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2017年10月14日 (土)

ジャイアンツの村田修一、自由契約に

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ジャイアンツは
13日、村田修一内野手と来季の契約を結ばないことを発表した。村田の打力や守備力を評価するものの若返りを目指す方針だという。この日、鹿取義隆ゼネラルマネージャーが村田と面談して通告したという。


村田はベイスターズからフリーエージェント権を行使して移籍して
2012年からジャイアンツの一員になり、同年からのジャイアンツのセ・リーグ三連覇に主力選手の一人として貢献。また昨年は143試合全試合に出場して打率.30225本塁打、81打点と活躍して三塁手としてセ・リーグのベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞していた。


しかし今季は同じポジションのケーシー・マギーが入団して出場機会が激減。やがてマギーが二塁手として出場するようになって村田の出場機会も増加したが
118試合の出場で打率.26214本塁打、58打点にとどまった。


村田はFA権を所有しているが、鹿取GMは自由契約とすることで移籍先の選択肢を拡げる配慮をしたという。村田は推定年俸だとFA移籍をした際にはBランクになると思われ、補償が発生するからだ。


鹿取GMから通告を受けた村田は、「はっきり言ってくださってありがとうございました。感謝しています」と応じたという。


(写真:101日の今季本拠地最終戦で本塁打を放つ村田修一。このまま退団すればジャイアンツで最後の本塁打となる一打)



◆ 巨人・村田、自由契約に…若返りを優先

YOMIURI ONLINE1013


ジャイアンツが今季、三塁を本職とするケーシー・マギーを獲得した時から形はともあれ村田修一がオフにチームを出て行く嫌な予感はしていた。村田にしてみれば上述したとおり昨年は全試合に出場して打率.30225本塁打、81打点という好成績を残しながら同じポジションの外国人選手を獲得されたのだ。わざわざ獲得した新外国人を優先的に起用するのは自明の理だ。無条件に開幕からベンチスタートとなった村田が平静でいられるはずが無い。


確かに優勝するチームには一つか二つ、同一ポジションに甲乙付けがたい選手が拮抗し、もったいないがベンチスタートに回る選手がいて、そのくらいの層の厚さが無いと優勝争いを乗り切るのは難しいとも言える。だがそういう場合はたいがいは熾烈な競争によってひとつのポジションに甲乙付けがたい選手が並ぶものであって、ジャイアンツのように活躍した選手と同じポジションにわざわざ外国人を補強するのはチーム編成として理解しがたい。


村田は活躍した昨年が36歳になるシーズンで一年後の今年にはシーズン後の12月にではあるが37歳になる。昨年の時点で翌年も必ずしも同等の成績を残せるとは限らないとしてリスク管理を考えるのは、それ自体は間違いでは無いと思う。ただ、村田が守る三塁にはドラフト1位入団の未完の大器、岡本和真がいるのである。村田が年齢的に衰えを見せる頃合いで、岡本が取って代わるようになればスムーズな新旧交代も可能だ。それが同じ三塁手のマギーを獲得して、そのために岡本を外野に回し、節blog109日付岡本和真、フェニックスリーグで三塁守備に再挑戦 で言及したように再び三塁の練習をさせるというのは長期的展望が全くないということを露呈しているだけである。


マギーはシーズンの途中から二塁手として出場するようになり、村田が三塁手としてスターティングメンバーで固定されるようになったが、それはあくまで結果論である。マギーが開幕から二塁を守ったというならジャイアンツの編成に対して一目置くこともやぶさかでなくなるが、シーズン途中での二塁転向は結果オーライに過ぎない。しかも、マギーの二塁守備は思ったほどヘタでは無かったが、上手いとは言えない。併殺プレーなどで不慣れな二塁守備のマギーに合わせざるを得なかったショートの坂本勇人がそのせいで夏場から負荷が増大して打撃にも影響を及ぼしたのではないかとの見方もあるほどだ。


おそらくは鹿取義隆ゼネラルマネージャーもマギーの二塁守備の限界を感じ、来季、優勝を狙うチームとして考えた場合に二塁手がマギーでは物足りないと考えたのかもしれない。マギーを活かすには本職の三塁を任せるのがベストと考えたのではないか?ただ、それなら誰を二塁に据えれば間違いないのかというと、その候補は未確定だろう。二年目を迎える吉川尚輝や、三年目の山本泰寛らを競わせるのか?


その鹿取GMは上記記事によると“「チームの若返りを図るためこういうことになった。苦渋の決断」としたうえで、「守りや打撃も素晴らしかった」と長年の貢献に謝意を述べた。”という。要するに堤辰佳前GMの失政を取り返すために、功労者である村田を犠牲にせざるを得なくなったのだが、失政であろうと前任者を表立って否定するわけにもいかず、かつ村田との間に禍根を残さないために村田の功績を称えるという形でこのような立場を取ったということだろうと敗戦処理。は思う。


鹿取GMから通告された村田は、「はっきり言ってくださってありがとうございました。感謝しています」と応じたそうだが、仁志敏久清水隆行が現役時代の晩年ににジャイアンツからトレードで他球団に移籍が決まったときに同じようなニュアンスの発言をしたことを思いだした。また村田の処遇でかつての新井貴浩をイメージしたが、村田も古巣に戻るのだろうか?一塁にホセ・ロペスがいて、三塁にセ・リーグの首位打者宮﨑敏郎がいてジャイアンツ以上に狭き門だ。



鹿取GMの話に戻そう。堤前GMの負の遺産を整理しながらジャイアンツを立て直すということは並大抵のことでは無いのだろう。その堤前GMは老川祥一オーナーや山口寿一読売新聞グループ本社社長らの介入に振り回される形で守護神のアルキメデス・カミネロの登録抹消、ルイス・クルーズの登録等という無謀な人員配置を強行せざるを得なくなったようだが、鹿取GMもツートップ老害に横やりを入れられて苦心しているという。おそらくは鹿取GMが傀儡なのでは無く、オーナーと親会社のトップという二大老害に悩まされているとは気の毒でならない。老害に介入されないような好成績を挙げるのが一番の老害対策なのだが、それが可能な補強、チーム編成が可能なのだろうか?

 

単純に考えてマギーが三塁に定着し、噂されるようにウラディミール・バレンティンやアレックス・ゲレーロ並みの外国人助っ人が加入したら吉川尚はともかく岡本は内野でも外野でも一軍で出られなくなってしまう。ファンの中にはそれでもいいから来季はもっと強力な補強をして来季こそジャイアンツは何がなんでも優勝しろという考えの人もいるだろう。そういう人にはハッキリ言ってやりたい。

 

「そういうファンがいるからジャイアンツは常に目先のことばかり考える球団になってしまうんだよ!」

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コメント

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

敗戦処理。さんは、村田が巨人を去っていくことがうれしいのでしょうか?
それとも、残念なのでしょうか?

>ジャイアンツが今季、三塁を本職とするケーシー・マギーを獲得した時から形はともあれ村田修一がオフにチームを出て行く嫌な予感はしていた。

嫌な予感はしていたと書かれているので、多少、残念な気持ちを
もっていただいていると考えてよいのでしょうか?

私は、とても残念です。(>..<)

のんき

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

昨日のコメントは、後半部分がちょん切れて書き込まれてしまいました。
もうしわけありませんでした。

後半部分を書き直して再投稿させていただきます。

村田をクビにした理由の1つには、岡本のためにポジションを空ける
というのもあると思います。

私には、岡本をそれほど優遇する理由がよく分かりません。

先日のコメントでも書きましたが、岡本がサードというポジションで、
同じ若手と比べて、ずば抜けて優れていると認められたうえで、
マギーとのポジション争いの権利を得ると思っています。

単に、ドラフト1位だからと言って、優遇するのは、なんか違うと思います。
未完の大器の根拠が分からないです。私にはただ、未完の選手という
印象しかないです。

なので、村田とマギーと若手で争って、来年のサードのポジション争い
をして欲しいと思っていました。それが村田の成績向上にもつながると
思っていました。

そういう意味で、貴重な戦力である村田をクビにしたことは、個人的には、
非常に残念だと思っています。

のんき

のんき様、コメントをありがとうございます。

> 敗戦処理。さんは、村田が巨人を去っていくことがうれしいのでしょうか?
それとも、残念なのでしょうか?

うれしい訳ないでしょ。

ただ巨人がもう使う気がないのなら、自由契約にしてあげた方が親切なのかもしれませんね。今回の措置は理解出来ます。

村田はFA権を持っていますが、FA移籍だと補償金が発生しそうですから。

. 単に、ドラフト1位だからと言って、優遇するのは、なんか違うと思います。
未完の大器の根拠が分からないです。私にはただ、未完の選手という
印象しかないです。

私もある時期までは岡本にそれほど魅力を感じませんでした。大田泰示の一年目や二年目と比べても、スケール感というか、大器の片鱗をあまり感じませんでした。

ところが、今年の夏くらいから、イースタンの試合を観ていて、打席でツボに来れば大きいのを打つというか、長所がハッキリとしてきたなと感じました。

内田二軍監督らの指導がようやく身についたのかなと。

打撃に関してはかなりワクワクするレベルになってきたと思います。

> 村田をクビにした理由の1つには、岡本のためにポジションを空ける
というのもあると思います。

必ずしもそうだとは思いません。

マギーの二塁守備に不安があるので、マギーを三塁で使いたいのではという気がします。

岡本よりむしろ、吉川尚輝を二塁で使いたいのかもしれません。

センターラインの一翼、二塁のポジションを五年くらい託せる選手というと、三十歳代半ばの外国人選手でなく日本人選手。
そこにドラフト1位の吉川尚をはじめ、山本、辻といった候補生がいると思います。

岡本は三塁にせよ外野にせよ、守備が物足りないです。あと一年くらいは打撃の長所を伸ばしつつ、守備をどちらかに固定して、鍛えないと打撃はともかく一軍では守るところが無いと思います。

> 村田とマギーと若手で争って、来年のサードのポジション争い
をして欲しいと思っていました。それが村田の成績向上にもつながると
思っていました。

村田とマギーを同じポジションで競わせるのは意味がないと思います。無駄です。だから村田を自由契約にしてあげるのだと思います。

時計を逆戻りできるのなら、三塁が本職の外国人助っ人でなく、二塁か外野を守れて長打力のある外国人を獲得したいところですが、そんなにうまくいくとは限らないのでポジションに関係なくマギーだったのでしょう。

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