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2016年6月12日 (日)

“追いつかない程度の反撃”…荒れる鎌スタ。

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“追いつかない程度の反撃”。
敗戦処理。はこのフレーズが嫌いだ。ネット等ではよく使われているが、ビハインドのチームが反撃を開始し、ファンも逆転ないしは同点を期待するが、そうなる前に試合終了。まるで期待した方が悪いかのように、
今日も追いつかない程度の反撃をして、負けたと結ばれる。


今日(12)のファイターズスタジアムでのファイターズ対ライオンズ戦。最終回に2点を追ったファイターズは1点差に迫ってなお無死一、二塁と同点どころか一気に逆転サヨナラ勝ちも狙える雰囲気になったが、残念ながら及ばなかった。


1,679人のファンで埋まったスタンドからは途中、淡泊とも思える攻撃で凡退を繰り返すファイターズの選手たちに対し、かなり過激な言葉が飛び交い、ファン同士が至近距離でやり合う場面まであった。皆、いろいろとスタンスはあるだろうが、ファイターズの選手が期待に応えてくれないと言うことでイライラがたまっていたのだろう。


(写真:1点を追う九回裏一死一、三塁で空振り三振に倒れる高濱祐仁)



敗戦処理。は約
1ヶ月ぶりの鎌ケ谷生観戦だが、常連さんたちはしょっちゅう負け試合を目の当たりにしているのだから…。ファイターズは今日勝っていれば再び5位浮上となるところだったが、ライオンズとの直接対決となる三連戦に1勝2敗と負け越して5位浮上から再び遠のいた。


今年は個人的に近年まれに見る一軍生観戦の多さで、相対的にファームに足を運ぶ機会が減っている。上述の通り鎌ケ谷生観戦は約1ヶ月ぶり。というか、1ヶ月に1回のペース。ちょっとした浦島太郎状態。


ファイターズの先発は武田勝。一応スポーツ新聞などで試合結果はチェックしているのでこのところ日曜日に登板しているのは知っていた。
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試合前に鎌スタビジョンにも掲出されたが、武田勝のイースタン・リーグでの成績は11試合に登板して141セーブ、防御率4.00」。勝敗もさることながら、防御率はいただけない。


ファイターズの一軍の先発投手は揃っている様で揃っていない。加藤貴之の故障もいつ治るのかはっきりしない。調子さえ戻れば、実績のあるベテラン左腕が入り込むチャンスはある。


だが、そんな敗戦処理。の期待はあっけなく裏切られた。


一回表は9球で三人斬り。幸先良いスタートを切り、二回表も先頭の山川穂高を見逃し三振に仕留めた。順調な投球に見えた。だが続く五番の坂田遼に豪快にライトオーバーの本塁打をたたき込まれた。
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そして二死後、中田祥多にもソロ本塁打。こちらも打った瞬間にわかるレフトオーバーの一発。いきなり2点のビハインドとなった。


ライオンズの先発は鹿児島実業高から西濃運輸を経て昨秋のドラフト3位指名で入団したルーキーの野田昇吾。初めて観る投手。
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特徴のあるフォーム。今度は一塁側から撮影したい。ジャイアンツ球場で投げて欲しい。


二回裏、四球で出た高濱祐仁がボークと進塁打で三塁に進んだ一死三塁から平沼翔太が三遊間を真っ二つに破る安打で1点を返す。
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そして二死後、近藤健介荒張裕司の連続安打で同点とした。
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昨年までならアウトのタイミングだが、コリジョンルール対策で捕手のタッチが追いタッチ気味になり、球審の両手は左右に拡がった。



武田勝は四回表に山川と坂田に連続本塁打を浴び、再び2点のビハインドとなる。一緒に観戦したファイターズファンによると、山川はこの三連戦で一昨日、昨日と二日続けて場外本塁打を放っていて、今日の一発が一番飛距離の出ていない本塁打だという。それでもレフトの芝生席の先にあるネットに当たっていたが
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浦島太郎状態に近い敗戦処理。にはこういう情報は貴重だ。本当にありがたい。ライオンズの一軍では主砲・中村剛也が試合に出ていない。次節の交流戦ではDHが使えないが、山川にチャンスが来るだろうか?



武田勝は結局五回まで投げて降板。92球で、4発の被本塁打による4失点(4自責点)。被安打は7本だが、連打は山川と坂田の連続本塁打の一度だけだった。この試合だけの印象で言わせてもらえば、一軍は近くは無いと思う。


ライオンズの先発、野田も五回を投げ終えて二回裏の2失点だけで降板。六回からはどちらも継投へ。三回裏の無死二塁を逃したファイターズは淡泊な攻撃を繰り返している様に素人目にも思えた。そして、そう感じているファイターズファンも少なくなかった様で、三塁側のスタンドから過激なヤジが飛び交い始めた。


七回裏には一死一塁で打席に立った五番の横尾俊建に対し「代打!代打!」、「ゲッツーなるなよ」などと盛んに繰り返すヤジが飛んだ。たぶんこのヤジの主には横尾は併殺打が多いというイメージなのだろう。この打席では粘りながらも右邪飛に倒れた。
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横尾はここまで三振、左飛、四球、右邪飛と結果が出ない。ヤジられても仕方ない面もある。春季キャンプで頭角を現し、一軍に抜擢されたルーキーだが、一軍での数少ないチャンスを活かしきれず二軍落ちしている。


ここから先は敗戦処理。の推測だが、横尾はここまでいわゆるチーム打撃をしていない。


まだ同点だった三回裏の第二打席では無死二塁から引っ張って左飛。この打席では
10球以上を投げさせたが、中島卓也の様な意図のある粘りと言うよりはファウルにするのが精一杯という感じに思えた。これは超マイペースなのか、チーム方針で細かいサインプレーを要求しないのかのどちらかだと思う。個人的には小谷野栄一の駆け出し時代を彷彿とさせ、期待している一人なのだが、ファームと言えども結果が伴わなければヤジの標的になりかねないと言うことを糧にして成長して欲しい。


他にもネット裏やや三塁寄りでは同じ列のファイターズファン同士が口論を始める始末。この球場できついヤジが飛ぶのは日常茶飯事だが、ごく限られた人とは言え、度を超した、聞くに堪えないヤジを飛ばす人がいるのは残念ながら事実。


特に一部で評判が悪い、ネット裏に陣取るオヤジ連中のヤジだが、これらに関しては敗戦処理。は概ね苦笑しながらも微笑ましく聞いている。彼らのヤジは敵味方関係ない。彼らは目の前で起きたことに対して、良ければ誉めるし、腹が立てばヤジる。基本的にはそれだけなのだ。その選手を応援している立場のファンには間違いなく耳障りに聞こえるだろうが、贔屓の引き倒しが嫌いな敗戦処理。にとっては信賞必罰的なヤジには許容範囲が広くなる。ほとんどがまだ半人前の選手ばかりのファーム。未熟者なのだから温かく見守ろうという考えもわかるが、未熟者だからヤジられる。ヤジられたくなかったら上手くなれ!と言う考え方はあっても良いと思う。


誤解を恐れずに言えば、ヤジにも玉石混淆だ。鎌ケ谷スタジアムの歴史はヤジとともにあると言っても決して過言ではないだろう。


八回表、ファイターズの三番手、田中豊樹から坂田が3本目の本塁打。
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山川だけでなく、坂田も一軍復帰OKを思わせる豪打。「(ユニフォームを忘れて)コーチから借りたのか!」という定番のヤジを浴びる背番号88の坂田。今季こそ一軍定着化と思ったが二軍落ちして長い。


敗戦処理。の知る限り、こんなによく打つ「背番号88」は元ドラゴンズの大砲万作 以来だ。森友哉のことを「リアルドカベン」と呼ぶ人がいるが、さしずめ坂田は「リアル大砲万作」と言ったところか


それにしても、秋山翔吾、中村剛也、森友哉に続き、山川と坂田が一軍に上がったらどんな打線になるのだろうか?他にも栗山巧浅村栄斗がいるのだ。ホークス一強時代に待ったをかける打線の完成は近いか…!?


ファイターズは八回裏に平沼の右中間三塁打と清水優心の遊ゴロで1点を返し、最終回に望みをつなぐ。そして九回裏。この回から登板の岡本洋介から先頭の荒張が四球で出る。抑えの投手が先頭打者に四球を与えると何かが起きる感が強くなるが、姫野優也が中前にポテンヒットで続き、無死一、二塁で四番の石川慎吾を迎えた。仲間割れの感じすらあった三塁側スタンドにようやく一体感が出来つつあるところで四番の石川慎は一球ごとに小坂誠三塁コーチのサインを確認。
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ここでもネット裏からは「サインで縛るな。四番なんだから本人に何とかさせろ!」というヤジが飛んでいた。敗戦処理。も口にこそ出さなかったが同感だった。



結局、特に小細工などなく打ち返した石川慎の打球は投手の足下を抜けてゴロでセンター前へ。
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1点を返して4対51点差とし、なおも無死一、二塁。


それまで自由に打っていたと推測される横尾にもさすがにバントのサインが出た様だったが追い込まれると強攻策に。緩い三ゴロで一死一、三塁と変わった。そして舞踏の写真にあるように、高濱が空振り三振。宇佐美塁大が遊直であと1点及ばなかった。

12日・ファイターズスタジアム】
L 020 200 010 =5
F 020 000 011 =4

L)野田、松本、豊田、岡本篤、S岡本洋-中田
F)武田勝、白村、田中豊、金平-清水
本塁打)坂田5号ソロ(武田勝・2回)、中田1号ソロ(武田勝・2)、山川13号ソロ(武田勝・4)、坂田6号ソロ(武田勝・4回)=2打席連続。坂田7号ソロ(田中豊・8)


まさに追いつかない程度の反撃”…。だが、バラバラになりかけ、不穏な空気に覆われつつあった三塁側スタンドが応援の音頭を取るファン達を始め一つになった、意義のある反撃だったと思う。惜しむらくは土壇場の最終回でなく、もっと早いイニングからあの集中力のある反撃をしていれば、勝ちに転じていたのではないかと思えた。


今日も1,679人のファンが集まり、これでファイターズスタジアムでの主催公式戦29試合の平均入場者数は1,253人となった。29試合には土日祝日以外の平日が過半数の15試合含まれていることを考えると、これは高い数字だ。同じ62週目までの比較では2013年の1,416人から20141,315人、昨年が1,119人と減少傾向にあったが若干とはいえ持ち直している。


ネット裏から三塁ベンチ上あたりの最前列と二列目あたりの常連客による、かなりの数にわたる座席確保に眉をひそめているファンが少なくないという声も聞く。一部の球団職員が特定のお客さんとばかり話をしていて問い合わせをしにくいという意見も聞く。ファイターズスタジアムは今年で20年目ということで様々なイベントも用意されているが、古い人も新しい人も、皆で楽しめるファイターズスタジアムであって欲しい。そして選手達は、なかには目に余るものもあるとは言え、ヤジは叱咤激励の形の応援だと思い、それに応えられる選手になるように精進して欲しい。


また負けた。個人的にはビジター試合を含め、今季は05敗。次回生観戦がまだ決まっていないが、早く勝つ試合を観たい。いろいろと騒がしい約3時間40分の試合だったが、敗戦処理。にとっては常連さんからの生情報たっぷりで、楽しい生観戦ではあった。

 

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