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2017年3月24日 (金)

闘い済んで…。これからの侍ジャパン

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日本時間
22日に行われたWBCの準決勝に敗れた侍ジャパン。前回2013年に続き、準決勝の壁を破れなかった。侍ジャパンを率いた小久保裕紀監督は退任の意向を表明したそうだ。


スポーツ新聞などでは早くも次期監督の具体名が挙がっている。次回WBCよりも先に2020年東京五輪という大舞台が待っている。


代表チームを率いる監督は重要だ。だが、それだけではないだろう。


(写真:契約期間満了に伴い、退任の意向を表明した小久保裕紀監督。第1次ラウンドの対キューバ戦後の勝利監督インタビューより)



原辰徳、中畑清、秋山幸二、栗山英樹そしてはては松井秀喜の名前まで。終わったばかりだというのに、ずらずらと各メディアが候補を挙げている。ただ、それだけならファンでも出来る。



小久保裕紀監督は今回のWBC本番前まで評判が今一だった。本番前に組んだ強化試合、壮行試合に23敗と負け越したこともファンの不安を煽った形になった。だが、ふたを開ければ第1次ラウンド、第2次ラウンドと怒濤の6連勝。それでも細かく見れば、不思議な采配も散見されたがとにかく勝った。事前の不安を覆す快進撃に「週刊ポスト」4月7日号(小学館)は“小久保監督ごめんなさい”という特集を組んだ程だ<>
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だが、思いだして欲しい。ファンが小久保監督に不安感を持ったきっかけはいくつかあるだろうが、象徴的だったのは日本代表の一員だった大谷翔平がメンバーから外れた件だ。最初に「投手としては出場しない」という決断が為されたとき、それが小久保監督に伝わってなかったというくだりがあった。監督はフィールドマネージャーに徹し、人事、編成面にはノータッチ、といえば聞こえがいいが、あの時点でのばたつきぶりはむしろ侍ジャパンの組織としての内部統制が確立されていないことが露呈したように敗戦処理。には感じられた。



普通に考えれば、これから新しい監督を決め、シーズン後の秋にまたメンバーを決めて強化試合を戦う。徐々にメンバーを固め、2019年の世界野球(プレミア12)を戦い、2020年の東京五輪を戦い、2021年の第5WBCを戦うことになるだろう。これからの四年間を担う監督の人選は大事な問題ではあるが、決まった新監督にどこまでの範囲を担わせるのか?


メンバーの人選?シーズン中やキャンプでのメンバーの視察?他出場国の監督がどの領域まで担っているのかは不明だが、要するに侍ジャパンにもGM制が必要なのではないかということだ。


敗退後の報道で、任期を終えた鹿取義隆テクニカルディレクターをジャイアンツが引き抜き、編成業務に携わらせるという。侍ジャパンU-15の監督を務めるなど、アマチュア球界に縦横にパイプが出来た鹿取を、堤辰佳GM・編成本部長の片腕にしようというのだろう。


鹿取にジャイアンツが求めるスキルが身についているとしたら、そのスキルは侍ジャパンにとっても必要なはずだ。だとしたら侍ジャパンは有用な人材をジャイアンツに引き抜かれたことになる。もっともこれを言い出したら“監督”も奪い合いだ。次期侍ジャパン新監督は2021年まではNPB各球団の監督にはなれない。球団は自前のコーチ以外から次期監督の候補を選ぶとしたら、侍ジャパンに取られないように獲得しなければならない。


侍ジャパン側から見れば、よほどのダークホースに次期監督を依頼しない限りは、その人物をいずれ監督に据えたいと思っている球団との擦り合わせをしなければならない。もちろん、小久保監督誕生に至る過程でも誰かがその役目を担っていたのだろうが、監督の人選を含むコーディネーター的機能を担うGMが表に出るべきだろう。なぜ表に出るべきかというと、目立たせるのではない。責任の所在を明らかにすべきと思うからだ。最適かどうかはともかく鹿取もその候補に挙がったかもしれない。


GMは必ずしも監督出身者、選手出身でなくても構わないだろう。一応成功しているといわれるファイターズのGMは元選手ではない。ちょっと横道に逸れるが、ファイターズを始め数球団が採用しているBOS(ベースボール・オペレーション・システム)の侍ジャパンメンバー選考用バージョンも必要かもしれない。


カリスマ性のある監督を選び、その下に腕自慢の代表メンバーを選べば勝てるというものでもないだろう。監督の人選も重要だが、まずはGM職を始め、組織作りが先決だと思う。


最後に、今回のWBC、本当に楽しませてもらった。常に緊張感のある試合を見せてくれて本当にありがとう。実は、個人的には事前に、なかなか熱が入らなかった。これではいかんと、敢えて自分を奮い立たせようと、強豪、キューバとの初戦のチケットを、平日の夜の試合であるにもかかわらず購入した。結果は大成功。一投一打に興奮し、普段は苦々しく見ている「熱男―っ!」を一緒に叫んでいる自分がいた。試合が終わったら何故か疲れた。それほどにのめり込んでいたのだ。これが「国際試合」なのだろうと感動した。こういう大会はぜひ続けて欲しい。

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コメント

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

WBC 終わってしまいましたね。
あのメンバーで、準決勝までいったのは、よくやったと思います。

優勝したアメリカとの差は、投手力の差だと思います。

小久保監督は菅野がうちのエースみたいなことを言っていましたが、
日本人で菅野よりも上のレベルの投手はいると思います。

田中投手とかダルビッシュ投手とか

そういうメジャーに行った選手に喜んで出場してもらうような体制になる必要があるかと思います。

具体策は思い当たりませんが、他の国のチームを見て、そんな風に感じました。

のんき様、コメントをありがとうございます。

> 小久保監督は菅野がうちのエースみたいなことを言っていましたが、
> 日本人で菅野よりも上のレベルの投手はいると思います。

> 田中投手とかダルビッシュ投手とか

> そういうメジャーに行った選手に喜んで出場してもらうような体制になる必要があるかと思います。

故障上がりだからどうだの、断る理由があったようですね。

青木が参加してくれましたが、他の国(アメリカ以外)を見ると、大リーガーが何人とかいう報道が出ていましたから、日本人メジャーリーガーにも出て欲しかったですね。

推測ですが、“喜んで出場してもらうような体制”というより大リーグ側の問題でしょうね。


私は大谷翔平が出られなかったのが最大のマイナスだったと思います。

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