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2017年1月15日 (日)

変貌!ファイターズスタジアム~2017年度新入団選手歓迎式典

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今日(15)はファイターズスタジアムで行われる新入団選手歓迎式典を観に行ってきた。敗戦処理。にとって昨年の9月のイースタン観戦以来、約四か月ぶりのファイターズスタジアム訪問。噂では聞いていたが、ファイターズスタジアムの変貌ぶりは想像以上だった。


もちろん、それは今年で二十周年となるスタジアムの大改修工事のことを指しているのではない。ファイターズタウンが誇れる良さが様変わりしていたからだ。


(写真:三塁側の選手出入り口から勇翔寮までの選手の通路を確保する仕切りが出来た通称“ファイターズロード”)

 

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せっかく来るのだから本当は新人選手たちの合同自主トレもじっくり観たいところだったが、今年も新人選手たちがゼッケンを付けていないので誰が誰だかわからないのと、ファイターズスタジアム自体が改修中でスタンドを開放していないため、式典&交流会に絞った。



そんな状況でも、新人選手達だけでなく、大谷翔平もこのグラウンドで自主トレをしていることもあって多くのファンが見に来ている。
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ここで大谷が自主トレを行うのも今年が最後になる可能性もある。ファンの注目が集まるのも無理はない。しかし出待ちのファンが過熱して選手と接することによって起こり得るトラブルを防ぐために、ついに選手の通路を確保する仕切りが設けられた(冒頭の写真)。このオフには大谷目当てのストーカーまがいのファンが出没し、警察車両が構内に入ってきたなんて話があったから仕方のない措置だとは思えるが、年に何度かある一軍練習の機会を除けばほとんどこのような仕切りが設けられることなどなかったので、実際に見ると事態の切実さを感じざるを得ない。



新入団選手歓迎式典も、かつては交流会では文字通りにファンが新人選手と交流する会であったが、規模が大きくなりすぎたのか、単なるお披露目会へと変貌した感じがある。斎藤佑樹や大谷のような話題のルーキーがいない年でもコンスタントに観客が集まるのだから、それだけ定着したのだろう。かつて新人時代の増井浩俊とお喋りしながらゲームに興じたような交流会を今の規模で行うのは無理だろう。せめてちびっ子ファンだけでも新人選手たちと触れ合えるような企画を考えてほしい。



この歓迎式典はファイターズの新人選手がファイターズスタジアムに併設される勇翔寮での生活を始めるに当たり、鎌ケ谷市民になるために転入届を提出するもので、過去には新人選手達が鎌ケ谷市役所に出向いて式典を行っていたのを、ダルビッシュ有が入団した2005年にファンが市役所に殺到して収拾がつかなくなったため、ダルビッシュ以来の“大物”中田翔が入団した208年から毎年この時期に市長の方から出向いて、室内練習場で式典を行うようになった。式典が終わるとファンとの交流会が始まるという流れ。


鎌ケ谷市の教育長の開会宣言で始まり、8人の新入団選手がドラフト指名順に入場。
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(写真:入場するドラフト2位入団の石井一成内野手)



ここから並び順、転入届の提出順などすべてドラフトの指名順。まずはひとりずつ清水聖士市長に転入届を提出。市長からは記念に鎌ケ谷市の名産品である梨がプレゼントされる。
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(清水市長に転入届を提出するドラフト1位の堀瑞輝投手)


なお、念のために書いておくが鎌ケ谷市に転入すれば誰でも梨がもらえる訳ではない。ファイターズの新入団選手だけだ。
昨年は初っぱなのドラフト1位、上原健太との受け渡しの際に市長は誤って転入届を上原に返してしまうという大ボケをかましたが、今回はドラフト6位の郡拓也捕手が梨を受け取らずに戻ってしまう一幕があった。


この後、市長と市議会議長の挨拶、来賓の紹介があり、これまた斎藤佑樹が入団した2011年から好例となった手形作製。
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この手形は3月中旬から東武アーバンパークライン、新鎌ケ谷駅の改札を出たところにある掲示板に飾られる。


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この後、地元鎌ケ谷の野球少年・少女から選手への花束贈呈、選手ひとりひとりの挨拶があって、歓迎式典は終了。



続いて交流会。鎌ケ谷市のお歴々は退出。まずは会場のファンから新人選手への質問コーナー。「憧れの選手は?」という質問ではドラフト5位の高山優希投手が大阪桐蔭の先輩であるタイガースの藤浪晋太郎投手の名を挙げ、「中田翔じゃないのか」と突っ込まれていた。


印象的だったのは「野球を始めたきっかけは?」という質問に対する各選手の答え。ほとんどが、お父さんが野球をやっていたから、お兄さんが野球をやっていたからと家族の影響を挙げていた。先日まで読んでいた広尾晃氏の「野球崩壊」(イースト・プレス)によると、若い世代の野球離れが深刻化しているという。子供が影響を受けやすい兄貴や父親が野球をやらなくなったら、将来の野球界は…いささか心配になった。


そしてこれまた好例となりつつある、新人選手によるC☆Bの似顔絵描きコンテスト。ここでは前出の高山が絵の才能を発揮していた。
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野球とは直接関係がないと思われる絵力、今回一枚500円の抽選券を買った人の中から抽選で当たる、新人選手に似顔絵を描いて貰うという企画があった。


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中には、描いた選手のサインが入ってなければとてもありがたみのないレベルのものもあった<>。この抽選会、新人選手との記念撮影会という景品もあった。贔屓選手のタオルを持っているファンが当選すると、この時だけは並び方が変わる。
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また全8選手のサイン入りバットプレゼントがあった。そして、既にネットでニュースとして拡散されているが、DJチャス。が途中で抽選箱を落としてしまい箱が壊れ、途中からテーブルの上での抽選となった。間抜けだ<>
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続いては選手ひとりひとりが、決意を漢字一文字で表すコーナー。この写真を見てもわかるように、ドラフト4位の森山恵佑外野手の大きさがひときわ目立った。


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あの松井秀喜を輩出した星稜高校の長距離砲で専修大学を経てファイターズに入団。「野球太郎」(廣済堂出版)の“2016ドラフト総決算&2017大展望号”によると

とらえた時の飛距離は星稜高の先輩である松井秀喜(元巨人ほか)にも匹敵するスラッガー。好調時の爆発力は凄まじい反面、不調時はトコトン打てないといった波が激しいタイプ

だそうだ。こういう選手、好き。


そして最後は恒例の人文字。今回は8選手による“CHAMPION”。C☆Bはビックリマーク“!”の役だった。
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選手達はここで退場。この後、ファイターズスタジアム20周年を記念して鎌ケ谷のイベントユニフォームのデザイン市内の小中学校を対象に募って最終選考に残った6作品を紹介。デザインした子供も登場。そしてこの中から選ばれたのはこれ。
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今年のイースタンのイベント試合でこのデザインのユニフォームを選手が着るという。


今年はファイターズスタジアムが設立されて20周年既に球団ホームページでも発表されているがスタンドの大改装が行われるそうで、正面はこんな感じだった。
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この影響で、男性用トイレは一塁側の外周の一箇所だけしか使用出来ず、終了後は長蛇の列だった。それほどに今日は寒かった。まぁ雪が降らなかっただけでもありがたいと思わないと…。ただ肝心のスタンドはまだまだこれからという感じ。


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最上段の座席に雨よけの屋根が付くとか、四人単位の家族向けの座席ブロックが出来るとか、懲りずに進化を続けるようだが、新たに出来る座席は長年ファイターズスタジアムに足を運び続けている「年間パスポート」契約者には還元されないそうだ。


球団の企業努力の成果でファイターズスタジアムには多くのファンが集まるようになった。昨年は57試合行われたファイターズスタジアムの公式戦で72,368人を集めた(一試合平均1,270人)。この数字だけを見てもピンとこない人も多いだろう。ジャイアンツと比較する。昨年、ジャイアンツ球場での公式戦47試合の一試合平均が917人。ファイターズスタジアムのだいたい4分の3だ。ファイターズの観客動員力はイースタン・リーグでは群を抜いている。ただ、一試合平均の入場者数の推移を見ると、2013年の1,416人をピークに三年連続で微減している。


二十年間この球場を支えてきたファンを大事にしながら、新しいファンを定着させる。ファイターズスタジアムはこれをきちんとやらないと多くのファンを失いかねないと敗戦処理。は思う。ファンの絶対数が増えると、言葉は悪いが玉石混淆状況は発生すると思う。このオフだけではない。二、三年前から比較的選手からサインを貰いやすいこの時期、選手に聞こえる距離で「新人の時のサインは『ルーキーカード』といって将来価値が出るんだ」と話しているファンが散見された。顔を覚えている。今日もいた<苦笑>


ファイターズスタジアムと勇翔寮を結ぶ三塁側後方のあのエリアに、選手とファンを仕切る“障害物”が無いことを敗戦処理。は誇りに思っていた。だが、もうそういうレベルではないのだろう。大谷の人気だけではあるまい。


ファイターズは昨年日本一になったのだ。日本一になると「SMAP×SMAP」に出られるのだ。中田はともかく、中島卓也西川遥輝がスマスマに出る。西川が木村拓哉に「僕見てたんですよ、満塁サヨナラホームラン。生放送で」と言われて頬を紅潮させたのも優勝があったからこそ。大谷が紅白歌合戦の特別審査員に選ばれて新垣結衣の隣でニヤニヤしているのも…。



ファイターズは今がピークだという見方があるから一過性のものかもしれない。ファンが変貌したから球場を変貌させるのか?玉石混淆は仕方ないのかもしれない。ただ悪貨が良貨を駆逐する-これだけは避けたいものだ。



【参考エントリー】

2016年新入団選手歓迎式典・交流会

2015年新入団選手歓迎式典・交流会


2014年新入団選手歓迎式典・交流会

2013年新入団選手歓迎式典・交流会

2012年新入団選手歓迎式典・交流会

2011年新入団選手歓迎式典・交流会

2010年新入団選手歓迎式典・交流会

2009年新入団選手歓迎式典・交流会

2008年新入団選手歓迎式典・交流会 

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