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2016年9月 2日 (金)

宮本慎也、ライオンズの次期監督に就任か!?

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もう「来季の監督は誰々…」という話が出る時期になったのかと思うと感慨深いが、東京スポーツが、今季で三年連続Bクラスという形になってしまいそうなライオンズの田邊徳雄監督に代わる来季の監督候補として、元スワローズで現在は評論家を務めている宮本慎也の名前を挙げている。


敗戦処理。が見聞きした範囲では宮本の名を挙げているのは東スポ一紙のみだが、東スポだけに信憑性が高い。


(写真:東京スポーツが来季のライオンズの監督候補と報じた宮本慎也<右端>。隣の後ろ姿の古田敦也とともに、スワローズファンからの復帰を望む声も強いが20088月、北京五輪の野球日本代表、直前合宿にて撮影)



ライオンズがもしも三年連続でBクラスになったら、“西武”としては初年度の1979年から1981年までの三年間Bクラスに沈んだ時以来。因みにこの翌1982年に“西武”として初めて優勝し、以後は常勝軍団と化していく。



西武ライオンズとしての栄光の時代を考えれば、三年連続Bクラスなどあってはならない事態であろうし、それ以前に2008年を最後に優勝から遠ざかっているという実態も忸怩たる思いだろう。


西武ライオンズ初優勝の1982年は外部招聘した広岡達朗監督、森昌彦ヘッドコーチによる管理、指導の力が大きく、広岡監督の退任後には森が監督に就任してさらに盤石なものにした。森監督退任後には広岡、森両監督の下で黄金時代を築いた生え抜きのメンバーが監督に就任している。東尾修、伊原春樹、伊東勤、渡辺久信、伊原(二度目)田邊徳雄


広岡、森の時代から数えると渡辺まで六代の監督が続けて優勝を経験しているが、これは(今季就任一年目の高橋由伸監督を別にすると)堀内恒夫以外の歴代監督が全員優勝監督になっているジャイアンツに次ぐ歴代二位の長さなのだ。


ライオンズは常勝軍団だっただけに、東京スポーツ以外の媒体では潮崎哲也ヘッドコーチの内部昇格や、OBでホークス前監督の秋山幸二といった名前を挙げている。東スポが書くのだから宮本慎也で間違いないとは思うが 、常勝時を知るOBに委ねるという発想自体に不思議はない。


 ただ、報道もされたが今年6月に行われた西武ホールディングスの株主総会では株主から、監督を外部招聘する考えはないのかとの意見も出ていた。確かに監督就任者はともかく、コーチに至っては、本当にコーチとしての適性を評価されてコーチになっているのかと疑問が出ても不思議でないくらい、OBが占めるウエートが高い。これは功罪両面があると思うが、結果が伴っていない以上批判の対象になるのもやむを得ないと思われる。



宮本は社会人時代に西武グループのプリンスホテルに所属していたこともあり、良く言えば西武グループ出身の監督候補と言えるが、否定的に見れば外部招聘とは名ばかりの、グループ出身者の招聘とも取られかねない。


ただ、宮本はプリンスホテル云々ではなく、野村克也監督の下で一時代を築いた、スワローズの優勝戦士でもある。


一時代を築いた野村ID野球門下生としては冒頭の写真で後ろ姿ながら宮本の隣に写っている一番弟子の古田敦也を始め、栗山英樹、真中満が監督を経験している。広義に解釈すればライオンズで監督を務めた渡辺久信も野村門下生。稲葉篤紀もいずれ監督としてユニフォームを着る機会が訪れるかもしれない。そう考えれば1990年代の日本プロ野球を席巻した野村ID野球門下生という一大勢力が、少し早く1980年代から常勝球団化したライオンズ陣営に殴り込みをかけるという構図にもなる。もちろん、ライオンズ常勝軍団勢力も、上述の歴代監督以外に秋山や、その後任としてホークスで昨年就任一年目に日本一になった工藤公康や、石毛宏典、大久保博元も監督経験者だ。また、伊東勤はユニフォームをマリーンズに変えて監督を務めている。監督ではないが、森繁和もドラゴンズで監督代行を務めている。


外部招聘という意味ではプライドを捨て、セ・リーグで一時代を築いたスワローズ生え抜きの宮本を招聘するというのも悪くないと敗戦処理。は個人的には思う。野村ID野球の流れを汲むにはうってつけの、橋上秀樹作戦コーチがいることも心強い。


振り返ればライオンズは森監督以降は若年の新監督の抜擢が続いているが、例えば東尾修には須藤豊を補佐役に立て、伊東勤には土井正博、渡辺久信には黒江透修をお目付役として据えた。「寛容力」を旗印とする渡辺監督に、V9巨人育ちで森野球の腹心であった黒江が合わなくて一年で黒江が退任するや、再び土井を呼び戻し、渡辺をサポートさせた。若手監督が結果を残した裏側には経験豊富なコーチの寄り添いがあったと敗戦処理。は推測している。個人的には渡辺監督の後釜には伊原ではなく、ライオンズらしく潮崎を監督に抜擢してサポート役を伊原春樹に務めさせるのが最適では無いかと思っていた。ただ前回の監督就任でミソがついているので、次期監督のサポート役に適任かというと敗戦処理。も首を傾げる。


チームが一時代を築くのが第一段階とすると、やがてその主力選手が指導者としてそのチームを率いてファンを熱くさせるのが第二段階。そしてその次には他球団から監督というポストで迎えられるのが第三段階。ジャイアンツもV9戦士までは第三段階に至って、ジャイアンツのみならず他球団のレベルアップに寄与してきたが、残念ながらV9以降の選手達は、せいぜい第二段階で、第三段階を迎えたのは中畑清くらいだろう。これからはライオンズOBや、野村ID野球門下のスワローズOBが第三段階に進むと思われるが、スワローズOBとしての宮本慎也がライオンズから監督に迎えられるとしたら、大抜擢に当たる反面、皮肉に近い面も垣間見ることになる。


ライオンズファンでもスワローズファンでもない敗戦処理。が取り上げるべき話題ではないとご立腹の向きな方もいらっしゃると思うがご容赦を。個人的には宮本を栗山監督の次と目していたのだが

 

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