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2017年8月28日 (月)

大田泰示、九年目にして初の規定打席到達なるか!?

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ファイターズファンの方はお気付きの方も多いと思うが、今季、ジャイアンツからの交換トレードでファイターズに移籍してきた大田泰示が、このままスターティングメンバーで出続ければ、自身初の規定打席到達も夢ではないところに来ている。


大田は0828日現在で87試合に出場。311打数81安打、11本塁打、29打点。打率は.260。まだ規定打席には達していないが、現在の規定打席到達者で打率.260以上は17人しかいない。



ファイターズの大田泰示は828日現在で333打席立っている。現在112試合を消化しているファイターズの規定打席347には14打席足りていないが、年間の規定打席443まであと110打席必要。残り試合は31試合だから一試合平均3.6打席必要で、今のままスタメンで出続ければジャイアンツからの通算9年目で初の規定打席到達も夢ではない。



ジャイアンツ時代の伸び悩む姿を見て多くのファンが環境を変えてあげればという可能性を考えたとは思うが、移籍一年目にこれだけ飛躍するとは敗戦処理。はもちろん多くのファンが想像出来なかっただろう。


大田自身がトレードを前向きにとらえ、ポジション奪取のチャンスだと目の色を変えて努力したのが一番だろうが、ジャイアンツ時代には有り得なかったであろうチャンスがあったのも大きいと思う。


開幕前に左腹斜筋筋挫傷で戦列を離れていた大田は故障が癒えてもファームの試合には2試合しか出ていない。これはチームとして大田を最初から一軍の戦力と見なしている証拠だろう。大谷翔平が故障で出られなかったのも大きい。近藤健介が打率4割という脅威のペースで打ちまくっていたが、近藤が大谷の指定席であるDHで出ることが多く大田とかぶらなかった。また、昨年の成長株岡大海がまさかの打撃大不振という要素もあって大田が優先的に起用されたというのもあるだろう。結果、大田は自らの努力で外野では西川遥輝に次ぐNo.2の位置を勝ち取った。


これがジャイアンツ時代であれば多少ならスターティングメンバーで出続けることがあっても、よほど好調を長く続けない限り他の外野手と代わる代わるの起用法になっただろう。(その意味では開幕から一度も二軍落ちせずに今も対左投手の時には先発する石川慎吾も立派だが…。)



近藤の長期離脱があって慌てて獲得したヤディル・ドレイクも残念ながらパッとせず大田のポジションを脅かすには至らず、安定感を増した松本剛とともに外野のポジションを獲得したといって差し支えあるまい。


こうやって考えると、ファイターズにとってはあまり好ましくない出来事が重なったことによる大田の定位置獲得とも言える。このチームには珍しい“転ばぬ先の杖”になった。


昨シーズン終了後早々にして、大田に公文克彦と、吉川光夫石川慎吾の2対2の交換トレードが発表された時には大田にチャンスが訪れたと感じると同時にファイターズとしては陽岱鋼のフリーエージェント移籍による流出が避けられないのだなと悪い予感に襲われたのも事実だったが、今のところ吉川光以外は新天地でそれぞれ働き場を得たような輝きを見せてくれた。どちらか一方が丸得するでもなく、双方の選手にメリットがあった珍しいトレードだなと思う。ファイターズには何で!?と思うトレードが多いが、珍しい成功例だと思う。


敗戦処理。は技術面に疎いので技術的な成長に関しては語れない。チーム事情が大田に幸いしたというのもあるかもしれないが、試合に出続けることが可能な状況にあったことが、現在の大田の活躍に繋がっていると推測する。


ただ、大田がこのまま最終的に規定打席に足りるかというと、必ずしも楽観視は出来ないと思う。現状、大田を脅かす存在がチーム内に少ないのは確かだろうが、肝心な時に故障をするのが怖い<苦笑>のと、六番打者という今の打順が定位置化している現状、一試合あたり3.6打席回ってくるのかという問題がある。


ファイターズは一時のどうしょうもない貧打からは脱却したものの、まだまだ相手チームのエース級投手と対戦すると手も足も出ずに完敗するケースが考えられる。直近の、5対2で快勝した27日のゴールデンイーグルス戦でも大田には3打席しか回ってこなかった。


これは笑えない冗談だが、開幕からほぼフルにスタメンでマスクをかぶっていたマリーンズの田村龍弘が規定打席に達しないという事態があった。当時のマリーンズはチーム打率が1割台。八番か九番を打つ田村には三打席しか回らず、その三打席目に代打でも送られることもあり、一試合あたり3.1打席立つ必要のある規定打席に達しないのだ。その後吉田裕太らとの併用になり、田村の打席数は足りなくなったが…。


大田の打順が上がれば良いのだが、今の一番から五番はなかなか揺るがない。逆に田中賢介がスタメンに名を連ねたら七番に下げられるケースも考えられる。あとは大谷が投手(に専念)として出場する試合とその前後に欠場する試合で三番に座って打席数を稼げるかだろう。


単に打席数を増やすためなら一番を打たせてもらうということもありだが、西川が盗塁王のタイトルを争っていることを考えるとそれは無いだろう。


今年大田が規定打席に到達したら来年はさらに進化するのではないか。もうジャイアンツにいたらとかは考えない。ジャイアンツだからとか、ファイターズだからとかでは無い。大田泰示が自分でチャンスを掴んだのだ。それがジャイアンツからファイターズに移籍した年だっただけだ。そんな期待をしながら残り試合の大田を楽しみたいと敗戦処理。は考える。

 

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代打の切り札、小田選手の早い引退が惜しまれます。

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