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2016年7月17日 (日)

大谷翔平よ、新・オールスター男になってくれ!

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昨日
(16)はまたも無謀にも一日に屋外球場で二試合生観戦するという暴挙に挑んだ。午前中に八王子市のダイワハウススタジアム八王子で清宮幸太郎、野村大樹が出場する早稲田実業の試合を生観戦し、夜には横浜スタジアムでマツダオールスターゲームを生観戦した。幸いにも同じ暴挙に挑んだ先週の日曜日、10日ほどに暑くはならなかったので熱中症にかからずに済んだが、いつもなら試合を見終わって帰宅してから書き始める観戦記が丸一日遅れになった。


(写真:第二戦のMVPに選ばれた大谷翔平。反撃ののろしを上げる本塁打を放つ。)



試合開始時刻の約一時間前に球場入りしたのだが、正面広場はこの熱気。
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そしてそれより驚いたのは、関内駅を降りた途端、大量に目に入ってきた「チケット、譲って下さい」とのボードを掲げる人達の多さ。コンサート会場の最寄り駅ではよく見かける光景だが、野球場の最寄り駅でこうした光景を見るのは、少なくとも敗戦処理。には記憶が無い。



裏に回ると、物まねタレントがファンとの記念撮影に応じていた。
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実は敗戦処理。もトロント・ブルージェイズのユニフォームを着た青年に声をかけられ、適当に返していたのだが、その人は川崎宗則のそっくりさんタレントで、昨日(16)初めて人前に出たそうだ。敗戦処理。の後に話しかけられた女性が記念撮影を求めたら「こちらこそありがとうございます。今日初めて活動しているので、これが初めての写真です。ありがとうございます」と逆に感激していた。う~ん今一似ていない様なニッチローと絡める日が来ることを祈る。


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球場に入ると、ちょうどホームランダービーが始まり、エルネスト・メヒアが特大の本塁打を連発してファンを喜ばせていた。メヒアが特大の一発を放り込むたびに、スコアボードの大型ビジョンに、対戦相手の筒香嘉智の焦る表情が映し出されてスタンドの笑いを取っていた。



そして、選手入場。敗戦処理。の印象では最も歓声が大きかったのは地元ベイスターズ勢ではなく、新井貴浩。整列時でのハイタッチでは宿敵金本知憲コーチにハイタッチを拒否された<苦笑>
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現役時代に「週刊ベースボール」の選手名鑑号に「趣味:新井いじり」と書いていたこの鉄人。いい大人がやることとは思えない。新井はタイガースから戦力外通告に等しい低評価をされて退団を決意したのだが、つくづく移籍して良かったと思う。なお新井さんは、八回表から一塁の守備で途中出場したのだが、同時に複数の選手交代があった中で新井さんだけが場内アナウンスで紹介されないという珍事があった。


そして全選手の入場が終わった時点でスコアボードにスターティングメンバーが紹介される。通常の試合のように一番打者から順にアナウンスされるというのはなく、一気に紹介された。
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マツダオールスターゲームなのにスコアボードの広告コピーが“FUN TO DRIVE,AGAIN.”なのは目をつぶるとして<笑>まあオールスターゲームならではの演出なのだろうが、この結果、この試合の審判員が誰なのかわからない。試合中にも紹介は無かったのではないか。スコアボードに審判団が常時表示されないスコアボードがままあるが、スコアボードも問題だし、それを考えない演出は問題だと思う。因みにご覧の通り「国歌独唱」と表示された。場内アナウンスも「国歌独唱」と言っていた。森喜朗さん、見てますか
!?


一塁側内野席に陣取った敗戦処理。だが、セ・リーグの6球団だけでなく、パ・リーグ球団のユニフォームを着たファンもいて、観客席自体がカオス<>。当然、座ったままの観戦ではなく、カープの選手の打席ではスクワット応援が自然発生。敗戦処理。もスコアブックに記録するのを断念した<>


そんな撮影困難な状況だったが、何とか要所を撮影した。


試合内容は皆さんご存じだろう。二回裏の筒香の先制弾。
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地元での本領発揮。お見事と言うしかない。この横浜スタジアムは2020年の東京五輪で野球・ソフトボールが採用された場合にメイン球場になる可能性が高いらしい。その時、四番を打つのは俺だ!というアピール弾にも思えた、と言ったら先走り過ぎだろうか<>!?中田翔も頑張れ!


筒香の本塁打を皮切りにセ・リーグが3点を挙げたが、パ・リーグも反撃開始。五回表、冒頭に掲げた大谷翔平の左中間スタンドへの本塁打で1点を返すと、続くブランドン・レアードが左中間に二塁打を放って塁上で寿司ポーズを披露。これに一塁側のセ・リーグファンも拍手を送る。こういうところもオールスターゲームならではのお祭り感覚で楽しい。


そして浅村栄斗の打席で、レフトスタンドのパ・リーグ応援団はライオンズの「チャンステーマ」の一つである清原和博のヒッティングマーチを演奏。さすがにこれには一塁側スタンドからどよめきが起きたが、敗戦処理。は「かっ飛ばせ-、キ・ヨ・ハ・ラ!」と歌った。


清原はああいうことになってしまったが、オールスターゲームに関する功績は大きいと思う。一流選手、スター選手と言われる選手の中にまれにオールスターではその片鱗すら発揮しない選手もいるが、清原は幾多の名勝負を繰り広げてきた。正真正銘の「オールスター男」だったと思う。その清原の魂が乗り移ったのか、浅村はライトスタンドに本塁打。パ・リーグは3対3の同点に追いついた。


この頃にはベイスターズラガーの連続投入でかなり酔いが回っていた。終盤の点の取り合いは記憶が分断されている。七回表に今宮健太のマウンド後方へのフライをセ・リーグの内野陣が誰も捕球出来ずに勝ち越し点が入った時には「これで決まったら今宮がMVPなのか?」と頭を抱えたが、幸いにもその裏にすぐセ・リーグが逆転。オールスターゲーム初打席となるタイガースの原口文仁が代打で登場すると、おそらく新井さんの次くらいに大きな大歓声で迎えられ、同点タイムリー二塁打を放って期待に応えた。


原口はオールスターゲームの投票用紙のマークシート欄に記載がないにもかかわらず中間発表の時点ではセ・リーグの捕手部門で得票数1位に立ったこともあった。それもそのはず今年427日に育成選手登録から支配下選手登録されて、その日に一軍登録されてその日から活躍したシンデレラボーイだからだ。


ただ、この原口を「育成選手出身の選手として」と何かにつけて語られるが、支配下選手として入団して、故障で育成選手に回されていた選手だ。かつてのジャイアンツの山口鉄也松本哲也と同じシンデレラストーリーで語るのは如何なものかと思う。またオールスターゲーム第1戦が行われた15日のCS放送、フジテレビONEの「プロ野球ニュース」でも司会の稲村亜美「阪神の原口選手は育成経験のある野手としては初のオールスター出場」と紹介されていた育成経験のある野手とは上手い言い方だが、このカテゴリーでも中村紀洋という前例があるので厳密に言えば初ではない。


そしてパ・リーグが1点ビハインドの八回表に大谷が田島慎二から同点打を放つ。
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5
5の同点となり、スタンドの興奮も最高潮に。


そして、セ・リーグの八回裏の攻撃が無得点に終わると、まだ選手交代のアナウンスが為される前からライトスタンド、一塁側スタンドはほぼ総立ち。横浜スタジアムの新名物「ヤスアキジャンプ」が繰り広げられた。スタンドの振動が凄かった。おそらくライトスタンド、一塁側だけでなく、三塁側もレフトスタンドも360度「ヤスアキジャンプ」状態だったろう。2013年のWBCで360度稲葉ジャンプ状態を体感したが、それに匹敵する揺れだった。


実は「ヤスアキジャンプ」を体感するのは敗戦処理。にとって初めてだ。
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横浜スタジアムで生観戦しても山崎康晃が登板する展開に
以下自粛。


余談だが今日(17)昼間に地震があったが、この時、前夜のヤスアキジャンプが思い出され、あのBGMが脳内リフレインされた<>


九回裏は3イニング目となる有原航平が三人で抑えて、結果、5対5の引き分けとなった。
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首位ホークスに相性の良いファイターズの有原が近年のオールスターゲームでは異例とも言える3イニング投げたことに、工藤公康監督の陰謀だと文句を言っているファイターズファンがネットで散見されたが、監督推薦を含む全出場選手が決定した後に指のマメがつぶれて投球不能になった大谷の分を有原が補填したと考えるのが普通だろう。年に一度のお祭りの余韻に浸りながら帰りの電車内でツイートをチェックしていて、こういう贔屓の引き倒し的なツイートを見るとうんざりする。


バファローズから初出場の塚原頌平が両リーグの投手を通じて唯一、二試合とも登板したが、それでも足りなかったのだ。足りなくなった原因を作った球団が補填するのは陰謀でも何でもないと思う。ただそれならば、最後の一人だけでも大谷に投げて欲しかった。それで原口にサヨナラ本塁打を打たれても敗戦処理。は文句を言わない。



オールスターゲームにファン投票で選ばれた選手は、全試合必ずどこかで試合に出なければならない。もちろん投手は一試合投げればOKなのだが、二刀流の大谷の場合、野手で(一打席ずつだけでも)二試合とも出れば問題ないだろうと敗戦処理。は考えていたが、この扱いは「特例」で他球団などの許可を取ったのだという。うーん。しかしそんな状態で、引き分け試合ながら大谷はMVPを受賞してしまうのだ。
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あと何年日本(ハム)でプレーしてくれるのかわからないが、その間だけでも「新・オールスター男」となって毎年、ファンを楽しませて欲しい!



本当に楽しかった。理屈じゃない。球場全体がお祭りなのだ。ほとんどのファンは敵味方関係なく、スター選手のパフォーマンスに酔いしれる。球場で生観戦出来ない年にはテレビ中継を生観戦するが、オールスターゲームには球場で観る独特の良さがある。この横浜スタジアムでのオールスターゲームを生観戦するのは2001年以来。この年は大阪近鉄バファローズの盛田幸妃がパ・リーグ中継ぎ投手部門のファン投票で選出されて古巣の本拠地に凱旋登板をした。


脳腫瘍から奇跡の復活を果たし、オールスターゲームという大舞台にまで帰ってきた盛田が登板し、投げ終えてマウンドを降りる盛田を三塁側のスタンドがスタンディング・オベイションで迎えた。盛田もそれに応え、ファウルラインを跨いだ辺りで帽子を取ってファンに応えていたが、三塁ベンチに入る直前に再び立ち止まって深々と頭を下げた姿が印象に残っている。この年の成績が平凡なものだっただけに、最終中間発表からの大逆転当選にはバファローズファンによる組織票疑惑も一部で囁かされたが、結果的には良かったと思う。


現行のオールスターゲームは第1戦を金曜日にドーム球場で行い、よほどのことがない限り開催し、翌土曜日に第2戦を行うというパターンが定着している。2013年を最後に、東日本大震災の被災地域での開催を打ち切ったのが残念だが、来年も土曜日に第2戦が組まれていて、QVCマリンフィールドで行われる。これは行きたい!関東5球場で、オールスターゲームを生観戦したことないのはQVCマリンフィールドだけ。来年が楽しみだ。


さて、最後になるが午前中に観戦した清宮幸太郎、野村大樹を擁する早稲田実業の試合をエントリーを分けずにざっと振り返ろう。


二回戦、三回戦とコールド勝ちで圧倒的な強さで勝ち上がった早実のこの日の対戦相手は明治大学付属明治高校。早実の英雄、王貞治が最後の三年夏の大会で甲子園出場の夢を絶たれた相手が今日の明治だったらしく、この早明戦は特別な対戦らしい。場所は10日の啓明学園戦と同じダイワハウススタジアム八王子。


清宮よりも野村を見易い一塁側に陣取ろうかと思ったが、明治側の三塁側に座った。試合開始の一時間前に着いたが、内野席はどちらも八、九割は埋まっていた。特に明治側の三塁側は球場が設定した応援席のエリアを越えて学校関係者が幅を利かせていたので敗戦処理。のように対戦相手の清宮、野村目当ての観客には肩身の狭い思いだった。スタンドでは敗戦処理。が着席した頃から明治応援団によるクイズ大会が行われた。「先日の席替えで憧れの女子と隣り合わせになり、それ以来練習にも身が入っている選手は誰?」などという野球部員のプライベートんかんする問題が相次いだ。いいのか<>!?


なおかつ、明治の攻撃時には総立ち状態。写真撮影など出来るはずもない。幸い早実の攻撃中は座っているので、逆転した直後の六回裏のKN砲の連続二塁打を撮影することには成功した。
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明治は、さすがにコールド負けしたこれまでの対戦相手とは違う。早実の先発投手は初戦と同じ一年生左腕の赤嶺大哉だったが、早々と
2点を失い、二回表途中で「背番号1」の吉村優にスイッチ。なかなかこの2点ビハインドを追いつけなかったが、勝ち越すと一気に突き放すあたりはさすがに思えた。


試合終了後、「勝ちました早稲田実業の選手はグラウンド整備を行って下さい」との場内アナウンスがあったが、早実の選手は誰一人グラウンドに出てこなかった。
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何か事情があったのかもしれないが、不可解だ。
10日の啓明学園戦の試合終了後には何人もの選手がグラウンド整備に参加していたのだが
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西東京地区の二試合を観ただけなので決めつけることは出来ないが、この勝った方の高校がグラウンド整備をするというのが決まり事であるならば、早実はいただけない。啓明戦の観戦記で書いた、清宮が球審の判定を聞く前に四球と決めつけて一塁方向に歩き出したシーンに加え、個人的には早実にネガティブなイメージが加わった



敗戦処理。も十二球団の現役監督の内、が年下になり、さすがに無茶が出来にくくなってきた。昨年までは野球観戦時の熱中症対策は気合いと試合への集中と自認してきたが、昨年鎌ケ谷の観戦仲間から窘められたこともあり、今季は水筒に1.5リットルの琵琶茶を持ち込むようにしているが、一日二試合はきつい<苦笑>ただ、昨日のこのW生観戦は、2020年東京五輪で野球が採用された場合の主役を朝と夜に観ることが出来た一日として敗戦処理。には刻まれるであろう。


で、明日(18)からリーグ戦再開!?


早いよ、もうちょっと余韻に浸らせてよ。

 

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