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2016年7月 1日 (金)

コリジョンルールが見直されるそうだが…。

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(
写真:トロイ・ニールに体当たりをされて負傷する伊東勤捕手。このような衝突による事故を撲滅するために導入されたコリジョンルールだったが…。19994月撮影
)


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30日のスポーツ紙各紙が一斉にコリジョンルールが今季中に見直される見通しを報じた。今月4日の実行委員会で協議し、見直しの方向でまとまれば選手会とも協議し、オールスター戦後から見直されるという。新たな基準では実際に衝突が起きたかどうかがポイントになるという。アグリーメントなどの文言の訂正はせず、運用方法の変更で対応するという。



本塁でのクロスプレーにおける捕手の過剰なブロックと、それを崩そうとする走者の体当たりによる故障の撲滅などを目的に今季から導入されたコリジョンルール。判定においてかなりの問題が発生しており早晩見直されるのは必至と思われていたが、シーズン途中での見直しが断行される見込み。


だが、問題はそれだけなのか…



日本のルール改定は基本的にアメリカに右へ倣えで、アメリカで新しいルールが導入されると、だいたい一年後には日本の公認野球規則にも反映される。だから、アメリカで導入されたコリジョンルールが日本の野球界でも導入されるのは自然の流れだと敗戦処理。も考えるのだが、腑に落ちない点がある。



アメリカでも選手のけが防止などを考えて2014年にコリジョンルールが導入されたが、初年度に様々な問題点が露呈し、二年目にはそれを踏まえて運用方法が見直されたという。日本がアメリカに右へ倣えでこのルールを導入するのなら、アメリカの経緯を踏まえ、見直された2015年方式を何故採用しなかったのか?大リーグの事情には疎い敗戦処理。が腑に落ちない素朴な疑問はそこである。アメリカの翌年に導入するのならまだしも、二年後に導入するのだから、アメリカの初年度2014年に起きた混乱を教訓に出来なかったのか?ということ。


それはさておき、一度決めた以上は少なくとも今季一年間は大きな変化なしに進めるのかと思っていたが、話がまとまればオールスター戦後から新しい基準で運用されるという。これに関してはマリーンズの伊東勤監督がコメントしたような不公平感はいささか否めない。


「問題があるなら、シーズン終了後に話し合えばいい。なぜ、決めたことを1年間通せないのか。これでまた混乱しますよ。肝心のファンにどうやって説明するのかも聞きたい」
(サンケイスポーツ 6月30日)

伊東監督の声はもっともだが、敗戦処理。は現時点では英断だと思う。



昨年、セ・リーグではクライマックスシリーズへの進出を争っていたタイガースとカープの試合で決勝本塁打となるはずの打球がフェンスに当たったと判断されて本塁打と認められず、三塁打となって得点出来ずにカープが勝利を逃した試合があった。 ビデオ判定をしたにもかかわらず本塁打と認められず、後日誤審と認められる後味の悪さが残ったが、結果的にカープはこの試合に勝てなかったために3位入りを逃した。今季も、今のままのコリジョンルールを続けていたら、同様の悲劇が起きかねない。もちろん、順位がかかっている試合以外でも混乱があってはならない。


問題の一つは、どう変えるかだ。


各紙の記事によると、実際に衝突が起きたかどうかを重視し、仮に捕手が走路に入ったとしても衝突が生じなかった場合はアウトを宣告するという。ただし捕手の走路の入り方によっては判定をアウトで変えずとも捕手に警告を発するとのこと。


ヒントになるプレーがある。拙blogに時折コメントをいただくライターの紘野涼氏も取り上げていたが、先月15日のスワローズ対ホークス戦。スワローズの三塁走者荒木貴裕が一塁ゴロで本塁突入もタッチアウトの判定。ホークスの捕手鶴岡慎也は走路に入っていたように見えたが、真中満監督の抗議にも判定は覆らず。この時の責任審判であった西本欣司三塁塁審は「確かに鶴岡捕手の立ち位置は走路上だったが、明らかにアウトのタイミングであることを考え、判定通りとした」 と説明した。現行のコリジョンルールの運用でこれを言われたらアウトに取られた真中監督が我慢ならないのも無理はないが、見直し後にはこのような判断が増えるのだろう。



捕手が走路に入るも止むなしという解釈が拡大解釈され、勝敗を左右する場面では捕手が警告を発せられるのを覚悟で確信犯的に(昨年までのレベルではないものの)ブロックに近い守りをするケースが続出しそうだが、そこはラインをはっきり決めるなりして解釈の相違を極力ないようにして欲しい。


そして、敗戦処理。が個人的に大きな問題と思っているのがコリジョンルールと同時に今季から導入された、本塁上のクロスプレーでのビデオ判定の導入だ。敗戦処理。は当初、コリジョンルール導入に伴うビデオ判定の導入で、より正確を期すというものだと想像していた。


従来、本塁上でのクロスプレーを判定する審判員は極論を言えば、ボールを握っている捕手のミットと、ベースに向かう走者の足または手のどちらが先かに集中すれば良かった。だがコリジョンルールが導入されると、それらに加え、少なくとも捕手の立ち位置を同時に確認しなければならない。だから正確さを追求するためにビデオ判定を導入したのだとばかり思っていた。
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これもライターの京都純典氏に指摘されるまで誤認していたのだが
実態はそうではなく、コリジョンルールとの関連性がなくても必要に応じてビデオ検証が行われることになっていたのだ。


昨年までのビデオ判定は、上述の昨年のAクラス入りの明暗を分けたシーンのように本塁打かファウルか、本塁打(スタンドイン)かインプレーかという場面に必要に応じて採用されていた。これは遡れば、以前は両翼の線審を加えて六人ですべてのプレーを追いかけていたのを1990年から審判四人制にしたことによるトラブルを回避するための発想で採り入れられたものである。つまり人間(審判員)の眼で足りないところをビデオ(機械)の眼で補おうという発想だ。


試合をテレビで見るファンは、執拗なVTR再生により、時に審判員による判定が誤審であることを知ってしまう。特に自分の贔屓球団にとって不利になる誤審をされた記憶は深く残ってしまいがちであることから、ビデオ判定の拡大を主張するファンも少なくない。
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だが、審判員が公平である限り、仮に誤審であってもそれが不利に左右されるか有利に導かれるかは五分と五分であるはずであり、個人的には「審判がアウトと言ったからアウト」で良いのだと思っている。少なくともビデオ判定の導入はもっともっと慎重に議論されるべきものであると思う。だが残念ながら現状はコリジョンルールのどさくさに紛れて導入されたと思えて残念でならない。判定に疑問を感じた側がビデオ検証を要求出来るのなら(建前は審判団が必要と認めたらなのだろうが)大リーグのチャレンジ制度導入も検討されて然るべきと考えるが、そうした議論はあったのか!?


因みにコリジョンルール見直しを報じた630日のスポーツ報知で高木豊が言及している。


『コリジョンルールを見直すのなら、私は、本塁交錯時のリプレー検証もやめてほしいと思っている。瞬間のプレーに感動するのがスポーツの醍醐味であり、それがそがれるのは、スポーツの定義に反すると思っているからだ。』

『コリジョンルールのおかげかもしれないが、今、審判員は非常に良い位置にポジションを取ってジャッジをしている。その審判員の目を信じてあげてほしい』



高木豊の意見はコリジョンルールの適否に関してもビデオ判定不可というものだ。これに関する敗戦処理。の意見は、現在のコリジョンルールを巡る混乱に審判員の落ち度は原則的には無いと思っている。ルールそのものが混乱を招きやすいものであり、審判員はルールを作る側では無く、定められたルール通りに判定するのが仕事である。だが、コリジョンルールを巡るビデオ判定が必要になった時にビデオを見て判断するのも当の審判員というのはあまりにも審判員に気の毒だ。舛添要一都知事では無いが「厳しい第三者の目」でビデオを見て検証するのが筋では無いか。大相撲の勝負検査役が行司の軍配に異議を唱えて検証するように。


敗戦処理。の主張は、コリジョンルールの導入とビデオ判定の領域の拡大は(表裏一体であるかもしれないが)、別にして考えるべきというものである。大リーグではコリジョンルールを見直した二年目からは判定が覆ることが激減したという。プレーの判定に審判員以外の眼を導入するという、野球の根幹を曲げかねないことを充分な議論も無く断行したのであれば、併せて見直して欲しいものである。

※ 今回のエントリーを起こすにあたり、twitterでの紘野涼氏( @ryoukouno )並びに京都純典氏( @
sumisumi23 )とのやり取りで勉強させていただいた面が多々あるので、この場を借りてお礼させていただきます。

いつもありがとうございます。

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コメント

名前が入っていたので、驚きました。

僕は高木豊さんの意見に近いですかね。
ビデオ判定は、衝突がありどちらに…といった場合のみでいいと思います。

紘野涼様、コメントをありがとうございます。

勝手にお名前を拝借して失礼致しました。

ツイッターで引用されていた、西本審判の発言が今後のコリジョンルール運用のひとつの基準になるかと思い、その後の動きを注視していました。

結果的にスワローズには不利な判定になったにもかかわらず引用された点に敬意を表します。

こんばんは。早急な見直しが必要なのは明らかでしょう。阪神対巨人のソレの時にあるひとのブログに「日本はコリジョンルールを誤解してる」というMLBの人の指摘があったそうです。ルールについては広岡さんの意見に賛成ですね。ベースの一か所だけ捕手は空けておく。走者はそこに突っ込むようにして体当たりを防ぐようにする。

チェンジアップ様、コメントをありがとうございます。

> 阪神対巨人のソレの時にあるひとのブログに「日本はコリジョンルールを誤解してる」というMLBの人の指摘があったそうです。

その指摘を見ていないので何とも言えませんが、誤解というか、ルール導入の時点で、MLBの方では導入してから見直しもされていたのに見直し前のものを導入したのが私に言わせればボタンの掛け違いですね。

> 広岡さんの意見に賛成ですね。ベースの一か所だけ捕手は空けておく。走者はそこに突っ込むようにして体当たりを防ぐようにする。

基本はそれだと思いますが、捕手は送球が逸れたなどの理由で足や身体を動かしてベースを隠す。走者はそrでもホームインしたいから身体でぶつかっていく。それがエスカレートしてけが人が多発したので導入されたのがコリジョンルールであるはずです。

コリジョンの話なのかビデオ判定の話なのかチト分かりかねるが。

コリジョンに関しては見直すなら見直せばいいだけで、廃止って話でも無いだろうし、選手組合が抗議するだろうし。元々選手の安全対策で選手組合の要求から導入されたルールでもあるから、廃止とはならんでしょうな。

実際にも捕手は怪我が多く選手寿命も短いのでね。

でもってビデオ判定だが、本塁のクロスプレー導入は賛成で当然かと考えますね。もう本塁打でビデオ判定は使ってるわけだし。使えるなら使えばいいでしょう。

なぜならそれは、野球における最も重要な「得点に直結する判定」だからです。他の判定とは違うのです。

本塁打がなぜ重要かと言うとそれがソロであっても「無条件に得点できる」からであり、だから判定も重要であり、なのでビデオで再確認する。

そういう論理ですよ。


それと同様に本塁でのクロスプレーも判定は得点に直結して重要だからビデオで再確認する。問題はありません。むしろすべきです。

重要な判定なんだから。

>昨年、セ・リーグではクライマックスシリーズへの進出を争っていたタイガースとカープの試合で決勝本塁打となるはずの打球がフェンスに当たったと判断されて本塁打と認められず、三塁打となって得点出来ずにカープが勝利を逃した試合があった。 ビデオ判定をしたにもかかわらず本塁打と認められず、後日誤審と認められる後味の悪さが残ったが、結果的にカープはこの試合に勝てなかったために3位入りを逃した。今季も、今のままのコリジョンルールを続けていたら、同様の悲劇が起きかねない。もちろん、順位がかかっている試合以外でも混乱があってはならない。

これが問題になったのはCS進出のかかった大一番で、なおかつ本塁打と言う重要な判定での誤審だから問題になったのです。

誤審が訂正出来なかったのは残念だが、ビデオで全て誤審が訂正できるもんでもないからね。

ちなみに言っておけば、誤審は最初の判定ですでに発生しており、ビデオ検証でも訂正できなったのであって、ビデオがなければより容易に誤審が発生し、訂正も出来ないというだけだと考えるが。

最初に「フェンス直撃」と判定したの審判です。ビデオではありません。
これが、最初は本塁打だがビデオで覆ったなら話もわかるけどね。

ビデオ検証の何が問題なんですかね?

でくのぼう様、コメントをありがとうございます。

> コリジョンの話なのかビデオ判定の話なのかチト分かりかねるが。

確かにわかりにくいかもしれませんね。

最も言いたいことは、

“敗戦処理。が個人的に大きな問題と思っているのがコリジョンルールと同時に今季から導入された、本塁上のクロスプレーでのビデオ判定の導入だ。敗戦処理。は当初、コリジョンルール導入に伴うビデオ判定の導入で、より正確を期すというものだと想像していた。
…”

このタイミングで、ビデオ判定が本塁上のクロスプレーに拡張したことが、はたしてそれで良いのか?という点です。

でくのぼうさんが指摘されるように、フェンス際、あるいはポール際の打球が本塁打かインプレーか、本塁打かファウルかというのは得点に直結します。

でもそこを重要視するなら、そもそも六人制だった審判制度から線審を除外しなかったでしょう。

本塁上のクロスプレーも、得点に直結しますが、だからビデオ判定は当然だというなら、上に書いた本塁打か否かのビデオ判定導入と同じタイミングで始めれば良かったわけです。

私の考えすぎなのかもしれませんが、何故今年からビデオ判定拡張なのか?

本文にも書きましたが、コリジョンルール導入に伴い、タッチプレーのみならず捕手の立ち位置まで見なければならないので、ビデオの眼で補佐するという意味なら仕方ないと思っていました。

「ビデオ判定」というシステムに対する意見はいろいろとあると思います。

私は、基本的には「審判がアウトと言ったからアウトだ」でよいと考えているので、「ビデオ判定」は最小限にして欲しいという意見の持ち主です。

そして、それでも「ビデオ判定」が必要な場合はビデオを見て判定するのは審判員以外の第三者(例.公式記録員)にお願いして欲しいと思っています。

審判員に自分の眼以外の道具で判定させてはいけないというのと、

大相撲の物言いのように、別の人が判定すべきだと思います。

でくのぼうさんは、例の昨年の阪神対広島戦の誤審を、そもそも審判が最初に見間違えていると指摘されていましたが、見間違えた審判員がビデオを見て客観的な判定を下すと信じて良いのか、
あくまでも、穿った見方ではありますが、公平性を保てるのかという疑問もあるからです。

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

ビデオ判定は、試合時間が長くなるので、極力最小限にとどめて欲しいです。

元文書のコリジョンとは主旨が反れてしまい、もうしわけありませんが、私は、ストライク・ボールの判定に、赤外線を使って欲しいと考えています。

というのも、ストライク・ボールの判定は、現状審判によってばらばらで、同じ審判でも、試合の途中からストライクゾーンが変わることもあります。

ストラークゾーンは3次元空間です。ホームベース上の打者のひざから脇の下までの立体です。

それを審判(主審)が判断するのは、限界があると思います。(特にきわどい球の場合)
なので、きわどい球の場合には、赤外線に頼るというのもありかなと思っています。

敗戦処理。様は、本件に関してどのようなお考えをお持ちですか?
興味がありますので、コメントいただけたら幸いです。

よろしくおねがいいたします。

>私の考えすぎなのかもしれませんが、何故今年からビデオ判定拡張なのか?

考えすぎと言うか、瑣末な問題かと。

出来る所からビデオ判定を導入しただけでしょう。
何か重大な問題でもあるんですかね?

それに4人制の問題とビデオ判定は別問題ですよ。6人制に戻してもビデオ判定は必要だと考えますから。

確かに線審はファールの判定には有効でしょう。しかしフェンス際のインプレイの判定にはそれ程有効ではありません。なぜならバックスクリーン際の判定には近くに審判がいないからです。

レフトとライトのライン付近から中央の打球判断ですから、見えない事もあるでしょう。使えないのです。

そしてよくある事ですが、線審の判断が割れると言うこともありますね。中央の打球なのでどちら優先すべきかも明確ではありません。問題も多いのですよ。

なので結局はビデオで見るのが最適となるのです。したがって6人制の問題とビデオ判定は別でどちらにしても導入が必要です。

>あくまでも、穿った見方ではありますが、公平性を保てるのかという疑問もあるからです。

そもそもこの問題は「恣意で判定する審判をどうするか?」なのでグラウンドでの問題とは別の問題です。

審判としての資質とか能力の問題ですから。

それは別途、提訴試合とか審判組合とか連盟(コミッション)での査問委員会なりで処分を決めるべき問題です。

罰金なり資格停止なり解雇なり永久追放なり処分する話です。

恣意で判定する審判はそもそも資格がないのだから、審判を辞めてもららえばいい。それをするのが、審判組合なり、連盟の仕事です。

ビデオと言う公式の証拠もあるのだし、検証は可能でしょう。

もし問題提起するなら、連盟や組合の対応が甘いとかなら分かりますが、それは連盟や組合の問題であって、ビデオ判定とは全く関係がありません。

何故それはビデオ判定と関係あるのか理解できないのだが?

のんき様、コメントをありがとうございます。

> 元文書のコリジョンとは主旨が反れてしまい、もうしわけありませんが、私は、ストライク・ボールの判定に、赤外線を使って欲しいと考えています。

いえ、でくのぼうさんからのコメントに返した様に、このエントリーの趣旨は、まるでコリジョンルール導入のどさくさに紛れてという感じで同じタイミングで導入されたビデオ判定の問題です。

赤外線によるコース判定というもののイメージがつかめません。

ボールが通った場所をどのようにして赤外線で判断し、誰がそれを判定に落とし込んでいくのですか?

敗戦処理。様、コメントのご回答ありがとうございます。

>赤外線によるコース判定というもののイメージがつかめません。
>ボールが通った場所をどのようにして赤外線で判断し、誰がそれを判定に落とし込んでいくのですか?

Webサイトや公開特許でよく見かけるのですが、専門的すぎて、説明が難しいです。

赤外線でなくてもよいです。

簡単に言えば、バーチャル空間のストライクゾーンを、現在の3D技術で作成し、ボールの軌道を動画でキャプチャーし、ボールの軌道が上記バーチャル空間のストライクゾーンの中を通ったりかすったりしたらストライクで、そうでなければボールという判定方法です。

テニスのアウト/インの判定でも使われています。

全球それをやると主審の存在意義がなくなってしまうので、きわどいときに、捕手または打者が「チャレンジ」を宣言し、即座に機械判定に切り替えるでよいと思います。

明らかにストライクとかボールのときには、主審の判定でよいと思います。

そうすれば、主審は、バットを振ったか否かに専念でき(これは機械では難しいので)、より正確なストライクボールの判定ができることにつながると思います。

意図としては、応援している球団うんぬんよりは、ストライク・ボールの判定を正確に行って欲しいということだけです。

回答になっているでしょうか?(ちょっと不安)

でくのぼう様、再びのコメントをありがとうございます。

> 出来る所からビデオ判定を導入しただけでしょう。
何か重大な問題でもあるんですかね?

ええ。別に今年からでなくても技術的には出来たでしょう。

でくのぼうさんのように、ビデオ判定に賛成な方もいれば、反対の方もいる。

そんななかで、タイミングとしてビデオ判定を、本塁打せいの打球以外に拡張するなら最初に導入した翌年からでもやれたはずです。

個人的には、審判員の問題はいろいろあるのを認めつつもビデオ判定は最小限にと思っているので、今年からの導入に恣意的なものを感じました。

もちろん、でくのぼうさんの考えもわかります。

> そもそもこの問題は「恣意で判定する審判をどうするか?」なのでグラウンドでの問題とは別の問題です。

実際には私的な判定を下す審判員などいないと信じています。

ただ、疑いの余地を少しでもなくすためには、判定に疑いをかけられている審判員がビデオを見て最終判定を下すのではなく、第三者がいいなと思います。

実際、例に挙げたタイガースとカープの試合では不利に誤審されたカープファンから「何でミスジャッジした審判団にビデオ判定をさせるのか?」と言う怒りの声がネットで散見されました。

でくのぼうさんと私の意見は異なる点が多いと思いますが、私はこう考えます。

のんき様、こちらの質問にお答えいただき、ありがとうございます。

> 簡単に言えば、バーチャル空間のストライクゾーンを、現在の3D技術で作成し、ボールの軌道を動画でキャプチャーし、ボールの軌道が上記バーチャル空間のストライクゾーンの中を通ったりかすったりしたらストライクで、そうでなければボールという判定方法です。

それを、今の球審が判定するのと同じタイミングで間延びせず出来るのでしょうか?

> 全球それをやると主審の存在意義がなくなってしまうので、きわどいときに、捕手または打者が「チャレンジ」を宣言し、即座に機械判定に切り替えるでよいと思います。

一部の投球とはいえ、それを行う時点で主審の存在意義は無くなってしまうと思います。

アメリカの大リーグでは各球団の本拠地にPITCHf/xという投球解析システムが導入されているそうですが、それはスコアラー的に投球の傾向などを分析するためで、審判員の代わりに際どい投球を判定するためのものでは(少なくとも現状は)無いです。

> 意図としては、応援している球団うんぬんよりは、ストライク・ボールの判定を正確に行って欲しいということだけです。

おそらくはそういう考え方の持ち主が多数派だと思いますが、私は(課題はいろいろありますが)「審判がアウトと言ったからアウト」という世界で良いと思っています。

どうやら懸念していた通りの改悪となりそうです。

今年の開幕戦から導入されたコリジョンルールが2016年7月22日~というシーズン途中に新たな
基準が導入されました。色々突っ込みどころがあるのですがなぜ来年からではなく、1日でも
早く旧コリジョンルール基準を止めたいかの如く動いたのかという点。
理屈っぽく批判するなら2016年7月22日時点で12球団の残り試合数が異なるわけで不公平な
(ルール運用基準)変更と言えます。

コリジョンルールについては僕の知る限りの解説者・ファンから否定的なものが多いですが
運用基準の曖昧さという点での批判であればごもっともですが、激しいクロスプレーが見られ
なくなってつまらないう不満についてはそれは間違ってると言いたいです。

そもそもこのコリジョンルールの出発点は捕手(走者も)の怪我防止のための新ルールなわけ
でこれまでのプロ野球であった激しいクロスプレーを否定し、それと同時にそれを野球の醍醐
味として楽しんでいた価値観も同時に否定します。ルール変更は時として見る側の価値観をも
否定しうるものであり、だからこそルール変更には大義が問われるのです。

さて本題の改悪についてですが、新基準ではもはやブロック気味の捕球をやったもの勝ちです。
捕手は3回の警告で退場(次戦以降の累積はなし)とのことですがそもそも1試合に3回も
クロスプレー機会など起きずこんなルールでは実質2回まではブロックが可能、更に捕手を
代えればそれ以上も可能です。

事実上のブロック解禁となれば衝突による捕手、そして走者の故障はいつか必ず起こります。
「新基準では実際に衝突があったかが重視される」と説明がされてましたが衝突が起きては
ダメなのです。球界世論に阿って大義を見失った、いや捨てたと言ってもいいくらいです。

またビデオ判定の問題が混ざることでコリジョンルール問題の本質が見えにくくなっていること
も挙げられます。別問題なのでビデオ判定についてここでは掘り下げませんが、コリジョンル
ールが適用される時は「決まって判定が覆されている」ということは結果的にコリジョンルー
ルのイメージを悪化させているのは事実でしょう。ファーストジャッジでコリジョンルールを
適用しない審判には何か意図的なものすら感じます。勿論4件とも偶然だったと言われるだけ
でしょうが。

僕はコリジョンルール問題の本質は基準の曖昧さ、当初から例外を許したことにあると考えます。
この例外とは「捕球前の捕手は走路に入ってはならないが、送球が逸れた場合やむを得ず捕手が
走路内に入った時は許される」という条文のことです。そもそもこれがまずかった。

同様のシチュエーションが2塁で起きた場合を考えてみてください。
外野から2塁への送球が逸れる → 内野手が捕球しようと走路に入る
もしここで内野手が走者にぶつかり、結果それが原因でアウトになりようものなられっきとした
走塁妨害です。捕手へのタックルは禁止になった、走者へのブロックは禁止になった。
であるならば本塁も他の塁と同じ扱いのコリジョンルールにすべきでした。
上記の例外を認めてしまったからこそ基準の曖昧さが生まれてしまったのです。

曖昧さをなくすという意味では走路を明確に示すために、(捕球前の)捕手の侵入禁止のライン
を引くくらいのことをしたほうが良かったかもしれません。
決められたエリア内での捕球はダメと示せば基準の曖昧さはなくなり衝突も起きません。

最後にこれまでの話を歩道と車道で喩えると
僕の案はラインを引くことで歩道と車道を分け事故がないようにするというもの
旧基準はやむを得ない場合(曖昧)はエリアを超えてもよいというもの
そして新基準は実際に事故があったかで判断されるもので、交通法規を緩める代わりにリスクを
選手任せにするという極めて危険なものになったと言えます。

サフラン様、コメントをありがとうございます。

> 新基準ではもはやブロック気味の捕球をやったもの勝ちです。
捕手は3回の警告で退場(次戦以降の累積はなし)とのことですがそもそも1試合に3回も
クロスプレー機会など起きずこんなルールでは実質2回まではブロックが可能、更に捕手を
代えればそれ以上も可能です。

同感ですね。早速、ゴールデンイーグルスの嶋がやってましたね。

せめて、判定をセーフに覆した上での警告なら、こんなことをする選手は減ると思うのですが…。

> またビデオ判定の問題が混ざることでコリジョンルール問題の本質が見えにくくなっていること
も挙げられます。別問題なのでビデオ判定についてここでは掘り下げませんが、

元々このエントリーで言いたかったのはこれです。

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