フォト
無料ブログはココログ

« TBSラジオがナイター中継終了を発表。 | トップページ | 野球文化大学広島校冬期東京集中講座 »

2017年12月 7日 (木)

2018年北海道日本ハムファイターズコーチングスタッフ

Adsc_0053
緒方耕一、荒木大輔
ら、これまでファイターズとは縁のなかった顔ぶれの加入で話題となったファイターズの来季のコーチングスタッフが、
4日にファームのコーチングスタッフが発表されたことで出揃った。


(写真:ジャイアンツ以外のユニフォームを着るのは初めてになるファイターズの緒方耕一野手総合コーチ 20129月撮影)



80
 監督 栗山英樹
73
 野手総合コーチ 緒方耕一(評論家=日刊スポーツ)
81
 投手コーチ 吉井理人
74
 投手コーチ 高橋憲幸(二軍投手コーチ)
79
 打撃コーチ 城石憲之
88
 内野守備コーチ 金子誠(打撃コーチ)
75
 外野守備走塁コーチ 川名慎一
72
 バッテリー兼作戦コーチ 中嶋聡(特別GM補佐)
84
 ベンチコーチ 厚沢和幸

85
 二軍監督 荒木大輔(評論家=NHK)
89
 二軍総合兼投手コーチ 伊藤剛
82
 二軍投手コーチ 加藤武治(国士舘大コーチ)
87
 二軍打撃コーチ 吉岡雄二(BC富山監督)
77
 二軍打撃コーチ 小田智之
78
 二軍打撃コーチ補佐兼バッテリーコーチ 高橋信二(捕手コーチ兼打撃コーチ補佐)
71
 二軍内野守備コーチ 飯山裕志(現役)
76
 二軍外野守備走塁コーチ 紺田敏正
83
 育成コーチ 島崎毅
90
 育成コーチ兼捕手 實松一成(巨人)
()表記は新任者の今季の所属。



シーズン中、何かと「俺が悪い」と言っていた栗山英樹監督は残留。白井一幸内野守備走塁コーチ兼作戦担当が責任を取ったかのように退団した。もちろん、今季は低迷したとはいえ一年前にはリーグ優勝、日本一にチームを導いた監督が辞める必要は無いのだが、実質的な№2である白井コーチの退任はファンには衝撃だった。一年前にリーグ優勝、日本一に輝いたのだから一年後に監督を首にすることはないにしろ、5位に低迷したのだからコーチ陣の一部テコ入れは必要だろう。今回は白井コーチといい、体調不良が直接の原因とはいえ田中幸雄二軍監督の退任はチームがさらに前に進むためには必要な措置なのであろうが、現役時代にファイターズのスター選手だっただけにファンとして一抹の淋しさを感じざるを得ない。


そして新たにファイターズのコーチングスタッフに加わった顔ぶれは多士済々。


現役を引退してすぐに二軍の内野守備コーチに就任した飯山裕志と返り咲きの加藤武治、實松一成を除くとこれまでファイターズとは縁のなかったニューフェイスが並ぶ。


緒方耕一野手総合コーチと荒木大輔二軍監督はともに現役時代は女性ファンに絶大な人気を誇った。当時の熱狂的ファンも歳月を経ておそらくは今は母親となり、その子供がそろそろ年齢的にドラフト候補になっているかもしれない。緒方や荒木がいるチームということでドラフト候補の家族がファイターズに好印象を持ってくれることを期待しての人選なのではないかという気もしなくはない<>。ドラフト候補の母親でなくても、元野球ファンが野球界に戻ってきてくれればそれもプラス。


因みに緒方コーチの現役時代を知らない人に説明すると、ジャイアンツ時代の緒方はイケメンで女性ファンに人気があったことはもちろんだが、俊足好打のスイッチヒッターの内野手としてデビューしたがその後外野も守るようになった。
Cdsc_0180
ジャイアンツのスイッチヒッターの俊足選手として柴田勲が『赤い手袋』、松本匡史が『青い稲妻』の異名でファンに親しまれたこともあって緒方にも『白いF1』というニックネームが付けられたが全く定着しなかった。



内野も外野も守れるスイッチヒッターという点では杉谷拳士の完成型とも言える。杉谷にとっては緒方コーチの就任はレベルアップへのチャンスだと言える。しかも今年のようにもしもファーム暮らしとなっても二軍の打撃コーチには帝京高校の大先輩吉岡雄二が就任。リアル野球盤の打撃指導をマンツーマンで受けることが出来る。どちらにしても杉谷にとっては至れり尽くせりだ。


その二軍コーチ陣はそれこそ多士済々だ。栗山監督は「ファームの形はすごく大事。もう一回、そういうものを一から根本的にチェックして」と言っているが、何を根拠に人選したのか非情に興味深い。


Cdsc_01
實松に関して、育成コーチ兼任ということと、背番号が
90ということで実質的にはコーチ専任なのではないかと勘ぐっている。

形式的には2軍スタッフだが「基本的に2軍? いやいや、それは状況次第。俺は戦力として必要だったわけだから」と指揮官。

とは言うものの、確かに大野奨太の流出は避けられなさそうだが、その補充として實松獲得に手を挙げたは良いものの、ホークスから鶴岡慎也がFA宣言。今のところ他球団が獲得の意思表示をしている様子は無さそうだし、ホークス時代の年俸から人的、あるいは金銭の補償が不要らしいので安く買い叩けそうだから靏岡を獲得し、實松にはコーチ兼任という肩書きを用意したというのが実態なのではないかと邪推する。



何度か言及しているが、敗戦処理。はシーズン途中のエドウィン・エスコバー黒羽根利規の交換トレードを成功とは思っていない。


エスコバーにしろ、黒羽根にしろ、移籍前より移籍後の方が出場機会を得ているのだからそれこそWINWINのトレードだったじゃないかと考える方が多いとは思うが、失礼な言い方になるが黒羽根を獲得するのにエスコバーを出さなければ獲れなかったのかという損得勘定があるのだ。


順を追って振り返ると、確かにエスコバーは年俸9000万円の外国人助っ人としては物足りなかったかもしれない。大谷翔平が故障で、さらに打率四割のペースで打ちまくっていた近藤健介も故障で長期離脱。シーズン中の復帰が難しいとの見立てもあり、急遽ヤディル・ドレイクを獲得した。これで外国人枠を超えてしまい、やむなくエスコバーは二軍へ。そしてその二軍では若手捕手の石川亮が故障で長期離脱。二軍で試合に出られる捕手が大嶋匠と高校卒ルーキーの郡拓也だけになった。大嶋も故障がちという情報もあり、捕手の補充が必要になった時に五人目の外国人を交換要員にしてトレードを成立させたに過ぎない。


だがドレイクは近藤の代役にならなかったばかりか、シーズン終盤まで一軍にいたのが不思議なくらいの成績。黒羽根は頑張ってくれたが損得勘定を考えると素直には喜べないのだろう。そう考えると、大野の代わりを靏岡である程度埋めたとしても、“転ばぬ先の杖”的にもう一人捕手を獲得した方が無難と考え、将来の指導者修行込みで實松に食指を動かしたのだろう(おそらく昨年の米野智人も同じような発想だったのだろう)。



いろいろな意味で来季のファイターズのファームが楽しみになってきた。


最後に余談だが、ファイターズはポスティングシステムで大リーグ入りを目指す大谷と、FA権を行使して移籍が濃厚の大野を除く全選手が来季の契約更改を終えた。ブランドン・レアードの更改が未確認だが今季と来季の二年契約なので推定年俸3億円が変わらずとすると、今季開幕時点のメンバー+ドレイクの推定年俸の合計が30210万円だったのに対して現時点でのファイターズの来季のメンバー(大谷と大野は退団するとして)の合計推定年俸は199420万円になる。人件費が約10億円下がっている。外国人選手がレアードと新外国人選手のマイケル・トンキン投手しかいないのであと二人、年俸1億円の選手を獲得したとし、實松に今季のジャイアンツでの推定年俸と同じ3700万円を払ったとしても今季に比べて約7億7000万円浮くことになる。新球場建設のための土地を購入するのに、土地を8億円安く浮かせられる籠池泰典氏の獲得を敗戦処理。は薦めていたがそれが叶わぬ夢となった今、年俸を約8億円削ったのだから籠池氏の穴は埋まったことになる<>


敗戦処理。はかねがね“育成一辺倒でなく、育成と補強のバランスが本当は必要”と主張してきたが、そのたびに「ファイターズはFA戦線には参戦しない」と球団のフロントを忖度して否定してくる人がいた。そして「他球団を戦力外になった選手にも食指を動かさない」とも言われた。このオフはFA宣言した靏岡の獲得が濃厚だし、ジャイアンツを戦力外になった實松を獲得した。一方で新球場建設に備えて緊縮財政だから高額年俸のFA権取得選手を放出するという書き方をする人までいた。だがその最たるものである中田翔はチームに残留し、FA選手獲得に乗り出し、他球団を戦力外になった選手をも獲得した。ドラフト会議で最大の目玉であった清宮幸太郎の獲得に成功したもののこのチームは課題が山積みなのだ。球団に忖度するファンを裏切るかのような動きの連続。これもまた痛快である。

 

« TBSラジオがナイター中継終了を発表。 | トップページ | 野球文化大学広島校冬期東京集中講座 »

コメント

籠池氏の8億円は、森友獲得に振り替えましょう。捕手コレクション中ですし、10年8億円くらいで。

あと一歩様、コメントをありがとうございます。

籠池さんと森友はセットです!

>何度か言及しているが、敗戦処理。はシーズン途中のエドウィン・エスコバーと黒羽根利規の交換トレードを成功とは思っていない。
同感です。1年目の外国人に対し見切るのが早すぎます。
>捕手の補充が必要になった時に五人目の外国人を交換要員にしてトレードを成立させたに過ぎない。
もしそうであったとしたら一時的な需要ということなので、こういう時こそ独立リーグの(ドラフト不要な)選手を獲得してほしかった。ちなみに以前ヤクルトが使った裏技も可能ですが、個人的にはちょっと支持できません。
>急遽ヤディル・ドレイクを獲得した。これで外国人枠を超えてしまい
僕もドレイク獲得が引き金となってエスコバー放出の流れになったと見ていますがまずそもそもドレイクが要らなかった。これは別にドレイクがはずれ外人だったから言ってるのではなくシーズン半ば二桁借金で5位を独走、もうそろそろ来季以降に舵を切る判断をしなければならないチーム状況で中途半端な補強をする必要がなかったからです。仮にドレイクが当たり外人だったところでせいぜい5位から4位になれたくらいで、逆にそのせいで松本や大田の出場機会が奪われることになって、チームを長期的に見てマイナスとなっていた可能性すらありました。エスコバー放出の引き金となった今シーズンのドレイク獲得は本当に目先のことしか考えてない悪手でした。

サフラン様、コメントをありがとうございます。

> これは別にドレイクがはずれ外人だったから言ってるのではなくシーズン半ば二桁借金で5位を独走、もうそろそろ来季以降に舵を切る判断をしなければならないチーム状況で中途半端な補強をする必要がなかったからです。

お気持ちはわかりますが、“来季以降に舵を切る判断”をしなければならないかを決めるのは必ずしもサフランさんのようなファンが決めることではありません。

せいぜい4位であっても、試合である以上勝利を求めるファンは少なくないでしょう。

そういうファンの思いを反故にして、シーズンの中盤から勝利を最優先にしない戦いをすることに多くのファンのコンセンサスを得られるか定かではありません。

ドレイクに関しては同感ですが、おそらくは大谷と近藤のコンディションの問題があって獲得したのでしょう。

大田と松本はよく頑張ってくれましたが、大谷と近藤が故障せずに出場していたら二人揃って規定打席に達すると言うほどには試合に出られなかったでしょう。何が幸いするかわかりませんね。

外野手の新しい外国人選手を獲得したようですし、来年も競争ですね。高いレベルでポジション争いをしてくれれば良いのですが、どうなりますか?

手短なコメントを心掛けたが故に説明不足となってしまったので補足させていただきます。

順位が完全に確定されるまで残り試合は全て勝利を願うファンもいれば、来季以降も同じチームのファンである以上ある時期を境に来季へ舵を切ったチーム作りを望むファンもいる。それが伝えたいことでした。特に今シーズンのような状況となれば目先の1勝、目先の4位なんかより来年以降の優勝を目指したチーム作りを「ファンとして」望みますし、チームにとってもそのような判断のほうが合理的です。(特に長らく優勝していないNPB球団はMLBから見習うべき点です)

勿論後者の中でも「ある時期」をどこに置くかでチーム作りに対する意見は変わってきますが、少なくともそういう見方が出来なければフラッグディールトレード、今年の例で言えば谷元のトレードなどは理解できないでしょう。以前谷元トレードの記事のコメントで僕は中田や増井のトレードにも言及していましたが、これも前述のような考えがあってのもので、この時にももっとコメントの真意として書いておくべきでした。

コメント欄にお前の考えを書くな、と言われかねないコメントの補足となりましたが僕の1つ1つのコメントの根底にある考え方としてあえてここまで書かせていただきました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

サフラン様、コメントをありがとうございます。

> 順位が完全に確定されるまで残り試合は全て勝利を願うファンもいれば、来季以降も同じチームのファンである以上ある時期を境に来季へ舵を切ったチーム作りを望むファンもいる。

ファンは十人十色。出来るだけ多くのファンの希望に応えられるようにしないとならないのでしょう。

来年もよろしくお願いします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/602714/66133909

この記事へのトラックバック一覧です: 2018年北海道日本ハムファイターズコーチングスタッフ:

« TBSラジオがナイター中継終了を発表。 | トップページ | 野球文化大学広島校冬期東京集中講座 »

2018年8月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック