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2017年2月 5日 (日)

“遠くの一軍より近くの三軍”-ジャイアンツの三軍の春季キャンプを見てきた

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日本のプロ野球は
2月が“正月”だ。1月の自主トレはあくまで自主トレ。ユニフォームを着た選手達が野球をする2月こそ正月だ。毎日、夜のニュース番組のスポーツコーナーで春季キャンプの情報を見るのが楽しみな時期だ。今日(5)は近くなのでジャイアンツ球場で行われているジャイアンツの三軍の春季キャンプを見てきた。


着いたら、スタッフの人から「今、グラウンドの一部を開放しています。よろしかったら三塁側からグラウンドに降りてご覧になって下さい」と案内された。


ボールがバットに当たる音。ボールがグラブに吸い込まれる音。キャッチャーミットに投球が収まって響く音。そして響き渡る選手や、監督・コーチの声。やっぱり野球っていいですね。



(写真:グラウンドに降りて選手達を間近に見ている野球少年達に「一緒に走ってみるか」と声をかけるジャイアンツの川相昌弘三軍監督)


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(
写真:野球少年達を交えて、ダッシュの練習をするジャイアンツの選手達)


いやはや、かつては2010年と2011にはこの時期に宮崎まで行ってジャイアンツの春季キャンプを見てきたが、近年はなかなか機会を得られない。この時期になるとうずうずするのだが、ジャイアンツの三軍がジャイアンツ球場でキャンプをしていると知り、今日(5)行ってきた。シーズン中にイースタン・リーグの試合を生観戦するときと同様に京王よみうりランド駅から283段の「巨人への道」を上がりきり(年々きつくなる…)、スタンドに向かう通路からグランドを見下ろすと、選手達以外に妙に人が多い。


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報道陣にしては多い。観客をグラウンドに入れている。


冒頭にも書いたが、入口でスタッフの人が「今、グラウンドの一部を開放しています。よろしかったら三塁側からグラウンドに降りてご覧になって下さい」と案内していたのでグラウンドに降りてみた。
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れまで、試合後のファンサービスでジャイアンツ球場のグラウンドに降りたことはあるが、練習の真っ只中にグラウンドに降りるのは(ジャイアンツ球場に限らず)初めてだ。


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本当に選手が近い。このオフにはファイターズの鎌ケ谷で自主トレをする大谷翔平にストーカーまがいの異常接近を試みる女性が出没して警察車両が敷地内に入ってくるなどという話も出て、ファンと選手の距離が近いのが自慢だったファイターズスタジアムが様変わりしてしまった(詳しくは今発売中の「週刊新潮」29日号に記事あり)。しかし、注目度が低い三軍のキャンプだからか、ジャイアンツは観客をグラウンドに入れた。しかもロープなどで区切らず、三角錐の杭を置いて、ここから前に出てはダメですよ、と制する程度だった。この日がたまたまなのか、連日のサービスなのかわからないが、ファンのお行儀の良さを球団が感じ取ってくれてのサービスだろう。


等と思っていたら、川相昌弘三軍監督が野球少年達に近づき、「せっかくだから、選手達と一緒に走ってみるか?どうだ。プロ野球選手と一緒に走れるんだぞ」と声をかけた。ちびっ子達はもちろん、引率の大人達が大興奮。上の二枚の写真のようにちびっ子達が選手達と一緒に短距離ダッシュに参加していた。こういう経験は貴重だろう。三軍で調整している片岡治大山口俊に頭をなでられていた子の両親はかなり興奮していた。

川相監督は気前よく、「みんなで写真を撮ろう」と言いだし、選手とちびっ子達でパチリ。
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選手達のランニングが始まるときには球団スタッフの指示で観客は三塁ベンチ前に移動。今度は三角錐の杭すらない。白線が引かれていて、ここから前に出ないで下さいと口頭で説明を受けるだけ。
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率直に言って
(ファイターズの例は極端にしても)人気選手が多い一軍の練習ではなかなかこうはいかないだろう。が、可能であればやるという。久保博球団社長が掲げるファームの活性化、地域密着化は口先だけではないと実感させてくれる。


ランニング系のメニューからキャッチボールなどに移る頃にはさすがにグラウンド開放は終了。しかしその旨を観客に告げる球団スタッフ達は口々に「どうもありがとうございました。引き続きスタンドでご覧下さい」と言っていた。どう考えても「ありがとうございました」という言葉が出てくるのは私達観客の方だが、球団スタッフは間近で見てくれたことに感謝を感じていると言うことなのだろう。久保球団社長が「多くのファンの方に見ていただくことで選手の成長が促進される」という趣旨で「GⅡプロジェクト」を立ち上げているがその考え方がスタッフにも浸透していると言うことだろうか。


キャッチボールとトスバッティングが始まる。ここから、それまで一人で練習していた片岡が合流。
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ただし他の選手がユニフォームに着替えたのに片岡はまだ練習着のまま。片岡はこの後、投内連携やシートノックが行われている間は再び別行動となった。
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片岡はいわゆる“別メニュー”なのだろう。練習の合間には片岡の方から川相監督にアドバイスを求めるシーンもあった。
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投内連携ではドラフト
6位ルーキーの大江竜聖の動きの良さが目に付いた。きびきびと好感が持てた。
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また、ドラフト
5位ルーキーの高田萌生は名字の読みが“たかだ”ではなく“たかた”だからか、後藤孝志コーチには「ジャパネット」と呼ばれ、先輩選手達からは「萌えちゃ~ん」と呼ばれていた<>。念のためにフルネームは“たかた ほうせい”。


また、育成の外国人選手、ホルヘ・マルティネスが気になったのでシートノックを見ていたが、長身で手足が長いせいか、捕ってから投げる一連の動作がややぎこちない。
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遊撃手の位置で受けていたが、川相拓也に比べると安定感に欠ける感じだった。



シートノックが終わるのを見計らって敗戦処理。は室内練習場に移動。入るといきなり、山口俊の姿を確認。
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ただ、居たのはブルペンではない場所でキャッチボールの延長みたいな投球練習をしているだけ。しかも捕手相手ではなく、ネットに投げていた。


ブルペンを覗く。
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最大で投手六人が同時に投球練習できる自慢の室内練習場のブルペンだが、何故か空いているのに手持ちぶさたにしている選手もいる。理由がわかった。捕手が四人しかいないのだ。先程までグラウンドで練習していた捕手二人とブルペン捕手と思われる捕手が二人。これは効率が悪い。ブルペン捕手も一軍と二軍が優先なのだろうが…。
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先程のマルティネスともう一人、このオフに入団したドミニカ共和国出身の左投手、ファー・クリンストモ・メルセデスの投げ方が独特で目を引いた。
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何とも言えぬ左のサイドスロー。まだ荒削りな印象だったが是非戦力になって欲しい。


独特の投げ方と言えばもう一人。育成ドラフト1位入団の高井俊野茂英雄ばりのトルネード投法。
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山口俊獲得の人的補償で“琉球トルネード”平良拳太郎が移籍した入れ替えのようにまた一人ジャイアンツにトルネード投法が加わった。

 

 

 

メルセデスは投球練習後、自分の投球を捕手にチェック。まだ日本語が出来ないのか、志茂田景樹に似た通訳が間に入っていた。
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今季のジャイアンツの三軍では若手選手への指導体制の確立のために巡回コーチ制を導入。コーチ経験豊富な小谷正勝コーチが復帰して投手部門の巡回コーチを務めている。
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今日の室内練習場でも二年目の巽大介を指導するシーンが見られた。


そしてふと見ると、ブルペンで投球練習を行った投手が投球数を書き込むシートが見つかった。
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山口俊はブルペンではまだ一球も投げていない…。



投手陣の投げ込みが終わると、グラウンドでは打撃練習の準備が整ってきた。


選手達は、まずはバックネット方向に向かってのティーバッティングをしてからバッティングケージに向かう。ここでも昨年は一軍で打撃コーチを務めていた内田順三コーチが打撃部門の巡回コーチとなって指導に当たっている。ティーバッティングする片岡や、ドラフト1位ルーキーの吉川尚輝にアドバイスをしていたほか、マルティネスには志茂田景樹を通じて指導していた。
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“開幕一軍”が期待される即戦力ルーキーの吉川尚は左打席から鋭い打球を飛ばしていた。
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三軍では後藤コーチが外野守備と打撃を担当しているが後藤コーチは打撃投手代わりをしていた。途中から川相監督がケージの後ろから見守ったが特に指導はせず。ティーバッティングではコーチがアドバイスし、フリーバッティングでは選手に気持ちよく打たせるという感じに思えた。



川相監督がフリーバッティングに熱い視線を送る一方でバックネット前では息子の川相拓也がティーバッティングをしていたので直接指導が見られるかとカメラを構え続けたが実現しなかった。
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内田コーチの「ダディはもっと強い打球を打っていたぞ」という声は聞こえたが…。川相拓の打撃練習が始まれば、と思ったが川相の打席の前に打撃練習は終了。グラウンドでの練習が終了となった。後で確認してみたら川相拓は真っ先にフリーバッティングを始めていた。



今日のジャイアンツ球場に集まった観客はざっと100人から200人の間くらいだったろうか?時折小雨もちらつき、はっきり言って寒かったが、良いものを見ることが出来た。まだオープン戦が本格化するには時間があるし、待ちきれずにうずうずしている身にはちょうどよかった。暖かい家の中で日テレG+を見ていれば一軍キャンプの様子が手に取るようにわかるだろう。でも、プロ野球選手が野球をしている空気感はテレビより現地で見る方が味わえる。今日は良い栄養をもらった感じの半日だった。


早く来い来い、野球シーズン!



P.S.
【筆者注】
 グラウンドの一部開放や、選手と一緒の練習などは毎日やっているのかは確認できていません。練習日程は球団ホームページなどで確認して下さい。

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コメント

三軍でのキャンブ情報ありがとうございました はじめまして私はずっと片岡選手のファンです 全然情報がないので 心配してましたが やっと元気なヤスさんの姿 観れて 嬉しかったです ありがとうございました 育成の選手が多いなか 報道される事がすくないですが 頑張ってほしいです ファンサ−ビス最高ですね

巨人大好き様、あらためてコメントをありがとうございます。

> 私はずっと片岡選手のファンです 全然情報がないので 心配してましたが やっと元気なヤスさんの姿 観れて 嬉しかったです

片岡の人気は凄かったですね。

まぁでも、他の選手と一緒に練習をしている時間が短く、まだ本調子では無いのでしょうね。

クルーズが外国人枠の関係で二軍に回る可能性が高いですから、片岡には早く回復して欲しいです。

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