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2017年6月 3日 (土)

水上善雄、鎌ケ谷に凱旋!

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近年のファイターズのファームはウエスタン・リーグのチームを鎌ケ谷に迎えてのファーム交流戦を積極的に行っているが、ファイターズスタジアムが
20周年を迎えた今季はホークスを迎えての交流戦。


ホークスの二軍監督は2008年から二年間ファイターズでファームの監督を務めた水上善雄8年ぶりに鎌ケ谷のグラウンドに帰ってきた。


ファイターズタウン鎌ケ谷をはるかに凌ぐ充実した施設で明日のホークスを担う選手達を鍛えている水上二軍監督の出稽古をファイターズはどう受け止めたか?


(写真:試合開始前のメンバー表交換で水口拓弥球審からグラウンドルールの説明を受けるホークスの水上善雄二軍監督。言われなくてもわかっている<>!?



今年のファイターズのウエスタン・リーグのチームとの交流戦はホークス戦。昨年は千葉県出身の掛布雅之が二軍監督を務めるタイガースの二軍を招いて田中幸雄ファーム監督との「ミスター対決」と銘打った。一昨年はカープを迎え、“カープ女子”人気を取り込んだ。今年のホークス戦はそういった目玉は特に強調されていないが、イ・ウそれぞれのリーグを代表する充実した施設の球団同士の対決であり、水上善雄監督の凱旋試合とも言える。



ホークスの二軍が鎌ケ谷に来るのは初めてではなく、2010年以来7年ぶり。但しその時は“練習試合”という扱いで今回のように公式戦ではなかった。


ホークスにも昨年新設されたファームの新本拠地であるホークスボールパーク筑後のキャラクターがいて、ひな丸というらしい。筑後市PRキャラクターのはね丸とともに来鎌した。
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目が可愛くない方が
はね丸だ…。


一方迎え撃つのは我らがC☆Bと、かまたんだが共に試合前からホークスに寝返っていた<>
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先発はホークスが何と武田翔太で、ファイターズは井口和朋



武田は今季、一軍では二試合しか登板していない。412日のファイターズ戦を最後に右肩の違和感を訴えて登録抹消。その後約二ヶ月弱で初めての公式戦登板。
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今春のWBCに出場した選手の中にはレギュラーシーズンに入ってから極端な不振に陥ったり、故障に泣かされる選手が後を絶たなかったが武田もその一人と言えよう。



ただ、武田はファイターズの大谷翔平が出場を辞退してその代役という形で選ばれた選手。招集されたのが2月の上旬だったが「こういうことに備えて準備はしていた」とコメントを残していた。しかし自主トレの時点でNPBの通常のボールとWBC用のボール双方での調整というのは難しかったのだろう。本番では残念ながら戦力にはほとんどなれず、帰国後に肩を痛め、「WBCの頃からおかしかった」とのコメントを残していた。大谷が武田のコンディションを狂わせたと考えるとファイターズファンとしては胸が痛む。


武田はいわば試運転だったのだろう。3イニング投げただけであった。初回にいきなり先頭の淺間大基に死球をぶつけ、バントで送られた後、二死二塁からファイターズの四番、森本龍弥に右中間にタイムリーを運ばれた。
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ファイターズに先制を許したが
3イニングで失点はこの1点だけ。あの独特のカーブも時折見せてくれた。


ファイターズの先発が井口と聞いて意外に思う人も少なくないだろうが、426日に一軍登録抹消されて以降の井口はファームではリリーフでも2イニング以上の登板が続き、先発は一週間前の527日以来二度目。中六日の間隔となっている。先発投手へのモデルチェンジと言ったところか。


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初回に森本の先制打で援護点をもらった直後の二回表、先頭のカイル・ジェンセンの四球と真砂勇介の安打で一死一、二塁のピンチを招くと八番の曽根海成に一、二塁間を破られてまず同点。しかもバックホームの間に一塁走者と打者走者に塁を進められてさらに二、三塁とピンチが続く。九番の釜元豪の打席でサイン違いだったのだろうか。アウトハイのストレートにミットが負けて後逸する郡拓也のパスボール。
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三塁走者だけでなく二塁走者の曽根までホームに還ってきた。
一死二、三塁ということで二遊間が前進守備を敷いていて大きめにリード出来る状況だったとはいえ、今季の公式戦開幕のちょうど一週間前に当たる
324日に支配下選手登録されたばかりの曽根のセンスの良さに敬服した。


郡は七回の守備でも二番手の上原健太のストレートを取り損なうパスボールを記録。ファイターズのドラフト7位で帝京高校から入ったばかりの高校卒ルーキーながら積極的に起用されているが、まだ技術的には…という感じだ。


続く三回には井口はジェンセンにレフトに特大の本塁打を放り込まれる。
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場内アナウンスによると“今シーズン第9号”とのことだ。打席に入った時にファイターズファンから「カニザレス!」とヤジが飛んでいたが、凄いパワーだ。ホークスはセ・リーグの某球団と違って一軍の外国人枠に余裕があるのにこの選手を一軍に置かないのはもったいない気がする。アルフレッド・デスパイネがDHに入ると主砲内川聖一が一塁の守備に付くのでジェンセンが守るところがないが、内川が首痛で登録抹消となった。一軍からお呼びがかかる可能性が高まったのではないか。江川智晃、吉村裕基に代わる右の代打としても使えると思うが…?
(必要ないならあの球団にトレードした方が…)



ヤジといえば、今日はホークスファンの中に、旧南海ホークス時代に大阪球場などでよく使われていたヤジを飛ばすファンがいて、そのあまりにもストレートな表現に不快感を示したファイターズファンから「お前が帰れ!」、「うるさい黙れ」とやり返されることが繰り返された。しまいにはホークスファンからも「それ面白くないからやめろ」と攻撃されていた。ネット裏の指定席化で自分たちの“指定席”を追い出された常連のヤジ軍団のたまっているストレスのはけ口になってしまった感じでどっちもどっちの様にも思えたが。


そして今日は三塁側スタンドでいつも大きな声でファイターズを応援する人達の姿もなく、代わりに外野スタンドから「♪も~りもとたつや~」と黄色い声で声援するちびっ子ファンに合わせて内野席のファンが手拍子を送るという微笑ましいシーンもあった。


話が飛んだが、井口は五回にも2点を追加され、5イニングで6失点(自責点はおそらく5)。前回が42/3で自責点4だったから、二度の先発でまだ結果を出しているとは言えない…。ファイターズは14とされてから森山恵佑が二番手の小澤怜史から2ランを放って3対4と1点差に迫っていたが
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井口の五回表の2失点で3対6と再びリードを拡げられていた。


ファイターズは六回から二番手の上原健太が登板。
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敗戦処理。は上原の登板を生で観るのは今日が初めて。2016年入団組の8選手の中で唯一試合に出ているところを生で観ていなかったが、これでようやくコンプリート。しかしこの上原も2イニング目となった七回表に二死満塁から栗原陵矢にセンター前に運ばれてさらに2点を追加されて3対8となり、とどめを刺された。
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ホークスは小澤が
2イニング投げた後、六回からは嘉弥真新也が2イニング、八回からは島袋洋奨が2イニングを淡々と抑えた。投手の顔ぶれを見るにつれて、あらためてホークスの層の厚さを痛感させられた。
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アマチュア野球に疎い敗戦処理。でも島袋の名前は知っていた。もう三年目なのだ。


【3日・ファイターズスタジアム】

H 031 020 200 =8
F 100 200 000 =3
H)武田、小澤、○嘉弥真、島袋-栗原
F)●井口、上原、白村、石井裕-郡

本塁打)ジェンセン9号ソロ(井口・三回)、森山6号2ラン(小澤・四回)


マスコットが試合前に相手に寝返るくらいだから、結果は…<苦笑>。



一試合見ただけでの感想としては、水上監督が率いるホークスの二軍は見事に鍛えられているという印象。打者は中途半端なスイングをしないで振り切ってくる。バスターをことごとく決められたのも印象深かった。さすがに二軍の下に三軍があるチームは違う…。


ところで冒頭にも書いた通り、ファイターズスタジアムは今年で20周年を迎えた。その20周年を迎えた年に行う交流戦の相手にはホークス以外にふさわしいチームがあると個人的には感じている。それはファイターズスタジアムが出来た1997年にプロ入りして10年間ファイターズに所属していた小笠原道大が率いるドラゴンズのファームだ。


小笠原も千葉県の出身だ。ジャイアンツへの移籍がFA権を行使して自分の意志でファイターズを飛び出たことを根に持つファンが今も存在するのは確かなようだが、鎌ケ谷が生んだ和製大砲の一人であることに変わりない。小笠原はルーキーイヤーから一軍に登用されたので鎌ケ谷の印象は薄いかもしれないが、ファイターズではルーキーイヤーの1997年と翌1998年にイースタン・リーグの出場歴があり、二年間で計21試合に出場し、52打数21安打で打率.404という成績を残している。小笠原率いるドラゴンズの二軍とのファーム交流戦が観たかった。


そんなことを考えながら試合前にファイターズスタジアムの正面広場をぶらしていたら気になることがあった。
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このファイターズスタジアムから巣立っていった選手達を掲出しているのだが、何故か小笠原の名前がないのだ。中には他球団に移籍した選手もいる。現役で他球団に所属している選手もいる。うーん、謎だ。小笠原とファイターズ球団の間に何かシコリがあるのだろうか
!?


ファイターズはFAで流出した選手の数ではライオンズに次いで十二球団で二番目に多い。FAで退団しながら戻って来てくれたのは田中賢介ひとりで、指導者として戻って来た人もいない。寂しい話だ。小笠原がもしもドラゴンズを離れる様なことがあったらぜひファイターズに戻ってきて欲しいものだが、こんな事を考えるのはファイターズファンの中では極めて少数派だろう。だが敗戦処理。はそんな夢を持っているのだ。


鎌ケ谷に凱旋を果たした水上監督がホークスに招かれた要因にはファイターズのファームでの指導ぶりが評価されたのではないかと敗戦処理。は勝手に推測している。ではその水上を現役時代に縁がなかったファイターズが現役引退後14年間球界から離れていたのに招いたのは、当時の高田繁GMがある野球教室でちびっ子達に真摯で丁寧に野球の指導をしている水上を見て「プロの選手を指導してみないか」と声をかけたのがきっかけという。まずは一年間ファームのコーチをさせて適正を見極め、今バファローズの監督を務めている福良淳一の後任としてファームの監督に抜擢した。同時にルーキーとして入団した中田翔の人間教育など一定の足跡を遺した。どこに縁があるかわからない。一度離れていったスター選手であっても必要な人材と思えば復帰を請うのも必要だろう。


昨年は奇跡的にファイターズはホークスの上に立ったが、この巨大戦力のチームに勝つには本当にチームのためになる人材で勝負に賭けるしか無いと思う。これは別に田中幸雄ファーム監督を否定している訳では無い。そういう考え方も必要では無いかということである。


なお、本日の入場者数は1,700人。
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敗戦処理。が生観戦した昨年のタイガース戦が2,801人、一昨年のカープ戦が3,156人だった事を考えると寂しい人数だ。ホークスファンが少なかったのではないだろう。ファイターズファンがあまり関心を示さなかったと考える方が妥当かもしれない。


確かに同じ時間帯に一軍が横浜スタジアムで試合を行っているというハンディはあるが、試合後にDJチャス。が「ホークスファンの方、横浜スタジアムでなく鎌ケ谷スタジアムにお越しいただきありがとうございました!」と言っていたが同じ事を敗戦処理。も感じた。


ウエスタン・リーグとの交流戦を特別な試合と位置づけするのは良いが、入場料の設定まで特別な試合にするべきなのか、再考すべきだろう。ジャイアンツも毎年のようにウエスタン・リーグのチームとの交流戦を催すが特に設定に差を付けることはしていない。


最後になるが、ファイターズスタジアムのスタンドとグラウンドを観て「筑後が一番だと思っていたけど、こっちの方が上だな」と言ってくれたホークスファンの方、そんなことはありません。それはいわゆる“隣の芝生は…”と言う感覚でしょう。でもありがとう!

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コメント

小笠原復帰、個人的には凄く望んでます。

球場外の旗が張り出されたのは2014年で、その段階で他球団に移籍して張られてたのは鶴岡、森本、菊池、ダルビッシュでした。その時バファローズにいて、今はタイガースにいる投手から野手に転向する過程を鎌ヶ谷で過ごしたあのスター選手はやっぱり確執があるんだな~と感じました。

ゴンガッツ様、コメントをありがとうございます。

糸井のことですね。

敢えて触れなかったのですが。

何かあるのかもしれませんね。本人が拒んでいるのか、先方の球団が拒否しているのか?ファイターズ側が嫌がっているのか…。

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