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2016年11月 3日 (木)

大田泰示ホントにファイターズにトレード!

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1日にエイプリルフールネタで大田泰示斎藤佑樹の交換トレードというのを書いたが、交換相手こそ異なるものの、約半年後、本当に大田がファイターズにトレードになってしまった。ファイターズの吉川光夫、石川慎吾との交換トレードで、ジャイアンツからはもう一人、公文克彦が加わり22のトレードが今日2日、両球団から発表された。



(写真:ジャイアンツからファイターズへのトレードが決まった大田泰示。 2016年2月撮影。)

 【幻のトレード】大田泰示×斎藤佑樹交換トレード発表寸前で破談!?
   (blog201641日付)


いくらエイプリルフールのネタとはいえ、まるっきりの思い付きではなく、大田泰示にしろ、斎藤佑樹にしろ、今以上に飛躍するためには環境を変えるのも一つの策かなと考え、ジャイアンツとファイターズの両球団間では実際にトレードが他球団に比べて多く成立していることもあって文章にしてみた。拙blogでは画面の左端に皆さんに多く見ていただいているエントリーを表示しているが、半年を過ぎて常に上位に入っている。これは敗戦処理。の巧みな文章に引っかかっている人が多いというのでなく、大田にしろ斎藤にしろ、それだけ心配をしている人が多いということであろう。


だが結果として22の交換トレードになったとはいえ、交換相手が斎藤でなく、ローテーション投手である吉川光夫というのは驚いた。
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吉川はファイターズが田中将大1位指名した2006年のドラフト会議でのいわゆる外れ1位。高校卒一年目の2007年に4勝を挙げ、同年のドラゴンズとの日本シリーズでも先発するなど将来を嘱望されたがその後伸び悩む。六年目の2012年に開花。25試合に登板(すべて先発)し、145敗、防御率1.71と防御率1位に輝く活躍で栗山英樹監督一年目のリーグ優勝の立役者となった。パ・リーグのMVPも獲得した。


その後はまた伸び悩み、昨2015年にはその年以来の三年ぶりの二桁勝利(118)したものの、今季は27試合に登板し、76敗にとどまった。守護神のクリス・マーティンが離脱した際には臨時のクローザーに抜擢されて自身初のセーブを含む3セーブを挙げ、新境地を開くかにも思えたが付け焼き刃感は否めず、抑えに失敗すると再び先発に戻された。激戦が続いたクライマックスシリーズ、日本シリーズでは総力戦の様相を呈する中、登板の機会を得られなかった。



吉川は今回のトレードの四人の中では最も格上と思われるが、先発ローテーション投手として試合を作り、勝利投手になるものの決まって中盤の六回くらいに調子を落とし、リリーフ陣のお世話になるケースが多く、ファイターズファンの中にも物足りなさを感じていたファンが少なくない様だ。それは敗戦処理。も感じている。


ジャイアンツとしては今季、田口麗斗が左の先発投手として二桁勝利を挙げて一本立ちを感じさせたとはいえ、内海哲也、杉内俊哉は年齢的に下降期に入っていく。杉内に至っては来季、再起を賭けるレベルで左の先発投手は欲しいところ。チームの大黒柱として活躍したのはMVPを獲得した2012年の一年間だけで、それが故に敗戦処理。の周囲には「平成の仲田幸司」(実際に仲田幸司が活躍したのは平成4)と呼ぶ人もいるくらいだが、ジャイアンツとしては狙い目の投手だ。


一方のファイターズはどうやら陽岱鋼の国内FA権行使による退団を回避できないということだろう。
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日本シリーズで活躍した岡大海の成長なども期待できるが大田のポテンシャルに期待したいのだろう。記憶に新しいところでは今年の6月、リアル二刀流として投打に規格外の活躍をした大谷翔平からこの月の唯一の自責点となる先頭打者本塁打を大田が放っている。その場面は敗戦処理。も東京ドームで生で観戦していたが、まさか本塁打を打つとは思わなかったのでカメラを構えていなかった<苦笑>。



その意味では両球団の台所事情にかみ合ったトレードとも言えそうだ。そして大田を差し出すジャイアンツは同じ外野手である石川慎吾をもらった。
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石川慎も2012年の入団以来、右の長距離砲として期待されたが今ひとつ伸び悩んでいる。だがジャイアンツでは大田の放出により、右打ちの外野手が、スイッチヒッターである鈴木尚広の引退で長野久義ただ一人になるのだ。今季も左投手相手の代打としては大田以外では中井大介や捕手の相川亮二でやり繰りしていたほどで、深刻な人材不足である。チャンスは大きいと思う。



一方で吉川を放出するファイターズは、本当は左の先発要員を獲得したかったのかもしれない。吉川以外に武田勝も引退する。加藤貴之ただ一人になる。ひょっとしたら今村信貴を指名して折り合いが付かなかったのかもしれないが、公文克彦を獲得した。
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公文はイースタンの公式戦では試合展開に即して、イニングの途中でもピンチで相手打線が左打者続きといった場面での登板が多く、場数を踏んでいる。ファイターズでは宮西尚生に次ぐ左のリリーバーも課題の一つで、石井裕也は残念ながら年間をコンスタントに投げられない。須永英輝に続き、金平将至にも戦力外通告をしたところで、新たな左のリリーバーを物色していたところかもしれない。なお左のリリーバー不足は山口鉄也以外に頼りがいないジャイアンツも同様だが、戸根千明の成長に期待するのと、森福允彦のFAでの獲得に自信があるということなのかもしれない。
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年の入団時から大田に目をかけてきた敗戦処理。としてはジャイアンツで大成できずにトレードというのは残念な限りであるが、せめてもの救いはトレード先がファイターズであるという点だ。
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実は大田のサインをまだ持っていないので、来年、鎌ケ谷でぜひ貰いたい。ジャイアンツの堤辰佳GMは大田に対し、「FAをとって戻ってこい」と激励したそうだが、トレードを成立させた張本人がかける言葉としては聞き様によっては失礼だと思う。大田が将来的にFA権を取得したら行使するしないは大田の自由だが、行くなら大リーグにでも行ってジャイアンツを後悔させるくらいの活躍をして欲しい。

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コメント

おつかれさまです。
ネットのニュースで知り、昨日(2日)の午後は仕事中も気になって心ここにあらず、でした。

トレードの内容も、ですが、なぜこの時期に?というのが大いに疑問です。
まだ日本シリーズが終了して数日内で、両チームとも秋季練習中もあり、ファン感謝祭も行う前でいわば完全なオフシーズンではない状況です。ファイターズはこれから優勝パレードも控えてます。
そんな中で急転的にトレードを行うというのは、よほどのことがないと実施できない気がします。

いろいろ情報を漁った推測では、ジャイアンツはベイスターズの山口投手をFAで獲得するため、人的補償をしなければならないですが、プロテクトから漏れる非主力選手のうち、同じリーグのベイスターズに渡したくない選手のひとりが大田であり、そこでファイターズからトレードを打診されたため即座に動いた・・・?という噂もありますがどうなんでしょうか。

また、大田と吉川ではつり合いが取れないとの声(公文と石川はほぼ同等としても)もありました。
自分もファイターズの試合を細かくチェックしていないので「なぜ主力投手の吉川を?」と思いましたが、ファイターズの先発陣の充実や吉川の今年の成績を見て、もう2012年のような活躍は臨めないと判断したならばうなずける部分が大きいです。
さらにこのトレードに関し、他の件は敗戦処理。さんのおっしゃるような両チームの事情があるのでしょう。

ともあれ、大田は芽が出ない、吉川は成績が下降気味という実情ですが、公文、石川を含め各選手とも新天地では活躍してほしいと早くも願っています。
石川選手については正直言ってあまり知識がありませんが、ちょっと注目したのは、矢野健次が若くなって帰ってくるような感じ、とSNS上で述べているファンの声がありました。早く現場で見てみたいと感じています。

長緯様、コメントをありがとうございます。

> ネットのニュースで知り、昨日(2日)の午後は仕事中も気になって心ここにあらず、でした。

私も幸か不幸か仕事中に知ってしまい、休み前でいろいろとこなさなければならないのに心ここにあらずだった面はありました。

> そんな中で急転的にトレードを行うというのは、よほどのことがないと実施できない気がします。

全然そこまで考えが及びませんでした。単純に少しでも早く新しいスタートを切りたいからかと。

> ジャイアンツはベイスターズの山口投手をFAで獲得するため、人的補償をしなければならないですが、プロテクトから漏れる非主力選手のうち、同じリーグのベイスターズに渡したくない選手のひとりが大田であり、そこでファイターズからトレードを打診されたため即座に動いた・・・?

言われてみれば、ベイスターズも右打ちの外野手は桑原を除くと手薄ですね。

> 「なぜ主力投手の吉川を?」と思いましたが、ファイターズの先発陣の充実や吉川の今年の成績を見て、もう2012年のような活躍は臨めないと判断したならばうなずける部分が大きいです。

近年の吉川は、ジャイアンツでいえばベテランになってからの内海のようで、六回までしかもたないという印象があります。リードを保って状態で勝利の方程式のリリーフ陣につないでくれるのはありがたいですが、リリーフ陣も毎日毎日投げられる訳ではないですし、イニングイーターになれない点で球団内の評価が低いのでは無いかという気がします。

特にファイターズの場合、現場の評価とフロントの評価が一致しないケースはまま見られます。

栗山監督は何とかして吉川を、もう一殻破らせようと手を打ったと思います。マーティン離脱後のクローザー抜擢は大バクチだったとも思えますが、かつてのジャイアンツでも上原や高橋尚成はクローザーを経験したことで投手としてのステップアップをしたと思います。栗山監督は吉川にまだ期待していたと思います。クライマックスシリーズ、日本シリーズでは使いませんでしたが。

> 石川選手については正直言ってあまり知識がありませんが、ちょっと注目したのは、矢野健次が若くなって帰ってくるような感じ、とSNS上で述べているファンの声がありました。早く現場で見てみたいと感じています。

その矢野がもう顔で相手投手から四球を選んだり出来なくなったので、来季は矢野に代わって石川慎吾が一軍に定着かなと期待していました。しかし本文で書いたとおりジャイアンツも長野以外に右打ちの外野手がいなかった訳ですから石川にとってはチャンス大だと思います。

ひさしぶに書いてみる

まあ日ハムのトレードとドラフトは時として不可解な所がありますが。今回もそうですね。

記憶にあるのは糸井の放出ですね。今回も似たものを感じます。

おかげで巨人は良い取引ができましたが。正直大田の評価は芳しくないですからね。そろそろ芽が出ずに第二の人生と言われてもまあ致し方ない崖っぷちでしたから。

その代わりに成績がイマイチではありますが、2桁勝利の実績のある吉川が取れたのは大きいでしょう。先発の6人目あたりが期待されます。

まあ日ハムが「選手の賞味期限はドラフトからFAまで」と考えてるなら分らなくもないですが。18歳で高校ドラフトで入団して、FAを取得するのが大体26から28前後、その後は金ばかり掛かかるから処分した方が良い。不足分はドラフトの新人が埋めてくれる。

選手もFA以後を初めから念頭において、キャリアアップと割り切るなら日ハムもありでしょう。実際直訴すれば割と容易にポスティングでメジャーも行けそうだからね。大谷はメジャーに行くのでしょうが、ポスティングを考えるならそろそろでしょう。だってFAは移籍金が球団に入らないからね。

吉川の完投能力についてですが、まあ完投能力は欲しいですが、現代野球は分担制で中継ぎ、抑えがいて、先発があると言うのがもう常識でしょう。実際完投試合がいくつあるとお思いですか?巨人の菅野で5試合、これでもセリーグトップタイです。26試合183イニング。一試合平均でやっと7イニング、もちろんイニング数もトップクラスです。

そう言う現状を踏まえて「完投できない」と言うのは違うのではないかと考えますがね。先発完投の時代は終わったのですよ。

正直、陽岱鋼の移籍は避けられないのでしょう。球団の体制がああですから、無理に引き留めようともしますまい。それより年俸が払えないから移籍してもらって良かったと思ってるでしょう。代わりは新人でいくらでもいる。それが日ハムなのでしょうな。ファンもそこは割り切って「来年出てくる新人」に期待してはどうですかね?

まあ外野は外国人補強が効きますから、それでも良いんじゃないですかね?

一説には巨人が獲得とも言われてますが。FA選手獲得まで「強奪」を言われたんじゃ巨人ファンとして納得できませんね。小笠原の時は散々日ハムファンに言われましたから。今回も「いつもの巨人の強奪」と言われると。もう慣れましたが。

巨人に関して言うなら、外野の補強は必要だと思うが、正直山口投手の獲得は未知数で疑問ではあります。成績もパッとしませんし、ムラがあります。実際リーグで巨人がカモにしている投手と言う印象が強いです。

意外に残留するじゃないですね?

とにかく巨人は打線の補強が急務ですから、センターに打てる陽を獲得するのは良い判断だと考えます。本来なら糸井の方が良いかもですが、阪神さんが獲得模様だし、年齢を考えるなら陽ですね。そうなると大田の価値はもうない。実際自慢の打力は開花してないし。今年は外野の出物が多いので、大島、平田もありますから。誰かは獲得できる自信があるのでしょう。そこは巨人ですからね。

まだストーブリーグは始まったばかりだし、これからでしょうが。

でくのぼう様、お久しぶりです。コメントをありがとうございます。

> まあ日ハムのトレードとドラフトは時として不可解な所がありますが。今回もそうですね。

> 記憶にあるのは糸井の放出ですね。今回も似たものを感じます。

そうですね。あの時は「糸井が何故?」というのが大方の第一印象だったでしょうが、今回は格差を感じた人が多いのではと思います。

> 吉川の完投能力についてですが、まあ完投能力は欲しいですが、現代野球は分担制で中継ぎ、抑えがいて、先発があると言うのがもう常識でしょう。実際完投試合がいくつあるとお思いですか?巨人の菅野で5試合、これでもセリーグトップタイです。26試合183イニング。一試合平均でやっと7イニング、もちろんイニング数もトップクラスです。

いや、完投できないことが問題では無いのです。ファイターズファンで吉川に物足りなさを感じる人は六回を投げきれないから物足りなく感じるのです。

菅野の例を挙げられましたが、チームが高勝率を維持するには、毎度毎度“勝利の方程式”のフル回転では一年間持たない恐れがあるので、イニングイーターが必要です。

ファイターズで言えば、先発登板するときの大谷と、今年の前半なら有原、後半なら増井がその役割を果たしてくれたので吉川やメンドーサ、高梨、加藤らが六回か五回いっぱいで降板を余儀なくされてもリリーフ陣がフル回転してリードのまま逃げ切れるのですが、キャリア、年齢的には吉川こそがイニングイーターになって欲しいと期待する人が多いと思います。

吉川にはジャイアンツでは出来るだけ長いイニングを投げて勝利投手になれる選手になって欲しいです。

> とにかく巨人は打線の補強が急務ですから、センターに打てる陽を獲得するのは良い判断だと考えます。本来なら糸井の方が良いかもですが、阪神さんが獲得模様だし、年齢を考えるなら陽ですね。そうなると大田の価値はもうない。実際自慢の打力は開花してないし。今年は外野の出物が多いので、大島、平田もありますから。誰かは獲得できる自信があるのでしょう。そこは巨人ですからね。

どうなのでしょう?外国人選手はギャレットとクルーズは残留のようで外国人の補強をしないとしたら、中日勢は残留濃厚という報道もありますし、糸井に関してはおっしゃるようにいくら宇宙人、もとい超人とはいえ年齢を考えると、「4年18億」などという数字が既に出ている以上マネーゲームに乗る必要は無いと思います。

となると、陽岱鋼なのですが、どうなりますか?

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