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2017年6月 1日 (木)

読売グループの人事異動

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ジャイアンツファンはチームが連敗中で気に留める余裕もなかったかもしれないが、昨日
531日の日刊スポーツの片隅に巨人軍の613日付けの人事異動の記事があった。といっても村田真一ヘッドコーチの更迭という訳ではなく、2015年1月から球団社長を務めてきた久保博社長が退いて会長になり、新たに読売新聞東京本社の石井一夫取締役事業局長が社長に就任する、というもの。


久保社長といえば“清武の乱”以降、球団としてあまり力を入れているとは思えなかった二軍に着目して、集客増のためのGⅡプロジェクト』を立ち上げたり、新しい二軍の本拠地の建設を決めたりするなど二軍改革を実行した人物。これらの施策がまだ結果が出る前の退任はまさに志半ばといったところだろう。


新社長がどういう方針を打ち出すか定かではないが、ジャイアンツの二軍にも関心を持つ敗戦処理。としては気になる“読売グループの人事異動”である。



読売巨人軍の役員人事を内定 
(531)

読売巨人軍は30日、決算取締役会を開き、2016年度決算案などを承認するとともに役員人事を内定しました。6月13日に開かれる株主総会とその後の取締役会を経て、正式決定します。


 役員人事では、久保博代表取締役社長が代表取締役会長となり、代表取締役社長には新たに読売新聞東京本社の石井一夫取締役事業局長が就任します。

▼読売巨人軍人事(6月13日付)
 ▽代表取締役会長(代表取締役社長)久保博
 ▽代表取締役社長(読売新聞東京本社取締役事業局長)石井一夫


球団社長というポジションはファンにとってもとらえどころのないポジションかもしれない。


球界の最高議決機関であるオーナー会議に出演するのはオーナーであるが、オーナーは球団の社長ではない。オーナーは球団に金を出す親会社のトップが就任することが多い。また球団の編成-どんな選手を獲得して、どんなチームを作るか等の責任者は球団代表だったりすることが多い。


では、球団社長って!?


プロ野球チームは組織としては株式会社である。株式会社としてのトップが球団社長ということになる。球団の経営者として大所高所に立って指揮をとる存在。それが社長だろう(と想像するしかない)


冒頭にも書いた様に、久保博社長は、ジャイアンツの実質的トップである渡邉恒雄に反旗を翻した清武英利元球団代表が推し進めていて、“清武の乱”によって失脚した後に、軽視されている様に思えた二軍に着目した。


清武元代表が推し進めた第二の二軍はなし崩し的に二軍の一部となっていたのをあらためて三軍として再建したのがその好例だ。


清武元代表は巨人軍から離れた直後、一時的にマスコミから引っ張りだこになったがその時に巨人軍の体質として「渡邉会長が具体的に指示しなくても、顔色を見て動く忖度族が多い」と言っていた。あれから五年を経て今この忖度という言葉が今年の流行語大賞に輝きかねないのは皮肉だ。


それはさておき、渡邉会長(当時)がたくさんの裁判を仕掛けて徹底的に清武元代表をつぶそうとしていたことを考えると、その部下たちが会長様の気持ちを忖度して、清武代表肝いりの育成選手制度を活用しての選手獲得、育成などを遅かれ早かれ縮小していくだろうことは想像するに難くない。山口鉄也松本哲也という一軍の戦力を供給した育成選手群からその後一軍の大きな戦力になる選手の供給は途絶え、このカテゴリーに関して後発のホークスの後塵を拝することになった。


清武潰しに躍起になったオフに杉内俊哉、村田修一という大型FA補強を断行し、それらが奏功したことで翌
2012年にリーグ優勝、日本一を果たしたために、完全にジャイアンツの時計は逆戻りした。


だがジャイアンツはこの2012年の日本一をピークに緩やかではあるがその後成績がダウン続きである。そんな中で20151月に球団社長に就任した久保社長は敢えて二軍に着目した。敗戦処理。は秘かに久保社長に期待した。


ファームの集客を増やし、ファームの選手であってもより多くのファンの視線にさらされた方が選手の成長を促すという発想が原点らしいが、集客面ではまだ大きな成果には至っていないとも思う。『GⅡプロジェクト』を立ち上げて三年目だがまだ試行錯誤中といったところだろうか。敗戦処理。は必ずしもファイターズの鎌ヶ谷が理想形だとは思っていない。一つの成功例であることは確かだが、必ずしもジャイアンツはファイターズの背中を追う必要はないと思う。


もうひとつ、久保社長就任後のトピックとしては野球賭博関与問題が挙げられよう。詳細を省くが、この不祥事によって球団代表、オーナー、会長、最高顧問の首を差し出した。久保社長にも責任問題の火の粉が飛んでも不思議ではないが、社長としてこの問題を始末するという選択になったのだろう(きちんと整理したかというと疑問に残るが)。


ここで注目したいのは、過去にオーナー時代に一場靖弘への栄養費問題の責任を取る形でオーナー職を辞したものの、ちゃっかり球団会長として復帰し、最高顧問と役職名を変えながらも球団のトップとして君臨し続けた渡邉最高顧問の首を差し出したことだ。読売グループのトップである限り役職名にかかわらず球団のトップであるという見方が多いようだが、仮に形式だけにせよ、球団から出ていってもらったのだ。久保社長こそは清武氏が退団後に話していた、「渡邉さんが元気なうちに、渡邉さんを否定する勢力が出てこないと読売新聞社も巨人軍も…」といった真の巨人軍改革の担い手ではないかと期待したのだ。


社長から会長に異動となると、後進に道を譲っての名誉職というイメージがあるが、会長と言っても代表取締役の肩書きは健在だ。新社長によって再び渡邉路線に逆戻りしないように、しっかりと存在価値を示して欲しいものだ。


当の渡邉氏は推測だが、野球に関してはもうさじを投げたのではないかとも思える。もう90歳を超え、念願である憲法改正が具体性を帯びてきた。安倍晋三首相とも昵懇の間柄だという。(善し悪しはともかく)まさに集大成目前だ。


清武氏が、渡邉会長の意向を具体的に指示受けなくても先回りして動く側近を忖度族と呼んだが、その忖度という言葉が今年、渡邉氏と昵懇の間柄である安倍首相に関して使われ、流行語大賞のおそらく有力候補になる。表彰式には是非、清武さんに登場して欲しい。

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コメント

久保社長は今年で68歳だから予定通り定年で社長交代です
清武の乱の時に報道で読売グループ子会社の定年が社長は68歳、副社長が67歳、専務が66歳と明らかになりましたからね

高山様、コメントをありがとうございます。

> 久保社長は今年で68歳だから予定通り定年で社長交代です
清武の乱の時に報道で読売グループ子会社の定年が社長は68歳、副社長が67歳、専務が66歳と明らかになりましたからね

ご指摘ありがとうございます。

ナベツネさんが清武さんを懐柔しようとして、「球団社長にしてやる。そうすれば68歳まで務められる…」とか言ったというくだりがありましたね。

久保前社長の遺した良い遺産をそのまま引き継いで欲しいものです。

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