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2016年9月 1日 (木)

この夏、最後のお祭りが終わって…

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いきなり個人的な話で恐縮だが、敗戦処理。としてはこのファイターズの東京ドームでの三連戦がこの夏の最後のお祭りだ。週末のみならず、いろいろと野球場に足を運び、熱中症と戦ったかと思えば豪雨に晒されたりと、いろいろあったが、この三連戦で一区切り。こう見えても真っ当なサラリーマンである敗戦処理。には月末にかかるこの平日の三連戦は意地悪をされているかのような日程だが、シーズンシート契約なので行かないと損。三日間、仕事を終えて東京ドームに駆け付けたが、率直に言って昨日と一昨日はとんでもない試合だった。


しかし、“終わりよければすべてよし”のごとく、今日は二日間のうっぷんを少しははらしてくれる快勝だった。


(写真:1日の今季東京ドーム最終戦で二打席連続本塁打の中田。この写真は一本目。次打席には22号を放ち、今季、敗戦処理。の観戦時では8本目の生本塁打!)


正直に言って、最近のAクラス入りを賭けたゴールデンイーグルスの戦いぶりには一時期のファイターズに近い勢いと安定感を感じているので、この三連戦は苦戦を覚悟していた。ファイターズファンも気付いていると思うが、ファイターズはもう絶好調の時期を終えている。これからは勝ったり負けたり。勢いがない分、勝てる試合を確実に勝っていくしかないと思う。ホークスも一時期の何をやっても裏目に出る“底”からは脱出したと思う。引き分けが多い分、ホークスの方が有利なのは確か。直接対決は二試合しかない。ファイターズは目の前の試合を勝つしかないのだ。



今回のゴールデンイーグルスとの三連戦は恒例の「レジェンド・シリーズ」。今回は日本ハムになった初年度、1974年に着ていたユニフォーム。当時のパ・リーグは前後期の二シーズン制だったが、ファイターズは前期だけこのユニフォームを着用。
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初代監督、中西太監督の下25364引き分け、勝率.410で最下位に終わると、後期からはこのデザインに縦縞が入ったものに変え、五年目の1978年まで着用した。



もっとも、ユニフォームを変えるだけでは浮上するはずもなく、後期も24392引き分けの.381で連続最下位。年間を通しての成績も必然的に最下位



こんな弱い時代のユニフォームだからなのか、当時カモにされた球団ではなく、当時は存在しなかったゴールデンイーグルスを相手に選んだのだろうか<>!?ベイスターズが横浜大洋銀行と揶揄された時代のユニフォームを復刻する試合をセ・リーグ同氏のカードにしなかったのと同じ理由かもしれない<>


冗談はさておき、本当のことを言うと、まだこの時代には敗戦処理。はファイターズファンにはなっていない。本格的に野球に興味を持ちだし、初めてプロ野球の試合を生で観た年だが、この時はまだジャイアンツだけを応援していた。


それにしてもゴールデンイーグルスの打線は凄い。病み上がりのルイス・メンドーサと、そのメンドーサの代役で先発に回っているアンソニー・バースではとても止められなかった。


球場に着いた途端に中田翔のソロ本塁打が出て2対3と1点差に迫ったのだが、その後にバースと、二番手の井口和朋で9失点。ただその後はビハインド用の投手を小刻みにつないでその後の失点を防いだが、点差が開いたせいか、攻撃もただ打つしかなく、打線が線にならず残塁の山。最終的には9点を取ったゴールデンイーグルスと同じ13安打に達したものの、何ともはやの17残塁で2対9と大敗した。
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二戦目はもっとひどく、着いた時点で3対7。マウンドにメンドーサの姿はなく、二番手の榎下陽大がさらに火に油を注いでいた。



こうなると、打線の反撃には期待しつつも、ビハインドのままなら、いかに勝ちパターンのリリーフ投手を使わずに9イニングを乗り切るかというところだが、メンドーサを登録する際に白村明弘の登録を抹消したため、榎下に連投で二度のイニングまたぎを含む53球、井口にも二日連続で2イニング登板をしいたあげく、展開によっては勝ちパターンでも登板する鍵谷陽平を二日間連続でビハインドの展開でつぎ込む羽目になった。


榎下は登録抹消になったが、打たれたからと言うのもあるだろうが、今日投げさせるのが難しいからと言うのもあろう。今日も昨日、一昨日のような試合になったらたまらないが、チームとしてはそういう展開も覚悟の上で人員を配置しなければならないからだ。


結局この日は前日を上回る大敗だった。ゴールデンイーグルスナインも連夜の大量リードで余裕が出たのか、九回裏の中島卓也の打席でファウルが三塁ベンチを直撃すると、次の投球から頭を低くして隠れる体制を取ってふざけていた。
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比較の意味で次の西川遥輝の打席をほぼ同じアングルで映してみた
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やりたい放題だった二日間、今日の最終戦こそは一矢を報いて欲しかった。今日は幸いにも球場に着いた時点ではまだ0対0!三日間通い詰めて初めてまともな試合を観る期待感に包まれた<>


五回裏に近藤健介の先制タイムリー。
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この三連戦で、初めてファイターズがリードした!そして冒頭の中田翔の一本目の本塁打がスリーランとなって4対0。この後もブランドン・レアードの本塁打や、中田翔の二打席連続、自称「技あり」の一発などで加点。
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前回の登板でプロ入り初完投を達成した増井浩俊は、今日も好投。怖い怖い外国人トリオを上手くかわしながらアウトカウントを積み重ねていった。八回表には無死一、二塁のピンチを招いたが、茂木栄五郎を二ゴロ併殺打。未然に防ぐと、九回を無失点で投げきった。初完投の次は初完封。
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正直に言って、敗戦処理。は増井の先発転向に懐疑的だった。ある程度功成り名を遂げたクローザーに、抑え役が務まらなくなったから先発転向といって、気分転換を兼ねて先発型の調整をさせて、上手くいくにしても時間がかかる、ましてやシーズン中の転向なんてと考えていたのだが今のところ良い意味で予想を裏切ってくれている。増井ごめん!



ヒーローの増井と中田は今日もエキサイトシートのファンにハイタッチをしてくれた。今日はもう91日だが、最前列にはいつになく子供たちが多かった。子供たちの後ろから図々しくも右手を差し出した敗戦処理。にもヒーローはハイタッチをしてくれた。クリス・マーティンからサインボールをもらおうと、マーティンのユニフォームを見せてアピールしていた男性ファンにマーティンはサインボールだけでなく、そのユニフォームにサインまで書いていた。
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ナイスガイだ!この写真ではわからないが、2m3cmに目の前に立たれるとさすがにデカかった!


この三連戦、初日には来場者全員にレジェンドユニフォームのレプリカをプレゼントすると言うことで40,897人のファンが来場した。
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ただ、そうは言っても各席のチケット代金は通常の1,000円増しだったようだ…。しかも、この復刻ユニフォームには当時には無かったロゴがプリントされている。ロゴを入れることで制作費の負担を減らすということなのだろうが…。
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この話は側聞だが、かつて「ライオンズ・クラシック」で西鉄ライオンズのユニフォームを復刻する際にメーカーのナイキはユニフォームに入れるロゴの除去を申し入れたという。西鉄ライオンズのユニフォームにナイキのロゴが入っていなかったからだ。ところがユニフォーム供給契約に、別デザインのユニフォームを作成する際にもナイキのロゴを入れるということになっていたため、西武球団側が「入れてください」と言ったという。この話と比べると…。


翌日も平日ながら31227人が集まった。この差は約1万人弱。「ユニフォームが手に入ったからもういいや」と思った人が役1万人弱。そして今日の最終戦が24854人。前日よりさらに役7千人弱が減った。「二試合続けてヒドい試合を見させやがって!」と怒ったファンが。球団史を振り返るこのシリーズ。ファンに伝わったのは新たなグッズのみなんてことでなければ良いのだが。



ラッキー7の攻撃前の「ファイターズ讃歌」をささきいさおバージョンで流すのも三年連続。
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これは個人的に大好き。だが手放しで喜べる演出ばかりではなかった。サビの“♪進めファイターズ 勝利の男 進めファイターズ さわやかに”の後に三番の歌詞“進めファイターズ 勝利の男 進めファイターズ ひとすじに”と入れられてしまうと、現在のバージョンを想起してしまう。個人的にちょっと残念。


これまた三年連続登場のギョロタンファイティーのマスコットは1974年にはまだいなかったはず。
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こういう演出を見せられるとへそ曲がりな敗戦処理。としては仏作って魂入れずと言いたくなる。初戦で張本勲がセレモニーに出ていたが、この時代のOBで健在な方に始球式をお願いするならこの張本と、初代監督の中西太さんと高橋直樹が適任だろうが、張本以外の二人は昨年までの「レジェンドシリーズ」で始球式を依頼済み。計画性も残念だ。北海道でも「レジェンドシリーズ」は続けられるがどんなレジェンドが登場するのか…。参考までに初年度のメンバー表を添付しよう。

「16083101.PDF」をダウンロード


それに球団とは直接関係ないが、応援団も三試合のうち一試合くらいは当時と同じ、鳴り物無しの応援を楽しんでも良かったのではないか?この種の復刻企画の先鞭を付けた豊田泰光さんがなくなられてまだ日が浅いだけに、細かいディテールの甘い取り組みがいささか残念に感じさせられながら、敗戦処理。のこの夏、最後のお祭りが終わりを告げた。



でも一勝二敗と言いながら終わりよければすべて良し。今日の試合後、22番ゲート前で見かけた、ファイターズスタジアムでよく見かける皆さん達の笑顔は心からの笑顔だった。平日の三日間、正直いろいろな面できつかったが、通い続けて良かった。今年のファイターズの東京ドームは例年より一試合少ない7試合で4勝3敗。初勝利の試合で3点のリードをあわや引っ繰り返されそうになって辛うじて逃げ切った増井が、最後に完封で締めくくってくれた。


ファイターズよ、今年もありがとう!

 

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