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2017年7月 4日 (火)

レジェンドシリーズの限界!?

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今年のファイターズのレジェンドシリーズは、一気に東映フライヤーズ時代に遡り、日本一に輝いた昭和37(1962)のユニフォームを復刻して着用。東京ドームでは今日(4)と昨日の二日間、対ライオンズ戦に組み込まれた。


敗戦処理。も生で観ていない東映時代を振り返る企画だっただけに楽しみにしていたが、率直に言ってユニフォーム以外、何の工夫も感じられなかった。


(写真:親会社“東映”の三角マークも泣いている!? ハーフスイングを取られて三振に倒れる大田泰示…)



月曜と火曜の変則二連戦(一日空いて6日の木曜日に札幌ドームでもう一試合)ということで、どちらも仕事を終えて東京ドームに駆け付けた。二日間ともついた時点でライオンズにリードされている状況で、逆転どころか同点にもならず敗れるという結果だった。



そして残念だったのは、レジェンドシリーズと謳いながらユニフォームを復刻した以外にこれといって東映時代を想像させる演出に乏しかった点だ。確かに、GAORAを録画した中継で確認した、小山正明さんと張本勲による始球式は味があった。今回のユニフォームは東映フライヤーズが日本一に輝いた昭和37年を復刻したものだがその年の日本シリーズの相手が阪神タイガースで、そのエースが通算320勝を挙げ、精密機械の異名をとった小山さんだった。小山さんのタイガースのホームユニの右袖にしっかりとJoshinとロゴが入っていたのはご愛嬌として、良い企画だったと思う。ただ東京ドームで二試合行うのだから、もう一試合では八名信夫尾崎将司(ジャンボ尾崎)の対決も観たかった。


そして折しも、ファイターズでは東京ドーム時代に1995年から五年間指揮を執った上田利治元監督がなくなられ、ファイターズナインは喪章を付けて戦った。ライオンズは現役のコーチ、森慎二コーチが急逝され、ベンチに森コーチのユニフォームが掲げられていた。一塁側の敗戦処理。の席からバッターボックスの打者を撮影すると映り込む。
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イオンズは森コーチの急逝後、なかなか白星を贈ることが出来なかったが、ちょうどお通夜と告別式が営まれたこの二日間、森コーチに白星を贈ることが出来た。


ファイターズ打線は森コーチの指導を受けたライオンズ投手陣に抑え込まれた印象だ。先に点を取っても、それをひっくり返されると再度ひっくり返す反撃を見せられない。ビハインドされた状態での継投策はどうしても勝利の方程式のようには行かない。


何とかビハインドの点差を維持して反撃を待つ、と言いたいところだが、2点ビハインドの九回表にこの日に登録されたばかりの上原健太を投入したが、力の差は歴然。
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火に油を注ぐ結果で、2点差が7点差となって増田達至を温存されてしまった。



ファイターズは経験の浅い若手投手を僅少差のビハインドの場面で大胆に投入し、徐々に自信を深めさせる方法を取ることがある。今季でいえば玉井大翔がそれで一時期戦力になりかけた。


だがさすがに上原では無理があると思った。あるいは左対左となる源田壮亮へのワンポイントで浅村栄斗以降の右打者には白村明弘をぶつけるのかと思ったが、上原に任せた。白村は今日、先発の加藤貴之の後を受けて五回二死から登板すると、ファイターズでは珍しいロングリリーフ。31/3を無失点に抑える好投を見せた。Cdscn4378
今日は白村のお陰で試合が壊れず、一応最終回まで一縷の望みにかける展開を保ってくれたからよかったが、だからこそなおさら3日の試合の九回表に…。



3日の試合では、敗戦処理。が到着した時点ではDHのところが大谷翔平では無く田中賢介になっていた。聞くと二塁打を放ってゆっくりと二塁に到達して代走を送られたという。故障を心配したが、後のイニングで投球練習間のキャッチボール役で出てきた。
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気のせいか歩き方がややぎこちなく思えたが…。



それにしても、オープン戦に顔見せで出るベテラン選手じゃあるまいし、二塁打を打って四回裏に代走を送られる大谷って何なんだろう?翌4日もスタメンDHで出場し、フル出場した形だが、九回裏には最後の打者、ブランドン・レアードの打席でネクストバッターズサークルには大谷でなく矢野謙次が待機していた。


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結果的にはライオンズの守護神、増田の前に三者凡退で14のまま敗れたが、走者が一人出れば大谷に回り、二人出て大谷に本塁打が出れば同点という可能性もあったが、謎の矢野待機だった。



3日の試合の四回裏時点での代走起用や、4日の九回裏に矢野待機という様子を見ると、まだスターティングメンバーで起用する次元では無いと考える方が自然ではないか?


二日間ともに途中観戦のファイターズファンとしては見所に乏しい試合になってしまったが、現地観戦ならではの醍醐味も味わえた。


3日の試合では3点を追う七回裏、ライオンズが牧田和久を投入すると、先頭の石井一成が中前に安打。本当は秋山翔吾がダイレクトで捕球していたように見えたが審判が判定したから安打。続く代打の杉谷拳士が三塁側にファウルフライ。三塁手の中村剛也、遊撃手の源田、左翼手の金子侑司が追いかけるも、ぎりぎりでエキサイトシートへ。
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源田と金子はフェンスにぶつかって捕りに行ったが届かなかったようだ。すると、録画したGAORAの中継には映っていないのだが、一塁走者の石井一が一塁ベースに戻ってタッチアップで二塁に進んだのだ。

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敗戦処理。の周囲ではファンがざわついていた。



4日の試合では同じく七回裏、1対4から3点を追う展開で牧田を攻めてレアードと大田の安打で二死一、二塁。ここで新外国人ヤディル・ドレイクが放った一塁側のファウルフライは、一塁手のエルネスト・メヒアがエキサイトシートに上半身を突っ込んでのファインプレー。まさに目の前に飛んできた。格好のシャッターチャンスだったが、それよりも頭上に向かって飛んでくるボールを目で追っていた。結局敗戦処理。の一列前に落ちそうになるところをメヒアがナイスキャッチ。メヒアの上半身が迫ってきてど迫力だった。前もってわかっていたらカメラでメヒアの動きを撮影したかもしれないが、さすがにそれは出来なかった。もし次にチャンスがあれば…。因みにこれまたGAORAで確認したが、敗戦処理。は微妙に映っていなかった<苦笑>


4日の試合は球場に着いた時点で0対4とビハインドだったから、着いてからは1対0の勝ち。ただその唯一の得点も一死一、三塁からレアードがフルカウントから三振。スタートを切った一塁走者の田中賢が一、二塁間で止まり、送球の間に三塁走者の西川遥輝が本塁に走って辛うじてホームインというもの。ビデオ検証まで為された。とても4点差でやるプレーでは無いと思う。


この二連戦から一軍に合流したドレイクにも注目した。
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デビュー二試合目となった4日には待望の初安打(といっても内野安打だったが)とファインプレーを敗戦処理。の到着前に為したそうだ。イースタン二試合だけの出場での一軍入り。まだ結果をどうこう言うのは早いかもしれないが、おそらくは近藤健介の穴を少しでも小さくしようとしての新助っ人ということなのだろうが、これも大谷との兼ね合いもあろうが進境著しい松本剛がこのところ出たり出なかったりで調子を落としているとも思えるので、起用が難しくなるかもしれない。欲を言えば左打者を獲得して欲しかった。


まぁ推定年俸1,500万円の助っ人だから(半年で1,500万円=実質年俸3,000万円だとしても)あまり多くの期待は…いや、長い目で見よう。



試合は二日間とも残念だったが、同じく残念だったのが『レジェンドシリーズ』


日本一になった昭和37(1962)は今から55年前。さすがに古すぎて資料が散逸しているのか、ユニフォームの復刻以外どこが“東映”なのだろうか?という感じだ。



東京ドームのオーロラビジョンは文字を後楽園球場の電光掲示板時代の色にしていたが、これは日本ハム初期を振り返るレジェンドシリーズで実施済み。
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『ファイターズ讃歌』をささきいさおバージョンにしていたが、そもそもこの時代はフライヤーズ。中田翔はフライヤーズにリスペクトするあまりフライばかり打ち上げていたが、他には…。ただ東京ドームのファイターズ戦で登板中の投手の投球数が表示されたのはこれが初めて。これだけは評価出来る。



せめてファイターズの攻撃が始まる時に東映の映画でおなじみの波が岩に当たって水しぶきが飛ぶあのシーンを再現するとか、何かもっと“東映”らしさを醸し出して欲しかった。ユニフォームをファンクラブ会員特典でもらえたが、会費に含まれていると考えると得とは思えなくなる。単にユニフォームや関連グッズの売り上げ目的で『レジェンドシリーズ』を続けていると勘ぐられるのも仕方あるまい。日本ハムになってからの時代をユニフォームの変遷ごとに一つの時代として何年かに分けて『レジェンドシリーズ』を展開してきたが、さすがに限界が来たのかもしれない。


結局、球団自体が東映やそれ以前の球団、あるいは日拓ホームを引き継いでいないのだろう。ユニフォームのデザインは綱島理友氏に協力を仰げば何とかなる。過去資料もベースボール・マガジン社のアーカイブの協力を仰げれば最小限のものは理解出来よう。


仏造って魂入れず」という例えがあるが、まさにそんな感じだ。復刻企画の先駆者であるライオンズを相手の二連戦でにわか仕込みの復刻企画を行ってもその試合の結果が4対111対4で連敗したのは、野球の神様がにわか仕込みをお許しにならなかったからだろう。


いや、あくまで今季の実力の差か?


台風が接近していたから、ファイターズも無駄に反撃せず、ライオンズも追加点を取らずに早く試合を終わらせることを優先させたのかも。試合後恒例のグラウンドウォークも4日は中止になった…。

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コメント

こういう日に、始球式にアイドルイベントを行うのはどうかと思うよ。イニング合間のオーロラビジョンでも往年の名選手を紹介するとか、やりようはあった。2日続けての完敗も故なしとしない。

現地2試合 様、コメントをありがとうございました。

> こういう日に、始球式にアイドルイベントを行うのはどうかと思うよ。イニング合間のオーロラビジョンでも往年の名選手を紹介するとか、やりようはあった。

全く同感です。私は二日とも仕事を終えての生観戦だったので試合中盤に着きましたが、最初から見ていて不満に思っているお客さんもいましたね。

二試合目(火曜日)の方が入場者数が多かったのもコラボのお陰という見方もあるようですが、間が悪かったですね。

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