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2017年11月12日 (日)

大谷翔平がついにポスティングシステムでの大リーグへの移籍挑戦を表明。そしてどんどん人がいなくなる。

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日、ファイターズの大谷翔平が記者会見を開き、今オフにポスティングシステムを利用して大リーグに移籍する意向を表明した。


多くのマスコミ報道から、大谷が今オフにポスティングシステムを利用して大リーグへの移籍を目指すことはいわば既定の事実のように思われていたが、ついに本人が口にした。


入団時の経緯を考えれば遅かれ早かれ大谷がファイターズの一員でなくなることは自明の理であるので割り切ってこの事実を受け入れている自分(敗戦処理。)がいる一方で、やぱりちょっと早いかなと残念に思うファイターズファンとしての自分がいる。



今さらポスティングシステムがどうのとか考えても仕方ない。花巻東高校から日本のプロ野球を経ずにアメリカの大リーグ入りを目指していた大谷翔平の意志の強さを本物と認めて多くの球団がドラフト会議での使命を断念する中、ファイターズが単独指名。大人がよってたかって騙して、もとい説得してファイターズ入りさせたのだ。この五年間、特に昨年からの“リアル二刀流”で本当にファイターズファンを、いや野球ファンを楽しませてくれた。そのご褒美として、かつてのダルビッシュ有田中将大より二年早いが五年間で日本の野球界から旅立つ段取りを組んであげたと考えることにする。



というか、大リーグからの期限付きレンタル移籍だったと考えた方が早いかもしれない。


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もっとも、“釣った魚には餌をやらない”の喩えがある。騙して、もとい丸め込んで、もとい説得して入団させた後は少なくとも海外フリーエージェント権を取得するまでは大リーグに行けないようにするということも不可能では無かったはずだが、ファイターズはそんなことをしなかった。それにより大谷を引き留めることが出来たとしても、今後現れるであろう第二、第三の大谷予備軍を受け入れられなくなる。ファイターズはそこまで考えて、大谷をドラフト会議で指名した時から、手放す時までの青写真を描いていただろう。



ただ、すべてが想定の範囲内と思える大谷のメジャー移籍だが、肝心なことが抜けている様にも思える。それは二刀流ゆえに投打で主力として活躍した大谷が抜けた後のチームのことだ。
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選手育成能力の高さには定評のあるチームと言えども、
80年を超える日本のプロ野球で過去に前例のない二刀流の抜けた穴を埋められるはずがないのは明らかだとしても、これといった代案も見当たらない。それどころか、時を同じくしてFA権を取得した選手が次々とチームから出ていきそうだ。


今このエントリーを書いている時点で増井浩俊大野奨太の流出が濃厚だ。
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同じくFA権を行使可能な宮西尚生は既に来季の契約を更改した。今オフのFA戦線の最大の目玉と思われた中田翔は態度を明確にしていないようだが…。



クローザーの増井が抜け、増井の前を投げるクリス・マーティンの退団も発表された。
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シーズン中に移籍させた谷元圭介に、解雇したルイス・メンドーサと昨年のリーグ優勝、日本一に貢献してくれた投手が次々と抜けていく。日本一になった昨年の日本シリーズ六試合に登板した
12人の投手のうち、約半分の5人がわずか一年で去ってしまうことになる。こういう事実を考えると、このチームは何なんだという気になる。


野球選手の夢を現実にしてあげることも有意義なことだ。なおかつFAでなくポスティングシステムを利用させれば球団にもリターンがある。しかし、先般のドラフト会議でたまたま清宮幸太郎という有望選手の交渉権を得ることが出来たが、これは運が良かったに過ぎない。この好循環が続くとは限らないのだ。


チームの編成、これまでは育成一本槍だった方針の見直しも必要かもしれない。必要に応じてFA宣言した選手の獲得に動くことも今後は考えていかなければならないかもしれない。


チームは北海道に移転後、安定した成績を残してきた。2006年の優勝を皮切りに昨年まで5回も優勝した。だがその前は、あのジャイアンツとの後楽園決戦から25年間の空白があったのだ。


12年前の出来事を思いだす。2005年、当時恒例だったシーズン後のパ・リーグ東西対抗。試合後に六球団の応援団が外野席後方に集まり、二次会と称する応援合戦を繰り広げる。この年に日本一になったマリーンズの応援のリーダーが舞台に上がって「まさか、目の黒いうちにマリーンズが日本一になるとは思っていませんでした」と本音を吐いていた。舞台から降り、たまたま私のそばに来たので「おめでとうございます」と声をかけたら、ファイターズファンとわかる格好をしている私に「ウチが優勝出来たのだから次は日ハムさんですよ」と言ってくれたが、とてもそんな気にはなれなかった。それこそ、自分の眼の黒いうちにあと一回優勝してくれればと思ったものだった。それを思えば、また四半世紀優勝しなくてもこのチームを応援し続ける覚悟は出来ている。むしろあと25年、自分がしっかりとしていられるかの方が不安だ<苦笑>


だが、勝つのが当たり前な、北海道に移転してからのファンがその状態を受け入れるかどうかは何とも言えない。よっぽど魅力的な新本拠地が出来ればファンの心を引き留めることは出来ても、それはかつて後楽園から東京ドームに本拠地が変わった時と同じで物珍しさで一時的に観客動員が増えるだけに過ぎないかもしれない。二の舞になるかもしれない。


早くも“大谷ロス”とか言っているファンもいるようだが、本当のロスは数年後に“黄金時代ロス”、“常勝時代ロス”という形でやってくるかもしれないのである。だからせめて今年(2017)はいい夢を見せてもらいたかったのだが、早々と優勝争いから脱落すると、とっとと来季を見据えた戦いモードとやらに切り替えた。だがそれも横尾俊建の覚醒以外、これといった兆候がない。


敗戦処理。は以前からこの球団のフロントに対しては半信半疑だが、それでもチームの応援はたぶん続けていける自信はある。まぁ最悪の事態を覚悟しておけば、そうでなかっただけでも幸福な気分になれるだろう。

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コメント

増井投手、オリックス入りが決定しました。
背番号が17で、山田久志氏の番号ですから、期待の大きさをうかがわせます。

今オフのファイターズ、中田選手は残留ですが、大谷選手の大リーグ入りも含めると、現時点で少なくとも2人の流出が確定的ですので、球団としても頭の痛いところでしょうし、ファンとしても残念ではないかと思います。

xyz様、コメントをありがとうございます。

> 増井投手、オリックス入りが決定しました。
> 背番号が17で、山田久志氏の番号ですから、期待の大きさをうかがわせます。

この球団が伝統ある背番号をどれだけ重要視しているか疑問ですが<笑>、期待は大きいと思います。

報道では増井は契約年数にこだわっていたように報じられています。

平野投手の流出も予想されるバファローズでは増井が必要で、しかもジャイアンツが出てくるとの噂もありましたから、お金より契約年数ということになれば四年契約くらい気前よく行くでしょう。

個人的にはFA残留ででも残って欲しかったのですが、本人が決めることですから。

> 大谷選手の大リーグ入りも含めると、現時点で少なくとも2人の流出が確定的ですので、球団としても頭の痛いところでしょうし、ファンとしても残念ではないかと思います。

増井、マーティンと八回、九回に投げる投手が一気に抜けるのは本当に痛いですね。宮西が残ってくれたのが救いですが。

大野の移籍もほぼ確実のようですね。こちらは靏岡を獲るとか實松をコーチ兼任で獲るとか報道が出ています。今後も注目ですね。

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