フォト
無料ブログはココログ

« 野球文化大学広島校冬期東京集中講座 | トップページ | スポニチアネックス“「推定」にモヤモヤ…透明性ある野球界にするため全選手の年俸公開を”に思う。 »

2017年12月17日 (日)

ジャイアンツが前ドラゴンズのアレックス・ゲレーロを獲得

Adsc_0651
15
日、ジャイアンツは予て報じられていたように、今季ドラゴンズに所属してセ・リーグの本塁打王に輝いたアレックス・ゲレーロ内野手の獲得を発表した。


ゲレーロは今季、35本塁打を放った本塁打王。当然、ドラゴンズも契約続行を望んでいたが、再契約の条件が折り合わず保留選手にすることが出来ず自由契約選手になっていた。


今季、打線の破壊力が不足していたジャイアンツには恒例の補強候補としてゲレーロや、スワローズに残留を決めたウラディミール・バレンティンの名がスポーツ新聞などで挙がっていたが、
ジャイアンツとしては待望の四番打者候補を獲得出来たことになる。ただ、「またか」という感じの補強で…


(写真:ジャイアンツ入りが決まった前ドラゴンズのアレックス・ゲレーロ。 2017年7月撮影)



ジャイアンツが、国内の他球団で活躍した外国人選手を、契約でこじれたのを見計らって獲得するのは初めてではない。原辰徳前監督時代の
2007年オフにセス・グライシンガー、マーク・クルーン、アレックス・ラミレスを獲得したのが代表例だ。外国人選手はメジャーを始め、アメリカでの活躍通りに働くとは限らない。そこを精査するのが本来のスカウティングなのだが、日本の他球団で活躍した選手ならほぼ間違いない。


Cdscn3829
アレックス・ゲレーロ
のようにキューバ共和国出身の選手に関しては、契約に国が関わってくるケースもあるらしく、ドラゴンズがシーズン終盤から残留を臨んで下交渉をしたものの金額的に強気な要求されて折り合いが付かなかったと言われている。ゲレーロ側の強気の背景に、ドラゴンズとまとまらなくても高値で交渉できる他球団があるとの自信があったのか、現実に水面下で高額契約をちらつかせている球団があったのかは推測の域を出ないので何とも言えないが、ジャイアンツとの契約が二年契約で、契約金込みの総額8億円とまで言われると何ともはや…。



ジャイアンツは昨オフの史上初となる、フリーエージェント戦線での三選手獲得がことごとく期待外れに終わり、補強のあり方が問われ、異例とも言えるシーズン途中でのゼネラルマネージャー更迭という事態まで招いたが、外国人選手に関してはアレクサンダー・カミネロケーシー・マギーの獲得が成功。だからというわけでは無いかもしれないが、今オフはライバル球団の主砲をターゲットにした様にも思える。


ジャイアンツの財力に任せた外国人選手の引き抜きには批判的な見方も多いが、一方でジャイアンツも絶対に球団に残って欲しかったマイルズ・マイコラスとの契約続行に失敗。ローレン夫人ともども手放さざるを得なくなった。今季はそのマイコラスを含め、一軍の外国人枠は投手3プラス野手1という形だったが、来季はマイコラスが抜けてゲレーロが加わり、投手2プラス野手2となる。


そしてマイコラスが抜ける先発陣ではライオンズからFA宣言した野上亮磨を獲得。
Cdscn4393
本当ならマイコラスがいても先発陣は頭数が不足しているので野上をプラスしたいところだったが、マイコラスが抜ける穴を最小限にとどめる意味で野上に期待する。



一時はマイコラスだけでなく、スコット・マシソンにも流出の可能性が危惧された。ファイターズからFA宣言する増井浩俊獲得の噂が出たのはマシソン流出の際の対策だったのだろう。


ゲレーロの獲得で、三塁に再び転向する岡本和真の出場機会を奪うという声がファンの間で出ているそうだが、ゲレーロは登録こそ内野手だが、今季、三塁の守備に付いたのは32試合に過ぎず、最も多く出場したのは89試合守った外野である。既に多くの報道で出ているがジャイアンツでもゲレーロはレフトに回り、マギーを二塁から三塁に戻すのだろう。どちらにしても岡本には大きな壁が立ちはだかることに変わりはないが…。


今季、マギーが務めた「二番・二塁」には吉川尚輝がそのまま入るのではないか。今季、チーム最高、セ・リーグ打率2位のマギーにはゲレーロの後ろの五番に座ってもらいたい。阿部慎之介はその後ろの六番か…。


原前監督にかつて「慎之介のチーム」と言わしめた阿部もあと二ヶ月で39歳。阿部の衰えがどうのこうのと言うより、阿部に頼らざるを得ない状況から脱却しなければならない時期にジャイアンツは来ているのだ。今季、110試合で四番を打った阿部に四番を任せなくて済む代わりの四番をどうするかというところでセ・リーグの本塁打王を獲得出来たのは朗報だが、ここにジャイアンツ生え抜きの選手を座らせたかったと思うファンも少なくないだろう。


それこそ大田泰示が順調に育っていればとも思うし、岡本がもっと早く…とか、清宮幸太郎を獲得出来ていたらと思うファンもいることだろう。だが、ライバル球団の主砲を引き抜くというのが現実。鹿取義隆がGMになっても何も変わらないじゃないかと嘆く声もある様だが、このチームを変えるのは一朝一夕には行くまい。ファンや親会社が求める結果に答えつつ、チームを変えて行くには歳月がかかるだろう。親会社サイドの横やりに負けずに鹿取GMが結果を出してくれる日を待ちながら、来季も見ることになるだろう。とりあえず不安がひとつ解消しそうだ。

« 野球文化大学広島校冬期東京集中講座 | トップページ | スポニチアネックス“「推定」にモヤモヤ…透明性ある野球界にするため全選手の年俸公開を”に思う。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジャイアンツが前ドラゴンズのアレックス・ゲレーロを獲得:

« 野球文化大学広島校冬期東京集中講座 | トップページ | スポニチアネックス“「推定」にモヤモヤ…透明性ある野球界にするため全選手の年俸公開を”に思う。 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック