フォト
無料ブログはココログ

« ファイターズスタジアムに“スコールタイム”が帰ってきた! | トップページ | 『オレたちのプロ野球ニュース』読了-古き良き時代を振り返るだけではなく…。 »

2017年7月22日 (土)

あと十日間、あと二人…。

Adsc_2806
NPBのシーズン中の補強は
7月末まで。今日(22)を含めてあと十日間だ。ジャイアンツは支配下選手の人数が68人で上限の70人まであと二人。一軍の公式戦に出場するには支配下選手登録されていなければならない。二人の枠を賭けて、ジャイアンツの育成選手達がしのぎを削っている。


(写真:支配下選手めざし奮闘する田中貴也捕手。この日は拙守もあったが2安打と2盗塁刺でアピール!?)

 

ジャイアンツ球場に行ってきた。ジャイアンツ球場ではフレッシュオールスター直前のカードから午後4時試合開始のナイトゲームを組んでいる。今週は月曜日に炎天下の鎌ケ谷で試合を見たばかり。まだまだ暑さが残る時間帯ではあるが、ありがたい“薄暮ナイター”だ。


先日着任した鹿取義隆新ゼネラルマネージャーが断行した配置転換で、フレッシュオールスターゲーム以降、斎藤雅樹前二軍監督に代わって二軍監督に就任した内田順三前巡回打撃コーチは二軍監督になっても背番号109のままだ。
Cdsc_2224
スコアラー
(カープ専任担当)に配置転換した田畑一也前投手コーチの背番号83が空いたが、内田新二軍監督は背番号109のまま。これによって、ジャイアンツでは一軍、二軍を通じて歴代で最も大きい背番号の監督となった(これまでの最大は長嶋茂雄90番。三軍では1990年と1991年の木戸美摸119番が最大)


内田新二軍監督は1970年にヤクルトアトムズに外野手として入団してから選手、コーチとして一度もユニフォームを脱がずに今年で48年連続してユニフォームを着ているのだが、現役引退後はカープとジャイアンツを行ったり来たりしてコーチ生活を続けていてカープでは二軍監督の経験があるが、ジャイアンツでは初めての二軍監督である。


一方のライオンズの潮崎哲也二軍監督は二年前にはこのジャイアンツ球場で試合前に熱中症の症状を起こし、緊急搬送された経験を持つ。内田監督は高齢(9月で70)だし、何はともあれ健康には注意されたい。


ライオンズの先発は、昨夏の全国高校野球大会の優勝投手、ドラフト1位ルーキーの今井達也
Adsc_2371

早いものだ。あれからもう一年。今はまだ身体作りの過程のようで、登板もイニング数や投球数を限定しているようだ。今日の試合でも先発ながら3イニングで降板している。ただ二回裏の北篤、青山誠の連打から招いた無死満塁を三者連続三振で凌いだ投球は圧巻だった。北、青山と続いても江木とおりもがいないのでフォーリーブスにならないのが残念だったが、今井は大器の片鱗を見せた。


一方のジャイアンツは育成左腕のクリストファー・メルセデスが先発。一回表にいきなり三者連続三振と全開の投球を見せる。
Cdsc_2261

だが四回表、先頭の田代将太郎のレフト後方への飛球を岡本和真がグラブに当てて落球するエラーで無死二塁。セットポジションに課題のある投手なのでどんな投球を見せるかと思ったら、死球と送りバントが捕手の田中貴也の処理遅れで内野安打になる不運もあって無死満塁に。


Cdsc_2440
ここで四番の坂田遼がセンター前に先制打。なおも続く無死満塁から五番の呉念庭が思いっきりライト線に引っ張る二塁打で二者を返した。



Cdsc_2444
この呉念庭(うーねんてぃん)、敗戦処理。は源田壮亮をノーマークだったこともあり一軍で遊撃手のポジションを取るものと期待していたが、源田の頭角でポジションどころか二軍暮らしだ。「守備は堅いが“打てんねん”」というネタも用意していたのに…
<苦笑>


この後二死満塁になって九番の鈴木将平がしぶとくライト前に落としてさらに2点を追加。
Cdsc_2459
こちらも高校卒ルーキー。たぶん初めて生で観たが、落ち着いていて高校卒ルーキーとは思わなかった。



結局メルセデスはこの回悲運もあったが5失点。初回の三者連続三振と、5失点した四回表のバタバタぶり。この差を埋めない限り、支配下登録の道は近づかない様に思える。


ジャイアンツの打線の方は五回裏に、四回裏から登板の二番手、玉村祐典に対して二死から死球と四球で一、二塁として六番の青山誠がレフト後方に打った瞬間にわかる3ラン。これで3対5。
Cdsc_2541

この青山も育成選手四年目。育成選手は、育成選手のまま三年を経過すると自由契約になる。ジャイアンツは青山と再契約を結んだ形になる。まだイースタンでの出場数が少ないが、今日の5打数2安打を加えてイースタンでの成績が18打数6安打で打率.333と高確率で打っている。実は今週の月曜日まで三軍で主に四番を打っていた。三軍での成績はチーム最多の57試合に出場して187打数60安打、8本塁打で39打点で打率は.321。さらに20盗塁を決めている。ほとんどが独立リーグを相手にした試合での成績だが、これが認められての二軍昇格と思われる。この試合をネット裏で視察した鹿取GMにアピールとなったか…!?


今日のジャイアンツ球場は“GⅡプロジェクト”の一環として“GⅡ浴衣デー”が開催され、浴衣姿で来場した女性ファンに様々な特典が用意された。
Cdsc_2553
チームヴィーナスともども試合開始前と、五回終了後にグラウンドで踊りを披露するのだが五回終了時の披露曲はこれ。
 夏の定番曲だがライバルチームのチャンステーマ。何を考えているのか<苦笑>!?
Cdsc_2551

五回のハーフタイムを挟んで六回表からマウンドに上がったジャイアンツの二番手、江柄子裕樹が反撃開始の矢先に鬼崎裕司にソロ本塁打を浴び、反撃ムードに水を挿すと、続く七回表には斉藤彰吾2点タイムリーを浴びて3対8とリードを拡げられ、勝負あったという感じになった。


その裏にジャイアンツは相手遊撃手の山田遥楓の送球エラーを皮切りに二安打で無死満塁と再び反撃の気勢を上げるが、ここで青山の投手ライナーで二塁走者の岡本和真が飛び出す大チョンボで戻れず併殺を取られると、続く藤村大介も投ゴロに倒れて無得点。岡本は守備に続き走塁でも痛いミス。
Cdsc_2685
この試合二度目の無死満塁からの無得点。この後、九回裏にも1点は返したもののなおも続く無死満塁から無得点と、三度も無死満塁を逃し、
10安打のライオンズと遜色ない8安打を放ちながら、4対8と完敗だった。


打線の拙攻という点ではこのところジャイアンツでは一軍だけでなく二軍でも二番に外国人選手が入るケースが目立つ。
Cdsc_2307
パ・リーグで首位を走るゴールデンイーグルスが二番にカルロス・ペゲーロを入れる打線にして奏功している。より多くの打席が回る上位打線につなぎ役でなく強打者を入れた方が得という考え方から来ているそうで、ジャイアンツでもこのところケーシー・マギーが二番に入っている。それで二軍もということなのだろうが、二軍では今日の一番打者が吉川尚輝だったように新人選手に少しでも多くの打席を与えるという発想と思えるので、二番に外国人打者を入れても
!?と思える。今日もルイス・クルーズが「二番・DH」で二打席立って第三打席にはギャレット・ジョーンズが代打で登場したが、マギーにもしもアクシデントがあった場合に代わりに入れる外国人選手にすんなりと二番に入ってもらうために二軍でも二番に外国人を入れているのだろうか…?


22日・ジャイアンツ球場】

L 000 501 200 =8
G 000 030 001 =4
L)今井、○玉村、岩尾、國場、松本-中田

G)●メルセデス、江柄子、成瀬、田原-田中貴
本塁打)青山2号3ラン(玉村・五回)、鬼崎3号ソロ(江柄子・六回)


ジャイアンツの三番手、成瀬功亮は育成選手7年目。最長記録を更新している。こういう選手こそ、今月で支配下選手登録を果たせないと厳しいと思う。


一般的に報じられるレベルでは高木京介と、今日もマスクをかぶった田中貴也が支配下登録に近いとされている。高木京には野球賭博関連で失格選手になる前の一軍での実績があるし、田中貴も、正捕手の小林誠司がWBCに参加していて不在だった春先のオープン戦に一軍に帯同して評価を上げた。今日も2安打を放ち、上述のバント処理の遅さでピンチを拡げるミスもあったが二度の盗塁刺があってアピールもした。
他には前回敗戦処理。が生観戦した今月8日のベイスターズ戦で本塁打を放つなど活躍した増田大輝が「八番・遊撃」でフル出場したが、5打数0安打と目立ったアピールは出来なかった。


ジャイアンツの支配下登録選手の枠は残り二人と書いたが、ひょっとしたら三人になるかもしれない。可能性のある選手は最後まで諦めずに可能性に賭けて欲しい。ただジャイアンツの場合、他の球団で育成選手登録から支配下選手登録されるということは一軍登録のための準備と見なされることが大半であるのに対し、ジャイアンツの場合は単なる昇格に過ぎない場合もある。


 上述した様にジャイアンツの首脳陣の配置転換について触れたが、ライオンズのファームも首脳陣に異動があった。森慎二投手コーチの急逝に伴い、森コーチが務めていた一軍のブルペン担当には二軍投手コーチの西口文也が代役として昇格。二軍担当は清川栄治コーチに加え、潮崎二軍監督が投手コーチを兼任することになった。だがこの試合の六回裏に三番手の岩尾利弘が増田の打球の直撃を受けた際には投手コーチでなく野田浩輔バッテリーコーチがマウンドに行った。清川コーチはいわゆる残留組だったのか、それともブルペンに入っていたのか…。


今日のジャイアンツ球場は16時試合開始が見事にはまり、暑さを感じたのは試合開始から序盤戦くらい。その序盤も、炎天下が当たり前の甲子園で昨夏躍動していたライオンズの今井が投げていたので、そのせいか暑さが苦痛にならなかった。余談だが高校野球関連で言えば、敗戦処理。は今日ジャイアンツ球場での観戦に先立って野球殿堂博物館で行われた荒木大輔氏のトークイベントを聞いてきた。
Cdsc_0112

敗戦処理。の年代だと、甲子園のアイドルと言えば荒木大輔。あの当時が思いだされる楽しいトークイベントだったが、これに関してはまた後日。


7月末までの期限の間にジャイアンツは支配下選手登録を行うのか?行うとしたら誰なのか?鹿取GMの決断はいかに…。

« ファイターズスタジアムに“スコールタイム”が帰ってきた! | トップページ | 『オレたちのプロ野球ニュース』読了-古き良き時代を振り返るだけではなく…。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/602714/65568170

この記事へのトラックバック一覧です: あと十日間、あと二人…。:

« ファイターズスタジアムに“スコールタイム”が帰ってきた! | トップページ | 『オレたちのプロ野球ニュース』読了-古き良き時代を振り返るだけではなく…。 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック