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2016年9月19日 (月)

臨時クローザー吉川光夫

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ファイターズの快進撃を支えてきたクローザー、クリス・マーティンが左足首の捻挫により戦列を離脱した後、栗山英樹監督は先発陣の一角を担うべき存在の吉川光夫をマーティンの代役に抜擢した。



吉川は初めてクローザーとして登板した6日のマリーンズ戦こそリードを守れずにイニングの途中で降板したものの、その後の登板では何とかチームを勝利に導いている。増井浩俊の先発転向に続く、栗山監督の大ヒットといったところだろうが、いかんせん付け焼き刃な配置転換である感じは否めない。今日(19)の対マリーンズ戦では3点リードの最終回に登板したが、あわやというピンチを招き、最後は谷元圭介の救援を仰いだ。


首位のホークスとは再びゲーム差無しと大接近。21日からはパ・リーグ優勝争い最後の直接対決となるホークスとの二連戦。いささか不安を残すことになるが、ここまで来たらやるしかない!


(写真:栗山英樹監督がクリス・マーティンに代わるクローザーとして抜擢した吉川光夫。20165月撮影)



今季の吉川光夫は先発投手として好投してチームを勝利に導いてはいたものの自身は六回や七回に力尽きてリリーフ陣に後を託すというパターンが目立ったような印象がある。チームとして一週間の六試合ないし五試合で貯金を積み重ねていくには、ただ勝つだけでなく、長いイニングを投げてリリーフ陣の負荷を軽くする存在が必要なのだが、ファイターズでは年齢、経験的には本来、吉川にその役割が期待されるはずだと敗戦処理。には思える。



ところが実態は、先発で長いイニングを投げてくれるのは二刀流の大谷翔平や二年目の有原航平であり、最近では増井浩俊なのである。
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敗戦処理。はそれを理由に、吉川をいっそのこと、宮西尚生の負担を軽くさせるセットアッパーに転向させた方が良いのではないかと一時期真剣に考えたこともある。だが、クリス・マーティン離脱という緊急事態にクローザーを務めさせるとは想像していなかった。だから、6日のリリーフ失敗の後にはクローザーは一朝一夕には作れないというツイートもした。



誰がクローザーになってもマーティンの代わりは務まらないと思う。
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それほどにマーティンは安定していた。安直に考えて、アンソニー・バースか、宮西の抜擢だろうと想像していた。だが栗山英樹監督は先発で安定感を欠いて登録抹消中の吉川を未体験のクローザーに抜擢した。おそらくは吉井理人投手コーチと相談のうえでの人選、決断だろうがこのへんが素人の敗戦処理。とプロの違いなのだろう。



吉井コーチは、ホークス退団が決まっていたタイミングでゲスト出演した昨年1122日のTBSテレビ系「サンデーモーニング」のスポーツ御意見番のコーナーで、例のプレミア12での韓国戦の大逆転負けに関して、「クローザーというのは勝利のお膳立てが出来たところで出ていくピッチャーなので、ああいう流れがどっちに行くかわからない場面でのピッチングは慣れていないんですね」 として中継ぎ投手がメンバーに選ばれていなかった点を批判していた。このことを思い返すと、同じリリーフ投手でもセットアッパーとクローザーというのは別の専門職という考え方なのだろう。敗戦処理。がよく宮西と比較するジャイアンツの山口鉄也は好調時にはいざとなるとクローザーとして最終回のマウンドに上がるが、宮西には当てはまらない。もっともこのスタイルは吉井以外が投手コーチを務めていた時期でも同じだが…。


それ故に誰をクローザーに据えても、マーティン並みとはいかないのならば宮西やバースという中継ぎ、セットアッパーを本職とする投手を代役に据えるのでは無く、先発陣、それもローテーションから外れている吉川に白羽の矢が立ったのだろうと敗戦処理。は推測している。


よく、クリーンアップを務める主力打者が故障で試合に出られない場合に、短期間ならば打順を大きく変えるのでなく、その選手が打っていた打順にそれまでスタメンで出ていなかった代役を入れ、打順を大きく動かしたがらない監督がいるが、それと似たような感じなのでは無いか?


ただし、駒落ちであることは否めないので最初の登板で失敗した吉川を一度で見限るなどと言うことはなく、その後も起用し続けるのだろう。これが二試合、三試合と続いて失敗していたらさらなる代役を検討しなければならなかっただろうが、その後、前回(昨日18)の登板まで三登板連続でセーブを挙げた。


とはいえその前回登板と今日の登板では失点。特に今日の登板ではクローザーとしては本来屈辱の途中降板。残念ながら付け焼き刃感が否めないまま、雌雄を決するホークスとの直接対決を迎えざるを得ない。


敗戦処理。の勝手な人選では、マーティンの代役に最もふさわしいのは有原だと思う。
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先発登板では壁にぶち当たったか絶不調だが、短いイニングに力を集中させればと考えれば。だが残念ながら有原はマーティン離脱より前にファームでの再調整のために登録を抹消されていた。時系列的に考えて現実的では無い。



ちょっと横道に逸れるが、その有原をホークスとの直接対決二戦目に先発させるという報道が散見される。。確かに最大11.5ゲーム差あった首位ホークスに急接近したのは大谷と有原が二枚看板となって勝ち続けたのが大きい。このカードは今季、ずっと金曜日から日曜日に汲まれていたので対ホークス専用のローテーションを組みやすかった。この二人に高梨裕稔を加え、大谷が登板できなくなってからは加藤貴之が代役を務め安定した投球をしている。


だが今回の最終直接対決は水曜日と木曜日。この二試合を特別な試合と位置づけるならばローテーションを再編成しなければならない。


二連戦の頭は、投手としての登板から遠ざかっていた大谷をこの日から逆算してローテーションに再編入させた。あともう一試合、安定感で言えば高梨だろうが、ホークス戦以外も落とせない試合が続く中、無理に登板間隔を空けるのは賢明では無い。敗戦処理。が考えても高梨はずらさない。そしてファイターズは絶不調でファームでの再調整を余儀なくされた有原を選んだ。どうしてここで先発転向後絶好調の増井浩俊の抜擢を考えなかったのか?


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増井は先発転向後、木曜日ごとの登板が続いていた。だが今月8日の木曜日に試合が無く翌9日の金曜日に先発させると、次の週には金曜日に試合が無いため、二週続けて中七日空けて土曜日の17日に先発させた。この試合では点差に余裕があったためか、7イニング91球で降板した。この早い降板が22日のホークスとの最終直接対決に中四日で先発させるための布石という見方もあるようだが、9日の先発後に登板間隔を詰めて15日の対バファローズ戦で先発させていれば、22日に無理なく中六日で先発することも可能だったはずだ。先発有原で大敗した14日にはルイス・メンドーサを先発させ、有原は極端に言えばイースタンでリリーフ役の実戦を積ませることも出来たのだ。


栗山監督は吉川と心中するのだろうか?吉川はクローザー転向後、まだ1点差での登板経験が無い。リードが1点しか無く、かつ圧倒的アウェイとなる福岡 ヤフオク! ドームでクローザーが務まるのだろうか?あるいは今日の試合のように吉川をリリーフするもう一人のクローザーを用意して対ホークス戦に臨むのか?


ファイターズが優勝するにはホークスとの二連戦に二連勝するしか無いと思う。栗山野球の集大成をこの二連戦で見たい。敗戦処理。の心配が杞憂に終わって欲しいと願う。栗山監督は用意周到にこの二連戦を迎えてくれると信じたい。ファンとしても覚悟を決めよう。

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