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2018年1月21日 (日)

昨年の二の舞に!?-ジャイアンツが5人目の外国人選手を獲得

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blogでは18日付でもう補強は一区切り!?2018年のジャイアンツはどうなる? というエントリーを立てたが、甘かった。16日に前ブリュワーズのテイラー・ヤングマン投手の獲得を発表した。先発型の投手で、マイルズ・マイコラスの抜けた穴を埋める目的とみられている。


ジャイアンツの外国人選手は支配下に限ってもスコット・マシソン、アレクサンダー・カミネロ、ケーシー・マギー、アレックス・ゲレーロに加え、ヤングマンで5人となった。


(写真:ジャイアンツが獲得したヤングマン。※写真はイメージです。2010年8月撮影)

 

「補強ばかりで若手が育たない!」、「若手をどんどん使え!」という声に辟易して慌ててヤングマンを獲得したのでは!?と皮肉の一つも言いたくなるが、支配下登録の外国人選手を一軍登録枠の四人ぎりぎりでシーズンに臨む様なチームであるはずがない。ジャイアンツを見誤っていた敗戦処理。が甘かったと言えよう。


昨年はシーズン開幕の時点で前出のマイルズ・マイコラス、スコット・マシソン、アレクサンダー・カミネロ、ケーシー・マギーに加え、ルイス・クルーズギャレット・ジョーンズが支配下で在籍していて6人体制。前年に24本塁打を放ったギャレットと、前年にチームの和を見出す行動でだいじなクライマックスシリーズを前に二軍降格となったクルーズが開幕時に二軍に落ちた。


マイコラス、マシソン、カミネロ、マギーの四人がそれなりに上手く機能していたが、打線全体の得点力の低さに業を煮やした球団幹部が強引にクルーズの一軍昇格を強要し、そのためにカミネロが一時的にとはいえ登録抹消になるという末期的な症状になり、連敗ストップどころかさらに連敗に拍車がかかった。今年も競争の原理でプラスに働けば良いが、昨年の二の舞にならないか今から不安である。因みに先日発表された来月の宮崎キャンプの割り振りでは5選手とも一軍スタート。


● ジャイアンツの支配下登録されている外国人選手と推定年俸
マシソン 3億6800
万円
カミネロ 23000
万円
ヤングマン 8630
万円
マギー 27600
万円
ゲレーロ 4億円


新外国人のヤングマンは先発型の投手。名前がヤングマンだからといって五回が終わったら出てくる訳ではない。



ヤングマンは現時点で四人の外国人選手の次に位置しているという。年俸8630万円(推定)を保険代わりにするとはさすがジャイアンツ<苦笑>と言うしかないが、普通に考えると少なくとも5人で回すことは出来ない。同じ5人体制でも例えばファイターズでは、ジャイアンツと同じ投手3人プラス野手2人だが、3人の外国人投手の内2人が先発型なので、もったいないとはいえ先発投手なら登板後に登録抹消し、十日間空けて再登録するという起用法も考えられるが、ジャイアンツの外国人の構成は誰も登録を抹消しづらいのである。マギーとゲレーロは打線強化のためには当然外せないし、マシソンにしろ、カミネロにしろ、勝利の方程式を担っている以上全試合にブルペン待機していなければならない。つまり5人目の外国人選手が機能するときは誰かが故障するか、絶不調になるかであり、結局は“保険”以外の何ものでも無いのかなと思わざるを得ない。


ジャイアンツは昨年も十二球団で二番目に多い2,958,890人の入場者数を誇った。Cdsc_9871
ファンからいただいたお金をチーム強化のために使って何が悪いのかという見方もあるようだが、
5人目の外国人選手獲得により、昨年育成選手として実績を積んできたクリストファー・クリソストモ・メルセデスサムエル・アダメス両投手の支配下昇格の芽を摘むという見方もある。長期的視野に立って外国人選手の育成選手を獲得している意味が無い。もっとも、個人的にはメルセデスもアダメスも支配下登録は時期尚早だと思うが。
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ジャイアンツは原辰徳前監督時代の
2014年のリーグ優勝を最後に三年間優勝から遠ざかっている。今年も優勝出来ないとなると、2003年~2006年に並ぶ、チームとしては史上最長タイの四年連続優勝無しに並ぶ。高橋由伸監督としても就任から三年間優勝なしとなれば、(二年連続優勝無しで退任した堀内恒夫監督を別にすれば)1984年の就任初年度から三年連続して優勝出来なかった王貞治監督以来。ましてや昨年は11年ぶりのBクラス転落。何が何でも優勝させたい、優勝しなければならないという発想に基づいて打てる手は何でも打つという事態になっているのだろう。


高橋監督だけではない。鹿取義隆ゼネラルマネージャーにも相当プレッシャーがかかっていることだろう。上述の昨年のクルーズとカミネロの登録入れ替えのように親会社の幹部の横やりが今季もチームの足を引っ張る事態も懸念される。そういう事態を避けるために、球団フロントのトップでなく選手、コーチ出身の鹿取にGM職を託し、それなりの権限を授けているのだろう。



だが、既に一部のファンが危惧しているように鹿取GMによる補強が純粋にチーム力アップのために向けられているというより、うるさい親会社筋を納得させるためという方向に向けられているのではないか?という疑問は確かにある。


まだ一球も投げていない新外国人選手にケチを付けるのもナンだが、昨年の例があるだけに「またか…」というネガティブな想いの方が強くなってしまった。

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