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2016年9月20日 (火)

ベイスターズが十二球団で十二番目のクライマックスシリーズ出場!

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日、ベイスターズの3位以上が確定し、クライマックスシリーズ進出が決定した。2005年に3位になったのを最後にAクラスから遠ざかっているベイスターズは、2007年に両リーグで足並みを揃えてスタートしたクライマックスシリーズに進出したことがない唯一の球団だった。


今年のセ・リーグはそのベイスターズよりさらに長く優勝から遠ざかっていたカープが優勝し、昨年優勝したスワローズは逆にBクラスに転落した。クライマックスシリーズ導入当初にはパ・リーグに比べて順位が硬直していると言われたセ・リーグだが、かつて“2弱”と揶揄された球団が力をつけ、混とんとしてきた…。


(写真:球団初のクライマックスシリーズ進出を決めたベイスターズのアレックス・ラミレス監督<後ろ姿>。ファーストステージではジャイアンツと対戦する。 20166月撮影)



せっかくのおめでたい快挙なのに“2弱”と書いて申し訳ない。敗戦処理。の頭の片隅にはかつて『野球小僧』(白夜書房)20112月号で特集した“プロ野球102弱時代”が強く印象に残っているのだ。
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この当時クライマックスシリーズ(以下CS)に出たことがない球団は両リーグでベイスターズとカープだけだった。



パ・リーグは先行して行っていた2004年から2006年のプレーオフを別にして2007年からのCSに限定しても、最初の三年間、つまり2007年から2009年までの間に六球団がすべてCSに進出したのだ。これこそがCS制度の醍醐味で、賛否両論は今もあるが球団間の格差が少なければ、下位に予想される球団でも3位以内に入りこめれば一応日本シリーズまで駒を進めるチャンスはあるのだ。


一方その当時のセ・リーグは落合博満監督率いるドラゴンズと、原辰徳監督率いるジャイアンツの一騎打ちといった構図があり、残る四球団の中で好成績を残したチームが3位になってCSに進出するという感じだった。ジャイアンツは今季を含めCS皆勤賞となる唯一の球団であり、ドラゴンズも落合政権の後、高木守道監督の一年目に当たる2012年まで六年間連続でCSに出場した。ところが今や硬直の度合いに関してはセとパで逆転した。パ・リーグの硬直ぶりに関しては稿を改める。


ベイスターズのCS進出を報じる今日(20)の日刊スポーツは1面から3面までベイスターズに割いた。1面では主砲筒香嘉智を取り上げ、見開きになる2面と3面には主にアレックス・ラミレス監督の手腕を取り上げていた。

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あれれ、中畑清前監督には全く触れていない。ベイスターズファンで無い敗戦処理。が言うのもナンだが、中畑前監督の四年間があって、そこに今年のラミレス監督による上積みがあって成就したのではないの!?



そんなことをツイートしたら、ベイスターズファンの方から反応があった。その方のタイムラインを見させていただいたが、ベイスターズファンの中にはこの二人の監督のうち、一方の監督を否定して片方の監督のみを称える人が少なくない様だ。そういうものなのかなあちょっと残念。


全く余談だがベイスターズファンの友人は「中畑には感謝しているけど、中はあの次の監督として名前が挙がったのがラミレスって、この球団は監督に何を求めているのかと思った」と言っていた。DeNAになって最初の監督が中畑前監督だったわけだが、最初に報道で名前が挙がったのが現ホークス監督の工藤公康だったことを思いだして暗澹たる気持ちになったと言っていた。


因みにスポーツニッポンは、中畑前監督が専属契約しているだけに中畑前監督からの祝福コメントが載っている。また、東京スポーツは赤坂英一氏が自身の連載で新旧両監督の比較を試みている。


中畑前監督と言えば、現役時代には自分を辛抱強く育てて起用してくれた長嶋茂雄監督の在任期間には一本立ちが出来ず、同年代の若手を含め、開花したのは後任の藤田元司監督、王貞治監督の時代だった。本当の意味での恩師に当たる長嶋監督の時代には活躍できなかった。だがファンは「長嶋が我慢して使っていたから」と長嶋待望論まで沸き上がった。


それを考えると、中畑清は今、長嶋茂雄的な立場になれるかもしれないのだ。もちろんこれはベイスターズファンでない敗戦処理。が決めるより、ベイスターズファンに決めて欲しい。ただ、ファン同士の低次元な派閥争いは見たくない…<苦笑>


カープ同様、今後はベイスターズの躍進を商売にする機を見るに敏な連中が出てくるだろう。その多くはおそらくは、DeNAが親会社になって、熱意のある企業が本気でバックアップすれば云々という分析をするだろう。だが、それだけだとパ・リーグで千葉ロッテマリーンズが二年連続でのAクラス入りをほぼ間違いなくしている事に対する説明が出来ない。とにかく縁起物だと、ヨイショ本を含めてコンプリートしようとするファンもいるだろうが、取捨選択するなら見極めて欲しい<苦笑>



セ・リーグで優勝したカープも一年前はBクラス。CSに出場するAクラス三球団の内、二球団が昨年から入れ替わることになる。そして唯一代わらないジャイアンツはCS初年度の2007年から今季まで皆勤賞だ。ただしジャイアンツも、日本一になった2012年をピークに、年々弱体化しているように思えてならない。これは高橋由伸が新監督になって云々と言うだけの問題では無いように思っている。


パ・リーグのようにホークスという1強があって、それを如何にして打ち倒すかに焦点が集まる公式戦も楽しみ様はあるが、毎年どこが抜きん出るかわからない公式戦もまた楽しい。2016年はセ・リーグにとって大きな節目の年として後々語られる年になるかもしれない。


でもジャイアンツに日本シリーズ出場を果たして欲しい!

 

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コメント

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

>ただしジャイアンツも、日本一になった2012年をピークに、年々弱体化しているように思えてならない。これは高橋由伸が新監督になって云々と言うだけの問題では無いように思っている。

弱体化の一因として、ドラフトで逆指名(希望枠など別名あり)がなくなったためではないかと思っています。

古くは、昭和40年にくじ引きのドラフト制度が開始(選手が希望する球団にいけなくなった)されてから、徐々に弱体化して、10年ほど経った、昭和49年には、川上名監督をもってしても、V10 を達成できなかった状況に似ていると思います。

逆指名がなくなったのは、2006年なので、現在2016年でちょうど10年になります。良い選手が獲得できなくなった影響がじわじわと来ているのではないかと予測します。

また、ここ数年の巨人のドラフト戦略にも問題があると思います。くじ引き必須の超大物新人を回避して、そこそこの選手を1位指名する傾向があると思います。今年の桜井などはその良い例です。現在3軍でプレイしているとか、歯がゆい限りです。

なので、案としては、「その年の1位指名は目玉選手をくじ引き必須で挑戦する」です。(月並みですが)

その月並みなことをやってこなかったために、選手が高齢化して、チーム成績も年々下がっていっているような気がします。

敗戦処理。様は、巨人の弱体化に歯止めをかける方法として何か案をお持ちですか?興味がありますので、是非お話を伺いたいと思います。

よろしくおねがいします。

頑張れ巨人軍
のんき

のんき様、コメントをありがとうございます。

> 弱体化の一因として、ドラフトで逆指名(希望枠など別名あり)がなくなったためではないかと思っています。

その通りだとすると、ジャイアンツにとって都合の良い制度が廃止されてしまうとジャイアンツが弱くなるということになります。ドラフト制度導入当時も含め…。

自軍に有利な制度がないと有力選手を獲得できないとは情けない限りです。

今のドラフトは一応は各球団に公平なように思えますから、ジャイアンツの戦力が相対的に弱くなるのは仕方ないと思います。

> なので、案としては、「その年の1位指名は目玉選手をくじ引き必須で挑戦する」です。(月並みですが)

それをやっているのがファイターズです。『その年のナンバーワンの選手を指名する』

> その月並みなことをやってこなかったために、選手が高齢化して、チーム成績も年々下がっていっているような気がします。

ただ、競合球団が多くなりますから、確率的にはその選手の指名権を得られる可能性は低い訳です。そこで必要なのは、そこで外れても“外れ1位”でそれなりの選手を獲得できるか?
あるいは抽選で外れるくらいなら、一巡目には名前が出ない選手の中でハイレベルな選手を先に指名するかのどちらかですよね。

昨年の桜井は後者だったかと思いますが、いわゆる“外れ1位”も抽選に外れた球団同士での競合になって重複したら再び抽選ですから、それなら安全策でと考えるのもわからなくはないです。

あとは、澤村や菅野のように“囲い込み”をして、逆指名制度他があったときと実質同等にしてしまうかですね。

今年、田口が二桁勝利を飾りましたが、高校から入団した左投手の先発での二桁勝利は高橋一三さん以来で、ドラフト制度導入後では初めてだそうです。

甲子園で名をはせた選手、六大学野球のスター選手など、アマチュア球界のエリート街道を歩んだ選手ばかり注目して、それ以外の選手をちゃんと調査しているのかな?と言う気もします。

あとは、目先の勝利にばかり目が行き、若い選手を時間をかけて育成しようという風土がないのも大きな原因だと思います。

せめてまともな外国人選手を獲得できるノウハウを持っていればと思いますが、ギャレットが来日一年目で20本塁打したのが21年ぶりだとのことですから、何ともはや…。

でもマシソン、マイコラス、ギャレット、ロペスと改善の兆候は見えてきましたね。

先ほど“目先の勝利にばかり”と書きましたが、これに関してはファンが求めているからと言う要素もあり、根が深いと思います。

あと、監督を生え抜きの中心選手に務めさせるという不文律もそろそろ限界でしょうね。

ジャイアンツがジャイアンツでなくなるくらい、手を施さないと、“常勝”を求めるファンの期待には応えられないと思いますよ。

>あとは、澤村や菅野のように“囲い込み”をして、逆指名制度他があったときと実質同等にしてしまうかですね。
敗戦処理さんは澤村、菅野のような囲い込みに対して否定派ではなかったのですか?

サフラン様、コメントをありがとうございます。

> 敗戦処理さんは澤村、菅野のような囲い込みに対して否定派ではなかったのですか?

皮肉で書いたのですよ。

それに、歴史的に見て、勝てなくなると都合の良いルールを導入するじゃないですか。

セ・リーグがクライマックスシリーズを導入したのもジャイアンツが球団史上初めて二年連続でBクラスになった翌年ですし。

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