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2016年11月24日 (木)

ジャイアンツ、来季も無期限失格選手となった三選手の背番号を新人選手に与えず

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日、ジャイアンツは恒例のファンフェスタを東京ドームで行い、2017年度の新人選手のお披露目を行った。


ドラフト1位の吉川尚輝の背番号0を始め、ドラフト指名7選手、育成ドラフト指名の8選手の背番号も発表された。


昨年の野球賭博問題で無期限の失格選手として処分を受けた福田聡志が付けていた背番号29、松本竜也の背番号41、笠原将生の背番号632016年度のルーキーに続き、2017年度のルーキーにも与えられなかった。


一方で今年になって発覚し、一年間と期限付きの失格選手となった高木京介の背番号28は今季途中に入団したガブリエル・ガルシアが付けていたが退団で空き、ドラフト2位指名の近畿大学の投手、畠世周に与えられた。


(写真:昨年の野球賭博問題で無期限の失格選手となった三選手。左から福田聡志、松本竜也、笠原将生。2014年~2015年のイースタン・リーグ観戦で撮影)

 

勤労感謝の日で祝日となる1123日は各球団のファン感謝デーが集中する日。昨日も9球団が行った。ジャイアンツは敗戦処理。がファンになった四十年以上前からずっと1123日に行っている。最近では“ファンフェスタ”なる呼び名が使われることが多いが、敗戦処理。の年代には「ファン感謝デー」と言った方がピンとくる。


特にジャイアンツは近年、このファンフェスタの場で、ドラフト会議で指名した新入団選手のユニフォーム姿でのお披露目をする。今回も支配下の7選手と育成ドラフトの8選手のお披露目を行った。新人選手の背番号は以下の通り。


0  吉川尚輝  内野手・中京学院大
28  畠世周 
 投手・近畿大
40  谷岡竜平 
投手・東芝
48  池田駿 
 投手・ヤマハ
53  高田萌生 
 投手・創志学園高
64  大江竜聖 
 投手・二松学舎大付
97  廖任磊  投手・開南大(台湾
)

011 高井俊  投手・BC新潟
002 加藤脩平  外野手・磐田東高
003 山川和大  投手・芦屋大(在学中)
006 坂本工宜  投手・関西学院大準硬式野球部
009 松原聖弥  外野手・明星大
010 高山竜太朗  捕手・九州産業大
013 堀岡隼人  投手・青森山田
014 松沢裕介  外野手・IL香川



冒頭にも書いたが、昨年の野球賭博問題で無期限の失格選手処分となった福田聡志の背番号29松本竜也の背番号41笠原将生の背番号63を今季、2016年度の新人選手に続き、来季、2017年度の新人選手にも与えない。224163という数字そのものに罪は無いが、確かに新人選手の門出を祝うにはふさわしい番号とは思えない。


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一方で、高木京介は今年の
2月に発覚して一年間という期限付きの失格選手となった。既に編成が一区切り付いていた時期と言うこともあって、高木京が付けていた背番号28も空き番になっていたが、シーズン途中に獲得した新外国人投手、ガブリエラ・ガルシアに背番号28を与えた。永久欠番になっている背番号が十二球団で最も多く、他にも松井秀喜の背番号55を空き番にしたい事情もあり、もう背番号28くらいしか空いていなかったのだ。


そのガブリエルが今季限りとなり、再び背番号28が空くことになった。無期限と一年間の期限付きの違いであろうか、高木京の背番号28はドラフト2位の近畿大学の右腕投手、畠世周に与えられることになった。


敗戦処理。はこの処遇にはっきり言って不満である。


高木京への処分が、前年に発覚した三選手より軽かったのは三選手より必ずしも罪が軽かったからでは無いからだ。


思いだして欲しい。高木京の野球賭博への関与が発覚した時期には既に前年の秋に発覚した三選手への処分は下されていた時期で、ジャイアンツ、あるいはNPBとしては“もう一区切りが付いた”とみなしていて、これからの再発防止に注力していた時期であり、そこで第四の男として高木京が発覚して大いに動揺していた時期である。


そこでNPBがとった措置は今度こそ野球賭博関与者の膿を出し切るために、自ら名乗り出れば処分を軽くするという措置だった。結果として新たに名乗り出る選手はいなかったが…。その流れの中で高木京にも同じ失格選手でも一年間という期限付きの処分となった。


しかしよくよく考えれば、高木京も程度の違いはあっただろうが福田、松本竜、笠原将と同じ穴の狢で、三選手が発覚した際の球団が行った徴収で嘘をついていたことになる。


笠原は処分後に「週刊文春」のインタビューに登場したが高木京に関して語らなかったが、その後、同じく処分後の松本竜が「週刊文春」のインタビューで高木京の関与を喋って発覚したのだ。


余談だが「週刊文春」の松本竜へのインタビュー記事で“T”を敗戦処理。は当初、田口麗斗だと想像していた。記事を読む限りでは松本竜から見て“T”が年下の選手だと思える記述になっていたからだ。他にもイニシャルがTの、年下の選手はいるが敗戦処理。の印象もあって勘違いしてしまった。
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“もともと、Tに百万円ぐらいトランプの勝ち分があって、『(2015年の)年末までにちゃんと払えよ』って、クビになる前からずっと言ってたんです。Tも『分かりました。払います』って言っていた”
“「Tはアホなんですよ。むきになってどんどん金額を上げていくんです。自分が勝てないのが分かっているのに…」”
(いずれも「週刊文春」文藝春秋社2016年3月10日号より、松本竜也インタビュー)


笠原がその後、別のインタビューで高木京にも家族がいるから自分からは言えなかったと言う旨のことを語っていたが、高木京の処分が軽くなったのはいわゆる“司法取引”ではないがそれに近いものであり、犯した罪が軽いからでは無いと思われる。そうであれば、ジャイアンツは背番号28294163と同じ扱いにすべきである。


処分を受けたのは当事者である選手だが、NPBは球団にも制裁金を課している。球団も反省を求められているのだ。


百歩譲って今季のガブリエルは苦肉の策としてやむを得ないとしても、ドラフト2位の期待の高い選手に最初から与えるのはいかがなものか。これでは管理責任があるジャイアンツ球団が、反省しているとは思えない。それでなくても制裁金の額が重くないとファンの一部から批判されているのだ。選手達が失格選手として解雇されることによって浮く年俸分の方が制裁金より遙かに多いというのもその要因と思われる。


シーズン途中での追加補強で背番号が足りなくなるというのは言い訳に過ぎない。そんな付け焼き刃な補強をすること自体が問題なのである。


背番号28294163と区別するジャイアンツには反省の心が足りない。NPBの処分の軽重とは別に、こうした不祥事を生み出した球団であることの自覚が不足しているとしか思えない。

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