フォト
無料ブログはココログ

« 草野球じゃあるまいし!?バファローズ、選手が足りなくて相手から借りる… | トップページ | 大谷翔平の走塁に制限を加えるくらいなら三番を打たせない方が良いと思うが »

2017年4月 1日 (土)

まさに鳥肌が立つ一打 「最高で~す!」阿部慎之助の声がドームに響き、スタンドのファンも最高です!

Adscn3914
プロ野球公式戦開幕二日目。敗戦処理。は東京ドームに行ってジャイアンツ対ドラゴンズの一戦を生観戦してきた。



野球は本当に最後までわからない。完全に劣勢だったジャイアンツが九回裏、ドラゴンズの守護神、田島慎二を攻めて阿部慎之助の逆転サヨナラスリーラン本塁打で劇的な勝利を飾った。


(写真:レフトオーバーの逆転サヨナラ本塁打を放つ阿部慎之助)



プロ野球の公式戦の開幕が
3月の金曜日になってからかなり長い。こう見えても真っ当なサラリーマンである敗戦処理。には3月の最終金曜日にはとてもじゃないが球場に足を運べない。月末、期末、年度末と、仕事が長引く悪条件をすべて満たすような時期に毎年、プロ野球の公式戦が開幕する。他の試合とは異なり、開幕戦は試合開始前のセレモニーから観たいもの。「プレミアムフライデー」とは言っても…。


今年はかすかに期待した。3月にWBCが行われるし、タイガースとバファローズがともに開幕戦の興行権を持ったのでタイガースが京セラドーム大阪を使えないから、一週待って甲子園開催にするということも期待した。4月に入ってからの金曜日なら有休を取ってでも生観戦をと考えただろうが、思惑通りには運ばなかった。



というわけで、だいたい開幕カードの土曜か日曜に生観戦している。ファイターズも関東圏での開幕とあれば、土曜か日曜に生観戦している。



今年は開幕二戦目にした。幸いにも逆転サヨナラ勝ちという、滅多に見ることが出来ない劇的な勝ち方をした。


“滅多に見ることが出来ない”といえば、ドラゴンズの先発投手、ラウル・バルデスが本塁打を打った。申し訳ない。投げていた田口麗斗だけでなく、敗戦処理。も油断していた。まさか打つとは思わず、カメラを構えていなかった<苦笑>


記憶を辿ってみたのだが、投手が本塁打を打つシーンを生で観たのは大谷翔平を別にすれば、生観戦44年目にして初めてだと思う。大谷に関しても登板中に本塁打を打ったのを観たわけではないし、記憶にない。


そのバルデスは今年40歳になるベテラン。事前の報道によると、今日の登板の次は中四日で6日の対カープ戦に先発するという。バルデスがいくら好投してもドラゴンズが早め早めの継投に出ると予想した。しかし速いテンポでどんどん投げ込んでくるバルデスの前にジャイアンツ打線が凡打の山。六回までで阿部慎之助長野久義の二安打だけ。
Cdscn3811



バルデスは七回表の打席にも立ち、二遊間を襲う二本目の安打を、ジャイアンツの二番手、谷岡竜平から放った。
Cdscn3818
この回のドラゴンズはバルデスの安打を皮切りに荒木雅博の通算
1962本目の安打などで一死満塁と攻め立てたが、三番の新外国人、アレックス・ゲレーロが谷岡の前に投ゴロ併殺打に倒れた。
Cdscn3831



今日のジャイアンツは田口が
2失点すると五回裏の先頭打者としての打席で代打を送り、六回表にはルーキー、ドラフト3位の谷岡を投入した。
Cdscn3806


この谷岡が
2イニングを無失点に抑えると、1点差に迫った直後の八回表にはドラフト4位のサウスポー、池田駿を送った。
Cdscn3872

開幕二戦目にして大胆にルーキーを抜擢…と言いたいところだがそうせざるを得ない事情がある。この試合のジャイアンツのベンチ入り投手は先発の田口以外に8人。

森福允彦、スコット・マシソン、谷岡竜平、アルキメデス・カミネロ、山口鉄也、池田駿、中川皓太
(青文字は左投手)

他に選択肢が無かったとも言えよう。昨日の開幕戦のように先発投手が七回まで投げてリードを保っていればスコット・マシソン、アルキメデス・カミネロと「勝利の方程式」につなげるが、ビハインドの状態で継投を余儀なくされると経験豊富な投手が乏しいのだ。


田原誠次は新婚ボケ、もといオープン戦の乱調で二軍落ちし、戸根千明も同様に二軍落ち。宮國椋丞は先発に転向と、これといった人材がいないのだ。育成選手で復帰した高木京介に一部ファンから待望論が起きるのも無理が無い状況なのだ。しかしビギナーズラックもあったかもしれないが谷岡が2イニングを無失点に抑えたのは今後を考えると本人にだけで無くチームも大きいだろう。


1点ビハインドの九回表には山口鉄也が登板した。これは現時点で森福允彦より評価が下ということかもしれない。


ドラゴンズは七回裏にバルデスがピンチを招くと又吉克樹にスイッチし、八回裏は祖父江大輔を投入。1点のリードを保って九回裏の頭から田島慎二を投入するという理想的な展開に持ち込んだが、最後の最後にひっくり返された。


昨年の田島は開幕時にはセットアッパーだったが、ずっと無失点の投球を続け、やがてクローザーに変わった。田島が出てきたら終わりという感じもあったが、試合後の阿部のヒーローインタビューでも言及されたが、村田修一が口火を切る安打を放ったのが大きかったろう。
Cdscn3900
DH制を使えたオープン戦では同じ三塁を守るケーシー・マギーと同時に試合に出場しいていたが、開幕して二試合、三塁手で出場するのはマギーの方で村田はベンチスタート。たまったストレスを一気に吐き出すような右中間への一打だった。


最後の阿部の一打の場面、テレビで観ていた方は気付いたかもしれないが、ドラゴンズは外野陣を前に守らせていた。特に逆方向になるレフトの藤井淳志はかなり浅く守っていた。1点リードの九回裏、二死一、二塁で打席には相手の主砲、四番打者。この状況で外野手を前に守らせるだろうか?前に飛んだ打球で同点の走者(二塁走者・立岡宗一郎)の生還を阻止するには有効な守備体形かもしれないが、反面、外野手の頭上を越されたら逆転サヨナラの走者(一塁走者・坂本勇人)に生還されるリスクが高まる。一般的には最悪の事態(サヨナラ負け)のリスクを下げ、最悪、同点は仕方ないという体形をとる場面だろう。


皮肉にも阿部の打球は最も浅く守っていた藤井の後方に飛んだ。ほぼネット裏の二階席で観戦している敗戦処理。に藤井が完全に背中を向けた瞬間に敗戦処理。は逆転サヨナラ勝ちを確信した。フェンスを越えなくても一塁走者の坂本まで帰ってくるのは明らかだからだ。


サヨナラ負けのリスクを負っても同点を阻止する守備体系を敷いたのは又吉、祖父江、田島と「勝利の方程式」を出し切っているので同点で延長戦になったら不利と思ったのだろう。ジャイアンツは逆にマシソン、カミネロ、森福が残っている。


一年に一度くらいの割合でサヨナラゲームを生観戦する機会に恵まれているが、逆転サヨナラ勝ちというゲームはさすがに珍しい。阿部のサヨナラ本塁打を生で観るのは2004年以来で13年ぶりだが、ジャイアンツが逆転サヨナラ本塁打で勝つ試合を生で観たのは2003年に現監督の高橋由伸ジェフ・ウイリアムスから逆転サヨナラ本塁打を打ったのを観て以来。


春先から最後の最後まで緊張感いっぱいの試合を生観戦出来て最高の一日だった。今季はそんなに生観戦する機会を多く得られないと思うが、公式戦開幕二日目にして贔屓チームが劇的に逆転サヨナラ勝ちする試合を観ることが出来て甚だしく感動出来た。こういう痺れる試合を球場のスタンドで味わうことが敗戦処理。にとっての至福最大の喜びだ。もっとも、行ってみないとわからないのだが…。


今日は試合に集中する展開だったが、スコアボードを見るとオーロラビジョンの演出が新しくなっているのに気付いた。


近年では多くの球場で大型ビジョンを活用して詳細なデータを表示するようになった。東京ドームもようやく重い腰を上げたかというところだが、さすが東京ドーム。詳細の度合いが他球場とはひと味違う。
Bdscn3752


選手の成績だけでなく出身校まで表示される!



まだ二試合終わっただけで有頂天になってはいけないのはわかる。由伸巨人は昨年も開幕カードの対スワローズ戦には三連勝。二カード目のベイスターズ戦の初戦にも勝ち、四連勝のスタートだったが、二位に終わった。だが今夜だけは余韻に浸ろう。

手前味噌な話になるが、ジャイアンツの開幕カード(の試合のいずれか)をこれで2012年から六年連続で生観戦しているが、六連勝だ!



Cdscn3920
ヒーローインタビューでは「最高で~す!」を三回聞けた。ファンとしても最高だ。



「最高で~す」の次は「サンキューで~す!」を聞きたい。

« 草野球じゃあるまいし!?バファローズ、選手が足りなくて相手から借りる… | トップページ | 大谷翔平の走塁に制限を加えるくらいなら三番を打たせない方が良いと思うが »

コメント

観戦おつかれさまでした。

劇的な試合を観戦されてうらやましいです。しかしその結果に至るプロセスについては、読ませていただいて、なるほどなぁと感じました。どんな試合でも現場でないと分からない状況や雰囲気がありますから。やっぱり自分も生観戦したくなる気持ちがわいてきました。

しかし、ビジョンの内容についてはびっくりしました。情報が多過ぎませんかね。肝心のプレーヤーを見ずにビジョンに目が行ってしまうかもしれません。校章つきの出身校の紹介など過剰サービスの感じも・・・(苦笑)

長緯様、コメントをありがとうございます。

> しかしその結果に至るプロセスについては、読ませていただいて、なるほどなぁと感じました。どんな試合でも現場でないと分からない状況や雰囲気がありますから。

まぁ私の主観もありますので話半分くらいに受けて下さい。

> 情報が多過ぎませんかね。肝心のプレーヤーを見ずにビジョンに目が行ってしまうかもしれません。校章つきの出身校の紹介など過剰サービスの感じも・・・(苦笑)

横浜、仙台、札幌などがかなり豊富なデータを掲載していますから、対抗意識があったのかもしれません。

出身大学まで紹介されたのは長野だけでした。同じ日大出身の村田が代打に出てきたときには別の広告でした。

http://www.giants.jp/G/partners/

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

この試合、テレビで見ていました。

9回2アウト1,2塁で、阿部選手の打った打球はテレビでみていたら、
打球音と飛んだ角度と方向で、レフトフライかと思って、負けを覚悟しました。

ところが、予想よりはるかに上回る飛距離で、レフトの頭を越えていきました。

まさか、ホームランとは全く予想しませんでした。

もちろん、とても嬉しいのはいうまでもありませんが、びっくりしたというのが正直なところです。

今のところ、今年の阿部は、活き活きとしているように感じられます。
きっと、オフに良い練習ができたのかと予測します。

または、捕手を完全にやらないということで、良い意味で吹っ切れたのかもしれません。

阿部選手には、一過性の好調でなく、シーズンを通して、活き活きとやってくれることを期待しています。

頑張れ巨人軍
のんき

のんき様、コメントをありがとうございます。

> 9回2アウト1,2塁で、阿部選手の打った打球はテレビでみていたら、
打球音と飛んだ角度と方向で、レフトフライかと思って、負けを覚悟しました。

球場のスタンドで観戦していると、俯瞰で観ることが出来るので、ああいう重要な場面の時には守備陣形を確認します。

エントリーにも書きましたが、外野手を前に守らせていて、理解に苦しむ点もありました。

録画した中継を視ましたが、阿部が打つ前に、ドラゴンズの外野手の守備位置が一般的な定位置より前だということを示していました。

打った瞬間、レフトの藤井選手は完全に背中を向けて走っていましたからテレビを観ていても、少なくとも(本塁打でなくても)外野の頭を越えて逆転サヨナラになると確信を持てたのではと思えます。

> 今のところ、今年の阿部は、活き活きとしているように感じられます。
> きっと、オフに良い練習ができたのかと予測します。

まだ始まったばかりなので何とも言えませんが、通算2000本安打という目標もありますから集中してプレーできるのかなと思います。

故障に気をつけて,チームを引っ張っていって欲しいです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/602714/65096027

この記事へのトラックバック一覧です: まさに鳥肌が立つ一打 「最高で~す!」阿部慎之助の声がドームに響き、スタンドのファンも最高です!:

« 草野球じゃあるまいし!?バファローズ、選手が足りなくて相手から借りる… | トップページ | 大谷翔平の走塁に制限を加えるくらいなら三番を打たせない方が良いと思うが »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック