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2018年3月24日 (土)

今年初のファイターズのファーム観戦はいきなり延長11回の熱戦

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今日(24)はファイターズスタジアムに行ってきた。既にジャイアンツに関しては一軍もファームも生観戦したが、ファイターズに関しては10日に同じファイターズスタジアムで一軍戦を生観戦したものの、ファームは今日が今年初めて。リリーフで登板したルーキーの鈴木遼太郎4イニング、約80球を投じる延長戦となる熱戦だったが、最後は昨年、ベイスターズで一軍でも活躍した細川成也の一発に沈んだ。


贔屓チームが試合に敗れたのは残念だが、あくまで個人的にではあるが一通り自分の好きなものを見終えて、公式戦突入を待つのみという感覚になってきた。


(写真:三番手で登板して4イニングを力投したファイターズのドラフト6位ルーキー、鈴木遼太郎)



実は今年のファイターズのファームの試合の生観戦予定は今日が初めてではなかった。祝日に当たる21日の、ファイターズ対ジャイアンツ戦を生観戦する予定で前売りのチケットを確保しておいた。だがあいにくの天候で中止になってしまったため、今日観戦することにした。ファイターズにとっても今日が今年初の本拠地での休日開催となるため、敗戦処理。と同じような感覚で来場する人で賑わうかと思いきや、開城の11:30頃に着いたら列がほとんど伸びていなくて拍子抜けした。


もっとも、21日の予定を今日に振り替えたのは敗戦処理。だけではなかった。21日に始球式を務める予定だった2018年JSA水着キャンペーンガールの相沢菜々子もこの日にスライド登板。試合前には特技の柔軟性を披露するなどしていたが、本番では水着に着替えて投球した。
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「どうせなら脱げ」
という本音、もとい下品なヤジも飛んでいたが、投球はワンバウンド。ノーバンでもノーパンでも無かった。


試合の先発はファイターズが二年目の玉井大翔で、ベイスターズが京山将弥。ベイスターズは一番から石川雄洋、関根大気、荒波翔、細川成也と続く一軍経験豊富な打線を組んできた。玉井にとっては良い勉強になる登板。なお捕手には十二年ぶりにファイターズのユニフォームを着る實松一成が起用された。


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玉井、實松のバッテリーはスタンドから観ている限りでは緩急をうまく混ぜてベイスターズ打線に的を絞らせない感じだった。二回と三回には得点圏に走者を背負ったが1イニングに二人の走者を出した回が無くこれといった危ない場面もなかった。五回を球で無失点に抑えた。
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ただファイターズ打線も京山を攻略できず、00のまま五回を終えた。


六回表、ファイターズの二番手としてドラフト7位ルーキー、東京大学出身の宮台康平が上がった。そして宮台の登板に合わせて<!?>、佐賀学園高校出身の實松に代わって日大藤沢高校出身の黒羽根利規がマスクをかぶった。
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先頭の百瀬大騎と続く石川から二者連続三振を奪い、続く関根に左前に運ばれて、さらに盗塁を決められ二死二塁のピンチを招くが落ち着いて荒波を打ち取って無事にデビュー戦を1イニング無失点に抑えた。今日はスタンドに宮台の先輩は駆け付けていなかった様で、かつて松家卓弘が登板するたびにかけられていた「いいぞ、さすが俺の後輩!」的な(経歴詐称)声援は飛び交わなかった。


宮台の登板に合わせて交代した實松は、昨秋のドラフト会議の後にジャイアンツから戦力外通告を受けた。ジャイアンツは昨秋のドラフト会議で支配下、育成合計で4人の捕手を指名。その結果を受けての戦力外通告だったので、2006年の開幕直前にトレードで入団してきて十二年間在籍した選手に随分失礼な対応だと感じたし、先に相川亮二が現役引退を表明しているのに一度にベテラン捕手二人を手放す編成方針にも首を傾げた。


その實松に手を差し伸べたのが古巣のファイターズだったわけだが、“二軍育成コーチ兼任捕手”という待遇と背番号が90番という実態にジャイアンツの評価もファイターズの評価も大差ないのかなと言う結論に個人的には達した。二軍育成コーチを兼任しているということは基本的にはファーム暮らしということなのだろうか<苦笑>。二軍育成コーチはもう一人、指導経験豊富な島崎毅がいるが。
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日のジャイアンツとの一軍オープン戦では捕手の市川友也の代打で起用されながら二ゴロに終わるとそのままマスクをかぶるのでなく鶴岡慎也に交代させられるという謎の扱いを受けていたが、試合前のシートノックでの動きを見る限りでは捕手としての調整もまずまずという感じだった。ただ二飛と三飛に終わった打席を見ていると、もともとアレな上に練習不足なのかなと感じた。
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ベイスターズの方は京山が続投。六回裏、ファイターズは二死から渡邉諒が放った遊ゴロを百瀬が一塁に悪送球して塁に出ると、途中から淺間大基に代わって「三番・中堅」に入っている谷口雄也がセンターの頭上を超える二塁打。
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フルカウントだったのでスタートを切っていた渡邉が一気に生還してファイターズが待望の先制点を得た。


宮台は1イニングで降板。七回表のマウンドには同じルーキー、東北学院大学から6位指名の鈴木遼太郎が登板。
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このまま逃げ切れば宮台に初登板初勝利が記録されるところだが、二人目の山下幸輝にライトオーバーのソロ本塁打を浴び、あっさりと1対1の同点にされてしまった。


だが鈴木はこのまま続投。11のまま試合は延長戦に突入するが、七回の頭からマウンドに上がった鈴木は十回まで4イニング、最後までカウントできなかったのだが先発の玉井を上回る約80球を投じた。鈴木は初登板となった17日のイースタン開幕戦、スワローズ戦でもリリーフで2イニング投げている。リリーフ投手は1イニングで交代という昨年までのファイターズのファームのスタイルを荒木大輔新監督が柔軟に覆した…と思って昨年の継投を調べたらファイターズのファームでリリーフの投手が一試合で4イニング以上投げた例が6回もあった(内1回は大谷翔平が調整登板で先発して1イニングのみ投げた後に実質的には“先発”に近い斎藤佑樹5イニング)。


ちょっと話が飛ぶが荒木新監督といえば試合開始直前にビジョンに荒木新監督のメッセージが流れた。高校野球で“大ちゃんフィーバー”を起こしてから約四十年弱。これが現在の荒木大輔だ。
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ベイスターズは七回から加賀繁、ドラゴンズから戦力外になった武藤祐太須田幸太と一軍経験豊富なリリーフ投手で小刻みに継投。延長に入ったため須田は2イニング投げた。


これまた余談だが七回終了後にはビジョンに木田優夫GM補佐が登場して“鎌スタじゃんけん”。
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清宮幸太郎
を引き当てた黄金の左手でパーを出していたが、明らかにフジテレビ系『めざましテレビ』の“めざましジャンケン”のパクリ<>!?


鈴木がおそらく80球を超えてさすがに十回限りで降板。昨年の終盤からクローザー的に使われることが増えてきた新垣勇人が延長戦の最終回に当たる十一回表のマウンドに上がった。
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ファイターズとしてはこの回を抑えて悪くても引き分けという展開に持ち込みたい。


だが、そんなファイターズファンの思いも虚しく、一死から四番の細川にセンターオーバーの大本塁打を打たれ、12と勝ち越されてしまう。
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細川はルーキーだった昨年、一軍公式戦では2試合のみの出場だったが、その2試合で放った2本の安打がいずれも本塁打。そこを評価されてクライマックスシリーズでは5試合に、日本シリーズでは4試合に出場した。いずれも少ない出場ながら打率が公式戦で.400、CSで.333、日本シリーズで.500といずれも好成績。二年目の今季は大きな期待をかけられているが、打撃不振と、他の外野手が揃って好調なためにアレックス・ラミレス監督に二軍落ちを決断された。虎視眈々と一軍再挑戦を狙っていることは想像に難くなく、試合の展開からいっても当然に一発を狙っていると推測できる場面。まともに勝負にいって試合を決める一発を見舞われた新垣には“逃げるは恥だが役に立つ”という言葉を贈りたい。


そうはいってもまだ1点差、後続を断てばという場面だったが、伊藤剛総合コーチ兼投手コーチが出てきて新垣はここで降板。
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五番手の高良一輝に交代した。


十一回裏、まだたったの1点差なのに何かが起きる雰囲気では無かった。
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ベイスターズ五番手の、これまた一軍経験豊富な平田真吾の前に一番からの好打順だったが二者三振、三者凡退であっさりと試合終了となった。


24日・ファイターズスタジアム】
B 000 000 100 01 =2
F 000 001 000 00 =1
B)京山、加賀、武藤、○須田、S平田-山本、西森
F)玉井、宮台、鈴木、●新垣、高良-實松、黒羽根
本塁打)山下1号ソロ(鈴木・七回)、細川1号ソロ(新垣・十一回)

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入場者数は1,242人と発表された。試合開始くらいから増えてきたのだろうか。試合前の感覚では今日は1,000人超えしないと思えた。


昨年イースタン・リーグで6位だったファイターズは開幕戦をホームで行えない。20日からの二カード目に人気のジャイアンツを相手に迎えるファイターズスタジアム本拠地開幕カードを組んだが、20日、祝日に当たる翌21日と連続中止で22日からの入場者数は896人、706人と来て今日がようやく1,242人。祝日だった21日の試合では開場時に監督、コーチ、選手によるウエルカムハイタッチや、上述の相沢菜々子による始球式の他に先着4,000名に“メタリッククリアファイル”を、先着3,000名に“清宮幸太郎BBMベースボールカード”をプレゼントする予定だった。ウエルカムハイタッチは繰り越されなかったが相沢菜々子の始球式とクリアファイルのプレゼントは今日に、ベースボールカードは明日25日に変更された。


だが、今日は先着4000名どころかその約3割の入場者しか集まらず、試合開始直後にはクリアファイルは「お好きなだけどうぞ」状態になっていた。この様子だと明日の清宮のベースボールカードも…。


何度か拙blogで言及しているがファイターズスタジアムの入場者数は年々減少している。新しい企画を考えても入場者数は増えていないのだ。球団も今年こそはと考えているのだろうが、今年はお天気にもそっぽを向かれた…。


敗戦処理。にとっては一週間前に観たジャイアンツのイースタン開幕戦に続き、贔屓チームがロースコアで1点差負け。勝敗に関しては残念の一言に尽きるが、今日はファイターズの内野陣が堅実な守備の連発で、試合を引き締めてくれた。試合後にDJチャス。が「敗れはしましたが収穫の多い試合でした」と語っていた。“中の人”にそう言われると違うだろと言いたくなるが<>、実際そう思える面もあった。


ファイターズのファームの試合を観るのが今年初めてということもあって、ルーキー達のプレーを観るのは今日が初めて。これまでに書いた宮台と鈴木以外に創志学園高校からドラフト4位で入団した右投げ左打ちの難波侑平が「九番・二塁」でフル出場した。二塁の守備では5つのゴロを無難にさばき、2つの併殺に関わった。第三打席に遊撃の右を破る安打を放ち、4打数1安打だった。


打撃を見ていて気になったのが打席の中での動き。安打を放った第三打席で気付いたのだが安打を打つ前の見送ったシーン。
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捕手寄りに立っていたのが投球の途中に投手寄りに移動しているのである。これは珍しい。今後も注目したい選手だ。
ファームの試合にはこうしたいろいろな発見がある。


一方のベイスターズでは上述した様に一番から四番までに一軍経験豊富な選手を並べた。またリリーフにも一軍経験豊富な顔ぶれが次々に登板した。決勝本塁打を放った細川はまだ二年目、ベイスターズが日本一になったあの1998念に生まれたの19歳と若いが、一番から四番間電で唯一無安打に終わった石川は細川と一回り違う31歳。今年で32歳になる。荒波にも当てはまるが一昨年、昨年と二年連続Aクラスと躍進、生まれ変わったベイスターズにおいて生まれ変われない選手という印象を持ってしまう。
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言い方を変えればチームが新しく生まれ変わっているのに取り残される選手。本当にもったいない。能力は高く、昨年でいえばCSや日本シリーズで貴重な戦力にならなければならない位置にいるはずなのに乗り遅れてしまったみたいな。石川のポジションには柴田竜拓が頭角を現し、荒波のポジションには桑原将志が不動の位置を築いている。石川も荒波もこのままではベイスターズの低迷時代の象徴のような形でチーム内の存在意義がどんどん薄くなってしまうとファンでも無いのに心配になってしまう。今年は脱却してもらいたい。


ファイターズスタジアムにはいろいろな楽しみ方をする人が集まってくる。入場者数は減っているが、来ている人はそれぞれの楽しみ方をしている。ファイターズが好きで来ている人はファイターズの勝利、お目当ての選手の活躍を祈っている。敗戦処理。の後方の集団はほとんど目の前の試合とは無関係な会話ばかりで盛り上がっていて、前方のお客さん達に怪訝な表情で振り返られていたが、野球場で楽しんでいることに変わりない。そんな多士済々の客層を分析しなければならない球団関係者は大変ではあろうが、試合内容以外でもファンを喜ばせる、楽しませることを何とか考えてもらいたい。個人的には今日くらいの混み具合が快適だが球団はそうではないのだろうから…。

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