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2017年2月19日 (日)

前ベイスターズ、元ジャイアンツの久保裕也のゴールデンイーグルス入りが決定!

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日、ゴールデンイーグルスはキャンプ中に入団テストを行っていた前ベイスターズ、元ジャイアンツの久保裕也を獲得することを発表した。


久保はだいぶ少なくなった“松坂世代”の一人で今年、37歳になる。2003年にジャイアンツに入団して13年間ジャイアンツでプレーした後、、2015年終了後に戦力外通告を受け、昨年はベイスターズでプレーした。14年間の現役生活で所属チームが優勝したのが6回、Aクラス入りは14年のうち12年間と常に上位にいるなかで主にリリーフとしてあらゆる場面で投げてきた経験を買われたのか、ゴールデンイーグルスでは“新人”ながら投手陣では最年長。同じく移籍組の細川亨に次ぐチーム全体でも二番目の年長だ。


だが、久保にはジャイアンツ時代からファンに揶揄される“傾向”がある。


(写真:ゴールデンイーグルス入りが決まった久保裕也。写真はジャイアンツ所属最終年の2015年4月撮影)

 

ここ数年こそ成績が振るわないが、久保裕也と言えばどんな場面でも使える便利なリリーバーというイメージがある。2010年のジャイアンツでの登板数79試合という記録は今でもジャイアンツの年間最多登板記録。その翌年の2011年にはクローザーを託されて20セーブを挙げている。


そんな久保だが、一部のファンからは、あまり良くない揶揄をされている。それは久保が一軍で活躍する年にはチームが優勝出来ず、久保が活躍しない年の方が結果としてジャイアンツは好成績になると。


久保がジャイアンツに入団した2003年からジャイアンツは四年間優勝から遠ざかった。80年を超えるジャイアンツの歴史の中で四年連続して優勝から遠ざかったのは後にも先にも2003年から2006年までの一度だけである。そして2005年と2006年の二年連続Bクラスもこの一度だけ。久保は2003年に一年目から一軍の戦力として活躍したが、その間ジャイアンツの順位は3位、3位、5位、4位。そしてプロ入り初完封も達成した五年目の2007年はその後に安定感を欠き五年間で自己最少の13試合登板、601/3にとどまったが逆にチームは五年ぶり、久保の入団後では初めての優勝を果たした。この時はこの年から採用されたクライマックスシリーズでドラゴンズに敗れ、日本シリーズ進出を逃したが、久保は戦力になれなかった。


ジャイアンツは2008年、2009年とリーグ三連覇を果たすが久保の一軍登板は6試合、7試合と激減。その後上述のように2010年、2011年はリリーバーとしてフル回転するもチームは二年連続で3位にとどまった。ただこの年のオフに慢性的な痛みを抱えていた右股関節の手術を受けた。その影響か、翌2012年には開幕に間に合ったが、そのあおりか右肘を痛め、手術を余儀なくされた。この年からジャイアンツは再び三連覇を果たすが、久保が久保らしさを取り戻すことはなかった。
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久保の活躍とジャイアンツの順位は皮肉にも反比例した。
結果、ジャイアンツでの
13年間でチームが6回の優勝、4回の日本シリーズ出場を果たしたものの、久保の日本シリーズでの登板は2008年のライオンズとの第六戦の一度だけだった。


クライマックスシリーズのマウンドには2010年、2011年、2014年の三度出場を果たしたが、いずれもジャイアンツが新本シリーズに出場できなかった年であった。リーグ優勝しながらタイガースに四連敗を喫した2014年には全四試合に登板した。

久保の年度ごとの一軍と二軍でのそれぞれの登板数を列記してみよう。


 久保裕也年度別一、二軍登板数
    順位  一軍   二軍
2003年 3位   38試合  1
試合
2004年 3位   35試合  2
試合
2005年 5位   64
試合  登板なし
2006年 4位   59試合  2
試合
2007年 優勝  13試合  10
試合
2008年 優勝   6試合  16
試合
2009年 優勝   7試合  9
試合
2010年 3位   79
試合  登板なし
2011年 3位   67
試合  登板なし
2012年 優勝   2
試合  登板なし
2013年 優勝  登板なし 8
試合
2014年 優勝  48試合  9
試合
2015年 2位   登板なし 38
試合
ベイスターズ移籍
2016年 3位    9試合  22
試合


ジャイアンツ時代には、一軍より二軍での登板数が多かった年には2015年を除き、リーグ優勝している。ベイスターズに移籍した昨年もシーズンの大半をファームで過ごしたが、チームは11年ぶりにAクラス入りを果たした。


これらの傾向を考えると、ゴールデンイーグルスも久保にはイースタンで投げまくってもらった方が一軍の成績が向上しそうだ。もちろんそんな理由でゴールデンイーグルスが久保を獲得したとは思えないが、敗戦処理。のような素人ファンにはジャイアンツで戦力外になり、ベイスターズでも戦力外になったアラフォーの投手がゴールデンイーグルスで花が開くのだろうかという疑問が期待を上回るのだ。初めてのパ・リーグという点に光明があるのだろうか?



あくまで個人的な印象だが、2012年以降の久保はリリーフ投手としては不可欠な、連投が出来にくくなっていたように思える。登板後の疲労回復が遅くなったとの報道を見たからかもしれないが、1イニングの登板でも翌日に“連投”すると精彩を欠くケースが目立ったように感じた。


一年前にベイスターズが獲得したときには久保のリリーバーとしての全盛期をチームメートとして見ていたアレックス・ラミレス監督の強い要望があったという。久保の豊富な経験、冷静なマウンドさばき、決して自滅することのない制球力、そして常に上位にいる球団での修羅場をくぐり抜けてきた回数は、Bクラス続きの状態からの脱却を目指す球団には必要と思ったのだろう。新旧交代的な要素もあって戦力から溢れたとなれば、獲得に走るのも理解出来た。だが、昨年の久保を観察していたならば、ゴールデンイーグルスはどういう考えがあって、久保の獲得を決めたのだろうか?キャンプに招いてテストをし、練習試合とは言え対外試合に登板させた上での決定だけに、久保復活を思わせる何かがあったのだろうが…。

ジャイアンツで13年間も頑張ってくれた投手であるし、だいぶ減ってしまった“松坂世代”の投手。戦力外通行を受けても本人が現役続行を強く望み、それがこの時期にようやく実ったのだから「おめでとう」という言葉を贈るべきなのだろうが、現時点ではスタートラインに立っただけ、立つ資格を得ただけである。


これからの方が久保には苦しい闘いかもしれない。だが採用されたのには理由があるはず。ゴールデンイーグルスの戦力になって欲しい。



P.S.

秘書「中途採用のテストの方がいらっしゃってます」

副会長「なかなかいいピッチャーはいないね」

副会長「どうぞ、投げてみて下さい。」

(どれどれ。経歴も申し分ない。へえーっ、そんな経験が…。即戦力じゃないか、ぜひ欲しい!)

副会長「おい君、彼は一体どこで!?」

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