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2016年10月10日 (月)

柳田悠岐が復帰してしまった…。

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パ・リーグのクライマックスシリーズ、ファーストステージはレギュラーシーズン
2位のホークスが3位のマリーンズを二連勝で下した。この結果、12日から始まるファイナルステージのファイターズの対戦相手はホークスに決まった。


レギュラーシーズンでのゲーム差を考えれば順当な結果と言えようが、敗戦処理。はこのファーストステージから復帰した柳田悠岐の存在を脅威に感じた。柳田が指定席の三番に座ることによって他の選手が本来の役割に徹する事が出来る感じがした。


幸いファイターズにはレギュラーシーズン優勝によるアドバンテージ1勝がある。これを活かして何とかファイターズに日本シリーズ進出を果たして欲しい。


(写真:ファーストステージから復帰したホークスの柳田悠岐。四番内川聖一と並ぶとさすがに脅威だ。 20164月撮影)



“復帰してしまった”は失礼な書き方だが、本音を言えば無理をせずお休みいただきたかった。代打で復帰どころか指定席の「三番・中堅」でのフル復帰となった。


ファイターズがリーグ優勝を決めた先月
28日に一気に書き上げた強い奴が勝つんじゃない。勝った奴が強いんだ。-ファイターズが大逆転で四年ぶりにパ・リーグ優勝でも触れたようにファイターズが大逆転優勝を出来たのはホークスで柳田悠岐が離脱したことが大きいと思う。柳田が終盤戦を棒に振ることになった右手薬指骨折の負傷をした91日の時点でファイターズはホークスに0.5ゲーム差と迫っていて、勢いが続けばホークスを追い越すのは時間の問題だったかもしれないが、打線のキーマン、柳田を欠いたことがホークスに最後の底力を出させる機会を奪ったのではないかと思える。


資料を調べると、ホークスは柳田が離脱した92日以降も12101引き分けとペースダウンは否めないが貯金を増やしている。チーム打率も91日までの.260に対し、92日以降は.268と逆に上昇した。柳田不在で四番を打つ内川聖一へのマークがきつくなることは予想できたが、その内川は9月の野手月間MVPを受賞するほど打ちまくった。柳田不在の9月2日以降の23試合の打撃成績は打率.336、3本塁打、24打点だった。内川の9月1日現在での打率は.297だったから柳田不在の期間に打率を上げて二年ぶり8回目の年間打率三割をマークした。個人的に物足りない印象を抱いている松田宣浩の成績も調べたが、9月1日までの打率.257を88打数24安打、打率.273と打って微増とはいえ打率を.259に上げた。内川、松田に限らず全員で柳田の不在をカバーしているかに思える。


だが
92日以降にライバルのファイターズは1462引き分けとさらに上回るペースで勝ち進んだ。ファイターズとのマッチレースを勝ち抜くには痛いペースダウンだったのだろう。


ホークスとファイターズの最後の直接対決となった921日、22日の二連戦。ホークスは四連勝と再び昇り調子で臨んだが、その初戦の先発メンバーは下記の通り。


(
)
江川智晃
()
本多雄一
()
中村晃
()
内川聖一
()
松田宣浩
()
長谷川勇也
()
吉村裕基
()
今宮健太
()細川亨


これに対し、柳田が復帰した8日のファーストステージ初戦の先発メンバーは下記の通り。

()中村晃
()
本多雄一
()
柳田悠岐
()
内川聖一
()
長谷川勇也
()
松田宣浩
()
福田秀平
()
今宮健太
()細川亨


柳田自体はこの試合と第二戦、ともに三番に座って4打数0安打だったが、上と下のスタメンを比べても差は歴然。収まる選手が収まる打順に収まっているという感じがする。


因みに上の921日のスタメンの対戦相手は大谷翔平12日のファイナルステージの初戦も大谷が出てくると思えるが、下の打線で取り組める。ファイターズとしては大谷で先勝すればアドバンテージ分を含め、いきなり二勝ゼロ敗となる。


ホークスはファーストステージを二勝ゼロ敗で勝ち抜いたため結果的に武田翔太を温存できた。大谷と武田の投げ合いとなればロースコアの接戦になりそうだ。そんな展開で欲しいときに確実に欲しい1点を奪うのが、柳田が復帰して役者が揃ったホークスだと思う。


ファイターズは苦戦を覚悟しなければならないだろう。


ファイターズがホークスとファイナルステージで対戦するのは前回リーグ優勝した2012年以来。その時にはファイターズが三連勝してアドバンテージ分を含めストレート勝ちだったが、その再現を望むのは酷だろう。


もちろん初戦に大谷で勝てば、一気にという気運も高まるだろう。だが逆のことも考えなければなるまい。ファイターズとしては最低でも第二戦までに一勝するという前提で、第二戦には大谷に次ぐ安定感を誇る増井浩俊を立てて、悪くても一勝一敗で乗り切れば二勝一敗になる訳だ。


チームトップの11勝を挙げ、最後のホークスとの直接対決になった922日の試合でも勝利投手になった有原航平はその試合に関しては万全の投球だったが、8月以降では勝利はその試合だけ。安定感で増井に劣ると思う。優先順位としては増井が上だろう。ただ、最悪の事態を想定するという考え方からすると、一、二戦に連敗して一勝二敗になる可能性もあることを考えると、一勝二敗となった場合の第三戦に有原より増井という考え方もありだと思う。その場合、比較的負担の軽い第二戦に先に有原を先発させておこうと言う考え方もあろう。このあたりは栗山英樹監督、吉井理人コーチらの胸算用次第となろう。


大谷に関しては第一戦に投手として先発。本音を言えば打線には入れず投球に専念させたい。DHでの出場は第三戦からにして、第六戦までもつれても登板はさせずにDHでの出場を続けたい。大谷を第一戦に登板させて中四日で第六戦に先発登板という考え方もあるかもしれないが、それをやると打者大谷を第二戦、第五戦と二試合休ませなければならない可能性が高くなり、また第六戦から中四日で行われる日本シリーズの起用にも支障が出かねない。

12()大谷翔平-武田翔太
13()増井浩俊-中田賢一
14()有原航平-千賀滉大(中五日)
15()高梨裕稔-バンデンハーク(中五日)
16()加藤貴之-攝津正
17()メンドーサ-武田翔太(中五日
)
※ 敗戦処理。の先発予想


ファイターズは初戦に大谷で敗れると2012年と真逆の展開にもなりかねない。ホークスはファーストステージを二戦で終えたのが大きい。もしも第三戦までもつれていたら武田か中田賢一を使っていただろうから、ファイナルステージの先発ローテーションがより苦しくなったはずだ。


実際に2007年にスタートしたクライマックスシリーズの制度でレギュラーシーズン優勝以外の球団が日本シリーズに出場した例は三例ある。2007年のドラゴンズ、2010年のマリーンズ、2014年のタイガース。この三例はいずれもファーストステージを二戦で通過している。


ホークスは一、二戦で連勝して二勝一敗になったら千賀滉大リック・バンデンハークを中六日空けるかもしれない。その場合東浜巨、岩嵜翔の使い方が鍵になるだろう。既に岩嵜はファーストステージの第二戦にリリーフ登板しているから、シーズン終盤同様リリーフ待機させ、ファイナルステージで先発に回る可能性は低いと思われるが、攝津正のこれまでの実績より東浜巨の今季の成長を買って五人目の先発投手に抜擢するかもしれない。


ファイターズは二桁勝利カルテットを第四戦までに並べ、第五戦はこの四人に近い安定感で先発ローテーションを守った加藤貴之を起用。第六戦までもつれた場合にはルイス・メンドーサを先発させ、吉川光夫をロングリリーフ要員として待機させると予想する(吉川先発、メンドーサをロングリリーフ待機よりは良さそう)。


こうして考えると、役者が揃ったホークスより有利なのはアドバンテージの一勝があるという点に限定されそうな気になってしまうが、どちらが強いかと言われたら(柳田が復帰した)ホークスの方が強いだろう。だが、勝負事は“強い奴が勝つんじゃない。勝った奴が強い”のだ。ましてや短期決戦ならなおさらだ。日本シリーズまで考えると早く決着を付けたいところだが、最終戦までかかってもファイターズに勝ち上がって欲しい。



個人的にはファーストステージはホークスが上がってくると予想していた。ただ願望としてはどちらが上がってきてもファーストステージで第三戦までもつれ、消耗した上でファイナルステージに来て欲しかった<苦笑>


マリーンズに関しては昨年もそうだったが、普段マリーンズを応援している訳でもないのに「下克上」とか言って単に上位のチームが引っ繰り返されたら面白いと言うだけの理由でマリーンズを応援する一時マリーンズファンがうじゃうじゃするのが個人的には疎ましいので、特に昨年のファイナルステージでは「ホークス、三日間で終わらせてくれ」と応援していた。


千葉ロッテは(プレーオフだった2005年を含め)すべてファーストステージを通過しているというデータだけを見て、今季のホークスとマリーンズの違いには目もくれない一部の一時マリーンズファンにはもっと野球を見て欲しいと言わざるを得ない。データは重要だし、予想の目安にはなるが、常にデータ通りに結果が進む訳ではない。


そう言っておかないとジャイアンツがこれから日本シリーズまで勝ち上がると言う敗戦処理。の主張(願望)を言えなくなるというのが本音なのだが<>

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