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2017年10月13日 (金)

退任する掛布雅之タイガース二軍監督、フロント入りへ。

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既に報じられているが、今季限りで退任したタイガースの掛布雅之二軍監督が来季は球団に残ってフロント入りするという。



掛布二軍監督は昨年、金本知憲監督の就任とともに二軍監督に就任。昭和63(1988)に現役を引退して以来の正式復帰だったが、二年間で再びユニフォームを脱ぐ。


ミスタータイガースはこの二年間の二軍監督生活が充実していたのだろう。他球団のファーム事情をいろいろと学びたいと、まだまだ意欲的だ。


(写真:ファイターズとのファーム交流戦で来鎌したタイガースの掛布雅之二軍監督。プロ入り後、初めての故郷千葉県での試合とあってグラウンドに姿を現す度に大歓声を浴びていた。 20168月撮影)

 

◆ 阪神・掛布2軍監督、残留!オーナー付アドバイザー就任を受諾
産経WEST2017927

 

◆ 掛布2軍監督 他球団を学ぶ「非常に興味がある」 オーナー付アドバイザー受諾へ
デイリー2017930



掛布雅之二軍監督は一軍の金本知憲監督と同時就任だったため、金本監督の在任中は二軍からチームを下支えするものだとばかり勝手に敗戦処理。は思っていた。タイガースのファームはウエスタン・リーグでは今季最下位に終わったが、一軍の2位躍進に、中谷将大らの成長という形で貢献しているものだと思っていた。


報道ではその金本監督との間に選手指導に対する温度差のようなものが生じ、それが軋轢となってしまい、球団が泣いて馬謖を斬る形になったようだ。
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さりとて掛布二軍監督は「ミスタータイガース」。これで野に放つようだとタイガースならではのお家騒動としてマスコミの好餌となってしまうのは確かなので表向きには「世代交代」を理由に坂井信也オーナー付アドバイザーということで球団に残したという見方もあるようだが。



どこかで聞いたような肩書だと思ったら和田豊前監督がオーナー付シニアアドバイザーということでその職に就いている。主な役割は大所高所に立って球団の問題点などをオーナーに指南してオーナーの判断材料にすることらしいが、相手が「ミスタータイガース」では和田前監督もその座を譲らざるを得ず、新たに編成部門に回るという。かつての中村勝広元監督のようにいずれゼネラルマネージャーに就任するのだろうか?


ちょっと横道にそれるが、和田前監督こそこの機会に一度球団を出て解説者にでもなって外から野球を見た方が良いように感じる。掛布二軍監督とは対照的に、昭和60(1985)にタイガースに入団して以来、現役を引退したら即コーチに就任し、監督を退任してもそのままフロント入りと、一度も外の空気を吸ったことが無いのである。もちろん、推測ではあるがただ単にオーナーの相談相手を務めているだけでなく必要に応じてグラウンドに足を運んだりしているのだろうが、常に阪神タイガースの人間という立場での行動であろう。言葉は悪いが井の中の蛙と化しているかもしれない。


逆に掛布二軍監督は評論家生活が長かったが、経済的事情で表舞台から姿を消す前は、まだまだ地上波でジャイアンツ戦が当たり前のように連日放送されていた時代。日本テレビ、よみうりテレビ系列の人気解説者として忙しく、興味としてもファームに触れることはほとんどなかったことだろう。


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タイガースはファームの本拠地鳴尾浜を見直す構想があるという。ホークスの筑後や、ファイターズの鎌ヶ谷、ジャイアンツのよみうりランドのような一大拠点を作り上げたいらしい。近年、タイガースのファームがファーム交流戦としてファイターズやジャイアンツ相手に遠征しているのは、試合もさることながら先を行く両球団からいろいろと吸収したいからという見方もある。
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だとしてもそれは掛布のような元選手、元指導者でオーナー付きの人間がすることではなく、いわゆる事務方というか、背広組がやるべきであろう。ただ二年間とはいえ二軍監督を経験した人が興味を持っているのならば、和田前監督とは逆にタイガースの人間として各球団を勉強して回るというのはタイガースに大きなプラスをもたらすかもしれない。球団の外に出てフリーな立場になって各球団のファーム施設を回った方が良いのかもしれないが評論家としてメディアの専属になってしまうと自由が利かないということもあるだろう。



ここから先は敗戦処理。の個人的妄想を含むことになるが、現在ジャイアンツとホークスが多くの育成選手を抱え、一軍と二軍の他に三軍を組織しているが、他の球団も追随して欲しいと思っている。バファローズとゴールデンイーグルスは三軍こそ設けていないが、育成選手を多く抱え第二の二軍的に独立リーグなどとの対外試合などで鍛えてすそ野の拡大を取り組んでいるが、どんどん追従して欲しいものだ。もちろん、ジャイアンツが三軍を設立したために新たな練習場の建設に取り組んでいるように選手を増やすことは単なる人件費の増加にとどまらない膨大な付随費用を伴うのでおいそれとは踏み切れない。一時は育成選手を多く抱えてジャイアンツの同じような立場の選手と合同でシリウスを立ち上げていたマリーンズが断念してしまったように現実的には困難なのはわかる。


なぜ敗戦処理。が三軍制やファームの増員にこだわるかというと、現在の十二球団すべてがジャイアンツやホークス波に育成選手を含めた大所帯にして競争の原理で全体のレベルアップを計れれば、やがてその総人数を十二でなく十六で割っても一球団あたりの人数が現状の支配下登録選手数程度になる。それが可能になって初めて、新しいスポンサー企業を募り、NPBのエクスパンションによって十六球団体制が整うと思うからだ。


球団数の増加を夢見る野球ファンがブログなどで新球団増設の私案や構想を披露するのを見ると、その多くは新球団の本拠地は現在の十二球団が未開の地である大都市を挙げるまでにとどまり、肝心の選手をどう確保するかに言及しているものが少ない。敗戦処理。は十六球団分の選手、それもプロとしての最低限のレベルを維持するには数年間でも既存球団の傘下に今よりも多くの選手を所属させてから新球団を募り、極端に言えば全選手をシャッフルして十六球団に戦力が出来るだけ均衡化するように分配すれば良いと思う。


もちろん現時点ではこの妄想は文字通り妄想で、荒唐無稽なものであるが、敗戦処理。はそんな夢を見ているのである。


閑話休題。掛布二軍監督ほどのスターが二軍監督を退任後もさらに二軍というものに興味を持ってくれているということはジャイアンツやファイターズの二軍の試合を観戦するのが趣味の一つである敗戦処理。にはありがたいことだ。金本監督と相容れない面がありながら球団に残るのなら、金本監督との接触を避ける意味でも各球団の二軍巡りをさせておいた方が無難、などと馬鹿なことを考えそうな球団ではあるが、掛布にはぜひ各球団の二軍巡りを精力的に行って欲しい。

 

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コメント

僕も消極的賛成ながら16球団になったNPBを見てみたいと思いはあります。ただ
>極端に言えば全選手をシャッフルして十六球団に戦力が出来るだけ均衡化するように分配すれば良いと思う。
ここは敗戦処理さんとは少し考え方が異なります。というのも戦力均衡に関しては僕もしょっちゅう口にしてることですが、こと新球団においては違った思いがあるからです。分かりやすい例が新球団誕生から優勝を果たすまでの楽天でしょうか。
超のつく弱小球団でスタートした楽天でしたが年を重ねるごとに少しずつ力をつけていき、やがて優勝を目指せるチームとなり、実際に2013年初優勝を果たした時の楽天ファンの喜びというのは常勝球団が優勝する時の喜びとは明らかに違うもので感動的なものでした。
たしかにとことん戦力均衡を図ることで今度の新球団は初年度から優勝を狙えるチームでスタートしたほうがいいという考えも否定はできないのですが、僕は新球団のファンには他球団からの寄せ集めで始まった弱小チームが徐々に成長していく過程を体感し優勝する時にはその新球団が歩んだ歴史とともに初優勝を喜んでほしいという思いがあります。
既存の球団ファンには味わえない喜びを享受できるというのも新球団ならではの特権なのです。

>一軍と二軍の他に三軍を組織しているが、他の球団も追随して欲しいと思っている。
これについては以前にも書いたことがありましたが、大量の育成選手を保有するチーム・保有しないチーム。所謂ソフトバンク型・ファイターズ型で分かれてほしいと思っています。全部が全部同じ育成方針となってしまっては面白くありません。

サフラン様、コメントをありがとうございます。

> ここは敗戦処理さんとは少し考え方が異なります。というのも戦力均衡に関しては僕もしょっちゅう口にしてることですが、こと新球団においては違った思いがあるからです。分かりやすい例が新球団誕生から優勝を果たすまでの楽天でしょうか。

これはあくまで一例です。いろいろな構想があると思います。

私も楽天のような初優勝までの道のりを歩のも良いなとも思えますが、十六球団に増やした場合に1年目の楽天より弱い球団が四球団出来てしまうと、さすがにどうかな?と考えました。

> これについては以前にも書いたことがありましたが、大量の育成選手を保有するチーム・保有しないチーム。所謂ソフトバンク型・ファイターズ型で分かれてほしいと思っています。全部が全部同じ育成方針となってしまっては面白くありません。

私も様々な形があるべき、十二球団あれば十人十色ならぬ十二球団十二色であって欲しいと思いますが、今回は十六球団にするための過程として全球団足並みを揃えて欲しいというものです。

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