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2016年11月14日 (月)

侍ジャパン、四日間の強化試合終了。

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個人的には今ひとつ感情移入できなかったのだが、来春にWBCを控える野球日本代表、侍ジャパンにとっては大事な強化試合がこの四日間、メキシコ代表とオランダ代表を東京ドームに迎えて行われた。


土日に行われた対オランダ代表戦は結果的に連日、タイブレークが行われ、侍ジャパンにとっては先攻も後攻も経験し、良いシミュレーションとなっただろう。


でも


(写真:侍ジャパンの指揮を執る小久保裕紀監督と奈良原浩コーチ。201511月撮影)



例によってリアルタイムで観ることが出来たのは土日の対オランダ代表戦だけだった。二連勝したとはいえ、ともに投手陣は
8失点。お世辞にも快勝とは言えず、結果的にはタイブレークを経験できたのが財産になった二日間ということになるのだろうか?もっともこれはオランダ代表にも当てはまることだが。


まだ必ずしもこのメンバーで来春のWBCを戦うと決めた訳ではないから、小久保裕紀監督としてもいろいろな起用法を試したりしたのだろう。だが、体調が万全でなかったのだろうが四番の中田翔坂本勇人を早々と交代させてしまったあげく、最後には菊池涼介に遊撃を守らせる羽目になった。(野手でベンチに残っていたのは小林誠司内川聖一だけ)


シーズンの疲れからか、抑え候補として代表メンバー入りしていたカープの中﨑翔太が出場辞退し、その代わりに選ばれたのが同じチームの大瀨良大地という、オールスターゲームと勘違いしているのではないかと首を傾げたくなる人選だったが、登板シーンまで中﨑の代役を務めさせるとは小久保監督の真意がわからない。


昨年のこの時期に行われていた「プレミア12」では各球団が、長いシーズンを終えて疲労が蓄積したセットアッパーの出場を出し渋った結果、クローザーを多く入れてセットアッパーも兼ねさせざるを得なくなり、その結果、韓国代表戦で大逆転負けを喫した。今回は強化試合とはいえ、さすがに昨年と同じ轍を踏まない様にと考えたのか、宮西尚生、岡田俊也を選出したが、今度はクローザーの欠員補充の選手を代役に投入してひっくり返された。


今日の試合の反撃力は評価できるが、その前に8失点はいかんでしょ、ということになるだろう。


テレビ中継はTBSとテレビ朝日が二試合ずつ担当したが、TBSの中継では佐々木主浩槙原寬己強化試合なのに「練習試合」と言ってしまった。放送席から見て真剣勝負っぽさが薄かったと言うことなのだろうか?


今日(13)の試合でタイブレークの十回表に決勝打となる満塁本塁打を放った鈴木誠也は試合後のヒーローインタビューでお約束の「最高で~す」を連呼していた。まだ本番前の練習試合、もとい強化試合とは言え、国際試合のヒーローインタビューであまりふざけたことはしないで欲しい。本塁打を打った松田宣浩は普段通りベンチ前で「熱男~っ!」と言っていたが、昨年の「プレミア12」での外国での試合ではパフォーマンスを控えていた(ベンチの中で雄叫びをしていたという説もあり)。国際試合はそういうものだろう。


選手がそんな感覚だから、解説者も「練習試合」と口にするし、土日であっても東京ドームのスタンドが満員にならない。ファンも含め、大きな国際大会を約半年後に控えた大事な強化試合というモチベーションが上がらないのだろう。鈴木だけではない。試合前日までの練習期間に、やたらに他の選手とのツーショット写真をツイッターに投稿していた代表選手がいたが、唯一の黒星となった初戦の敗因の一端を作ってしまった。何をかいわんや。 ファンにとっては貴重なサービスショットを提供してくれるからいいじゃん、とも思えるが、チームがクライマックスシリーズを戦っていた時にはその類いのツイートをしていない。真剣勝負の時には余裕がなかったのだろう。今回の代表参加を修学旅行気分でいるのかと最初は思ったほどだ。


また、ここに来て日本人メジャーリーガーの侍ジャパン参戦が噂されてきている。2006年と2009年には彼らの参戦が二度の世界一に大きく寄与してくれたのだから、ありがたい限りだが、例えば二年前のこの時期に行われた日米野球では岩隈久志(和田毅)VS侍ジャパンという売り文句があった。馬鹿を言ってはいけない。サッカーでも強化試合に海外のリーグに参加している選手が日本代表に招集されるケースはあるが、対戦するケースは無いのではないか?侍ジャパンの強化と言うより興行的話題性を優先していたのだ。それも当然で、WBCやプレミア12が行われない年の春と秋の試合は侍ジャパンをサッカーの日本代表チームのような常設チームに見せるための興行で、侍ジャパンとNPBの収益強化のための興行であるというのが本音だからだろう。


結局、侍ジャパンにとってWBCに向けての収穫は何だったのだろう。タイブレークを経験できたことと、大谷翔平の打撃の凄さだけだったとしたら寂しいが,それくらい特に最後の二日間は締まらない試合だった。

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コメント

今回の4試合、日本代表に締まりがなかったのかもしれませんが、半面、中南米や欧州の実力が上がってきたのも感じました。
国家の威信をかける大会ができた功績だと思います。
オランダ戦、2戦とも終盤大量得点で追いつき、最後には勝ち越しましたが、いつもこんな試合ができるわけではないということを選手たちはもう少し真剣に考えるべきでしょうね。

xyz様、コメントをありがとうございます。

> 今回の4試合、日本代表に締まりがなかったのかもしれませんが、半面、中南米や欧州の実力が上がってきたのも感じました。

エントリーは侍ジャパン側の視線で書きましたが、私もそれを感じました。

> 国家の威信をかける大会ができた功績だと思います。

おっしゃるとおりだと思います。

一部のライターなどがいまだにWBCや昨年の世界野球「プレミア12」を軽視しています。もちろん実態としてはサッカーと比較したら本気で取り組んでいる国の数が少ないですから比較するまでもないのですが、ご指摘の様な成果は既に出ていますし、それを継続するためにもこういう大会を継続していかなければならないと思います。

野球大国のアメリカ合衆国が一流選手を派遣しないとか、本気で戦っていない等と言って国際大会を否定するのは的外れだと思っています。

> オランダ戦、2戦とも終盤大量得点で追いつき、最後には勝ち越しましたが、いつもこんな試合ができるわけではないということを選手たちはもう少し真剣に考えるべきでしょうね。

“強化試合でよかった”と言う程度で考えるべきでしょうね。

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