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2016年11月11日 (金)

ジャイアンツに必要なのは山口俊より陽岱鋼ではないのか!?

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今日11日から、FA権を行使した選手との交渉が解禁になった。ホークスからFA宣言した森福允彦と、ベイスターズからFA宣言した山口俊両投手の獲得を目指しているジャイアンツは解禁初日の今日、両投手とも面談した。


どちらも好投手だが、ジャイアンツの課題を鑑みるに、敗戦処理。としては別の選手により魅力を感じる。



ファイターズからFA宣言した陽岱鋼である。

 



敗戦処理。がファイターズファンでもあるというのもあるが、陽岱鋼もジャイアンツの課題解消にぴったりな選手だと思う。



第一に、しっかりと守れる外野手であるということ。ジャイアンツのセンターは今季、立岡宗一郎が一本立ちしたかと思ったが故障に泣き、シーズン後半に復帰したものの復活と言える成績ではなかった。立岡不在の間、橋本到、重信慎之介、松本哲也らがかわるがわる起用されたが、帯に短したすきに長しという印象だった。立岡の復活に賭け、かつ橋本到らの成長を期待するということも考えられるが、この他亀井善行も含め、左打者に偏りすぎている。大田泰示を含む交換トレードで右打者の石川慎吾を獲得したが石川はセンターを守れるほどの守備力を持ち合わせていない。陽獲得をためらうことはあるまい。


攻撃面でも、若干確実性に欠けるきらいはあるが、つなぎの野球を身上とするファイターズでいくつかの打順で機能してきた実績はジャイアンツでも貢献できると思う。


ただ問題は、上述したセンター候補達が二番打者枠で、陽は今ひとつ二番打者に向かないのだ。ファイターズ時代、森本稀哲と入れ替わるかのように頭角を現した陽を、当時の梨田昌孝監督が二番で起用した時期があったが、一番の田中賢介、三番の糸井嘉男の間に挟まれ、この二人を活かす小技を今ひとつ発揮出来なかった。左打者のレギュラーが阿部慎之助とギャレットしかいないジャイアンツ打線では二番で小技の効く左打者が欲しいというのも肯ける。だがそうなると、陽の加入でお尻に火が付くのは上述のセンター勢だけでなく、長野久義やギャレットにまで及ぶのである。外野陣の競争が激化し、全体のレベルアップも期待できる。


実際にはジャイアンツは交渉解禁の今日11日、森福允彦山口俊と面談している。


森福は確かに欲しい。
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ジャイアンツの左のセットアッパーといえば、今年で9年連続60試合以上登板を果たした山口鉄也だが、長年の勤続疲労が顕著で、今季は63試合に登板したものの防御率は4.881619ホールド(1セーブ)だった。



森福は今季、50試合登板。ここ6年間で5回、50試合以上の登板数を記録しており、そろそろ蓄積された疲労の顕在化が心配される。山口と森福が同じチームにいることでお互いにオーバーワークになることを防げるのではないか。そしてこの両投手がどちらもオーバーワークにならずにシーズンを通して機能するには、ビハインドの試合でのリリーフ登板を任せられる第三の左のリリーバーが必要だが、戸根千明がその役を担えるだろう。


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山口俊はFA権行使に関するインタビューで「先発投手としての自分の評価を聞きたい」と言っていた。通算111セーブを記録したかつてのリリーバーだが、安定感を欠き、先発に転向して成功している。今季のジャイアンツは規定投球回数に達したのは菅野智之田口麗斗のみ。これにマイルズ・マイコラスと新加入の吉川光を加えても、計算できる先発投手は4人。先発ローテーション入りが確実な投手がFA宣言すれば飛びつくのもわかる。



それならば岸孝之の方では?と思えるが、それでも山口俊に行くのは、いざとなればリリーフも期待しているのではないか?言葉は悪いが獲得さえすれば起用法は球団で主導権を握れる。


現状、FA選手を獲得できるのは一度に二人まで。ジャイアンツが森福と山口俊に初日に獲得交渉をしたと言うことは断られでもしない限り陽と交渉することはないだろう。そしてその間に陽に対してはゴールデンイーグルスとバファローズが獲得交渉に乗り出しそうだ。


ジャイアンツがFAで二選手を獲得したら、また「何でも欲しがる」病が再燃かと思われるが、かつての四番打者乱獲期と比べると、森福、山口俊の獲得はウイークポイントの補強という点で理にかなっていると言えよう。


ただ、単なるウイークポイントの解消という一時的な効果を狙うならこの両投手でも良いだろうが、チーム全体への波及を考えれば、山口俊より陽ではないか?陽本人もポジションが保証されるものでなく、そんな交渉に乗るかどうかというのもあるが、陽本人のスケールアップも考えたら、ポジションが空いているチームに入るより、陽にもいいかも。


そして何より、敗戦処理。はジャイアンツの陽岱鋼を見たい高橋由伸監督には監督らしい背番号を付けて貰い、陽が最初にファイターズで貰った「背番号24」でジャイアンツで再スタートを切って欲しい。


11月12日追記
ツイッターでお世話になっている @komatta22232223 さんから指摘があり、Cランクの選手はFA宣言した選手の獲得の上限である二人には含まれないそうだ。ということであれば、ジャイアンツはルール上、森福、山口俊、陽の三人とも獲得することに支障はない。


因みにCランクと報じられている森福は選手名鑑によるとホークスの日本人選手で中村晃と並び年俸が10位。これまたツイッターでの @fshp16 さんによると、その場合、年齢が上の選手を下位とみなすそうで、30歳の森福が11位で27歳の中村晃が10位となり、森福がCランク。


ホークスの年俸上位選手の顔ぶれを見ると、さすが最強軍団だと納得するが、そこに松坂大輔の名もある。ジャイアンツは松坂大輔を破格の条件で獲得してくれたホークスに感謝しなければなるまい。


ご指摘いただいたお二人に感謝するとともに、お詫びします。

誤った認識で書いてしまい申し訳ありません。

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コメント

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

巨人を話題にしていただき、ありがとうございます。

FA補強は、個人的には、岸と糸井が欲しいのですが、
(交流戦などでやられている印象があるので)
巨人の方針が森福と右の山口であるなら、仕方ないです。

二人ということであれば、森福は必要と感じます。

左の山口の代わりは勤められませんが、少なくとも高木京介の抜けた
穴を埋められるのではないかと思っています。

高木京介は地味だけど、劣勢の試合を壊さずにしてもらえる貴重な
投手でした。今年はその穴を宮国が担い、投げすぎて、大事なところで
離脱してしまったと思っています。

森福投手が長いイニングを投げられるならば、ぜひとも欲しいと
思います。

右の山口よりも岸が欲しいのですが、岸は、逆指名を廃止にした
張本人なので、ブラックなイメージがあり、巨人は獲得を避けたのかも
しれません。

それはそれで仕方ないと思います。
ただ、右の山口を巨人が打っていると思います。
あえて、獲得するなら、リリーフ投手で使う方がいいかもしれません。

それで、澤村を先発に戻すという選択肢も考えられます。

今シーズン、ドラフトで一番最後に育成指名された長谷川投手を
先発させなければならなかった、先発投手の層の薄さを考えますと、
澤村先発でもまだましかなと思います。

私が思う先発投手候補は下記のとおりです。
(他の案がありましたらぜひ教えてください)

菅野:いい投手なのですがなぜだか打ってくれない(なぞ)
田口:今期、実質新人のようなものなので、2年目のジングスが心配
マイコラス:本気で投げてくれればよい投手なのですが。。。
内海:ストレートのスピードが欲しい。年齢的な衰えが心配。
大竹:ストレートのスピードが欲しい。年齢的な衰えが心配。
6人目:今村あたりなのですが、故障が万全なら杉内を含めた競争

私が思うリリーフ候補は下記の通りです。(先発が平均6回まで投げるとして)

抑え: マシソン (一度試して欲しい)
セットアッパー: 宮国 (一度試して欲しい)
7回の抑え: 左の山口 (まだまだ頑張って欲しい)

仮に、森福が入ったとしたら、7回の抑えあたりをやって欲しいです。
仮に、右の山口が入ったとしたら、当面、先発争いで、駄目なら
セットアッパーを勝ち取って欲しいです。

陽選手は、もちろん、ぜひとも獲得したいのですが、2人という限定
があるなら、仕方ないのかなと思っています。ってことは、来シーズン
も打てない試合も見ることになるのか?

ところで、森福、山口のどちらかがCランクならば、Cランクの選手は
2人の限定にカウントされないんじゃなかったかと思うのですが、いか
がでしょう?

もし3人とれるのだとしたら、陽選手はぜひ欲しいと思います。

頑張れ巨人軍
のんき

陽岱鋼には下話はしているでしょう。

糸井には下話の段階で断られて降りたようですが。

当たり外れが激しい(殆ど外ればかりの)新外国人よりよっぽど安全。

それに台湾メディアに進出したい球団にとっても好都合。

入団してもらえば、ドラ7の廖任磊とともに大変な目玉になりますよ。

人的保証は痛いですが、個人的には、森福と山口が来週早々に決着して、

大本営発表があると予想しています。

のんき様、コメントをありがとうございます。

> 岸は、逆指名を廃止にした
張本人なので、ブラックなイメージがあり、巨人は獲得を避けたのかも
しれません。

これは聞き捨てならないですね。

確かにライオンズの契約金超過問題は大きな問題になりましたが、必ずしも岸が悪い訳ではないでしょう。

というか、それ以前にジャイアンツの一場投手に対する“栄養費”問題が先にあるので、ジャイアンツファンであるのんきさんがライオンズや岸投手が悪いかのような書き方をするのは失礼千万だと思います。

> 森福投手が長いイニングを投げられるならば、ぜひとも欲しいと
思います。

敢えてきつい書き方をさせていただきますが、もう少しホークスの、あるいはパ・リーグの試合を見た上で、森福投手のことを論評してください。

確かに私も高木京介がいないばかりに、僅差の敗戦(ひょっとしたら逆転できたかもしれない)が大敗になる残念な思いを何回かしましたが、森福はそんなレベルの投手ではありません。

少なくとも今季に関しては競った試合でのピンチの場面を幾度となく抑える、まさに試合のツボという場面で送り込めるリリーフ投手で、左打者はもちろん、右打者にも使える投手です。

万が一、いや億が一にも有り得ませんが、そんな感覚でジャイアンツが交渉しているとしたら、森福はホークスに残るか、他の球団の話を聞いた方が良いでしょう。

> ただ、右の山口を巨人が打っていると思います。
あえて、獲得するなら、リリーフ投手で使う方がいいかもしれません。

本人が、先発に転向したから今の自分があると思っているようですし、澤村でイライラするジャイアンツファンが山口俊投手の抑えに満足するとは到底思えません。

> 抑え: マシソン (一度試して欲しい)

2014年に結果を残しています。

セットアッパー: 宮国 (一度試して欲しい)

2015年にそれに近い役割を果たしています。

パ・リーグどころか、ジャイアンツの記憶もあやふやなんですね。

> ところで、森福、山口のどちらかがCランクならば、Cランクの選手は
2人の限定にカウントされないんじゃなかったかと思うのですが、いか
がでしょう?

これに関してはこのエントリーを読んでくださった方からツイッターで指摘があったので、先ほどその旨を加筆しました。

誤った認識で書いてしまい、失礼いたしました。

白山GK様、コメントをありがとうございます。

まあ、水面下の話はあったとしても簡単に外に漏れる話しでもないでしょうから、話半分くらいに聞いておきましょう。

> それに台湾メディアに進出したい球団にとっても好都合。

これは気付きませんでしたが、陽岱鋼は台湾の野球ファンには英雄であり、ジャイアンツもかつてイ・スンヨプ在籍時には韓国への配信でけっこうな収入も得られたそうですね。

> 人的保証は痛いですが、個人的には、森福と山口が来週早々に決着して、

> 大本営発表があると予想しています。

意外と早く決まりそうですね。山口俊には人的補償も考えられますね。

こんにちは

もし二名なら、森福と陽の二人が良いと考えます。

ルール的には3名の獲得が可能です。森福はCランクの選手なので起用外ですね。

野球協約より引用。

第11条

(球団の獲得選手数)


球団がFA宣言選手のうち直前シーズンまでこの組織に所属する他の
球団に在籍していた選手と次年度の選手契約を締結できるのは2名までとする。ただし,公示されたFA宣言選手数が21名から30名の年度
は3名まで,同31名から40名の年度では4名まで,同41名以上の年度
では5名まで選手契約を締結することができる。


前項に定める人数の制限は,Cクラスの選手には適用しない。

森福はCランクの選手なので制限範囲外です。でも3名取ったら叩かれそうではありまりますが。ルールの抜け穴でもなんでもありませんが。

オイラが陽の獲得を優先するのは「得点力が不足しているから」です。

得失点の比較です。
広島     684 497
巨人     519 543
DeNA 572 588

広島の成績が良いの当たり前ですが、巨人の得点力の低さです。実際投手陣は良くやってます。補強は必要かも知れませんが、それほど向上はしないでしょう。逆に深刻なのは打線です。陽が加入すれば広島とは言わないまでもDeNA並の572点に向上させることは可能でしょう。

できれば600点ぐらいまでは向上させたいが。だから陽なのです。逆にどんなに投手を補強しても現状の総得点500点前後の打線なら、得失点で見るなら失点を350~400点以内に抑えないといけない事になります。

そんなの不可能です。絶対できません。だから打線を強化するしかないのです。そして総得点を600点にする打線は可能なのです。他のチームでは、今年は広島、日ハム、ソフトバンク、西武が達成しています。ヤクルトだって594得点です。オイラは総得点600点で総失点450点の戦力構成を優勝戦力と考えています。

だから、陽は欲しいのです


でくのぼう様、詳細なデータありがとうございます。

別エントリーで、陽が会見で髪を黒くしていたことに言及されていましたが、その後でツイッターで指摘がありまして、陽はオシャレタトゥーをしているからジャイアンツには不向きなのではということでした。

ただ、その人によるとクルーズもタトゥーを入れているから見えなければOKかもと。

> 広島の成績が良いの当たり前ですが、巨人の得点力の低さです。実際投手陣は良くやってます。補強は必要かも知れませんが、それほど向上はしないでしょう。逆に深刻なのは打線です。陽が加入すれば広島とは言わないまでもDeNA並の572点に向上させることは可能でしょう。

私もそういう理由で陽を欲しがるのですが、問題は打順。

二塁にクルーズが入って、外野が陽、長野、ギャレットだったら陽が二番を打つしかなくなり、あまり陽が加入した効果が発揮されないかもしれません。

(右)長野久義
(中)陽岱鋼
(遊)坂本勇人
(一)阿部慎之助
(三)村田修一
(左)ギャレット
(二)クルーズ
(捕)小林誠司

陽が“バントをしない二番打者”になったにしても、右打者ばかり並び、バランスの悪そうな打線です。

しかし、あまり大きな声では言えませんが、ギャレットとクルーズが来季もスタメンに名を連ねると限りません。

ひょっとしたらこんな打順になるかもしれません。

(中)陽岱鋼
(左)立岡宗一郎
(遊)坂本勇人
(一)阿部慎之助
(三)村田修一
(右)長野久義
(二)クルーズ
(捕)小林誠司

単に陽が加わるだけではダメで、それによる競争激化で他のポジションにまで波及する効果を期待したいです。

あるいはこんな打順も。

(中)陽岱鋼
(二)吉川尚輝
(遊)坂本勇人
(一)阿部慎之助
(三)村田修一
(右)長野久義
(左)ギャレット
(捕)小林誠司

まあいつまでも四番阿部に頼っていて良いのかという意見も出そうですが、あと83安打と迫った2000本安打達成までは阿部のモチベーションも落ちないでしょうから、もう一働きを期待したいです。

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