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2016年8月20日 (土)

ジャイアンツ、J.A.ガルシアをウエーバー公示に。

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もう忘れているファンも多いかもしれないが、今季、ジャイアンツにキューバからシーズン途中に加入した
J.A.ガルシアという右打ちの外野手がいた。23歳の若さで、日本で育てていく方針と報じられていたが、今日19日の日刊スポーツによると、ジャイアンツは来季の構想から外し、契約を解除してウエーバー公示の手続きを行った。

この時期、見込みのない外国人選手に契約解除が行われるのは珍しいことではないが、育成を見込んで獲得した選手に見切りを付けざるを得ないとは、本人の努力が足りないのか、獲得した方が悪いのか、教えている方が悪いのか


(写真:日刊スポーツの報道によると、ジャイアンツが契約を解除し、ウエーバー公示の手続きを行ったと見られるJ.A.ガルシア外野手。2016年7月10日のイースタン・リーグ公式戦、対ベイスターズ戦でギジェルモ・モスコーソから3号本塁打を放つ。)



「総合的に育成できるかを考え、そこまでのポテンシャルはないと判断した。残り試合を日本人の若い選手に割り振った方がいい」
 


(堤辰佳ゼネラルマネージャーのコメント。
19日付日刊スポーツの紙面より)


 J.A.ガルシア524日に支配下選手登録され、交流戦終盤の616日に一軍登録されたものの4試合で7打数0安打という成績で、同20日に登録抹消された。その後は二軍で再調整していたが、728日の対ゴールデンイーグルス戦に代打で出たのを最後に、その後は二軍でも三軍でも試合に出ていないと思われる。


ジャイアンツのキューバ出身の外国人選手というと、NPBとは別に独自のルートでパイプを築いてのフレデリック・セペダが思い出される。2014年のシーズン途中での入団ながら、いきなり四番打者として一軍公式戦にデビュー。成績は二年間で72試合、129打数21安打、6本塁打、19打点で打率.163と振るわなかった。特に二年目は21打数ノーヒットと完全に戦力にならなかった。


一年目のシーズン終了後に解雇されても不思議ではなかったが、残留したのは二年契約だったという説もあるが、将来的にキューバの選手を獲得しやすくするために、「キューバの至宝」を一年で切れなかったのだろうという見方が多いようだ。ジャイアンツはキューバ球界とのパイプを築いたが、その恩恵を最も受けたのはアルフレド・デスパイネを獲得できたマリーンズだと言われている<苦笑>。


そしてもう一人、右投手のエクトル・メンドーサを獲得している。
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こちらもガルシアよりさらに一歳若く、、ジャイアンツに入団した時には
20歳だった。メンドーサは昨年、今季と短い期間ながら一軍で投げている。長い目で鍛えるのだろう。


ガルシアもてっきり長い目でと思ったが、この時期に解雇。上述した様に本人、スカウト、コーチのいずれの原因なのかはわからないが、堤GMが就任してからも、外国人選手獲得には苦労しているようだ。


堤GMは、昨年、やはりシーズン途中に獲得したホアン・フランシスコが大ハズレだったことなどで異例とも言えるシーズン中の解任となった原沢敦GMの後任として昨年途中から現職に就いている。大学時代、慶應義塾大学の野球部に所属し、同期にあの志村亮、一年下に大森剛がいたという。Wikipedia情報だが、大森とクリーンアップを打っていたという。野球経験があるという点で、これまで編成部門のトップである球団代表(清武英利、原沢敦)が二代続けて兼務していたGMとはひと味違うと期待された。


だが、着任早々に行ったファイターズとの交換トレード、須永英輝、矢野謙次矢貫俊之、北篤による2対2の交換トレードもジャイアンツからファイターズに移籍した矢野の「ファイターズ最高―っ!」という雄叫びが印象に残るばかりで、矢貫と北は一軍の戦力になっているとは言いがたい。昨年7月にはこれまたもう、多くのジャイアンツファンが忘れているかもしれないが、7月28日というギリギリの時期にアレックス・カステヤーノスという右打ちの外野手を獲得。
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731日に一軍登録したものの、6試合で20打数2安打、11三振で打率.100と振るわずに88日に登録抹消されると、以後再び一軍に返り咲くことはなかった。


フランシスコの際にはGMの責任問題にまで発展したくらいだから、担当スカウトの、元ファイターズで本塁打王も獲得し、パ・リーグ三球団に所属して日本の野球事情にも詳しいはずのフェルナンド・セギノールも契約を解除された。


原沢GM解任の際には本人が、球団代表職への専任を希望し、それによって専任のGM職として堤現GMが着任した訳だが、本人が希望した球団代表職も、野球賭博問題で失うことになった。


話が逸れた。


昨年は着任早々ということもあって評価を下すには割り引かなければならない点もあるかもしれないが、今季もマリーンズで実績のあるルイス・クルーズを獲得したまでは良かったものの、その後の動きには資質を疑いたくなる点がある。


時間がかかってもジャイアンツで育てようと元ライオンズで、四国アイランドリーグプラスの高知に所属していたアブナー・アブレイユと育成選手契約を結んだ。
この時点で
26歳のアブレイユは3月末までに支配下選手登録しないと今季中に支配下選手登録できなくなるため、331日に慌てて支配下選手登録したものの、今のところ一度も一軍登録されていない。それどころか二軍から三軍に降格し、現在も三軍でプレーしている。
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この写真でもわかるように、支配下登録されたガルシアの背番号は33。この時点でジャイアンツで空いている番号の中で、野球賭博問題で失格選手として処分を受けた選手の番号を除くと、最も若い番号を与えられた。その結果、曲がりなりにも一軍昇格したガルシアの背番号は79とコーチが付ける番号にならざるを得ず、ガルシアの後に入団が決まったガブリエル・ガルシア(登録名ガブリエル)は失格選手の中でただひとり期限が付いた高木京介の背番号28を付けた。このガブリエルも69日に支配下選手登録されてからまだ一軍入りをしていない。


松井秀喜55番を与えるよりはマシな対応だったと思うが、ジャイアンツの外国人選手獲得の目利きは一体どうなっているのだろうか?


外国人選手獲得だけがGMの仕事ではないが、高橋由伸監督以下、現場の体制を整えるための編成部門としてあまりにも付け焼き刃的な動きが多いように思える。GM制に関しては日本プロ野球にはなじまないという否定的な見方もあるようだが、少なくともGM職に値しない人物にGMという肩書きを与えるのはやめた方がいいと思う。

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