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2017年5月21日 (日)

マリーンズにキューバ代表のロエル・サントスは必要ないのか?

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日、パ・リーグ最下位を走り連敗中だったマリーンズはキューバ代表で今春のWBCでも侍ジャパンと対戦したロエル・サントス外野手の獲得を発表した。チーム打率が2割にも届かず、本塁打数も最少で打線のテコ入れが必須条項だっただけにようやく補強したかという感じだ。


だが現場の伊東勤監督は「絶対に必要という感じではない」と、何ともはやのコメント。大砲型の新外国人選手を希望していたのに、獲得したのはリードオフマンタイプの選手だったのでつい本音の不満が出たようだ。


はたして、サントスは今のマリーンズに必要ない選手なのか?


マリーンズが今の状態から脱出するには?


(写真:マリーンズが獲得を発表したキューバ代表のロエル・サントス。因みに左打者です。 20173月撮影)

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“走り打ち”の人と言った方がわかりやすいか?伊東勤監督が報道陣を前に、球団に補強をせがむという異常事態にようやく球団が動いた形だ。


だが、獲得した選手は現場の伊東監督が望んだタイプの選手ではなかった。サントス獲得に関して伊東監督は絶対に必要という感じではないとコメントした。何らかの形でサントス本人に伝わる可能性もある訳で、よほどフロントに不信感を持っていなければ報道陣に語りはしないだろう。


遡れば、伊東監督と球団とは昨シーズンで契約期間が終了していた。続投を望むフロントに対し、伊東監督は戦力の補強を条件に続投を承諾したという。にもかかわらず主砲のアルフレッド・デスパイネとは条件が合わず契約を更新出来ず、しかも同一リーグのホークスと契約がまとまった。ヤマイコ・ナバーロを含む外国人の代替えとして獲得した新外国人選手のマット・ダフィージミー・パラデスがともに打撃不振で二軍落ちを経験する体たらく。
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上述のようにチーム打率は1割台。本塁打数もリーグ最少。チーム防御率もリーグ最下位だが、打線の機能不全が明らかになっている。


ただ敗戦処理。に言わせれば、今のマリーンズに確かに打線の中軸を担う大砲型の助っ人の必要性が高いのはわかるが、ありとあらゆる部分が不足している。リードオフマンタイプの選手であろうと、とにかく戦力になるのであれば充分だと思う。


もちろん、ダフィーやパラデスの獲得で事足れりとしたマリーンズのフロントが今度は戦力になる選手を見つけるかどうかという疑問はあるが、上も下も1割打者がスタメンで出るようなチームなのだから、サントスのようなタイプでもこの際問題では無いだろう。


ひとつには角中勝也の復帰が近いのだろう。
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だから要るのは大砲だということなのだろうが、使えない大砲より使える一、二番タイプの外国人ということで、伊東監督にはうまく使いこなしてもらうしかないだろう。


12日から14日まで東京ドームでファイターズ対マリーンズ戦を生観戦した印象としては選手が萎縮して野球をしているように思えた。


二年目の平沢大河などはチームがこういう状況だからこそ使い続けなければならない選手の一人だとハタからは思えるのだが、18日付であっさりと二軍落ちしてしまった。
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当然ファンは怒っていると思ったら、今の一軍にいるよりは二軍に隔離した方が良いという意見がけっこうあり、ファンにそう思われていること自体が闇の深さを感じさせる。親が子供を転向させたがるあの感じと同じかも<苦笑>


また、若き司令塔、田村龍弘もパニックに陥っていると言われている。
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このところ吉田裕太がマスクをかぶることが多いが、吉田も田村より三歳上なだけで今年
26歳になる捕手としては若手の部類に入る。今のチーム状態が続けば吉田が第二の田村になりかねない。15年目のベテラン、金澤岳を登録して三人体制にしているが、金澤自身もリードに問題があって定着出来ない捕手と言われている。


正捕手が若いチームには教科書代わりになるベテラン捕手が第二、あるいは第三捕手として控えているのが望ましい。若き正捕手がリードに行き詰まったとき、先輩捕手のリードをベンチで見ることで新たな気付きがあることもあるという。小林誠司を正捕手として固定したいジャイアンツが實松一成を手放さない。捕手の若返りが急務とされながら細川亨を戦力外にするホークスにはもうひとり鶴岡慎也がいる。むべなるかなという感じだ。


マリーンズはそのジャイアンツに相川亮二の譲渡を申し入れるのも一考の価値があると思う。
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セ・リーグ一筋の選手であるが、二球団で正捕手を経験した身だ。チームだけでなく、田村の成長にもプラスになるような気がする。


と考えていたのだがジャイアンツが20日、今季初めて相川を一軍に登録した<>


シーズン中のトレードは話を持ちかけた方が足下を見られる傾向にあるという。あくまでも仮の話だが、マリーンズからジャイアンツに相川獲得の申し入れを行うなら、現状のジャイアンツで不足していると思われる右のリリーフ投手を交換要員にするのが良いだろう。もちろん、勝利の方程式に入る投手を出す必要は無い。だが、将来を嘱望される一軍経験のあるリリーフ投手を出すくらいの覚悟は必要だろう。三人くらい候補が浮かぶが…。


予算も限られ、現場が求めるような大砲の外国人選手を獲得するのが困難ならば、多少の出血を覚悟しても他球団の余剰戦力を獲得するのも一案だと思う。言葉は悪いが、金で解決出来ないのなら戦力を売ってでもということだ。


そして、伊東監督には、いくら“鉄は熱いうちに打て”だからといって若手選手への懲罰交代、懲罰降格の繰り返しが決してチームにプラスになっていないことに気付いてもらいたい。平沢は二軍に落とす選手ではない。
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昨日(20日)の鎌ケ谷で平沢と中村奬吾がいっしょにシートノックを受けているのを見たが、やっぱりおかしい。この難局を乗り越えるべき選手、精鋭を絞り込み、その選手は何があっても外さずに我慢しながら起用して難局を乗り越える試合運びをして欲しい。


親会社ロッテの骨肉の争い、ゴタゴタの影響で球団を援助する資金に余裕がない事は周知の事実と化している。だが、パ・リーグで最も長く親会社が変わっていない球団が最大の危機を迎えているときに、時代の寵児となった新興企業がバックにいる球団になめられて負けるのは、二番目に長く親会社が変わっていない球団のファンとして他人事とは思えない。資金力で順位が決まるのなら親会社の資本金で比較すればいいだけだ。



そういう敗戦処理。も“五月場所の優勝力士に勝ち数で抜かれてしまう”とかネタにしているが…<>。因みに今日(21日)で大相撲五月場所は中日八日目を終え、白鳳日馬富士が全勝ターン。今日ゴールデンイーグルスに逆転勝ちしたマリーンズを3勝差で追っている。白鳳、日馬富士8勝、千葉鴎11勝。五月場所が終盤を迎える次節、マリーンズはホークス、バファローズと六連戦だ。


伊東監督もサントス獲得表明、チームが8連敗の18日にこんなコメントを残している。

「応援してくれるファンの人たちに申し訳ない気持ちでいっぱい。僕は何かあったら責任を取りますので、選手は応援してくれる人、家族のために、プロとして自覚を持ってやってもらいたい」

ついに“責任”という言葉が出たが、監督を代えて解決するとは限らない。ただ伊東監督はライオンズを率いていた最終年にはチームが不振になると、西武ドームでの試合の時に毎試合のように試合前にある大物OBを監督室に招き入れて1対1でアドバイスを受けていたという。追い詰められると…
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三連敗を喫した東京ドームでのファイターズ戦では相手のファイターズがハッピーイエローと言われる色彩のユニフォームを身につけていた。「北海道シリーズ2017」の一環として、映画「幸福の黄色い ハンカチ」のシンボルカラーをモチーフにしたものだが、三連戦の初戦の12日には一試合7被本塁打という屈辱的な敗北になり、それを皮切りに三タテを食らった。だが伊東監督は「降伏の白いタオル」を投げてはいけない。


個人的には投手陣は上向きだと思うので、もうそんなに長くは泥沼状態のままにはならないと思う。


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伊東監督は今年、野球殿堂入りを果たした。今年のオールスターゲームの第1戦で殿堂入りの表彰式がある。昨年パ・リーグで3位だった球団の監督としてオールパシフィックのコーチとしての出場が決まっているが、ナゴヤドームのその時に、本人は現役監督としてその場に居なければなるまい。まさか、最悪の事態に備えて表彰式を第2戦のZOZOマリンスタジアムからナゴヤドームに変更した訳でもあるまい…。


オールスターゲームのテレビ中継で、前の年にはAクラスでもその年は低迷している監督の姿が映るとついつい笑ってしまいがちだが、伊東監督は“主役”の一人。堂々と出場してほしい。



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