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2017年6月17日 (土)

目を覚ませ! SNAP OUT OF IT 2017

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今日(17)は久しぶりにプロ野球の一軍の試合を観てきた。神宮球場で行われたスワローズ対ファイターズ戦。東京メトロ銀座線の外苑前駅から神宮球場に向かう途中のビルの壁面にはこんなポスターが掲出されていた。「目を覚ませ! SNAP OUT OF IT 2017は今季のスワローズのスローガンだが、この両選手の写真が大きく掲げられていると、何とも…






失礼ながらスワローズというと、いつも複数の主力選手が故障で戦列を離れているイメージがある。今現在も主砲のウラディミール・バレンティンを始め、川端慎吾、畠山和洋、中村悠平といった面々が故障で戦列を離れている。ファイターズも四割打者近藤健介を欠き、今はほとんど戻ってきたが、今季はレギュラークラスの選手の故障による離脱が目立つ。大谷翔平に至ってはだいぶ快方には向かっているようだが、もう丸二か月以上休んでいる。



そんななか、今日新たな故障が発生した。敗戦処理。が野球観戦に持ち込むカメラが試合前に突然写せなくなった。今日は三塁側の内野席、中島卓也シート<!?>で生観戦。右投手や左打者を正面から撮影するには好ポジションだったのだが…。
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調整用にこの1枚を撮影した後、突然撮影出来なくなってしまった。まさかの故障。試合後、登録抹消した。



今日のスワローズ対ファイターズ戦は栃木県とタイアップしたVERY GOOD LOCALとちぎPresents東京ヤクルトスワローズvs北海道日本ハムファイターズ」と題して福田富一栃木県知事、プロバスケットボール「リンク栃木ブレックス」田臥勇太キャプテンも一日券知事として参加した。
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おっと写真が違いますね<冗>。



野球で言えば野茂英雄に相当する人物。せっかくだからいろいろと活躍していただければと思うが、試合前の花束贈呈の登場くらいで、始球式は上の写真の右隅に辛うじて写っているへんなマスコットが西川遥輝の背中方向にボールを転がしていた。


先発はスワローズがデービッド・ブキャナンでファイターズがルイス・メンドーサと両外国人右腕。昨日(16)勝てそうな試合を逆転負けしたファイターズだが、その昨日の八回に本来であればマウンドに立っていたであろうクリス・マーティンは一昨日の登板中に脇腹を痛めて昨日はベンチ入りしなかったが、今日はベンチ入り。ブキャナンからは大量点は難しい。ロースコアでも先行逃げ切り、継投で辛勝でも良いから勝ちたいところだ。


ところが、そんな敗戦処理。の願望はあっさりと崩れる。


立ち上がりからブキャナンとゴロアウト合戦を繰り広げていたメンドーサだが、スワローズ打線が二回り目を迎えてあっさりと攻略される。一回にも左前打を放った一番の坂口智隆ブランドン・レアードの左を襲う左翼線の安打で出ると続く二番の上田剛史がメンドーサの足下を襲う中前安打で二死から一、二塁とする。ゴロでアウトに打ち取る投手が芯で捉えられてゴロで安打を続けられる。こういう後は往々にして大きいのをドカンと…と嫌な予感がした初球。山田哲人の打球は一直線にレフトスタンドへ。あっという間に0対3とリードを許してしまった。


「山田選手、今シーズン第1号のホームランでございます」


確かにそう聞こえた。敗戦処理。だけでない。近くの席のファイターズファンも「やっと1号なのか」、「初ホームラン打たれちゃった…」そんな感想が聞こえてきたが、正しくは第8号。「はち」と「いち」が聞き取りづらかったのかもしれない。しかし、冒頭の写真ではないが、山田の目を覚めさせてしまったのかもしれない。3点という得点差も大きいが、メンドーサの山田に対する見方が変わってしまった。次の五回裏の対戦では二死無走者からあっさりと歩かせてしまった。


その前の四回裏にメンドーサは先頭の大引啓次にレフトスタンドに放り込まれ、3点でも厳しいのに4点差。被本塁打は二本とも初球。これは痛かった。試合開始の時に一回表の守備に付く大引をB☆Bがいじっていたが、元気づけてしまったようだ。


4点を追う形になった五回表のファイターズは六番の松本剛から。一死後、七番の大野奨太がライト前に弾き返して一死一塁とすると八番の石井一成が打席に入り、ネクストバッターズサークルにはメンドーサが入った。「代打を出さないのかよ!?」疑問の目で見ていたらその後淺間大基がネクストに入った。メンドーサは降板を覚悟したのだろうが、石井一が二塁ゴロ併殺打。メンドーサは五回裏のマウンドにも上がることになった。


セ・リーグの投手なら慣れっこだろうが、パ・リーグの投手はこういう形での降板か続投かがハッキリしないケースはまずないだろう。気持ちを整理してマウンドに上がらないとまた追加点をと心配したが、一番からの打順で簡単に二死を取ったのに三番の山田に四球。普通に考えてメンドーサはあと一つアウトを取って攻撃で代打を送られて降板というところだが、敢えて吉井理人投手コーチがマウンドに行った。このところ絶好調の四番打者雄平につながれること、あるいは大きいので決められることを避けるためだろう。こういう時に小走りでマウンドに行く吉井コーチには好感が持てる。この慎重さが奏功したか、メンドーサは一球で雄平を仕留めた。


二イニング連続被本塁打のままで四回限りで降板するよりは、山田への四球は余分かもしれないが最後の1イニングを無失点で降板するのとでは次回登板への影響が異なるのだろう。ということにしておく。リリーフ投手に託すイニングが1イニング減ることも、明日も同じカードの対戦があることを考えると大きいだろう。



それにしてもファイターズは打てない。相手がブキャナンだからそう簡単に打てないことは覚悟していたが、凡ゴロの山。五回表終了の時点でスコアボードに表示される経過時間はまだ1時間1分となっていた。九回裏なしで終われば二時間を切るんじゃないかと思うくらい、ファイターズ打線はブキャナンに手玉を取られていた。


だが、当のブキャナンはそれほど試合を早く終わらせようとはこだわっていなかったのかもしれない。4点リードで完封ペースの七回裏、ブキャナンは先頭打者として打席に入った。マウンドには六回裏から登板のエドウィン・エスコバー。どちらかというと制球に問題のある投手が相手だが、ブキャナンは特にベースから離れて立つ訳でなく、あくまで打ちに行く姿勢を見せた。別に自分が凡退しても一死で打順は一番になるし、最悪でもこの4点を守れば良いという状況で、右打席の自分に向かってくる左投手が相手で、しかも荒れ球の投手。打席の最後方に立って三振して戻ってくる方が無難とも思われたが、ハッタリかもしれないが打ちに行く姿勢を見せて実際にファウルも打って結果、四球を選んだ。敗戦処理。の席の近くのファイターズファンからは「よし、こうなったら塁上で疲れてもらおう」と皮肉を言っている声が聞こえてきたが、個人的にはどうしようもない絶望感に襲われた。


この後、坂口に三度左方向の安打を打たれて無死一、二塁。上田の送りバントでエスコバーが間に合わない三塁方向を見るとレアードはベースから離れており、一回転しての一塁送球を悪送球を恐れてかワンバウンドで投げるも間に合わぬ内野安打で無死満塁。確かにブキャナンを走り回してはいるが、何とも間の悪い形で無死満塁になって山田に回るという事態になってしまった。ファイターズはたまらずエスコバーから右投手の白村明弘にスイッチ。


ファイターズは次の1点を防ごうと内野手が前に出る。ここで目を疑った。三塁走者のブキャナンと三塁手のレアードがインプレー中なのに盛んに話しかけ合っている。試合中に話し合うことすら厳密には禁じられているのに、インプレー中にも…。一度三塁コーチの福地寿樹コーチに止められたが一球後には再び話し続けていた。カメラの故障さえなければ、この行為を撮影出来たのに…。


結局山田はレフトに犠牲フライ。ファイターズとしては致命的すぎる5点目を失うのだが、それでも同じ犠牲フライなら、後ろの走者が進塁出来ないレフトフライならまだマシかなと思ったら、レフトの大田泰示からの返球を中継に入った遊撃手の中島卓也がショートバウンドで雑な捕り方で捕り損ねてボールが転々とする間に二人の走者が進んで一死一、二塁で済むところが一死、二、三塁となった。返球がワンバウンドだったから大田にエラーが記録されたが、明らかに中島の怠慢プレーだった。


このさらなるピンチは何とか白村が切り抜けるが、レアードは三塁に進んだ坂口にも何か話しかけていた。一体何があったのだろうか?


外野の最上段には立ち見のファンが並ぶほどの盛況だった土曜日のデーゲーム。ただでさえ試合が一方的な展開になっていくのに、当の選手が相手選手と会話を交わす。これには白けた。


結局ファイターズは0対5で完敗。27のアウトの内、併殺打を1つと数えても14のアウトをゴロで打ち取られた。完全にブキャナンと井野卓のバッテリーの術中にはまった。メンドーサもどちらかと言えばゴロに打ち取るタイプの投手なのでセイバーメトリクス的には割高に高評価される事があるが、本物のゴロでアウトを取る投手とはこういう投手なのだと言うことを今日のブキャナン投手に完璧に押さえ込まれた試合の教訓にするべきだろう。


いつもなら自分で撮影した写真で振り返りながら試合の流れを書き連ねるのだが、上述した様にカメラが故障してしまったのでそれが出来ない。録画したフジテレビONEの中継を確認したら栗山英樹監督はブキャナンに関して「特にボールが強いとか、特にコントロールがいいとか、そういったピッチャーではない。ただ、こういうピッチャーは意外に手こずるんだよね」とコメントしたという。残念ながらこの時点でブキャナン対策のピントがずれていたように思えてしまう。


ファイターズはこれで26370引き分け、勝率は.413明日も負けると勝率は.406と下がり、現在登録抹消中のパ・リーグ打率トップ、近藤の打率.407(150打数61安打)を下回ることになる。今日はパ・リーグ4位のバファローズも6位のマリーンズも敗れたため4位バファローズとの2ゲーム差、最下位マリーンズとの6.5ゲーム差に変わりは無い5位だ。


そして交流戦の成績も710敗となり、十二球団で9位。今日は5試合でセ・リーグのチームが勝ったため、交流戦の優勝を争うリーグ間の勝敗争いはパの52勝、セの49(1引き分けあり)と最終日まで予断を許さなくなったが、このままパ・リーグの勝利数が多かったならば、ファイターズもそのおこぼれにありつくことが出来、200万円の賞金を手にすることが出来てしまう。逆に今日交流戦の首位に立ったカープは明日の試合に敗れ、かつパ・リーグの勝利数の方が多いと言う結果に終わると十二球団で2位ながら賞金0になってしまう。こんなルールありなのだろうか<苦笑>


この傾向だと、2010年の悪夢を思いだす。


2010年は交流戦でパ・リーグの球団が1位から6位を独占するという圧倒的な強さを見せた。“パ・リーガー”と称するパ・リーグのファンは狂喜乱舞した。敗戦処理。はツイッターを始めた年だったのでよく覚えているのだが、我がファイターズは1位から6位までを独占するパ・リーグにあって6位だった。それでも喜ぶ自称パ・リーガーのファイターズファンに「交流戦でパ・リーグの中で一番下ということはパ・リーグの他の球団に離されてるということだよ」というツイートを送ったのだがそのパ・リーガー氏は「そんなことよりパ・リーグで1位から6位を独占したことの方が大きい」と譲らなかった。この年は結局、ファイターズはわずかの差で4位に終わり、クライマックスシリーズ進出を逃し、3位になったマリーンズが“下克上”で日本一にまで登り詰めた。何のことはない。交流戦がなければ、ファイターズは3位になれたのだ。


もちろんこの当時には現在と違って多く勝った方のリーグに賞金という制度ではなかった。でもセ・リーグが嫌いで嫌いで仕方ない人達にとっては贔屓チームがその中で取り残されようと、、セ・リーグを圧倒したことの方が大きいことのようだ。


当時も今も代わらないのは交流戦が公式戦の一部だと言うこと。公式戦5位のファイターズが交流戦でパ・リーグの中で下から数えるとマリーンズに次いで二番目というのは皮肉な言い方をすれば順当なのである<苦笑>が、来週から始まるパ・リーグ同士の公式戦再開後にこの傷が大きくのしかかってくるのだ。



せめて明日、有原航平で三タテを阻止して欲しいところだ。しかし、今日の試合観戦では明日に繋がるものを見いだせなかった。


「目を覚ませ!」というポスターのモデル山田の目を覚ましてしまい、逆にファイターズこそ「目を覚ませ!」と言いたくなる試合だった。


筆者注.

カメラが故障したため、田臥勇太選手の写真が別の日に撮影したものと入れ替わってしまいました<汗>。

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