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2016年8月11日 (木)

ジャイアンツのファームが怒濤の12連勝

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(写真:スポンサーの伊藤ハム株式会社からの賞品、鹿児島県産のすき焼き用「いとう和牛」をもらった今日のヒーロー、篠原慎平。日本ハムに勝って伊藤ハムを食う
!?



ジャイアンツのファームが強い。728日の対ゴールデンイーグルス戦に敗れたのを最後に、729日の対マリーンズ戦から連勝街道をひた走っている。マリーンズ、ベイスターズ、スワローズと相次いで三タテで下し、9日からのファイターズ戦にも連勝。そして今日(11)斎藤佑樹を先発させたファイターズに5対1で完勝し、12連勝となった。


イースタン・リーグの連勝記録は1999年にジャイアンツが記録した15連勝。順調にいけば週末の対ライオンズ戦でタイ記録を達成し、一軍の本拠地、東京ドームで行われる16日の対スワローズ戦で新記録を達成する。



何度か書いているように、敗戦処理。にとってジャイアンツとファイターズの対戦は一試合で二つの贔屓チームを同時に見ることが出来るので、オイシイ観戦になる。これが一軍の交流戦だと複雑な心境になるのだが、ファームの場合、必ずしも勝敗に固執している訳ではないので、得した感覚になる。一応、その時のホームチーム側のスタンドに座ることを心がけている。今日はこの炎天下で午後
1時試合開始のデーゲーム。開場より少し到着が遅れたが、一塁ベンチ上の席をキープ。


おそらくはファイターズが週末に北海道の富良野、苫小牧と転戦するために午後4時試合開始ではなく午後1時試合開始にしたのだろうが、とにかくクソ暑い、いや熱い。試合内容がどうのという以前に、最後まで熱中症などにかからず、気を確かに持ち続けられるかという勝負。


個人的には屋外球場での野球観戦時の熱中症対策は昨年までは「試合への集中と気合い。」で乗り切っていたが、観戦仲間の女性から「そのうち死ぬ」と脅かされたので今季から1.5リットルの琵琶茶を入れた水筒を持ち込んでいるのだが、ここ最近は試合の中盤には飲み尽くしてしまうので、さらに1リットルを追加している。


ャイアンツもファンの熱中症対策に抜かりがない。大型扇風機、大田泰示を一軍から呼び戻した。今日はファイターズの先発が斎藤佑樹だったので、拙blogでいまだに多くの方に目を通していただいている41日付エントリー【幻のトレード】大田泰示×斎藤佑樹交換トレード発表寸前で破談!?の主役が相まみえることとなる。


大田は、岡本和真が先月
27日の対ゴールデンイーグルス戦で受けた右ふくらはぎへの死球の影響で欠場が続いているので四番で出場かと思ったら、四番にはつい先日結婚した育成選手の坂口真規が座った。余談だが坂口の奥さんは保育士さん。育成選手と保育士さんのカップル


ジャイアンツの先発は乾真大で、偶然にもファイターズの2010年秋のドラフト1位と3位の投げ合いとなった。
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(写真:2011年1月に行われたファイターズの新入団選手歓迎式典で挨拶をする3位入団の乾真大《右端》と1位入団の斎藤佑樹《右端》。二人に挟まれているのは2位入団の西川遥輝)

乾は立ち上がり荒れていた。元チームメートとの対戦で力が入りすぎた訳ではあるまいが、初回、松本剛石川慎吾に四球。それも二人とも3ボールナッシングとボールが先行していた。四番の近藤健介を遊ゴロ、五番の渡邉諒を三振に仕留め、何とか無失点に凌いだ。



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乾は二回表にも先頭の高濱祐仁
3ボールナッシングとしてその後四球と制球に苦しんでいた。だがファイターズも的を絞りにくいのか、この2イニングで4三振と攻略出来なかった。打線が二廻り目になった三回表には三人とも外野フライと、ようやくファイターズ打線にスイッチが入りかかったが、乾は3イニング打者12人を無安打無失点に抑えて降板。


私見だが、今日の乾は本格的に先発転向を検討している訳ではないと思う。いわゆるローテーションの谷間での苦肉の策での先発抜擢ではないか?


ジャイアンツのファームも先ほどの連勝街道の詳細で示したように、週に6試合というパターンが続いている。今日は中六日なら、前回4日に久々に登板して6イニングを投げた平良拳太郎ということになるのだろうが、久々の登板だっただけに間隔が必要なのだろう。先週、金曜日に先発した江柄子裕樹はこのところの安定感を買われて明日一軍で先発する。江柄子に次いで安定していた長谷川潤が前回7日の登板で足の指を痛めたとの情報もあり、エース格の菅野智之が離脱している一軍の手助けをしなければならないのだが、それがままならない。


一方のファイターズの先発は斎藤佑樹
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こちらも一軍が指のマメの影響で投手としては試合に出られない大谷翔平に加え、吉川光夫、ルイス・メンドーサが登録を外れている。昨日はその吉川がこのジャイアンツ戦に先発して
5イングで8失点(自責点8)だったそうだ。今節はセットアッパーのアンソニー・バースを先発に回したり、新垣勇人増井浩俊を先発に起用してやりくりしている。ホークス追撃に負けられない試合が続く中、斎藤にもまだまだチャンスはあるはずだ。


だが斎藤は初回こそ三人で片付けたものの、二回裏に坂口に足下を抜かれて中前に運ばれると、続く因縁<!?>の大田にも左翼線に運ばれ無死二、三塁。
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今日の大田、安打はこの1本だけで4打数1安打だったが残る三打席のうち、第二打席の左飛と第四打席の遊直は内容的には良かったと思う。ただ、いずれの打席もワンスイングで投球を捉え、空振りがなかったので大型扇風機としてスタンドをクールダウンする期待には応えなかった。


ここで吉川大幾の左犠飛でジャイアンツに1点を先制されると、二死から変な打ち方をする田中貴也にも右前に運ばれ、この回2失点。
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一軍でも二軍でも、斎藤は走者を出してから粘り強く抑えるという投球が出来ないように感じる。



さらに斎藤は五回裏にも不運な形で失点を重ねる。


先頭の重信慎之介に左翼線二塁打を喫すると、続く山本泰寛の送りバントを捕手の清水優心が間に合わない三塁に送球する犠打野選で無死一、三塁。その後、一死満塁となって打席には四番の坂口。伊藤剛総合コーチ兼投手コーチがマウンドに行ってアドバイス。斎藤にとって正念場のシーン。


坂口の打球は痛烈ながらショートの真正面。しかしこれを太田賢吾が大きく弾く痛恨のタイムリーエラー。しかもセンターの岸里亮佑の三塁送球も悪送球になり、グラウンドルールで三人の走者全員が生還する形になった。
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おそらくはこの3失点のうち斎藤にとって三塁走者だけが自責点であとの二人は非自責点だろう。太田が無難に処理していたら6-4-3の併殺コースだったから、無失点で終われるケース。


一部には「斎藤はマウンドでリズムが悪い」という声をよく聞くが、今日は特に感じなかった。それだけに打ち取った打球で3失点とはついていないが、見方を変えれば芯で捉えられた打球が運良く正面に飛んだだけとも思える。斎藤はこの回で降板。15のアウトの内、11個がフライアウト。しかも1つを除き、すべて外野フライ。いわゆるセイバーメトリクス的に言うと危ないアウトの取り方と言えよう。


試合前の先発バッテリー発表からジャイアンツ側のスタンドをもざわつかせる人気は相変わらずだが、出来ればファームでの先発機会でこそ格の違いを示す投球をして欲しい。



ファイターズは斎藤に次いで六回裏には武田久を投入。ファイターズの選手は眼中になしといった感じのファンが居並ぶ一塁側スタンドもさすがに「武田久」の名前にはどよめいた。久々の一軍マウンドでは持ち味が発揮出来ず再びの二軍落ちとなった。正直、一軍でかつてのような投球を見ることは難しいのかもしれないが、一軍より近い位置でマウンドの投手を見ることが出来るファームの試合で武田久の深く沈むような投球フォームを観られるのはありがたい。
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もちろん遠くの席からでも一軍で観たいのだが



武田久は二死から安打を2本打たれたが1イニングを無失点にまとめた。


ジャイアンツは乾の後、このところファームでの登板が増えている篠原慎平が四回表と五回表を抑える。
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7月末に70人目の支配下選手になるとしたらこの篠原か坂口のどちらかと思ったが、球は速いが制球に難がありすぎ。登録見送りは妥当だったかもしれない。


六回表はドラフト6位ルーキーの巽大介が登板。初めて観る投手だ。
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それもそのはず。この試合でイースタン・リーグ初登板。


1イニングの登板だったが、一死から高濱に右中間を破られる二塁打を打たれたものの後続を内野ゴロに仕留めて無失点で降りるあたり、なかなかのデビューだったと思う。


巽の後はウーゴが七回表と八回表の2イニング。
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このウーゴもジャイアンツ入団後は初めて観る。2イニングとも先頭打者に安打を打たれるが何とか無失点に。ここまで来ると、投手が好投しているのか、ファイターズ打線があまりにあんまりなのかという疑問も


結局最終回に投げた香月良太が三連打で1失点して完封リレーとはならなかったが、ほぼ完勝と言える形でジャイアンツがファイターズを5対1で下し、12連勝。今日は2位のライオンズに試合がないため、2位とのゲーム差は6.0となった。明日からはそのライオンズと西武第二球場で直接対決三連戦。


11日・ジャイアンツ球場】
F 000 000 001 =1
G 020 030 00× =5
F)斎藤、武田久、田中豊、金平-清水
G)乾、篠原、巽、ウーゴ、香月-田中貴
本塁打)なし


ファームは必ずしも勝敗がすべてでは無いとは敗戦処理。も思うが、やるべき事がきちんと出来ていたら、結果として勝つ確率は上がる。二軍の下に三軍を置くジャイアンツは二軍と三軍の間の競争も激化している。今日四番を打った坂口も、もちろん結婚のご祝儀で四番を打っている訳ではない。川相昌弘が監督を務める三軍で結果を残し、二軍に返り咲いたのだ。昨日はファイターズの吉川から本塁打を放っている。


また、片岡治大が前日のDHでの出場に続き、「二番・二塁」でスタメン出場。五回主P手の守備を前に退いたが、2打数0安打。打球処理はなかったが、四回表一死一塁のシーンで二盗を試みた近藤を刺そうとした捕手の田中貴の送球を捕り損ねて三塁に進まれるシーンがあった。
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おそらく記録上は捕手の悪送球だろうが



ルイス・クルーズが復帰したとはいえ、スタメンに出る選手以外に相手に脅威を及ぼす控え選手が少ない点は相変わらず。片岡の次の三番はレスリー・アンダーソン。また試合には出なかったが試合直前のシートノックではレフトの守備に付いていた亀井善行と、一軍戦力供給としての体制も整いつつあるジャイアンツのファーム。他の球団はどうか知らないが、今のファイターズなら三タテを食らってもむべなるかなという感じだ。


ヒーローは冒頭の写真のように二番手で2イニングを無失点に抑えた篠原が選ばれた。先発投手が勝利投手の権利を得る五回以前に降板して、その時点までのリードを守り切った場合は二番手投手に勝ち星が付くケースが多い。勝利投手になったから篠原がヒーローということなのだろうが、内容的には同じ2イニング無失点のウーゴの方がマシだったと思う。篠原は四回表には四球と死球で二死一、三塁。五回には2本の安打で二死二、三塁のピンチを招きながらの投球だったのに対し、ウーゴも2イニングとも走者を出したものの、どちらも安打1本ずつで四死球はなし。1イニングに複数の走者を出すことはなかった。


篠原はヒーローインタビューで山の日に因んで、山に関する思い出を聞かれて「子供の頃にお母さんに怒られて、山に棄てられたことがあります」と仰天のエピソードを答えていた。
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余談だが今日のジャイアンツ球場では山の日に因んで、入場者の中から名前にの字が付く人を対象に、名前にの字が付く選手の直筆サイン入りカードをプレゼントしていた。敗戦処理。は残念。


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スポンサーの伊藤ハムの賞品はヒーロー賞とのことだが、ファイターズが勝っていたらどうなっていたのだろうか?


さすがに日本ハムの選手が伊藤ハムの賞品をもらうのはNGだろう、ジャイアンツが勝った時だけの限定賞なのか…!?


これまた余談だが、最近ではTOYOTAのCMに出ているイチローが、かつて日産のCMに出ていた時期に賞品として他社の自動車をもらう場合には、商品をバックにした記念撮影をしないという縛りがあったという。


伊藤ハムがジャイアンツのスポンサーになったのは、ライバルの日本ハムが球団に参画してから売り上げを伸ばし、業界1位に登り詰めたことに対する抵抗が大きかったという。


ジャイアンツの強さばかりがクローズアップされた試合だったが、逆にファイターズは先週末のタイガース戦から5連敗。今日もあまりにもな負け方だっただけに、ベースボール・マガジン社から提供された車が横付けされる中おいっ!、試合後のミーティングも長かった。
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ファイターズの選手達も個々のレベルアップを目指して日々精進しているのだろうけど、特に野手に、何かが足りないような気がしてならない。今ファームの野手で誰が一軍に最も近いかと言われても、名前を挙げられない


何とか熱中症こそ免れて試合終了まで見届けることが出来た。クーラーの効いた部屋で寝転んで高校野球やリオ五輪、一軍のデーゲーム中継鑑賞などいろいろな選択肢が考えられる中、猛暑のジャイアンツ球場に1,548人ものファンが来場した。その中の数少ないファイターズファンには今日の敗戦はどう写ったのだろうか!?


この日、ファイターズスタジアムでは「鎌スタ☆ミステリーナイト2016」 と銘打ってUFO観測会、肝試し等が行われた模様だが、試合を観るのもミステリーなチーム状況と言ったら言い過ぎだろうか…!?

 

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