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2017年12月16日 (土)

野球文化大学広島校冬期東京集中講座

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一週間前の出来事だが、
9日、10日の土日に開かれた野球文化大学広島校の冬期東京集中講座を受講してきた。


野球文化大学はカープ関連で話題の著作を次々と世に問うてきた堀治喜さんが主宰する架空の大学で堀さん自身は校長代理を務めておられる。広島では数々の講座を開講してきたそうだが、今回満を持して東京で集中講座を開くと言うことで不肖敗戦処理。も受講してきた。


12
9
1時限目
「分類王・石黒謙吾の野球を見立てる遊び方クリエイション講座」
講師 石黒謙吾氏(野球文化分類学部客員教授・著述家)

2時限目
「長嶋茂雄と、あの時代」
講師 小山高生氏(野球文化学部客員教授・脚本家)

3時限目
「野球崩壊」~CSの是非論からプロ野球を語る~
講師 広尾晃氏(野球文化データ学部客員教授ブロガー)

4時限目
「野球部人類学からみたドラフトの人間模様」
講師 菊地高弘氏(野球部研究科客員教授・ライター)

5時限目
2017ベイスターズファンであった至福」
講師 村瀬秀信氏(総合人間学部教授・ライター)



1210
1
時限目
「球場巡礼こぼれ話」
講師 堀治喜氏(野球文化大学広島校 校長代理・作家)

2
時限目
カープ学講座「データで読み解くカープの強さ」
講師 市川博久氏(弁護士・プロ野球データアナリスト)


3時限目
「清宮幸太郎の夏を追って…」
講師 中島雄人氏(野球実践学部客員教授・ゴールデン街「鳥立ち」店主)


場所は東京、JR水道橋駅ほかから約10分にある“ビル西神田”3階にある「編集室屋上」
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地図通りに行けば辿り着くのだが不覚にも敗戦処理。は迷子になってしまった。講座の定員は
20人とされていたが本当に20人入れるのだろうかというスペース。ここでアットホームな雰囲気の中で行われた。受講料は1講座2,000(ワンドリンク付き)2講座目からは1,500円。


敗戦処理。は9日に広尾晃さんの講座と村瀬秀信さんの講座を、10日に堀治喜さんの講座と市川博久氏の講座を受講した。


広尾さんは力作の近著『野球崩壊』で取り上げた、深刻な野球離れの実態について語るのかと想像して聴いてみた。上のタイトルの通り、クライマックスシリーズ制度の是非を興行としての側面から語り、そこから野球離れ対策の話に導いていくのかと思いきや、ほとんどCS制度の話に終始した。広尾さんは最近のブログで、どんな形でも野球に興味を持ってもらうことが大切と盛んに説いているので、長丁場の公式戦を制したチームが短期決戦でひっくり返される可能性のあるCS制度の矛盾点より、とにかく盛り上がる利点を強調するのかと推測していたが、そこまでの話にはならなかった。余談だが野球離れという点では翌10日の堀さんの講座に飛び入り参加<!?>された野球殿堂博物館の事業部長さんの話の方が差し迫った問題点に言及されていた。


村瀬さんの講座は、敗戦処理。以外受講生が全員ベイスターズファン。村瀬さんが自身のツイッターで講座の後に飲み飲み屋で延長戦云々と呟いていたこともあってか<!?>全講座中最多の受講生が集まった。


名著4522敗の記憶」をテキストにして、過去二度の優勝と、今年の日本シリーズ出場を振り返るとともに、その間の暗黒時代にも触れていた。これからどんどん増えるであろう新規のベイスターズファンに対して、先輩ベイスターズファンとしてベイスターズの歴史やベイスターズ愛を洗脳できるようにするための講座。敗戦処理。は静かに聞いていようと思ったが、「ハムと巨人のファンですよね」とバラされてしまった<苦笑>


また村瀬さんの講座を受ける前に、その前の講座である菊地高弘さんの講座をちょっとだけ聞かせてもらった。菊地さんの豊富なアマチュア観戦の中で、“この選手がプロに行くと思わなかったランキング”の後半。杉谷拳士中島卓也の名前が入っていてなるほどなとうなずいた。


10日には堀さんの講座と市川さんの講座。堀さんの『球場巡礼』シリーズでは阪急ブレーブスの本拠地だった西宮球場の話。阪急ブレーブスが西宮球場を本拠地にしていた時代を敗戦処理。は知っているが、残念ながら当時は関西まで遠征する資力がなかった。閉鎖してから初めて現地へ行った。


市川さんは“カープ学講座「データで読み解くカープの強さ」”と謳っていたが、必ずしもカープ一辺倒の話という感じではなかった。市川さんは本職は弁護士だそうだが、DELTAにも寄稿されているとのこと。UZRなどセイバー系のデータを駆使して菊池涼介らの守備力を分析していた。敗戦処理。はこれまでにもいくつかセイバー系のデータに関する専門家のトークを聞いたことがあるが、往々にして“わかる人にしかわからない”話になりがちなのだが、市川さんは誰にでもわかる言葉や例で話を進め、これならデータに関して食わず嫌い的なファンにもわかりやすい。


以前、あるアナリストは投手が打者をゴロで打ち取る安全性を説きながら、そのことが今ひとつファンに浸透しない理由として“テレビ中継で、投手が打者をフライで打ち取った時にアナウンサーが打ち取ったという意味で「打ち上げた~」と言いますよね。あれでファンの人はフライに打ち取ると安全だと錯覚しちゃうのですね”と語っていたことがある。バカを言ってはいけない。例外はあるかもしれないが、実況アナウンサーが「打ち上げた~」というのは大概は一目でわかる内野への凡フライだ。内野フライと外野フライを区別せずにゴロ率云々というアナリストは今一信用できない。市川さんはこの点に関しても「内野フライに打ち取ることの多い投手は外野フライも多い傾向がある。安全と危険は背中合わせ」と説明して下さった。ここまで説明してくれれば納得できる。ただ市川さん自身はカープファンと言うわけではなくジャイアンツファンとのこと。


“野球”に飢えている12月に貴重な機会を用意して下さった堀さんと各講座を受け持って下さった方には感謝感謝だ。オフになってからは『プロ野球音の球宴』にも足を運んだ。


『プロ野球音の球宴』は今年で二十周年だそうだ。この日はゲストにマリーンズの応援歌『We Love Malines』を“唄うマリーンズ”名義で歌ったカタヤマケイジさんがゲスト出演。
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元マリーンズ応援団長のジントシオ氏とのトークのほか『
We Love Malines』を生で歌ってくれた。これはお得だった!


オフシーズンの度に「もっと野球を勉強したい。もっと野球に触れたい」との思いを強くする敗戦処理。だが、生来のサボり性ゆえに長続きしないで毎年進歩がないまま終えている。


堀さんによると来年の春に第二回を計画しているという。“講座”といっても決して堅苦しいものではない。春というと敗戦処理。が初めて堀治喜さん(ら、今回の講師陣)と知り合った『東京野球ブックフェア』やイースタン・リーグ開幕、オープン戦と盛りだくさんの時期だがスケジュールを合わせて参加したいものだ。

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