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2017年7月30日 (日)

ジャイアンツ球場に井川慶降臨!しかし井川以上にインパクトが大きかったのは…

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時系列的には前エントリー菅野智之、力でベイスターズ打線を封じて
81失点で11勝目! よりも前になるのだが、同じ29日の昼間にはジャイアンツ球場でジャイアンツの三軍と独立リーグ、ベースボール・ファースト・リーグ選抜チームとの交流試合を観てきた。NPBのタイガース時代にジャイアンツに立ちはだかった井川慶が予告先発されているので、そしてベースボール・ファースト・リーグの選手を見るのは初めてなので、ジャイアンツ球場に出向いた。


井川だけでなく、凄い選手がベースボール・ファースト・リーグにいた。お得感満載な生観戦になった。


(写真:ジャイアンツの三軍相手に力投するベースボール・ファースト・リーグ選抜の先発・井川慶)



独立リーグや、社会人野球を始めとするアマチュアのチームとの試合の中で選手の技術を磨くジャイアンツの三軍。同じプロとはいえ独立リーグのチーム相手には圧勝しているのではないかと想像しているファンも少なくない様だ。確かに今季のジャイアンツの三軍は独立リーグとの対戦に
25122引き分けと大きく勝ち越している。ただ7月に入ってからは351引き分けと負け越している。また、直近にはホークスの三軍との四連戦に四連敗している。


今日の対戦チームは関西に拠点を置くベースボール・ファースト・リーグの選抜チーム。ベースボール・ファースト・リーグ(以下BFL)兵庫ブルーサンダーズ06ブルズ和歌山ファイティングバーズの三球団と、現在活動を休止している姫路GoToWORLDの四球団による独立リーグである。関西独立リーグの実質的破綻を受けて脱退した球団がベースとなって出来たリーグではあるが、日本独立リーグ野球機構には加盟しておらず、同機構に加盟している四国アイランドリーグplusやベースボール・チャレンジ・リーグに比べると基盤の脆弱感は否めない。


と、書いている敗戦処理。も実は独立リーグには疎い。上の文章もwikipediaその他の受け売りに近い。ツイッターに“ベースボールフューチャーリーグ”とツイートするくらいなので推して知るべし<苦笑>


井川慶は今季から兵庫ブルーサンダーズに所属している。阪神タイガースからポスティングシステムで大リーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍したものの大リーグでは活躍出来なかった選手というイメージが定着していると思われるが、その後のオリックス・バファローズの2012年から2015年の四年間でも鳴かず飛ばず。これで“終わった選手”と思われがちだが、どっこい現役を続けているのだ。


試合はジャイアンツがトルネード投法に特徴がある高井俊の先発で、井川と投げ合った。
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なお一軍の高橋由伸監督がこの試合を視察。三塁の塁審に扮して選手を間近でチェックした。
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(
写真:高井俊の投球をすぐ後ろからチェックする高橋由三塁塁審。斜め後ろは監督の目の前でエラーをした遊撃手のホルヘ・マルティネス)

そんな訳は無く、BFLの新人審判員、高橋由樹



四球と、ショートを守るホルヘ・マルティネスの失策で一死一、二塁。ここでBFL選抜の四番、田中耀飛(兵庫)が二遊間を破りいきなり先制点。
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一塁走者が三塁に進むのを刺そうとした返球の間に二塁を狙った田中耀がアウトになるも、二死三塁から続く軽本翔馬(06)が一、二塁間を破り、BFL選抜が2点を先制した。


田中耀の豪快なスイングに目を奪われたが、この先制打はほんの序章に過ぎなかった。


二回裏にジャイアンツは井川から二本の安打と送りバントで一死二、三塁のチャンスを作り、高山竜太朗の三塁ゴロの間に1点を返したが、田中耀は三回表の第二打席に、再び豪快なスイングで左中間のフェンスオーバー。ツーランホームランとなって4対1。


井川はさすがの貫禄。ストレートを主体に緩急を織り交ぜている感じでジャイアンツの三軍打線を手玉に取っている感じだったが、四回裏、先頭の坂口真規を三振に仕留めたところで自らタイムをかけて早足でベンチに戻った。場内アナウンスでは用具の交換とアナウンスしていたが、推測ながらトイレに駆け込んだのではないか!?


ベンチの奥から再び姿を現した井川は、グラブはチームメートから手渡されたので交換していないと思う。ベルトを気にしていたからベルトを交換したのかもしれない。
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マウンドに上がるとジャイアンツベンチに向かって「すみませんでした」と謝り、球審の許可を取って二球、投球練習をしたがベンチからの「大丈夫か?」との問いかけに「大丈夫です」と大声で答えていたので単なる用具の交換では無かったと思う。



そして、実際にこの中断を機に井川の調子がおかしくなる。次打者の松崎啄也に右中間を破られ二塁打。続く柿澤貴裕に二遊間の内野安打で一、三塁。井川は巧みな牽制で一塁走者の柿澤を刺して二死までこぎ着けるが、死球と四球で二死満塁とし、九番の高橋洸に二遊間を破られ、2点を返されて1点差に。
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さらに一番にかえって二死一、二塁から松原聖弥に右中間を破られて二者生還で逆転。井川にとってはまさかの突然の変調だった。
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そして川相拓也に四球を与えたところで、四回途中、3回
2/371球で不本意な途中降板となった。


余談だが井川は川相拓也と対戦したことで川相父子双方と対戦したことになるだろう。タイガース時代に拓也の父、川相昌弘三軍監督とも対戦しているだろうから…。


この後、井川をリリーフした同じ兵庫の齊藤義貴も打たれ、ジャイアンツはこの回6点を挙げて7対4と大逆転した。


ところが四回から登板の二番手、マヌエル・ソリマンがぴりっとしない。
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四球と内野安打に自らの失策が絡んだ無死一、三塁から、前の打席で高井が特大の本塁打を浴びている田中耀にまるでVTRを観るかのように今度はセンターオーバーの特大の本塁打を浴びる。
これであっという間に7対7の同点。
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前の打席で一発を食らい、警戒されているであろう場面での特大の二打席連続弾。兵庫ブルーサンダーズやBFLに詳しい方なら周知の事実なのだろうが、こういう選手を見られるからジャイアンツの三軍と独立リーグの対戦というのは観て面白いのである。


7対7で試合としてもどちらに転ぶかわからなくなってきた。BFLが井川の変調で逆転された四回裏、リリーフの齊藤でも止められなかったジャイアンツ打線を止めたのがなおも続く二死満塁でマウンドに上がった三番手の変速サウスポー永井達矢(和歌山)
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このピンチで左対左となる柿澤を投ゴロに仕留めると、チームが同点に追いついた直後の五回裏も続投していわゆる“イニングまたぎ”になったがこの回も無難に抑えた。登録名を“永射”にすることをおすすめしたい。


こういう投手がこの展開で出てくると、もうジャイアンツは追加点を奪えなくなるのかと思えたが、次の六回に出てきた同じ左投手の黒田優斗(兵庫)からジャイアンツが坂口の犠飛と松崎の適時二塁打で2点を勝ち越し。今度こそ試合の主導権を握ったかと思った。


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急に雨が降り、そして強くなった九回表、ジャイアンツ五番手の廖任磊が大乱調。

内野安打と連続四球で無死満塁とすると、松浦仁
(和歌山)の叩きつけた打球が二遊間を破ってセンターに達し、二者生還で同点。99となった。
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1230分開始の独立リーグ選抜との試合。通例では延長戦がない。3時間程度で終わるだろうと思いきやさにあらず。この時点で3時間30分を超えていた。この試合を見終えてから東京ドームのジャイアンツ対ベイスターズ戦を生観戦するという個人的事情を抱えている敗戦処理。はぶっちゃけ勝敗より早く終われという感覚になった<苦笑>


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続く聖矢
(和歌山)の二ゴロで勝ち越しを狙った高橋直也(和歌山)が本塁でアウトになり、逆転負けを免れるのがやっとで、九回裏も無得点。99で終わった。


29日・ジャイアンツ球場】
BFL 202 030 002 =9
G   010 602 000 =9

B)井川()、齊藤()、永井()、黒田()、田中優(06)、金城()-森川()、田井(06)、高橋()
G)高井、ソリマン、田中大、山川、廖-高山、鬼屋敷

本塁打)田中耀2ラン(高井・三回)、田中耀3ラン(ソリマン・五回)

なお、この対戦は29日と30日の二連戦の予定だったが、30日は雨天中止になり、行われたのはこの29日のみだった。


井川は3回2/3、打者20人に対して71球(敗戦処理。の手集計)、被安打7,奪三振4、与四球2、与死球1、自責点、失点ともに7。あのベンチ駆け込みは何だったのだろうか!?



田中耀飛は5打数4安打2本塁打6打点と大暴れ。プロフィールを調べると19963月生まれで芦屋大学に在学中という。浪人など無ければ大学四年生。今日の結果だけを見る限りでは可能ならぜひドラフトで指名して欲しい逸材だ。


なおジャイアンツの四番手、山川一大は兵庫から育成ドラフトで指名されて入団した選手。
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いきなり連続四球で無死一、二塁のピンチを招くが送りバントを見事なフィールディングを見せて三塁で刺すと、連続三振で無失点に切り抜けた。



なお、BFLに関心をお持ちの方には物足りないエントリーとなったと思われるが、敗戦処理。よりも深く、濃く独立リーグを観察されて精通されている竹村裕児さんのブログを参照されたい。 短いながらもリーグや選手への愛情が感じられる。観戦中に久々に再会出来、いろいろとご教示いただいた。


読んでいてお気付きだとは思うが、BFL選抜はそれぞれの所属チームのユニフォームではなく、選抜チームのユニフォームだった。これだけでもフューチャーズを上回っている<笑>。関西独立リーグに良い感情を持っていないこともあり、懐疑的に観ていたが、田中耀の爆発を始め、随所に素晴らしいプレーが目立った。


ジャイアンツ球場には、少ないながらもジャイアンツのファームの試合でよく見かける常連さんの姿が散見された。おそらく彼ら(彼女ら)はそこにジャイアンツがいれば良いだけで、相手はどこでも良いのだろう。しかし、ほぼ対等の試合を行った“独立リーグ”という見慣れない選手達を見て何かを感じ取ったのだろうか?


ジャイアンツが育成ドラフトで指名して三軍でプレーしている選手の経歴を見ると、郭独立リーグで選抜されたメンツと試合をしたらっこの試合のように接戦になっても不思議では無いと個人的には思う。ただ、そう考えないジャイアンツファンには「何で勝てないんだよ!?」との不満だけ残るのだろう。せっかくの機会なのだから、いろんな野球があることに少しは関心を示して欲しいものである。余計なお世話だろうが。

 

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