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2017年7月25日 (火)

スワローズとファイターズで駆け込みトレード成立!

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31日の期限までにジャイアンツで動き(育成選手の支配下登録)があるかと注目していたが、もう一つのひいきチーム、ファイターズがスワローズとの間でトレード成立。屋宜照悟を交換要員に杉浦稔大紺野あさ美を獲得する2対1の交換トレードが成立した。24日に両球団から発表された。



今季はともに下位に低迷する両チーム。スワローズは不足している中継ぎ投手候補を獲得出来、ファイターズも紺野あさ美の獲得で大橋未歩の抜けた穴を埋められる。


(写真:ファイターズにトレードが決まったスワローズの杉浦稔大投手夫人。 2012年1月撮影)



野球ファンがネット上で考案するトレード案は往々にして“海老で鯛を釣る”笑止千万のものがありがちだが、現実のトレードではお互いが必要とする選手同士でないとなかなか決まらない。シーズン中のトレード期限をあと一週間後とした24日、両リーグそれぞれで下位に低迷するチームで思惑が一致したのか、トレードが成立した。



ファイターズファンである敗戦処理。としては屋宜照悟にはよいチャンスだと思う。
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大谷翔平と同期の五年目。今現在28歳だ。二年前の2015年を最後に一軍のマウンドに上がっていない。昨年、鎌ケ谷でシーズンの中盤以降、試合の大勢に影響のない場面での登板が多くなった屋宜に気付き、スタンドで「屋宜はこのままでよいのですかね?」という声をよく聞いた。今季も昨年までの“勝利の方程式”組に加え、鍵谷陽平、石川直也といった面々が新たに接戦での起用が増え、残念ながら好調が長続きせず二軍に逆戻りしたりしているが、屋宜の名前は挙がらなかった。



相手のスワローズでは前監督でもある小川淳司シニアディレクターが屋宜をスワローズにはいない、右投げのスリークオーターのパワーピッチャーとして、守護神秋吉亮の離脱で手薄な中継ぎ陣に加えたい考えのようだ。支配下選手登録の手続きに次ぎ、直ちに一軍登録されるかもしれない。


一方の杉浦稔大2013年秋のドラフトで1位指名されて入団した期待の星だったが、殻を破れていない。
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四年目の今季は入団時に与えられた「背番号18」を新入団の寺島成輝に奪われる形になった。余談だがスワローズでは杉浦の一年前には1位で石山泰稚2位で小川泰弘を獲得出来る万々歳のドラフトだったが、杉浦、竹下真吾と二年連続で即戦力を見込んだはずのドラフト1位が花開いていない。



屋宜にしろ杉浦にしろ、よく言われる「環境を変えることによって…」というタイプなのかもしれない。しかしここで注目せざるを得ないのはスワローズからファイターズに来る杉浦が現在右肩を痛めておりリハビリ中であるということだ。


杉浦は屋宜と違って先発タイプだと敗戦処理。は見ている。ファイターズは大谷はもとより、先発陣が総崩れ状態。昨年のクライマックスシリーズ、日本シリーズに先発した投手で一軍にいるのは再び抑えに回った増井浩俊と、投手としては機能していない大谷を別にすると有原航平のみ。その有原も負けが先行している状態だ。先発投手を二軍から上げて登録し、登板を終えたらまた抹消するという繰り返しになっている。のどから手が出るほど先発投手が欲しいのだろう。それならばエドウィン・エスコバーを先発に回した方が話が早いと思うのだが、四割打者近藤健介の穴を埋める、いや少しでも小さくするために野手の新外国人を獲得したために外国人枠からはみ出す形になり、故障者が出て手薄になった捕手を獲得するトレード要員になってしまった。もちろん、スワローズとて先発投手が余っている訳ではない。回復後に期待して故障中の投手を獲得するという、にわかには考えがたい方策に打って出た。


両球団ともに、課題はこのひとつにあらず、様々なウイークポイントがあるからこそ下位に低迷しているのだろうが、とりあえず手の届くところから手を付けたというのが実態だろう。スワローズでは昨年途中からトレードで加わった近藤一樹が今や勝ちパターンに欠かせないリリーフ陣の一角を担う存在になっている。屋宜にも「近藤に続け」と期待しているのだろう。


ファイターズはどうなのだろう?杉浦がいつ頃実戦復帰出来る見込みで獲得したのかにもよるが今のところあまり得をするイメージが描けない。“二千円札を両替したら旧五〇〇円硬貨四枚が帰ってきた。”そんなトレードにはならないで欲しい。せめて屋宜にはスワローズファンを喜ばせる活躍を期待したいが、杉浦も成功すれば新しい戦力補強の可能性を切り拓くことになるかもしれない。

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コメント

こんにちは。

杉浦…残念ですが、スワローズでは開花しなかった。
文中にあるように、前年小川、その後原樹理、星が先発ローテへ入ったことで、先発枠に目途が立ってきた。
もちろん何人いても投手はいいのですが、中継ぎをこなせる丈夫な投手というのは、いそうでなかなかいないもの。
ファイターズからでは押本に助けられましたが、地味なポジションとはいえ、場面関係なく投げてくれる投手が、育成をする上でも必要で、スワローズにはそういうタイプが欠けているんですよね。

杉浦は焦りもあったでしょうけど、故障明けて先発させると結果を出すというのを繰り返していたタイプ。
日本シリーズでも唯一スワローズがホークスに勝った試合の先発、同じシーズンタイガース戦で見切り登板ながら、先発しここもチームの危機を救うというポテンシャルの高い投手です。
完全に壊れていたら150キロオーバーのストレートなど投げられませんから、是非ファイターズで成功してほしいです。
もちろん屋宜にも、貴重な中継ぎ右腕として期待しています。

紘野涼様、コメントをありがとうございます。

> 文中にあるように、前年小川、その後原樹理、星が先発ローテへ入ったことで、先発枠に目途が立ってきた。
もちろん何人いても投手はいいのですが、中継ぎをこなせる丈夫な投手というのは、いそうでなかなかいないもの。

仰るとおり、優先順位としてはタフな中継ぎ投手の方なのでしょうね。

小川シニアディレクターがかなり高く評価して下さっているようなので、屋宜はチャンスと思って頑張って欲しいです。

鎌ケ谷では屋宜を心配しているファンが少なくなく、もちろんファイターズで開花してくれることを皆期待していたでしょうが、この機会を活かしてもらいたいものです。

> 日本シリーズでも唯一スワローズがホークスに勝った試合の先発、同じシーズンタイガース戦で見切り登板ながら、先発しここもチームの危機を救うというポテンシャルの高い投手です。

それは気が付きませんでした。

本文中で使用した杉浦の写真は優勝した2015年の、優勝決定後の巨人対東京ヤクルト最終戦に登板した際に撮影したものです。

この試合で中継ぎで3イニングを無失点に抑えたのですが、これで首脳陣の信頼を獲得したのかもしれませんね。

村田透とか、かつての多田野とか、訳あり物件を獲得するのに躊躇のないファイターズですが、まさかシーズン途中に故障でリハビリをしている選手を獲得するとは思いませんでした。

両選手にとって良いトレードになることを祈ります。

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