フォト
無料ブログはココログ

« ジャイアンツ11年目で初めてクライマックスシリーズ進出を逃す。 | トップページ | 退任する掛布雅之タイガース二軍監督、フロント入りへ。 »

2017年10月 9日 (月)

岡本和真、フェニックスリーグで三塁守備に再挑戦

Adsc_3745
8日のスポーツ報知によると、今季は外野(左翼)を守っていたジャイアンツの三年前のドラフト1位、岡本和真が9日から始まる秋季教育リーグ、いわゆるフェニックスリーグから再び三塁守備に挑戦するという。



岡本は和製大砲候補の大型三塁手として期待されてきたが、三年目を迎える今季、前年のセ・リーグベストナインの村田修一に加え、同じポジションのケーシー・マギーを獲得したことから外野に回っていた。この扱い自体如何なものかと思ったが、三年目のシーズンを終え、ポジションが重なっていたマギーが二塁手として固定できたことから再び岡本を三塁に回すと言うことなら、言葉は悪いがたらい回し状態。今季も大半をファームで暮らしたとはいえ、ドラフト1位の和製大砲候補の指導方針がころころ変わるのは如何なものだろうか?


(写真:イースタン・リーグ公式戦で本塁打を放つジャイアンツの岡本和真。 2017年8月撮影)


 

【巨人】岡本、「誠也式育成法」で三塁コンバート…内田2軍監督が提唱

2017108日スポーツ報知


Cdscn4633

スポーツ報知の紙面でも“限定コンバート”という見出しが躍る一方で“三塁一本”という見出しも躍っていて、これが秋季教育リーグ、いわゆるフェニックスリーグ期間の一時的なものなのか、来季を見据えた本格的なコンバートなのか今ひとつわかりにくい。ただ内田順三二軍監督はカープの二軍監督時代に、今やカープの主砲となった鈴木誠也外野手を敢えて遊撃手のポジションを勉強させた。理由は内野手ならサインプレーや連係などで野球観を磨くことで外野を守るようになっても打撃に活きるという発想の様だ。


岡本は今日(9日)から始まったフェニックスリーグの初戦、タイガース戦に「四番・三塁」で出場。クライマックスシリーズを想定して登板した能見篤史、岩貞祐太を相手に4打数2安打1打点だった。


敗戦処理。がジャイアンツのファームの試合を観ての印象で言うと、三塁を守るにしろ外野(左翼)を守るにしろ守備がとても一軍のレベルでは無い。打撃は年々成長の跡が感じられる。三年目の今季、ようやく見応えのある打撃をしてくれる選手になったとの印象。


Dsc_6977
今季、ファイターズに移籍して年間の規定打席に到達した大田泰示のように試合に使い続ければそこそこの成績は残せるレベルに近づいたかもしれない。だが守備はいただけない。岡本のように高校から入団した選手は最初の三年間は長所を伸ばすことを優先し、四年目から短所を治すで良いのかもしれないが、ジャイアンツはそう計算しているのだろうか?



Cdsc_3137
端から見ていると、本職の三塁に村田修一だけでなくケーシー・マギーが加わったから外野に回され、マギーが二塁を守るようになり、衰えを隠せなくなった村田の後継候補を育てなければならないので再び三塁にという感じで、球団の無定見な補強、編成にドラフト
1位が振り回されているように思えるのだ。


このような書き方をすると、「複数のポジションをこなせるようにしておけば出場機会が増える」という反論が聞こえてきそうだ。だが、敗戦処理。に言わせれば大変失礼な言い方になるがそれは、そうでもしないとなかなか出場機会を得ることが出来ない選手のための施策であり、ドラフト1位の和製大砲候補がたらい回しのようにころころとポジションを変えさせられるのはあるべき姿では無いだろう。


岡本がよく比較される先輩の大田は、三塁の守備に自信をなくして自ら外野転向を首脳陣にアピールしたくらいだから(一度は慰留されて翻意するも結局外野転向)必死に外野の守備練習をこなし、移籍前にはセンターを守れるほどにもなった。岡本にはそのくらいの覚悟があるだろうか?というか、あっても球団都合で守るところが変わるようでは…。


岡本にとって残念だったのは、今季、外野に回って開幕一軍入りを自らつかみ、開幕戦からスターティングメンバーに名を連ねるに至ったのだが、長続きしなかった。チャンスを活かせなかった岡本に力が無かったのが原因だが、強いて岡本に同情するならば七番を打った岡本の後ろを打った八番の小林誠司が開幕前のワールドベースボールクラシックでは快打を連発していたにもかかわらず、日本に戻ったら打撃が昨年までの貧打に逆戻り。投手が打順に入るセ・リーグでは八番打者が投手に近い打率だと、七番打者を若手のお試し枠には出来ない。


やがてスタメンを外れるようになり、出たり出なかったりならば二軍で数多く打席に立たせた方が良いという判断になるのは自然な流れだろう。小林がWBC並みに意外性のある打撃を維持できていたら、もう少し我慢して岡本をスタメンで使い続けていたかもしれない。



11年ぶりにBクラスに終わったジャイアンツはこのオフにも懲りずに大型補強に走るという報道が目立つ。今季で契約が切れる他球団の外国人選手、スワローズのウラディミール・バレンティンとドラゴンズのアレックス・ゲレーロを狙っているとか。


Cdsc_7617


Cdscn3757
特にゲレーロは外野だけで無く三塁もこなせるからジャイアンツのウイークポイントと合致する。弱いところを補うから“補強”という点ではベストナイン、ゴールデングラブのタイトルホルダーがいるのに三塁手のマギーを獲得した前オフよりはマシな補強だが、さらに外国人選手の補強を考えていると言うことは、今季活躍した四人の外国人選手の誰かがアメリカ球界に移籍する可能性が高いということか?



弱いところを補うのに、若手の成長を待つ余裕は無いのだろうか?岡本だけの問題では無い。昨年のドラフト1位、吉川尚輝も大学卒の選手ということを考えれば、二年目の来季は少なくとも一軍でどんどん使いたいところだろう。
Cdsc_8278
ただ、来季は高橋由伸監督の三年契約の三年目。チームとしても
2014年のリーグ優勝を最後に優勝から遠ざかっていて、来季は何が何でも優勝という結果を求める年になるはずだ。本音をいえば、若手の成長より確実に働いてくれる選手の補強ということになるのだろう。だが、その考え方では仮に奏功したとしても2019年に繋がらない2018年になることだろう。


そうならないたえに、岡本の四年目をどう計画するのが最適なのか?内田二軍監督が言う“サインプレーや連係などで野球観を磨く”ことは間違いなく岡本にプラスになるだろう。ただ、問題はそこから先だろう。ジャイアンツは来年、何が何でも優勝するための野球をするだろう。だが、来年さえ優勝すれば良いというチームでは無い。そこまで考えて、岡本や吉川尚、そして今月のドラフト1位で獲得する選手の未来予想図を描くべきであろう。

« ジャイアンツ11年目で初めてクライマックスシリーズ進出を逃す。 | トップページ | 退任する掛布雅之タイガース二軍監督、フロント入りへ。 »

コメント

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

>岡本の四年目をどう計画するのが最適なのか?

サードで行くなら、チャンスが来たら、マギーや村田を控えにまわしてでも
使いたいと思わせる活躍をすることだと思います。
マギーや村田を、抜かす気持ち(競争心)を常にもつことが重要と思います。

坂本が出てきたときも、当時は二岡が正遊撃手としてバリバリ活躍していたのですが、競争で、坂本が二岡を押しのけて、レギュラーの座を奪い取ったと思います。坂本は、見た目と違って、競争心の強い選手だと思います。

岡本が競争心が強いか否かは分かりませんが、結果を見ると、さほど強くないと思われます。(プロ野球は結果の世界ですので)
なので、競争心(または闘争心)を鍛えるのが、必要かと思います。それがついてくれば、自然と練習も必死に取組むでしょうし、結果はおのずとついてくると予測します。

ただ、岡本はドラフト1位ですが、本当にドラフト1位レベルの選手なのかをしっかりと見極める必要があると思います。吉川、桜井も含め、私は、ドラフト1位レベルではないような気がします。

若手は他にもいるので、平等な目で見てあげて、それでいて、岡本が若手トップと判断されたら、村田やマギーへの挑戦権を得るでよいと思います。

今年のドラフトもそういう目で選手を獲得して欲しいと思います。
内野も外野も期待の若手やベテランや外国人がいるのに、1位で野手を
とりに行く必要はないと思います。

巨人に必要なドラフト1位候補は、私が見たなかでは、社会人の田嶋投手くらいです。(もちろんくじになると思いますが)

内海、山口と衰えが目立ちます。

田嶋投手は左の横手(スリークォーター)投げで、低めにストレートが150km/h 近くでます。

私が見た日は、調子が悪かったそうですが、強打の台湾打線相手に堂々たるピッチングでした。

個人的には、注目されているからと、清宮を指名するよりは、1軍の公式戦で活躍できそうな、田嶋投手を指名して欲しいと思っています。

それで、内海や山口と競争して、先発または中継ぎ(セットアッパー辺り)を勝ち取って欲しいと思います。

若手、若手と騒がれますが、ベテランと競争して、若手とベテランと外国人のバランスがよいチームが強くなるような気がします。(モデルケースはソフトバンクあたりです)

巨人も、バランスがよい強いチームであって欲しいです。

頑張れ巨人軍
のんき

のんき様、コメントをありがとうございます。

> 坂本が出てきたときも、当時は二岡が正遊撃手としてバリバリ活躍していたのですが、競争で、坂本が二岡を押しのけて、レギュラーの座を奪い取ったと思います。坂本は、見た目と違って、競争心の強い選手だと思います。

いきなり話の腰を折るようですが、坂本がショートのポジションを奪取したのは二岡との競争に勝ったからと言うわけではなく、二岡が故障したからです。

二岡は高校から入って二年目の2008年に開幕戦からスターティングメンバーに名を連ねましたが、その時には二塁手として出場し、ショートを守っていた二岡の故障でショートに周り、そのままポジションを獲得しました。

> 今年のドラフトもそういう目で選手を獲得して欲しいと思います。
> 内野も外野も期待の若手やベテランや外国人がいるのに、1位で野手を
> とりに行く必要はないと思います。

来年だけのことを考えればそういう判断になるかもしれませんが、全員が来年は今年より一歳、年齢を増やします。特にベテランと呼ばれる選手は成績が今年より下がるリスクがあるわけで、少なくとも三年から呉念を見据えてドラフト戦略を立てるべきだと思います。


田島投手のことは私は不勉強で評価できませんが、先発投手もリリーフ投手も不足しているので指名の人選は悩むところでしょうね。

> 若手、若手と騒がれますが、ベテランと競争して、若手とベテランと外国人のバランスがよいチームが強くなるような気がします。(モデルケースはソフトバンクあたりです)

その通りだと思いますが、ホークス並みになるには一度や二度のドラフト指名ではとても追いつかないと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 岡本和真、フェニックスリーグで三塁守備に再挑戦:

« ジャイアンツ11年目で初めてクライマックスシリーズ進出を逃す。 | トップページ | 退任する掛布雅之タイガース二軍監督、フロント入りへ。 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック