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2016年12月29日 (木)

年末年始の憂鬱。

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こんなことを考えているのは敗戦処理。だけかもしれないが、書いてみる。


普段はサラリーマンである敗戦処理。の年内の仕事は今日(28)で終わった。これから14日までは休みになる。プロ野球の方も、各球団は概ねこの期間は休みになり、契約更改なども一区切り。FA移籍の補償も年が明けてからになるのかな?


この時期、敗戦処理。は野球ファンとして憂鬱になる。毎年のことだが、年末年始の恒例のテレビ番組のせいだ。



まずは30日にTBS系で放送されるプロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達の番組だ。毎年、何人かの戦力外通告を受けた選手に密着し、十二球団合同トライアウトを受ける様子や、その後で球団からの連絡を待つシーンを放送している。奥さんが妊娠しているなど、選手を悲劇のヒーローのように見せる東山紀之のナレーションも欠かせない。



だがほとんどの場合、戦力外通告を受ける選手は自業自得なのだ。戦力外通告を受けないチームメイトと比べ、何かが劣っているから球団から戦力外通告を受けるのだ。その選手がなぜ戦力外通告を受けるのか?戦力外通告を受けずに済んだ同タイプのチームメートとの差は何なのか?そういう視点からの番組作りは全く行われず、戦力外通告を受けてからだけを密着して追い回す。そうやってセンセーショナルな取り上げ方をした方が、野球ファン以外の視聴者を取り込んで視聴率を稼げるのだろう。


一方で戦力外通告を受けた選手にしても、最悪どこの球団からも声がかからなければ失業状態になる。この番組に協力して得られる出演料がいくらか知らないが、失業、無職になるリスクを考えたら貰えるものは貰っておいた方が良いと考えるだろう。だから番組は成り立つ。


TBS系列は近年、ドラフト会議を生中継している。こちらも生中継とは別に、同じ日に有力な指名候補の選手の家族に密着してお涙頂戴の番組を放送している。プロ野球選手のスタートとラストを取り扱っていることになるが、その割には肝心の試合の中継に熱を上げているとは思えない。WBCやプレミア12の様な大舞台を中継してくれるのはありがたいが、もう少し地上波の中継を増やせないものだろうか?


ラジオや系列のBS、CSでの中継は多いのだろうが地上波で冒険することは少ない。だからかどうかは因果関係がはっきりしないが、エース格の初田啓介アナウンサーが実況を担当しても日本シリーズ第一戦ではトンデモな実況で視聴者の顰蹙を買う。



この時期、コアなファンはインターネットやスポーツ新聞などで戦力外通告を受けた選手の動向を追う。スポーツニッポンの「惜別球人」は一日に一球団ずつ、その時点での選手の進路を書いている。今年も1213日から24日まで掲載された。例年なら各球団一人ずつにスポットを当てて新しく進む道についての記事が書かれるのだが、今季は淡々と進路のみが書かれている。もちろんこの時期にすべての選手の進路が決まっている訳ではなく、“未定”や“現役続行希望”が少なくない。この連載を読んでから番組を見るといわゆるネタバレになる。


合同トライアウトで奮闘する選手の姿をセンセーショナルに扱うが、選手たちにとって本当の生存競争はシーズン中の(いつだか特定できないが)球団からふるいにかけられているシーズン中の試合なのだ。その時、生き残りをアピール出来ていないから戦力外通告を受けることになるのである。昨年までのこの番組はこの視点が致命的に欠けているように思える。もう一つの番組は毎年12日にテレビ朝日系で放送される、とんねるずの番組だ。夢対決2017とんねるずのスポーツ王は俺だ!!5時間スペシャルの中のいわゆる「リアル野球BAN」だ。


何が気に食わないといって、石橋貴明のいるチームの対戦相手側の、侍ジャパンなどの現役プロ野球選手が負けた場合に試合の延長を求めるために土下座を強いられるあのシーンだ。正月早々あの失礼な演出を見せられるのが不愉快極まりないのだ。


それが石橋貴明の芸風だと言ってしまえばそれまでだが。相手をこき下ろして笑いを取るスタイルは同じ業界の中だけでやって欲しい。この時期、プロ野球選手に限らずスポーツ選手がテレビのバラエティ番組に出て意外な一面を見せるのは毎年のことだが、その道の一流どころに対する敬意が不足していると思わざるを得ないのだ。これは浜田雅功にも当てはまるが、特に石橋貴明は目に余る。その点同じお笑いタレントでもビートたけしは一定のリスペクトを示しながらプロ野球選手などスポーツ選手に接していると思う。


冒頭の写真、ファイターズの杉谷拳士はこの番組に出たことで急激に知名度を上げたという。石橋貴明の帝京高校の後輩ということで抜擢され、ファイターズでは先輩にあたる対戦相手の中田翔を挑発したり、茶化したりするシーンで視聴者に印象付けた様だ。どんな形であれ人気が上がるのは良いことかもしれない。ファームの頃からグラウンドでは常に大きな声を発してチームの士気を鼓舞してきたムードメーカー杉谷には敗戦処理。も親近感を持って応援しているが、そろそろこのキャラクターにプラスしてレギュラーポジションをつかんで欲しいところだ。


パ・リーグ優勝、日本一のご祝儀だろうが、ファイターズの選手がSMAP×SMAPのビストロスマップのコーナーに出演した。主砲、中田が後輩を引き連れて参戦という感じだったが、中田とともに出演したのは杉谷でなく杉谷と同期の中島卓也と後輩の西川遙輝だった。レギュラーでなければ、せいぜい中田の相手役としてのリアル野球BAN止まりだよ、杉谷!


どちらの番組も毎年続くということは一般的には視聴者に受け入れられているのだろう。素直に笑ってみることができない敗戦処理。が少数派だということは理解しているつもりだ。TBSもテレビ朝日も国際大会や日本シリーズを積極的に中継しているから日本のプロ野球を盛り上げようと協力的なことはわかる。だが、今回取り上げた二番組はどうも素直に楽しめないのだ。


特にTBSはこの番組より一日早く29日には清原和博の独占インタビューを放送する。事件後にテレビ出演を果たすのは初めてだから、それなりに視聴率を挙げるだろう。清原には更生してもらいたいが、清原にとっては出演料という資金稼ぎ、TBSテレビにとっては視聴率稼ぎとどちらにもメリットがあるが、何か勘違いした構成になるいやな予感がする。考えすぎだろうか



文句ばかり書いてしまったが、何だかんだ言ってどちらの番組にもチャンネルを合わせてしまいそうだ。だから番組が続くのだろう<>

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