B☆B、長い間、本当にありがとう。
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参考エントリー拙blog2009年3月28日付B☆Bがこだわる鎌ヶ谷の良さ

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