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2017年7月 6日 (木)

【緊急トレード】エドウィン・エスコバー×黒羽根利規

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今日(6日)はセ・リーグの首位攻防…あ、いや、もとい、昨年の1位と2位のチームの直接対決をラジオで聞いていたのだが、一瞬耳を疑った。ファイターズのエドウィン・エスコバー投手とベイスターズの黒羽根利規捕手の1対1の交換トレードが6日、成立したというのだ。エスコバーは3日に外国人枠の関係で一軍登録を外れたばかりだった。


(写真:ベイスターズへのトレードが決まったファイターズのエドウィン・エスコバー投手。 2017年5月撮影)

 

◆ 日本ハム・エスコバーとDeNA黒羽根のトレードが成立  デイリー

エドウィン・エスコバーは今季ファイターズに入団した左のリリーバー。つい最近まで一軍で貴重な中継ぎ役で活躍していたが、開幕から打率四割と絶好調だった近藤健介がどうやら今季中の復帰が絶望的ということで外野手のヤディル・ドレイクを獲得。3日から一軍に登録され、外国人枠の関係でエスコバーが入れ替わりで登録を外れたばかりだ。



ドレイクも途中加入で、イースタン公式戦二試合に出ただけで3日に一軍登録。登録即日からスターティングメンバーで出場を続けているが、まだ試合に出ながら日本の野球に慣れようと取り組んでいる段階と素人目には映る。エスコバーを不要だと判断するとは思えない。今の時点ではこのトレードには謎が多い。


トレードは相手があって成立するもの。右のリリーフ投手に比べると左のリリーフ投手が手薄に思えるベイスターズが、一軍で使わないのならとエスコバーに食指を動かした可能性も充分にあり得る。だがそれなら、交換相手が捕手の黒羽根利規というのはどうなの?という疑問が残る。


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黒羽根はベテラン捕手だが、昨年、今季と一軍に出場していない。昨年入団した戸柱恭孝が正捕手の座を掴み、高城俊人、嶺井博希が脇を固める。三人とも二十歳代で確かに黒羽根は余剰戦力と映るかもしれないが、一軍通算336試合出場はまだベイスターズの現役捕手ではナンバーワンだ。


だがファイターズも捕手に関しては同じような状況だ。大野奨太、市川友也、清水優心と三人の捕手が正捕手の座を争ってしのぎを削っている。ファームでも石川亮に加え、高校卒ルーキーの郡拓也も抜擢されて出場機会を与えられている。シーズン途中に黒羽根をわざわざ獲得する必要性に迫られているとはにわかには理解出来ない。


コストパフォーマンスを重視するファイターズ球団としては年俸9000万円の外国人選手を“第五の外国人”として二軍で遊ばせておく訳にはいかない-という意見を見かけたが、エスコバーに年俸9000万円という評価をしたのも他ならぬファイターズ球団だ。新任のランディ・スミスGM付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクター肝いり<!?>で獲得した25歳のサウスポーを一年持たずにトレードとは穏やかでは無い。ひょっとしたらエスコバーとファイターズ球団の間で何らかのトラブルがあって厄介払いしたという可能性も邪推してしまう。だからファイターズも失礼ながらベイスターズで余剰戦力とも思える選手が交換相手でも飲んだと。


ベイスターズは一軍の外国人枠にまだ余裕がある。左のリリーフの顔ぶれを見ると、田中健二朗砂田毅樹が安定しているが、砂田を先発で使いたいのが本音ではないか?仮に“訳あり物件”だとしてもエスコバーを戦力として必要と考えるのは理解出来る。元ファイターズGMの高田繁GMに上手くしてやられたトレードと言えるかもしれない。


エスコバーも、制球になかなか改善が見られず、エスコバーに期待した役割を公文克彦が全うしているという印象もあり、近藤不在の穴を外国人の野手獲得で少しでも埋めようとするならば、四人いる一軍の外国人選手の中で二軍降格の最有力と判断されるのは止むを得ない、というところまでは敗戦処理。も理解出来たが、一、二軍入れ替えから三日後にトレードというのはどうにも理解出来ない。


冒頭の写真はエスコバーが来日初勝利を挙げた5月14日の対マリーンズ戦で撮影したものだ。初勝利といっても先発のルイス・メンドーサが危険球退場の後を受けて急遽の登板でいきなり最初の打者に死球を与えるなどばたばたしながらも3球でピンチを切り抜けると、裏にファイターズが勝ち越してエスコバーに勝ち星が転がり込んだというもの。


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決勝打を放ったブランドン・レアードとともにエスコバーがお立ち台に上がったので、勝ち試合恒例のハイタッチを出来る可能性があったのだが、この日はちびっ子ファンが多かったので譲ってあげた。今となってはもったいないことをしたと思う<>



ファイターズのファンの中には試合で敗因を造った選手、さらには監督やコーチの批判は許すがフロントの批判だけは許さない、むきになって反論してくるファンがいるが、申し訳ないが理解出来ないことを高評価することは出来ない。そもそもファンが球団に対して忖度する必要など全くないと思っている。


ファイターズとベイスターズのトレードというと、昨年も開幕直後にファイターズの藤岡好明投手がベイスターズに金銭トレードされる事例があった。
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個人的に藤岡投手に対してあまり良い印象を持っていなかったので、このトレードに関して落胆することは無かったが、藤岡は昨年、開幕一軍入りを果たし、開幕第二戦にあたるマリーンズ戦で、ファイターズがリードしている六回裏に二番手で登板した投手だ。その投手が六日後に金銭トレードになるなんて普通では考えられない。


交換トレードならまだ理解出来る。より良い選手との交換トレードと言うことならまだ理解出来る。だが、開幕第二戦にリードしている場面で登板する投手を交換トレードで無く金銭トレードする球団って一体何なんだという疑問が残るのだ。語弊はあるが、金銭トレードしたと言うことは選手をお金に換えたのだ。そんなにお金に困っている球団なのか?



この時もフロント擁護派は「ベイスターズが藤岡を必要としているのなら本人にとってもチャンス」などともっともらしい理由を付けてこのトレードを正当化していたが、球団フロントの仕事は選手にとって最適の職場を斡旋することでは無い。現場の栗山英樹監督に最適の戦力を提供することが球団フロントの仕事だ。


藤岡のトレードでも垣間見られたが、現場が開幕一軍に入れる選手でもフロントがトレードした方が良いと判断すればトレードを決めるのがファイターズという球団なのだ。それは必ずしも悪くないとは思う。現場とフロントはどこかで一線を引く必要はあろう。だが現場(選手、コーチ、監督)は結果責任を負う立場なのに対して、こうしたフロントは自分たちが主導で行ったトレードが失敗したら責任を取るのだろうか?少なくとも現時点でエスコバーを獲得した責任者は処分の対象になってもおかしくは無いはずだ。


敗戦処理。はお粗末ながら捕手のリードを評価するスキルを持たない。だがファイターズの捕手陣を評価する人の意見では三人(大野、市川、清水)の使い分けでは無く、もう少し固定すべきという声や、三人が三人とも似たような配球をするという声もある。これらの意見が当を得たものであるとするならば、ベイスターズで育った黒羽根には新しい風を吹き込んでもらってファイターズの一軍捕手陣に風穴を開けて欲しい。この先、エスコバーがいたら…と思う時が来るかもしれないが、その時に、いや、黒羽根を獲っておいてよかったという意見も出るように黒羽根には新風を巻き起こして風穴を開けて欲しい。

 

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