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2017年8月 6日 (日)

背番号が変わった人と変わらなかった人、そして変わったはずなのに変わっていない人…。

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NPBでは
7月末日をもってそのシーズンの補強の類いが終了となる。拙blogでも何点か取り上げたが、締め切り間際になってバタバタと動いた印象があった。育成選手から支配下選手登録への昇格も同じく締め切られた。支配下選手登録を勝ち取ることができなかった育成選手は、少なくとも今季は残りの試合で一軍公式戦に出ることは不可能で、その差は大きい。


今日(6)はその締め切り期限後、初めてイースタン・リーグの試合を生観戦してきた。


(写真:支配下選手登録を勝ち取って背番号が変わった田中貴也<>と育成選手に据え置かれて背番号が三桁のままの高木京介<>) 



8
月に入って最初の土日。さすがに283段の「巨人への道」を歩いて上る気力と体力が無く、無料のシャトルバスに並んだ。球場の入口でこんなものを配っていた。
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秋季教育リーグ、通称“フェニックスリーグ”は10月の体育の日からスタート。タイミング的には戦力外通告の後なので、これに参加する選手は一応、球団から来季を期待されている選手と言うことになる。これから約二ヶ月間。敗戦処理。にとってはまずはこの猛暑の日々をどう生き抜いていくかで精一杯だが…。


さて、冒頭のタイトルだ。“背番号が変わった”は育成選手から支配下選手登録を勝ち取った選手のことを意味する。7月下旬にジャイアンツでは増田大輝内野手、青山誠外野手、田中貴也捕手が支配下選手登録を勝ち取り、対戦相手のゴールデンイーグルスでは宋家豪投手と八百板卓丸外野手が支配下選手登録を勝ち取った。今日(6)の対戦ではこの中の増田、田中貴、八百板がスターティングメンバーに名を連ねた。
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宋家豪は一昨日のこのカードに、リリーフで2イニングを投げている。


試合はジャイアンツが谷岡竜平、ゴールデンイーグルスが小野郁の先発で始まる。


一回裏、ジャイアンツは一番を打つ吉川尚輝がレフト前に運んで無死一塁。
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ジャイアンツのファームは一時期、一軍が二番にケーシー・マギーを入れる超攻撃型打線を組んでいるのに合わせて二番にギャレット・ジョーンズやゴールデンイーグルスに移籍する前のルイス・クルーズを入れる打線を組んで連動していたが、最近はやめている。二番には育成選手から支配下選手登録された増田が入っていて、そつなく送りバントを決めて一死二塁。
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正面からだと背番号がわからない…<苦笑>


この後、脇谷亮太も左方向に運んで一死一、三塁として四番を打つ岡本和真が打席に。


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岡本がとらえた打球はあっという間にレフトのネットを超えて先制の3ラン。迫力の打球だった。


今日の試合はベースボールスクールのポルテ とタイアップしており、同スクールのユニフォーム姿の野球少年とその親御さんが大量にスタンドに来ていたが、子供たちを興奮させるに充分な豪快な一発だった。


岡本は三回裏の第二打席に右方向に大きな当たり。これもネットを超えて二打席連続本塁打となった。
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“右方向に流し打った”という感じではなく、右方向に突き刺すような打球だった。スポーツ新聞の結果や球団のホームページで二軍戦の結果も日々チェックしているが、百聞は一見にしかず。こういう本塁打を見ると、クソ暑いのを我慢して「生」で野球を観て良かったと感じる。これで4対0。


“クソ暑いのを我慢して”と書いたが、岡本の二打席連続本塁打あたりからポツポツと雨が降り始め、どんどん強くなって三回裏が終わったところで中断。
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けっこう降った。この写真でわかるかな!?


先日の一軍のオールスターゲームの中継でも話題になったが、現在一軍の各本拠地には“トランプマン”と呼ばれる特殊なカメラが据え付けられていて素早い手さばきのカードマジックを見破ることで選手の動体視力を鍛えているが、ジャイアンツのファームの本拠地、ジャイアンツ球場にも“アメダス”を配置。ただ昨日も先発して4イニングを2失点(自責点1)で敗戦投手と今ひとつ。今日のような突然の雨を予測するには至ってないようだ。
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(
写真:「な、最終的には晴れただろ」と言いながらチームメートを迎えるアダメスと、育成選手のくせに高級車を乗り回すメルセデス)



なお外国人選手と言えば、この中断直前の三回裏の攻撃で、二死一、二塁から二塁走者のギャレットは堂上剛裕の浅い左前安打で本塁を狙ってタッチアウトになった。
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単に振り回して、たまにツボに来れば一発が出るだけの外国人選手かと思っていたが、そうではないと痛感した。早く五回まで進めようと思ったのだろう。



雨はゲリラ豪雨に近い勢いで降っていたが、上空が明るかったので岡本の二打席連続本塁打が幻になることはあるまいとは思っていたが、15分くらいだったろうか、雨が止んで試合再開。この後、再び強い雨が来るが試合は中断せず。そしてその雨が止むと、、今度は試合開始前の酷暑が復活したかのような日照りに。いったい何なんだ今日の天気は!?


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ジャイアンツの先発、谷岡は再開後の四回表に二死からフェルナンドに初安打を打たれ、続く福田将儀にも左中間を破られるが、外野からの好返球でフェルナンドの生還を許さなかった。
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実はこの時のフェルナンドがこの試合でのゴールデンイーグルスの走者で唯一、三塁を踏んだ走者だった。
先発の谷岡はこの四回表限りで降板。五回表には高木京介が登板。


高木京は、野球賭博問題で一年間の失格選手となって、その期限を終えてジャイアンツと育成選手契約を結んだ。一軍で139試合に登板、601セーブを挙げた。初登板から139試合に登板して無敗というのは最長記録であり、この実績を買われて期限ぎりぎりで支配下登録されるのではという見方も報じられていた。しかし高木京が支配下選手登録されることはなく、期限日に上限いっぱいの70人目の支配下選手となったのはこの日バッテリーを組んだ田中貴だった。冒頭の写真はそのコントラストをとらえようと狙ったものだが、ぶれてしまった<苦笑>


一説には先日の山口俊の事件の影響で高木京の支配下復帰が見送られたとの見方もあるようだ。山口俊問題の先行きが不透明な中で別の“訳あり”選手にスポットライトが当たるのは如何なものかという力が働いたという説だが、あまり関係ないと思う。因みに鹿取義隆ゼネラルマネージャーは見送りの理由に体力不足を挙げていたようだ。一年間のブランクはやはり大きいのだろう。


ジャイアンツも中盤までは岡本の二本の本塁打による4点以外の追加点を入れられず、三併殺を食うなど決して上手な攻め方とは言えなかったが、六回以降に打線が爆発し出す。


六回裏にはゴールデンイーグルス三番手の武藤好貴を攻めて二本の安打から二死二、三塁のチャンスを作って増田が三遊間を破り、2点を追加。60とする。


七回裏はもっと派手だった。この回から登板の四番手、入野貴大がいきなり連続四球で無死一、二塁。北篤がセンター前に運び、7点目。一塁走者のギャレットの代走、青山が三塁に向かうのを刺そうとセンターから三塁にダイレクト送球の間に打者走者の北が二塁に進んでなお無死二、三塁。堂上の代打、藤村大介の遊ゴロを前進守備の村林一輝が弾く失策でもう1点。8対0。田中貴の代打、ホルヘ・マルティネスは三振、松本哲也の一塁ゴロで二死一、三塁から吉川尚が右中間を破る走者一掃の三塁打で2点を加え10対0。と思ったら三塁への返球が大きく逸れてベンチ横のスペースに入って打者走者の吉川尚に進塁が認められてホームイン。
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この回
5点を加えて11対0とジャイアンツが大量リードとなった。


はずだった。


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あれ!?球場の係員もあまりの暑さで集中力が散漫になったのだろうか。誰を数え忘れているのか、スコアボードは100のまま試合続行。この回が終わった後にようやく110に修正された。
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そして
110で迎えた八回表、ジャイアンツは澤村拓一が登板。


34日の一軍オープン戦、札幌ドームでのファイターズ戦に登板して最初の打者、清水優心に初球を頭部死球で危険球退場になって以来、右肩の不安を訴えてずっとチームと離れて調整していたが、ようやくのイースタン初登板。
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いきなり先頭の八百板に
153kmのストレートを弾き返されあわや打球直撃というセンター前安打!
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しかしその後はバタバタした感じも無く後続を断ち、最後は四番の内田靖人をフォーク
<!?>で三振に仕留めて1イニングを無失点に抑えた。


ジャイアンツはその裏にも北の2ラン本塁打などで4点を加えて15対0。澤村の次は山口鉄也かと期待したが、篠原慎平がマウンドに上がり、三人で締めた。


6日・ジャイアンツ球場】
モ 000 000 000 =0
G 301 002 54× =15
モ)●小野、西宮、武藤、入野、石橋-下妻、堀内
G)谷岡、○高木京、澤村、篠原-田中貴、實松
本塁打)岡本5号3ラン(小野・一回)、6号ソロ(小野・三回)、北3号2ラン(石橋・八回)

一軍に倣ってファームも一試合3本塁打<>


途中でも書いたが、今日はベースボールスクールポルテとタイアップしていて同スクールに所属している子供たちがボールボーイを務めたり、始球式を務めていた。
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失礼しました。最後のは野球少年ではなくて小坂誠コーチでした。


良い思い出になっただろう。本人よりも親御さんが興奮している感じがよくわかった。その理由もわかる気がする。推測だが日本のプロ野球界がこうしたファンサービスを実行するようになって日が浅く、親御さん達がこの子達の年代だった頃にはこうしたサービスを受けていないからだ。2月にこのジャイアンツ球場で川相昌弘監督が率いる三軍の春季キャンプを行っていた時に、グラウンドにファンを降ろしただけでも驚いたが、川相監督が野球少年達に「選手と一緒に走ろう」と声をかけた時にも本人達より親御さん、引率の指導者が舞い上がっていたのと同じだ。



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なかには、ゴールデンイーグルスのかつての監督、マーティ・ブラウン監督の真似をしてベースを外そうとする少年も
<>


彼らは試合の後にも試合を終えた選手達とグラウンドで交流していたようだ。
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タイトルの話に戻ろう。



冒頭の写真でお気付きの方もいらっしゃると思うが、期限最終日の7月31日に、チームの上限の70人目の支配下選手登録となった田中貴の背番号は63だ。一足早く28日に支配下選手登録された増田は98、青山は99。空いている番号をもらったという感じだ。


だが最後の田中貴の背番号は63。一見、田中貴の方が期待が大きいから若い背番号をもらったとも受け取れるが、背番号63は出来れば空き番のままにしておきたかった番号だろう。


ジャイアンツでは野球賭博問題で無期限の失格処分選手になった福田聡志29番、松本竜也41番、笠原将生63番をそれ以降空き番にしていた。高木京の28番は期限付きの失格選手と言うことでなのか、昨年のシーズン途中に獲得したガブリエル・ガルシアに与えた。もっともこの時も他に適した番号が無かったからという感じだったが…。そして今季はドラフト2位ルーキーの畠世周が付けている。


今シーズンが始まる時点で、支配下選手が付ける99番までの番号で空いていたのは永久欠番を除くと、前出の2941.63と、松井秀喜55原辰徳前監督の88、そして929899。ここから417日付で支配下選手登録された篠原が92番を付け、増田が98番、青山が99番を付けた。金銭トレードで放出したクルーズの11番が空いたが、さすがに与えられまい(田口麗斗90番から11番に変更させ、90番を田中貴にならありかも!?)。それで禁断の背番号63になったのだろう。


田中貴だからまだいいが、高木京が支配下登録されて笠原が付けていた背番号
63を付ける、ではさすがにシャレにならない…。


ただ、11番は無理にしても、田畑一也投手コーチがスコアラーに転身したから背番号83が空いたはずである。これを田中貴に与えることは出来なかったのか?


無期限の失格選手になった三人が付けていた背番号を封印することで、ジャイアンツがあの事件を無かったことにしようとしているのなら言語道断だ。ジャイアンツ球場と京王相模原線の京王よみうりランド駅を結ぶ“よみうりV通り”には開通当時の2009年の選手、コーチ、監督の手形が背番号順に道路に彫り込まれているが、当時在籍した福田の59番と笠原の93番は掘り返されて何もない。
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空き番にしろ、この“よみうりV通り”の措置にしろ、そうすることでかえって際立ち、都度、事件を思いだすことになり風化の阻止に役立つという見方もある。そうした理屈を抜きにしても、少なくともドラフトで指名した新人選手には与えられないだろう。まあ、球界の処分だけでなく逮捕された笠原の番号にするくらいなら、まだ松本竜か福田の背番号で良かったとは思うが…。



最後にもう一人、試合が始まって「一番・センター」でスタメン出場の八百板が姿を見せると背番号は122のまま。
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支配下選手登録されてから7日目、まだ背番号
95のユニフォームが出来ていないのか?


ジャイアンツから金銭トレードで獲得したクルーズは725日にゴールデンイーグルスの支配下選手として登録されるとその日のうちに一軍登録されて新しい背番号67のユニフォームで試合にスタメンで出場した。このスピード感と比べると、一体何なんだろう<苦笑>!?


試合終了後にはこのカード恒例<!?>となった両軍応援団による“エール交歓”が行われた。試合開始から終了まで三塁側で終始一貫してゴールデンイーグルス各選手への応援歌を歌っていた男性による、菅野智之を始めとするジャイアンツ選手のヒッティングマーチの正確なアカペラに一塁側のファンから大きな拍手が送られていた。


猛暑のち豪雨、そしてまた酷暑という嫌がらせ以外の何ものでも無い天候だったが、お互いに相手に一目置く応援がひとときの清涼な風となって、何とか凌げた。そんな感じの一日だった。

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