フォト
無料ブログはココログ

« カープの松田元オーナーが黒田博樹の背番号15を永久欠番にすると言明 | トップページ | 大田泰示ホントにファイターズにトレード! »

2016年11月 2日 (水)

「生」観戦したい野球場-TOKYO GIANTS TOWN (仮称)

Adscn0070
いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。だからどうしたと言われればそれまでですが。
かつて毎月2日に、企画ものを定期的にエントリーしていましたが、先月25日に、ジャイアンツが2023年開業となるファームの新球場を建設するとの報道を観たので「生」観戦した野球場の番外編としてTOKYO GIANTS TOWN (仮称)について書いてみたいと思います。


というか、敗戦処理。がクライマックスシリーズ、日本シリーズに一喜一憂している間にプロ野球界には様々な出来事が起きていた。オフシーズンになったことだし、振り返りながら書いていこうと思う。


番外編 TOKYO GIANTS TOWN (仮称)


◆ 読売巨人軍・ファーム球場の新設と「TOKYO GIANTS TOWN」構想について

ジャイアンツのファーム施設に関してはスポーツ報知が昨年、茨城県のつくば市が誘致する意向であることを報じていた。
Cdsc_2829
報知が書くくらいだから、記事になっている事柄以上に水面下で自治体と球団との話し合いは進んでいるのではと思ったが、
9か月が経過して新展開が発表になった。


今回も1025日付スポーツ報知の記事、ジャイアンツの公式HPなどによると、ファイターズタウンやホークスタウンの発展形を意図しているように思える。現在のジャイアンツ球場は残して三軍の本拠地とするそうだが、新球場にはサブグラウンドを隣接させる構想のようだが、室内練習場が現在の位置にある限り、不便さは避けられまい。


二軍と三軍が正しく機能し、競争の原理が働けば、その効果は一軍に反映される。Cdsc_0248
ホークスのファームはウエスタン・リーグでの優勝を続け、育成選手から這い上がる選手を含め、一軍に新しい戦力を送り込んでいる。またファイターズのファームは弱いが、今年このリーグ優勝に加え、クライマックスシリーズ、日本シリーズを勝ち抜いた主力選手のほとんどは鎌ケ谷で計画的に育てられた。ジャイアンツも二軍と三軍の体制を整え、きちんと育成方針を固めて若手選手が育つ土壌を造り、かつ付け焼き刃で場当たり的な補強を見直せば常時優勝争いを出来るチームになる、はずである。



既に多くのところで取り上げられているが、今季ジャイアンツは十二球団で唯一、25歳以下の選手の本塁打が0だった。これは異常事態である。


本当にジャイアンツ以外に興味の無いジャイアンツファンはともかく、野球ファンとして日本シリーズの中継を視れば、マウンドや打席に登場する選手のプロフィールでカープにしろファイターズにしろ、ジャイアンツの様にドラフト1位ばかりでは無い。ドラフトの時点ではそれほど多くのファンに知られていなくても、入ってから鍛えられてめきめきと頭角を現す選手が多いことに気付いたのでは無いか。


ドラフト1位指名の入札で高倍率の選手を避ける安全策を批判される向きもあるが、もはやそんな次元の問題では無い。支配下登録選手約70人、育成選手十数人全ての力を結集できる体制を整わなければならないのだ。


だが、練習場としてはこの新球場効果は絶大なものになるだろうが、紹介記事にあるような、地域との密着が可能かどうかはまた別の話。バーベキューをしながら観戦できるデッキ広場や天然芝の観客席、テラス席などが浸透するかは、ただ造れば良いというものではない。一軍でもベイスターズの横浜スタジアム、ゴールデンイーグルスの楽天Koboスタジアム宮城、カープのマツダスタジアムなど、単に野球の試合を観るためのスタジアムの域を脱して、その場所に行くこと自体が楽しみになる非日常空間と化している例があるが、ファームの球場でそれに近いものが造れるか。ファイターズスタジアムがそれに近い状態になっているが、決して一朝一夕にそうなった訳では無い。


例えばファイターズスタジアムにはファーム専用のマスコット、CBがいる。ジャイアンツ球場にも一時はイトコなるファーム専用マスコットがいたがいつの間にかフェードアウト。
Cdsc_0046

存在していた頃ですら、球団公式サイトのジャビットファミリーにも紹介されなかったのだ。「仏造って魂入れず」ではないが、少なくともこれまではファームのファンサービスに本腰を入れていたとは思えない。いや、これでも本腰だったのかもしれない。


光明を見出せば、ファームの活性化を謳って「GⅡプロジェクト」も立ち上げた久保博球団社長の存在だ。ジャイアンツは過去にも第二の二軍を擁し、育成選手制度や現在のフューチャーズの立ち上げにも参画した。しかしそれらの旗振り役だった清武英利元球団代表がいわゆる「清武の乱」で失脚して以来、清武氏の息のかかった第二の二軍は自然消滅で単に二軍が大所帯になったが、久保社長は時計を逆に戻し、ファームの充実に目を向けている。清武潰しの本丸が大方のファンの想像通り、実質的な最高権力者であることを考えると、社長であってもなかなか時計を逆回りには出来ないと思うが、それをやってのける久保社長には今後も期待したい。


久保社長は球団首脳のほとんどが退くことを余儀なくされた野球賭博問題でも留任している。これは今後のジャイアンツにとっても大きな事だと思う。


ところで今季で二年目を迎えた「Gプロジェクト」だがその成果を見てみよう。

今季のジャイアンツ球場でのイースタン・リーグ公式戦は47試合。のべ入場者数と平均入場者数をファイターズスタジアムと比較してみる。


ジャイアンツ球場
47
試合 43,119人 一試合平均917

ファイターズスタジアム
57
試合 72,368人 一試合平均1,270人。

まだまだですな。


商業施設やレジャー設備を併設すれば、人は集まるだろう。だが野球を見ない人がいくら増えても意味が無い。今のジャイアンツ球場は、一軍球の選手の調整出場や、抽選でグラウンドで選手と接触できるイベントがある日にばかり入場者が増える。これではあまり意味が無い。そして何より、ファイターズに限らず他球団の様にファームから這い上がって一軍でスターになる選手が増えないとファンの楽しみが拡がらない。これを見誤ると、結果は出ないと思う。

« カープの松田元オーナーが黒田博樹の背番号15を永久欠番にすると言明 | トップページ | 大田泰示ホントにファイターズにトレード! »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/602714/64432083

この記事へのトラックバック一覧です: 「生」観戦したい野球場-TOKYO GIANTS TOWN (仮称):

« カープの松田元オーナーが黒田博樹の背番号15を永久欠番にすると言明 | トップページ | 大田泰示ホントにファイターズにトレード! »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック