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2017年3月29日 (水)

草野球じゃあるまいし!?バファローズ、選手が足りなくて相手から借りる…

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ちょっと古い話題だが、信じられない記事を目にした。22日のスポーツ報知のweb版だが、この日、バファローズは四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスと練習試合を行うのに選手が足らず、外野を守るのは三人とも投手で、内野手も足りず相手の徳島の選手を借りるという。そこらの草野球じゃないのだから…。



この日のバファローズは一軍がナイトゲームで京セラドーム、二軍はナゴヤ球場でウエスタン・リーグ公式戦。新装の舞洲サブグラウンドで行う徳島インディゴソックスとの練習試合は京セラドームにもナゴヤ球場にも行かない選手で行う予定だったのだろうが、故障者もいて人数が揃わなかった様だ。

 

 

 

【オリックス】2軍戦で野手足りず投手で外野陣!内野は相手チームからレンタル
(2017年3月22日
 スポーツ報知)


バファローズの公式サイトを見ると、日程・結果の項目にこの練習試合のことは書かれているが結果に関しては書かれていない。二日後の24日に行われたルートインBCリーグの福井ミラクルエレファンツとの練習試合の結果は詳細が出ているが…。


一方の四国アイランドリーグplusの公式サイトを見ると、徳島インディゴソックスが13で敗れたことがわかる。但し書きに “※オリックス・バファローズの選手が不足したため、徳島ISの橋本球選手、陳選手、李学周選手、瑞貴選手は、オリックス側で出場しています。”と書かれている。バファローズ、恥ずかしい。



現在のNPBは二軍のリーグが、イースタンもウエスタンも奇数になってしまい、リーグ戦を組むにもどこか試合が出来ないチームが発生してしまう。イースタン・リーグには各球団から集めた混成チーム、フューチャーズがあり、試合の穴埋めをしているがウエスタンにはフューチャーズに相当するものがない。結果、怪我の功名的な要素もあるが独立リーグのチームや社会人のチームとの交流戦が多く組まれる。


しかし、だからといって人数が足りないチームと対戦し、オリックス・バファローズの一員としてプレーした徳島の選手は良い思い出にはなるかもしれないが、それ以上のものはないだろう。


そもそも一軍と二軍それぞれが試合を組んでいる日にもうひとチーム造れるほどの人数がいたのだろうか?NPB十二球団の支配下選手と育成選手の人数を調べてみた。


 NPB十二球団、支配下登録選手および育成選手数
(2017328日現在)
ファイターズ 支配下67
ホークス 支配下66人+育成22人=88
マリーンズ 支67+育2=69
ライオンズ 支68人+育1=69
ゴールデンイーグルス 支65人+育14人=79
バファローズ 支66人+育9人=75
カープ 支67人+育4人=71
ジャイアンツ 支67人+育27人=94
ベイスターズ 支67人+育5人=72
タイガース 支66人+育1人=67
スワローズ 支66人+育3人=69
ドラゴンズ 支68人+育11人=79


最も多いジャイアンツは支配下と育成の合計で94人の大所帯(育成選手には27日付で育成選手として公示された高木京介を含む)。このジャイアンツとホークスが明確に三軍を組織しているが、ホークスはジャイアンツに次ぐ大所帯で、支配下と育成合計で88人。そして今年から積極的に交流戦を組む方針のゴールデンイーグルスとドラゴンズが79人と続く。


バファローズも支配下66人プラス育成選手9人で計75人。上記四球団に次ぐ五番目の多さで、少ない方ではない。今季からファームの拠点を大阪の舞洲に構え、ファームを強化することでチーム力のボトムアップを目指す。


だが残念ながら、一日に三試合を組むには人数が足りなかったということか?


この時期、開幕一軍を目指す選手間の競争が大詰めを迎える。シーズンに入れば一軍登録は28人が上限だが、この時期は一軍入りの当落線上の選手もオープン戦に同行するから人数が多くなり、その分二軍が手薄になりがちだ。しかし二軍ももうウエスタン・リーグ公式戦が始まっており、教育リーグではない。最低限の人数にしたとしても、舞洲に残る部隊にしわ寄せがくる。想定以上に悪い条件が重なった結果、相手チームから選手を借りるという恥ずかしい事態になってしまったのだろう。


もっとも、個人的にはこういう試合を生で観てみたいという気はある<苦笑>


また一昨年にはイースタン・リーグで人数不足に至った球団があった。スワローズは野手が不足したために、現役を引退して打撃投手になっている阿部健太を育成選手として登録して外野を守らせた。DHを使わず投手を打順に入れた。他にはゴールデンイーグルスは捕手が不足したためにブルペン捕手の横山徹也を育成選手登録して凌いだ。


十二球団で最も人数が少ないファイターズでは一軍で故障者が続出するとそのしわ寄せがファームを直撃する。試合前のシートノックで各ポジションに人数がひとりずつになることはざらで、捕手が内野を守るケースもある。そういう意味ではファイターズにとっては今回のバファローズの事態は他人事ではあるまい。


ファイターズのフロントが行うことは常に正しいと思っているファンに言わせると、ファイターズの67人という人数は適正人数だということになる。だからシーズンの途中に人数がぎりぎりになってもやむを得ないと簡単に言うが、人数を増やさなくても投手と野手の内訳を変えれば野手不足を解消できる、と敗戦処理。が指摘すると黙ってしまう人が多い。


タイガースの今成亮太はスーパーサブ的に評価されることがあるが、タイガース移籍後に捕手から三塁手に違和感なくコンバートできたのは、ファイターズ時代に苦肉の策で内野を守らされた経験がプラスになっているかもしれない。


話を元に戻そう。バファローズは4月にも二度、今回と同様のパターンになる日があるそうだ。


416
パ・リーグ公式戦 対ホークス 鹿児島 14:00
ウエスタン・リーグ公式戦 対タイガース 佐藤スタジアム 13:00
練習試合 対播磨野球団 舞洲サブ 13:00

4月27

パ・リーグ公式戦 対ライオンズ 京セラドーム 18:00
ウエスタン・リーグ公式戦 対タイガース 鳴尾浜 12:30
練習試合 対関西メディカル 舞洲サブ 13:00


また同じことになるかもしれない<苦笑>。ただ上述した様に、今月の22日のケースは一軍帯同が多い時期だが、これから公式戦開幕後は一軍は28人を超えないから条件は良くなるだろう。


個人的にはジャイアンツやホークスのような、育成選手を増やして三軍を形成するチームが増えるのは良いことだと思うから、ゴールデンイーグルスに続き、バファローズもどんどんやって欲しい。


ファンが球界の活性化を考えて球団数を増やして例えば十六球団でのリーグ構想を考えることがある。そうしたアイディアのほとんどは新たな四球団の本拠地を、現在のNPB十二球団の本拠地がない場所から選ぶところくらいまでは良いが、最も肝心な選手をどうするかというビジョンに乏しいものが多い。多くは、現在独立リーグに所属する選手を含めて十六球団分の選手を確保する構想であるが、単純に考えて独立リーグに所属する選手はNPBよりレベルが低い。四球団分の選手が現在のNPBのレベルに満たない選手になるということだ。既存のNPB十二球団の選手とシャッフルしてチーム編成をしても、十六球団になったら四分の一は、現在のNPBのレベルより劣る選手といいうことになってしまう。その場合、おそらく最初は好意的に見てくれる野球ファンもいずれ物足りなさを感じるはずだ。


そうであるならば、球団数を増やす前の段階として、各球団が三軍制を敷き、独立リーグの選手を吸収して鍛えるのだ。何年かかるかわからないが、そうしてレベルの底上げをした上で、新たに四球団を増やした方がファンの目に耐えられるリーグとなろう。


そんな悠長なことをやっていられる時間が球界にあるのかという意見も出るだろうが、現在の十二球団が選手数を増やすという発想には敗戦処理。は賛成だ。


ちょっと話が横道に逸れるが、そうなった場合に支配下選手オンリーで67人しかいないことを理想と考えるファイターズはどうなるのか?という問題がある。だが、ファイターズが育成選手を採用しない理由は、試合に出場出来ない選手を増やしても意味がないという考え方だから、各球団が足並みそろえて選手数を増やすというのならファイターズも同調する可能性はあると敗戦処理。は見ている。むしろその場合にネックになるのは一軍の本拠地と二軍以下の本拠地が離れていることだと思う。


現行の野球協約では支配下登録の選手の上限数は70人と決まっているが育成選手に関しては上限が定められていない。結局は資金力が豊富な球団に有利な制度という見方も多いが、まだ少ないとはいえ、選手数を増やそうという動きを見せる球団が増えてきたのは良いことだろう。


 球団別、最近三年間の育成ドラフト指名人数
ファイターズ 2016年0人、20150人、20140
ホークス 20166人、20155人、20148
マリーンズ 20162人、20152人、20140
ライオンズ 20160人、20150人、20141
ゴールデンイーグルス 20164人、20152人、20142
バファローズ 20165人、20152人、20140
ープ 20160人、20150人、20142
ジャイアンツ 20168人、20158人、20144
ベイスターズ 20161人、20153人、20141
タイガース 20160人、20150人、20140
スワローズ 20161人、20150人、20141
ドラゴンズ 20161人、20156人、20144
※ ジャイアンツは2015年の育成ドラフト3位指名の松澤裕介に入団辞退され、2016年育成ドラフトで再指名。


実際
には育成選手には支配下登録から自由契約を経て育成選手になる選手もいるが、育成ドラフトでの指名においてはジャイアンツとホークスの多さが群を抜いている。バファローズもまだまだこれからという感じだ。


次に、これら大量の選手を受け入れるコーチの人数。これは手元の「週刊ベースボール」選手名鑑号で数えてみる。人数は監督を含む。

ファイターズ 18
ホークス 27
マリーンズ 18
ライオンズ 21
ゴールデンイーグルス 19
バファローズ 21
カープ 21
ジャイアンツ 30
ベイスターズ 18
タイガース 22
スワローズ 18
ドラゴンズ 26

ここでもジャイアンツとホークスの受け入れ体制の充実ぶりが目立つ。ドラゴンズも多い。


バファローズをジャイアンツ、ホークスと比べてみよう。

ジャイアンツ 選手数94人、監督・コーチ30
ホークス 選手数88人、監督・コーチ27

バファローズ 選手数75人、監督・コーチ21人。

バファローズも今秋(と来秋)の育成選手ドラフトで大量指名するなどでジャイアンツとホークス並みの大所帯に出来るし、それを見越してコーチの人数も増やしていけばボトムアップ効果が生まれてくると思う。もちろん人件費その他経費のかかることだが、球団がどこまで腹をくくって育成に力を入れていけるかにもよるが、低迷続きから脱却出来ると思う。今回のお粗末ぶりはチーム変換の過程における過渡期ならではの珍事だと、数年後に振り返られるようであって欲しいが…。

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