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2016年6月11日 (土)

警視庁がジャイアンツ球場を家宅捜索!?

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というタイトルにしようと観戦前には考えていた、今日(11日)のジャイアンツと警視庁野球部のプロアマ交流試合。敗戦処理。もその恩恵を受けている警視庁の、野球部選手達の必死なプレーを間近に観て真面目な観戦記を書かなきゃいかんなという気になった。


川相昌弘が率いるジャイアンツの三軍との実力の差は歴然ながら、選手一人一人の必死さに胸を打たれた。一塁側よりも明らかに数が多い、警視庁野球部の家族、同僚らと思われる方達で埋まった三塁側のスタンドで観たからかもしれないが。



警視庁の部活動といえば柔道を真っ先に連想する。警察官にとって柔道を極めるということは、語弊があるかもしれないが「趣味と実益を兼ねている」感じがするが、野球とは意外。最初にネットのニュースでこの試合のことを知った時にはそれこそ冒頭のタイトルの様に、試合じゃ無くて
家宅捜索じゃないのか、逮捕された笠原将生を始め、失格処分を受けた投手らが賭け事をしていたのはこのジャイアンツ球場に隣接する室内練習場のロッカーだと言われているのでついに本気でガサ入れする、まるでネタじゃないかと思ったのだ。
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これは推測だが、今日はツイッターを始め、ネットでは面白おかしくこのプロアマ交流戦を
実況する輩が多数いたことだろう。ジャイアンツの選手が5つも盗塁を決めたから「警察相手に盗み放題」とか<苦笑>


先攻の警視庁野球部は一回表、二番打者の北野が四球で出て二盗を成功し、二死から四番の加登脇卓真を迎えた。
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加登脇は2006年から2008年までジャイアンツに三年間在籍した。北照高校から投手として入団して一軍には上がれなかった。辻内崇伸と同期でダイナミックなフォームで投球していた。投げる時に顔が上を向いていて「これは治されるな」と感じたことを記憶している。当時の写真を探したが見つからなかった。


加登脇はジャイアンツの先発、今季途中に育成選手契約を結んだマヌエル・ソリマンが投じた高めの吊り球に手を出して空振り三振に倒れ、警視庁野球部は先制のチャンスを逃した。


一回裏、今度はジャイアンツが警視庁野球部を攻める。


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先発の高村に対して、二番の高橋洸が遊撃内野安打で出ると、すかさず二盗、三盗を決める。上述した様に
警察官相手に盗み放題の皮切りだ。一死三塁から三番の青山誠は投ゴロ。高村は飛び出した三塁走者を三本間で挟殺しようとするが高橋洸がタッチをくぐり抜けてセーフ。野選となった。
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この一死一、三塁からアブナー・アブレイユが右犠飛を放ってジャイアンツが先制。
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たぶん勘違いしている人は極めて少ないと思うが、このアブレイユはファイターズにいたアブレイユではなく、ライオンズにいたアブレイユである。ライオンズでは育成選手契約から支配下選手登録を勝ち取ったがその
2014年に戦力外通告を受けた。


ジャイアンツは今季育成選手契約でアブレイユを獲得した。ライオンズで実績があるものの新加入で26歳を超える以外黒人選手の育成選手は3月末までに支配下選手登録されないとその年は支配下登録出来ないという規定の対象から除外されないので3月下旬に支配下登録された。
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日のジャイアンツのスターティングメンバーではこのアブレイユと「八番・捕手」の松崎啄也だけが支配下登録の選手で、他は育成選手。ただジャイアンツの育成選手の背番号は3桁ではあるものの100番台ではなく百の位が0から始まるXX”なので、「背番号110」がいないのが残念。


アブレイユは三回裏に一塁に高橋洸を置いてライトオーバーの2ランを放つ。
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ラインドライブがかかった打球で、ライトの北野外野手が一瞬捕球体勢を示して一塁走者を幻惑したが打球はネットを超えた。囮捜査失敗


このあたりから実力差が顕著に出始め、五回裏には先頭の青山の左前安打の後、アブレイユの三ゴロ(併殺取れたかも)を三塁手が捕り損ねる失策で無死一、二塁とすると、この後投手が牽制悪送球、暴投とミスが重なって2失点。
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この時点でジャイアンツは5対0とリード。


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六回裏には松崎に豪快なレフトオーバーのソロ本塁打が出て6点差に。


一方、ジャイアンツの先発、ソリマン。
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敗戦処理。は初めて生で観たが、印象で言えば、かつて在籍したウィルフィン・オビスポに似たタイプ。コントロールはかなりアバウト<>。スタンドから観ても明らかなボール球がチラホラ。バッタバッタと三振を取ると言うより、警視庁打線に当てられてはいたが、ほとんどがゴロで打球が遠くに飛ばない。7イニング、打者23人をノーヒットに抑えた。


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八回表に登板した二番手のカルロス・ペレスはいきなり先頭打者から
5球連続でボールと、ソリマンを上回るノーコンぶりで心配させたが無死一塁からは三人斬り。


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そしてその裏、ジャイアンツは増田大輝の三塁打を含む三本の安打に相手失策を絡めて
3点を追加。90とリードを拡げた。


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九回表には、まだ育成選手ながら将来の監督候補と一部で囁かれている高橋慎之介が登板。小笠原慎之介がジャイアンツでなくドラゴンズに入団したため候補としては盤石となった。



高橋慎は簡単に二死まで取ったかに思えたが、三番の吉川に四球。四番の加登脇に第四打席が回ってきた。加登脇はライトに特大のファウルを放ち、ジャイアンツファンを含め大きな拍手を受けるが結局平凡な二ゴロ。ジャイアンツは三人の投手リレーで警視庁野球部相手にノーヒットノーランで圧勝。力の差をまざまざと見せつけた。加登脇も三振、三振、三直、二ゴロと凱旋試合を飾れなかった。


11日・ジャイアンツ球場】
警 000 000 000 =0
G 102 021 03× =9
警)高村、照屋、糸井、小野-桒田
巨)ソリマン、ルイス、高橋慎-松崎、田中貴
本塁打)アブレイユ2ラン(高村・3回)、松崎ソロ(照屋・6回)


普段ジャイアンツ球場で観戦する時には一塁ベンチの上あたりに陣取る敗戦処理。だが、今日はさすがに国家権力を敵には回したくないので三塁側に陣取った。ビジターの三塁側には警視庁野球部の選手達の同僚と思われる人達と家族と思われる人達が陣取り、見た目では一塁側スタンドより埋まっていた。
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三塁側
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一塁側
今日はジャイアンツの二軍はウエスタン・リーグに所属するタイガースとの交流戦で甲子園に行っている。中には追っかけて行ったファンもいただろうが、それにいても一塁側は寂しかった。


都市対抗で東京ドームに出場するのが目標と言っている警視庁野球部だったが、今日の試合を観る限り、ジャイアンツの二軍のその下のチームにも歯が立たず、まだまだこれからという印象を受けた。ただ、一つ一つのプレーに大きな拍手で讃える三塁側のスタンドの雰囲気は東京ドームの都市対抗野球の試合に近い盛り上がり、一体感があった。


ただ敗戦処理。もジャイアンツの三軍の試合を観るのは初めて。相対的に警視庁野球部の実力を判断することは出来ない。しかし、最終回まで同じテンションで、何とかしようと必死にぶつかってくる姿勢には好感を持った。本エントリーの文章でもいささかネタに走ってはいるが、そんなことを書いたら失礼に思えるくらい真摯に野球に取り組んでいた。


ジャイアンツの三軍も独立リーグのチームとの対戦ではなかなか勝率が上がらないと聞いている。昨年限りで解雇されても不思議でなかった育成選手をおしなべて残留させ、昨秋の育成ドラフトでは一気に8人を指名してとりあえず頭数をそろえたという感じが否めない。ジャイアンツがやろうとしていることは壮大だが、まだまだ成果が上がるのは先の先なのだろう。問題はそれまで球団が方針を変えずに待てるか。もちろん何年後にはこうという目標設定は重要だが。


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プロアマ交流試合らしく、試合開始時と試合終了時にはホームベースを挟んで整列して挨拶。


そればかりか、試合後には記念撮影も行っていた。
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顔写真を撮られた。これでジャイアンツの三軍の選手達はもう悪いことは出来ない。


ジャイアンツは東京都をホームタウンにしているプロ野球チーム。東京都の安全のために日夜尽力している警視庁の野球部と親善試合をすることは意義があると思う。ジャイアンツには次は東京都庁の野球部と試合をして欲しい。今日の様にデーゲームで無く、金曜日に午後4時開始で設定すれば、舛添要一都知事も都庁から湯河原に向かう途中に顔を出してくれるかもしれない。ジャイアンツ球場のそばには知事も安心して足を伸ばして湯に浸かる事が出来る「丘の湯」もあるよ。

 

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