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2016年10月17日 (月)

2016年の日本シリーズはカープとファイターズの対戦に!~史上最も本拠地の離れた対決!?

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パ・リーグのクライマックスシリーズ、ファイナルステージは
16日に行われた第五戦でファイターズが7対4でホークスに逆転勝ちし、日本シリーズ進出を決めた。


ファイターズは初回に
4点を失ったが中盤までに逆転して74とし、最終回にはDHで出場していた大谷翔平がマウンドに上がってホークスの反撃を日本プロ野球最速となる165km連発などで三者凡退に片付けるビッグサプライズでホークスを圧倒した。


ファイターズは四年ぶり七回目の日本シリーズ優勝。22日からカープとの日本シリーズに臨む。おそらく、史上最も本拠地が離れた日本シリーズであろう。


あの2006年から十年。ファイターズに何とか日本一を達成して欲しい。



正直に言って、一回表に
4点を奪われたときには「これはやばいことになった」と思った。前エントリー“俺のために今日決めろ”と祈って札幌ドームに足を運んだが。 で書いたような不安がいきなり現実になってしまったからだ。


敗戦処理。は第四戦で1イニングだけの投球にとどまった鍵谷陽平を二回からつぎ込むのかと思ったがアンソニー・バースのロングリリーフだった。当然、点差が縮まらない場合のことも考えなければならない。イニングを稼ぐにはうってつけの人物だ。極論を言えばファイターズはこの試合を負けてもまだ何とかなる。さしずめ六回以降はそれこそ鍵谷で2イニング、井口和朋1イニング、申し訳ないけど石井裕也1イニングだったろう。


途中で知ったがこの試合ではクリス・マーティンがベンチから外れていた。第四戦までは入っていた。第二戦でリリーフ失敗したとはいえ、レギュラーシーズンでは増井浩俊に代わってクローザーを務めていたリーグ優勝の立役者の一人だ。


一方のホークスの方はというと、4点のリードから二回裏と三回裏に1点ずつを返された先発の攝津正を三回で見限って、四回から東浜巨を投入。う~んちょっと早かったんじゃないかな。


それにしてもファイターズはよく粘った。東浜の不調にも助けられたがこの回に一気に逆転。ホークスファンの中には「代えるなら岩嵜投入だろ」という意見もあったようだがその岩嵜翔を出し惜しみ<!?>している間にホークスはファイターズに74とリードを拡げられた。


ファイターズは好投のバースに代えて六回から谷元圭介を投入。マーティンがベンチから外れていることを考えると、勝ちパターンで使える投手は石井と宮西尚生しか残っていない。残り4イニング。谷元に2イニング託すのだろう。ここまでは想像出来た。


だがファイターズは柳田悠岐から始まる八回表を最大の山場として宮西を投入。これでDHで出場している大谷翔平のクローザー投入が現実味を帯びてきた。


NHKBS1の中継では三塁ベンチ内の、ブルペンの様子を映すモニターに長身の右投手が投げている姿が映っているのをとらえていた。栗山英樹監督がモニターの目に立っていて識別しづらかったが<苦笑>。


前エントリーでファイターズにとっての最悪のシナリオを書いてみたが、この展開は頭になかった。ルール上、DHで出ている選手を投手として起用することが出来ることは知っていたが、当然、打席が回ってくるのだから、ブルペンに入りっきりにはならない。終盤に投げるセットアッパーや最終回に投げるクローザーが通常、自分の出番から逆算して入念に準備をするのに対し、おそらくはこの試合でいえば大谷は七回裏の打席を終えてからのブルペン入りだったろう。



大谷は常に敗戦処理。の想像の上を行くが、生身の人間であることを忘れてはならない。こんな起用はよっぽどのことでもない限りやめてもらいたい。ただ、日本シリーズで対戦するカープをビビらせる効果はあったのではないか。


日本シリーズはそのカープと対戦する。おそらくは最も本拠地が離れた対戦の日本シリーズであろう。


カープとファイターズが日本シリーズで対戦するのは今回が初めてだが、ひょっとしたら対戦が実現したかもしれない年がある。1996年だ。


今年のファイターズは首位のホークスとの最大11.5ゲーム差を大逆転したが、1996年のカープは逆に、ジャイアンツに11.5ゲーム差を引っくり返された。いわゆるひとつの「メークドラマ」の年であった。この年はファイターズも上田利治監督の下、首位を快走するシーズンであったが、その上田監督がシーズン途中に退団を申し入れするなど一悶着があって失速。何と上田監督は奥さんがとある宗教にはまっていることを理由に、監督を続ける資格がないとして、シーズンの真っ只中に辞任騒動を起こしたのだ。もちろん「週刊文春」にあることないこと書かれた訳でもない。大社義規オーナーまで乗り出して「上田さんが監督を辞めるなら球団を持っている意味がない」とまで発言して翻意に成功した。が、イチローらの活躍で仰木彬監督が率いるオリックス・ブルーウェーブがリーグ二連覇を果たしたあの年だ。


余談だが、ファイターズが上田監督に球団オーナーまでもが慰留して監督を続けさせていた一方で、セ・リーグのタイガースでは藤田平監督を、不成績を理由に休養させようとしたところ契約条項を縦に本人が「続ける」と譲らない事態であることが発覚。かたや「頼むからやめないでくれ」と慰留される監督がいる一方で、かたや「お願いだからやめてくれ」と肩叩きに合っている監督がいるとして好対照だとネタにされていた<>


カープは25年ぶりのリーグ優勝、日本シリーズ進出だが、十年前のファイターズも25年ぶりのリーグ優勝、日本シリーズ進出だ。黒田博樹、新井貴浩といったベテランがナインを背中で引っ張る一方で主力野手に若手が多いカープは黄金時代の突入も予想され、ファイターズのように来年以降もペナント争いの中心になるかもしれない。ただ今年のカープと、十年前のファイターズの決定的な違いは“25年前にあると敗戦処理。は思う。


それは25年前の優勝が、ファイターズの1981年のリーグ優勝が、ちょうど今年のカープのように何年かかけてだんだんと力を付けた末での優勝だったのに対し、カープの25年前、1991年は既に黄金時代だったのである。山本浩二監督にとっては監督としては初めての日本シリーズであったが、選手時代に五回も日本シリーズに出場している。これまた余談だが、今年の優勝はカープ球団にとって初めてミスター赤ヘルこと山本浩二がユニフォームを着ていない優勝なのである。だから25年ぶりの優勝だからといって、マスコミが今年のカープと十年前のファイターズとをオーバーラップさせるような報道をしてきたら「それはちょっと違うよ」と言ってやりたい。


日本シリーズもパの球団が強いという印象を抱いているファンも少なくないだろう。過去十年に限定してみると、パの球団が7回日本一になっており、セの球団が日本一になったのは3回だけ。2007年のドラゴンズと、2009年と2012年のジャイアンツ。


ただ、セ・リーグ球団のこの3回の優勝の相手はいずれもファイターズ<苦笑>。そう、この十年間の日本シリーズでパ・リーグで負けたのはファイターズだけなのだ。


だが敗戦処理。としては、2009年と2012年の日本シリーズは相手がジャイアンツと言うことで、100%ファイターズを応援していた訳ではなかったが、今年は思いっきりファイターズを応援できる。これは楽しみだ。


長くなった。最後に現時点での日本シリーズの先発予想を書こう。


22日第一戦 マツダ 大谷翔平-ジョンソン
23日第二戦 マツダ 増井浩俊-黒田博樹
24
25日第三戦 札幌  有原航平-野村祐輔
26日第四戦 札幌  高梨裕稔-岡田明丈
27日第五戦 札幌  加藤貴之-ジョンソン
28
29日第六戦 マツダ 大谷翔平-黒田博樹
30日第七戦 マツダ 増井浩俊-野村祐輔



ファイターズは初めに大谷ありきで考えた。七試合まで考えた場合、投手として二度先発して欲しい。そしてその間にDHで出て欲しい。そうなると第一戦と第六戦に先発登板するのが現実的でDHを使えない登板翌日の第二戦、第七戦には代打待機。もちろん札幌ドームで行われる三試合ではDHでフル稼働を期待。


大谷の起用法を決めると、先発投手が大谷以外に四人必要なことに気付く。ここはクライマックスシリーズに先発した顔ぶれで。大谷以外に二試合先発となる第二戦、第七戦の先発投手には中六日で増井に行ってもらう。札幌ドームでの三試合はCSのファイナルステージ第三戦から第五戦の先発順。


カープはCSで先発した四投手で七試合を賄うと予想した。四人の内、三人に二度先発してもらう。これはもちろん、シーズンを独走優勝に導いたクリス・ジョンソン、野村祐輔、黒田の三人。第一戦に先発した投手は第五戦に、第二戦の先発投手は第六戦に。第三戦の先発投手は第七戦に。この三パターンの中で、第二戦と第六戦だけが中五日になり、他の二パターンは中四日である。超ベテランの黒田には他の投手より間隔が必要だろうから、黒田の先発は第二戦と第六戦とする。第一戦の先発はCS同様にジョンソンで、第五戦にも投げてもらう。第三戦と第七戦には野村。第四戦には岡田明丈。


ただ、カープはジョンソンを大谷にぶつけるのを避け、野村、黒田、ジョンソンの順に先発させるかもしれない。



いずれにせよカープの先発投手はレギュラーシーズンより短い間隔での登板を強いられる。それを補うのがシーズン中盤までリリーフで勝利の方程式の一角を担っていたブレイディン・ヘーゲンズ。ヘーゲンズが再びリリーフに回ることでカープは六回から勝利の方程式に入ることが出来る。これはファイターズにとっては五回までにリードしないと苦しいと言うことを意味し、攻撃に制約が加わりかねない。脅威になるかもしれない。


個人的には2009年、2012年のようにどっちが勝っても喜べる日本シリーズではない。いずれもテレビ観戦になるが、ホークスとのファイナルステージのように息苦しい試合の末に、ファイターズに日本一になってもらいたい!


P.S.

何とか四勝二敗でホークスを下せたが、アドバンテージを除けば三勝二敗で、ファイターズから見れば一度も連勝がない、大相撲でいうヌケヌケの星取りだった。それだけ、ホークスは強かったということだ。最後に本領を発揮して引っくり還されるのではないかとビクビクしていた。ファイターズはその強いホークスを破っての日本シリーズ進出という自信を持ってさらに前に進んで欲しい。こんなに心臓に悪いCS突破は初めてだ。

 

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コメント

ファイターズCS突破、おめでとうございます。

敗戦処理。さんの予想、第1戦の大谷vsジョンソン、いきなりエース対決ですね。
そうなると初戦の勝敗がシリーズの行方の大きなカギを握りそうですね。
ここで勝った方がまず勢いづく感じです。

また、CSで沈黙していた鈴木誠也をそのまま湿らせ、加えて当たりまくった田中広輔を抑えればこのシリーズはファイターズの勝機大と思います。

カードしても新鮮な組み合わせなので、このシリーズは注目したいと思います。

長緯様、コメントをありがとうございます。

> ファイターズCS突破、おめでとうございます。

ありがとうございます。

> 敗戦処理。さんの予想、第1戦の大谷vsジョンソン、いきなりエース対決ですね。
そうなると初戦の勝敗がシリーズの行方の大きなカギを握りそうですね。
ここで勝った方がまず勢いづく感じです。

1対0でファイターズが勝てればいいのですが<笑>。

で、負けた時でも何とかしてもらうための第二戦増井予想なのですが、カープはここに黒田投手をぶつけてきそうですね。クワバラクワバラ…。

> また、CSで沈黙していた鈴木誠也をそのまま湿らせ、加えて当たりまくった田中広輔を抑えればこのシリーズはファイターズの勝機大と思います。

それが一番難しいと思います。

> 新鮮な組み合わせなので、このシリーズは注目したいと思います。

両チームのファン以外の人まで記憶に刻まれるシリーズになって欲しいです。

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